JIS A 6211:2020 コンクリート用収縮低減剤

JIS A 6211:2020 規格概要

この規格 A6211は、コンクリートの乾燥収縮を低減するためにコンクリートと練り混ぜて用いるコンクリート用収縮低減剤について規定。

JISA6211 規格全文情報

規格番号
JIS A6211 
規格名称
コンクリート用収縮低減剤
規格名称英語訳
Shrinkage reducing agent for concrete
制定年月日
2020年10月20日
最新改正日
2020年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.100.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2020-10-20 制定
ページ
JIS A 6211:2020 PDF [8]
                                                                                   A 6211 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 性能及び品質・・・・[2]
  •  4.1 性能・・・・[2]
  •  4.2 品質・・・・[2]
  •  5 試験方法・・・・[2]
  •  5.1 一般事項・・・・[2]
  •  5.2 モルタルの試験・・・・[2]
  •  5.3 塩化物イオン(Cl-)量の試験・・・・[4]
  •  5.4 全アルカリ量の試験・・・・[4]
  •  5.5 試験結果の表し方・・・・[4]
  •  6 検査・・・・[5]
  •  6.1 一般事項・・・・[5]
  •  6.2 形式評価試験・・・・[5]
  •  6.3 性能確認試験・・・・[5]
  •  7 表示・・・・[5]
  •  8 報告・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 6211 pdf 1] ―――――

           A 6211 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,コンクリート用化学混和剤協会(JCAA)及
び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出が
あり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 6211 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
A 6211 : 2020

コンクリート用収縮低減剤

Shrinkage reducing agent for concrete

1 適用範囲

  この規格は,コンクリートの乾燥収縮を低減するためにコンクリートと練り混ぜて用いるコンクリート
用収縮低減剤(以下,収縮低減剤という。)について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0203 コンクリート用語
JIS A 1116 フレッシュコンクリートの単位容積質量試験方法及び空気量の質量による試験方法(質量
方法)
JIS A 1129-1 モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法−第1部 : コンパレータ方法
JIS A 1129-2 モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法−第2部 : コンタクトゲージ方法
JIS A 1129-3 モルタル及びコンクリートの長さ変化測定方法−第3部 : ダイヤルゲージ方法
JIS A 1147 コンクリートの凝結時間試験方法
JIS A 5002 構造用軽量コンクリート骨材
JIS A 6204 コンクリート用化学混和剤
JIS R 5201 セメントの物理試験方法
JIS R 5210 ポルトランドセメント
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0203によるほか,次による。
3.1
収縮低減剤
コンクリートの乾燥収縮を低減する作用をもつ混和剤。
3.2
基準モルタル
収縮低減剤の性能を試験する場合に基準とする収縮低減剤を用いないモルタル。
3.3
試験モルタル
収縮低減剤の性能を試験する場合に試験の対象とする収縮低減剤を用いたモルタル。

――――― [JIS A 6211 pdf 3] ―――――

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A 6211 : 2020
3.4
形式評価試験
製品を開発した当初に性能確認として行う全項目試験。
3.5
性能確認試験
形式評価試験で確認された性能と同等の性能をもつことを定期的に確認するために,その一部項目につ
いて行う試験。

4 性能及び品質

4.1 性能

  収縮低減剤の性能は,箇条5によって試験を行ったとき,表1に適合しなければならない。
表1−収縮低減剤の性能
項目 性能
フロー値比(%) 85以上
始発 120以下
凝結時間の差(分)
終結 180以下
材齢7日 80以上
圧縮強さ比(%)
材齢28日 85以上
乾燥期間7日a) 70以下
長さ変化比(%)
乾燥期間28日a) 75以下
注a) 乾燥期間とは,5.2.4 e)に示す保存期間である。

4.2 品質

  収縮低減剤の品質は,箇条5によって試験を行ったとき,表2に適合しなければならない。
表2−収縮低減剤の品質
項目 品質
塩化物イオン(Cl−)量 質量分率 % 0.10以下
全アルカリ量 質量分率 % 1.5以下

5 試験方法

5.1 一般事項

  試験は,形式評価試験と性能確認試験とに区分し,それぞれの試験項目は,表4及び表5による。

5.2 モルタルの試験

5.2.1 試験に用いる材料
a) セメント セメントは,任意に選んだ三つの異なる生産者のJIS R 5210に規定する普通ポルトランド
セメントを等量ずつ使用する。
b) 細骨材 細骨材は,JIS R 5201に規定する標準砂を使用する。
c) 水 練混ぜに用いる水は,JIS R 5201に規定する試験用水とする。
d) 空気量調整剤 モルタルの空気量が規定の範囲を外れる場合は,製造会社の推奨する空気量調整剤を
使用する。

――――― [JIS A 6211 pdf 4] ―――――

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A 6211 : 2020
5.2.2 配合
基準モルタル及び試験モルタルの配合は,質量比でセメント1,細骨材3,水0.5とする。空気量は(7
±2)%とする。
5.2.3 練混ぜ
a) 基準モルタルの練混ぜ方法 基準モルタルの練混ぜは,JIS R 5201の規定による。
b) 試験モルタルの練混ぜ方法 試験モルタルの練混ぜは,JIS R 5201の規定による。ただし,収縮低減
剤の質量は練混ぜ水の質量の一部として扱う。収縮低減剤は,あらかじめ練混ぜ水に混入し,練混ぜ
機に投入するか,又は収縮低減剤の質量分を差し引いた練混ぜ水及び全材料を練混ぜ機に投入した後
に投入する。収縮低減剤の質量分を差し引いた練混ぜ水を使用する場合は,90秒間休止し,休止の最
初の30秒間でかき落としが終了した後に収縮低減剤を投入する。空気量調整剤は,練混ぜ水の一部と
してあらかじめ練混ぜ水に混入し練混ぜ機に投入する。
c) 練混ぜ量 練混ぜ量は表3を基準とし,試験に用いるモルタルの必要量に応じて表3の倍数を練り混
ぜる。
表3−基準モルタル及び試験モルタルの練混ぜ量
材料 材料の質量(g)
セメント 450±2
標準砂 1 350±5
水 225±1
合計質量 2 025±8
d) 練上がり温度 モルタルの練上がり温度は,20 ℃±2 ℃とする。
e) 収縮低減剤の使用量 収縮低減剤の使用量は,製造業者の指定する量とするか,又は受渡当事者間の
協議によって決定する。
5.2.4 試験方法
モルタルの試験方法は,次による。
なお,フロー,空気量,凝結時間,圧縮強さ及び長さ変化の試験のための試料の採取,並びに供試体の
作製は,温度20 ℃±2 ℃,相対湿度60 %以上に保たれた試験室内で行う。
a) フロー フロー試験は,JIS R 5201による。フロー値の測定に用いたモルタルは,その他の試験に用
いてはならない。
b) 空気量 空気量の試験は,JIS A 5002の5.12(モルタル中の細骨材の実積率)b)に規定される容器を
用い,JIS A 1116による。空気量の測定に用いたモルタルは,その他の試験に用いてはならない。
c) 凝結時間 凝結時間の試験は,JIS A 1147の箇条3(試験用装置及び器具)及び箇条5(試験方法)に
よって,温度20 ℃±2 ℃に保たれた試験室内で行い,試料については5.2.3で練り混ぜたモルタルと
する。
d) 圧縮強さ 圧縮強さ試験は,JIS R 5201による。
e) 長さ変化 長さ変化の試験は,JIS A 1129-1JIS A 1129-3のいずれかによる。ただし,供試体は,型
枠を取り外すまでは温度20 ℃±2 ℃の室内で乾燥しないように養生し,成型後,約24時間で型枠を
取り外した後,温度20 ℃±2 ℃の水中で材齢が7日になるまで養生する。基長の測定は材齢7日で行
い,供試体を水中から取り出した直後に測定する。基長測定後,温度20 ℃±2 ℃,相対湿度(60±5)%
の室内に保存し,長さ変化を測定する。供試体の数は,1種類のモルタルについて3個とし,保存期

――――― [JIS A 6211 pdf 5] ―――――

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