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JIS A 8421-2:1998 規格概要
この規格 A8421-2は、土工作業などに使用する自走式のクローラローダ及びホイールローダの仕様書の様式及び記入要領並びにその性能試験方法について規定。
JISA8421-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A8421-2
- 規格名称
- 土工機械―ローダ―第2部 : 仕様書様式及び性能試験方法
- 規格名称英語訳
- Earth-moving machinery -- Loaders -- Part 2:Standard form of specifications and testing methods
- 制定年月日
- 1998年6月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 53.100
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 土木 II 2020
- 改訂:履歴
- 1998-06-20 制定日, 2004-02-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2011-09-20 改正日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS A 8421-2:1998 PDF [54]
A 8421-2 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。これによってJIS A 8421-1994及びJIS D 6505-1995は改正され,この規格とJIS A 8421-1
に置き換えられる。
JIS A 8421-2には,次に示す附属書がある。
附属書(規定) ローダ性能試験方法
附属書2(参考) ローダの発生する周囲騒音の測定一動的試験条件
附属書2C(参考) ローダの動的試験条件
附属書2E(参考) ローダが発生する周囲騒音の測定−動的試験条件に関する指針
JIS A 8421-○は,一般名称を“土工機械−ローダ”として,次の各部によって構成する。
第1部 : 用語及び仕様項目
第2部 : 仕様書様式及び性能試験方法
第3部 : バケット定格容量
第4部 : 最大掘起し力及び持上げ力測定方法
第5部 : 定格積載質量の計算及び検証方法
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS A 8421-2 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 8421-2 : 1998
土工機械−ローダ−第2部 : 仕様書様式及び性能試験方法
Earth-moving machinery−Loaders− Part 2 : Standard form of specifications and testing methods
1. 適用範囲 この規格は,主として土工作業などに使用する自走式のクローラローダ及びホイールロー
ダ(以下,ローダという。)の仕様書の様式及び記入要領並びにその性能試験方法について規定する。
なお,性能試験方法は,附属書に規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 5005 コンクリート用砕石及び砕砂
JIS A 8303 土工機械−ホイール式機械の回転半径測定方法
JIS A 8304 建設機械用座席の振動伝達特性の試験方法
JIS A 8308 土工機械−基本的機種−用語
JIS A 8309 土工機械−けん引力測定方法
JIS A 8311 土工機械−運転席の視界測定方法とその評価基準
JIS A 8421-1 土工機械−ローダ−第1部 : 用語及び仕様項目
JIS A 8421-3 土工機械−ローダ−第3部 : バケットの定格容量
JIS A 8421-4 土工機械−ローダ−第4部 : 最大掘起し力及び持上げ力測定方法
JIS A 8421-5 土工機械−ローダ−第5部 : 定格積載質量の計算と検証方法
JIS A 8915 土工機械の重心位置測定方法
JIS B 7505 ブルドン管圧力計
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7510 精密水準器
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS C 1502 普通騒音計
JIS C 1505 精密騒音計
JIS D 0006 建設機械用ディーゼルエンジンの仕様書様式及び性能試験方法
JIS D 1001 自動車用エンジン出力試験方法
JIS D 1007 建設機械及び産業車両用流体トルクコンバータ性能試験方法
JIS D 5301 自動車用鉛蓄電池
――――― [JIS A 8421-2 pdf 2] ―――――
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A 8421-2 : 1998
JIS D 8201 自動車用タイヤゲージ
JIS K 2202 自動車ガソリン
JIS K 2204 軽油
JIS Z 8704 温度測定方法−電気的方法
JIS Z 8705 ガラス製温度計による温度測定方法
JIS Z 8731 騒音レベル測定方法
ISO 3744 : 1994 Acoustics−Determination of sound power levels of noise sources using sound pressure−
Engineering method in an essentially free field over a reflecting plane
3. 仕様書の様式 仕様書の様式は,付表1による。ただし,目的に応じて追加又は省略することができ
る。
4. 仕様書記入要領 仕様書の記入順序及び記入要領は,次による。
4.1 車両形式名称 ローダの呼び方に用い,製造業者名略称,呼び名,車両名称の順序に記入する。
4.2 製造業者名 製造業者名を記入する。
4.3 性能 性能は,次の項目について記入する。
4.3.1 バケット形式 標準バケット,ロックバケットなどの別を記入する。
4.3.2 バケット定格容量 JIS A 8421-3によって測定した山積容量を記入する。
4.3.3 転倒荷重/転倒負荷質量 良好な平たん路面上で,最前方に位置したバケットを最後傾した状態で,
バケットの規定重心位置に荷重を加えて,ホイール式では後車輪が路面から離れるとき,クローラ式では
最前部下部ローラがクローラから離れるときの最小荷重/最小負荷質量を記入する。ただし,ホイール式
でアーティキュレート式の場合には,左右最大かじ取り時のいずれか最小値とする。
4.3.4 定格積載質量 安全でしかも能率的な作業を行うことができるバケット積載質量を記入する。ただ
し,ホイール式では転倒負荷質量の50%以下,クローラ式では転倒負荷質量の35%以下とする(JIS A 8421-5
参照)。
4.3.5 最大掘起し力 バケットのカッティングエッジの底面を地上水平に置き,バケットシリンダ及びリ
フトシリンダをそれぞれ単独に操作したとき,カッティングエッジ前端から後方100mmの位置に働く最
大垂直上向きの作動力を記入する。
4.3.6 上昇時間(負荷時) バケットの規定重心位置に定格積載質量を積載し,地上から最高位置まで上
昇するのに要する最小の時間を記入する。ただし,バケットは最大後傾の状態とする。
4.3.7 下降時間 空荷バケットを最高位置から地上まで下降するのに要する最小の時間を記入する。ただ
し,バケットは地上水平の状態とする。
4.3.8 バケット前傾時間 空荷バケットを最高位置において,最後傾位置から最前傾位置まで移動させる
のに要する最小の時間を記入する。
4.3.9 走行速度 バケット空荷状態で,堅い地面上を前進及び後進するときの各速度段における最高速度
を記入する。
4.3.10 最大けん引力 良好な土地条件において,車両の出し得る最大のけん引力を記入する。ただし,バ
ケットには定格積載質量を積載する。
4.3.11 登坂能力 登坂可能な最大傾斜角度を記入する。
――――― [JIS A 8421-2 pdf 3] ―――――
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A 8421-2 : 1998
4.3.12 最小回転半径 ホイール式の場合は前進回転時において,十分に低い速度,最大かじ取り角で回転
したときの,車体最外側部,走行姿勢(バケットを最後傾し,バケットの最低部が車体の最低地上高さま
で上昇した状態)におけるバケットの最外側部,最外輪中心,車体の最内側部の回転半径を記入する。ス
キッドステアリング式では,車体最外側部,運行姿勢におけるバケットの最外側部の回転半径を記入する。
クローラ式の場合は,最小の回転を行ったときのクローラ接地面軌跡の最外部,走行姿勢におけるバケ
ットの最外側部の回転半径を記入する。ただし,バケットを最後傾した状態で,バケットの最低部がロー
ダの最低地上高さまで上昇した状態をいう。
4.4 寸法 寸法は,次の項目について記入する。
4.4.1 全長 バケット底面を水平とし,地面に降ろした状態におけるローダの最大長さを記入する。つめ
無しとつめ付きの場合について記入する。
4.4.2 全幅(車体) バケットを除いたローダの最大値を記入する。
4.4.3 バケット幅 バケットの最大外側幅を記入する。
4.4.4 全高(バケット地上) バケットを地上に降ろしたときのローダ最高部の高さを記入し,その部位
を併記する。
ただし,クローラ式ではグローサの高さを含む。
4.4.5 全高(バケット最高位置) バケットを最高に上げ,最後傾から最前傾させたときに生じるローダ
最高部の高さを記入する。ただし,クローラ式ではグローサの高さを含む。
4.4.6 軸距 前後車軸間の水平中心距離を記入する(ホイール式だけ)。
4.4.7 軸距(前輪) 前車輪の左右タイヤの接地面での中心距離を記入する。複輪の場合は,左右内外輪
の各中心間の距離とする(ホイール式だけ)。
4.4.8 輪距(後輪) 後車輪の左右タイヤの接地面での中心距離を記入する。複輪の場合は,左右内外輪
の各中心間の距離とする(ホイール式だけ)。
4.4.9 接地長さ 規定数のシューからなるクローラを装着したときの起動輪及び遊動輪の中心間の水平
距離を記入する(クローラ式だけ)。
4.4.10 クローラ中心距離 左右クローラの中心間の距離を記入する(クローラ式だけ)。
4.4.11 シュー幅 (クローラ式だけ)
4.4.12 接地面積 接地長さとシュー幅の積の2倍を記入する(クローラ式だけ)。
4.4.13 最低地上高さ バケットを上昇した場合のローダのほぼ中心線付近における最低部の地表面から
の高さを記入し,その箇所を付記する。ただし,クローラ式では,グローサの高さは含まない。
4.4.14 バケットヒンジピン最大高さ バケットを最高に上げた場合のヒンジピンの地表面からの高さを
記入する。
ただし,クローラ式では,グローサの高さは含まない。
4.4.15 タンピングクリアランス(45 前傾) バケットを最高に上げ,45 前傾したときのバケット先端の
地表面からの高さを記入する。ただし,クローラ式では,グローサの高さは含まない。つめ無しとつめ付
きの場合について記入する。
4.4.16 ダンピングリーチ(45 前傾) バケットを最高に上げ,45 前傾したときのバケット先端の車体最
前部(タイヤを含む。)からの水平距離を記入する。
つめ無しとつめ付きの場合について記入する。
4.4.17 バケット後傾角(地上) バケット底面を地上水平位置から最後傾したときのバケット底面の水平
面とのなす角を記入する。
――――― [JIS A 8421-2 pdf 4] ―――――
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A 8421-2 : 1998
4.4.18 バケット前傾角(最高位置) バケットを最高に上げ,最前傾したときのバケット底面の水平面と
のなす角を記入する。
4.4.19 最大掘削深さ バケットを最低に下げ,底面を水平にしたときのバケット先端底面の地表面までの
距離を記入する。ただし,クローラ式では,グローサの高さは含まない。
4.5 質量及び質量配分 質量及び質量配分は,次の項目について記入する。
4.5.1 機械総質量 運転質量に定格(山積)容量分の質量[定格(山積)容量に土砂の密度として1.6t/m3
を乗じて得る質量]を加えた総質量。
4.5.2 運転質量 JIS A 8421-1の4.3.1の値を記入する。
4.5.3 機械質量 運転質量から乗車定員を除いた質量。
4.5.4 出荷質量 JIS A 8421-1の4.3.2の値を記入する。
4.5.5 質量配分 機械総質量及び機械質量の状態で,前輪及び後輪に配分される質量を記入する(ホイー
ル式だけ)。
4.6 エンジン エンジンは,次の項目について記入する。
4.6.1 名称 製造業者名略称,呼び名,種類の順序に記入する。
なお,ローダに対する搭載位置を付記する。
4.6.2 形式 サイクル,冷却方式,シリンダ配置,燃焼室形式,過給方式などの順序に記入する。
4.6.3 シリンダ数−内径×行程 ミリメートル (mm) の単位で記入する。
4.6.4 総行程容積 単位はリットル (l) とし,0.01の位まで記入する。
4.6.5 性能 ローダに装着する状態での性能をいう。
a) 定格回転速度 毎分回転数 (min-1) の単位で記入する。
b) 定格出力 定格回転速度における出力 (kW) を記入する。
c) 最大トルク ニュートンメートル (N・m) の単位で記入し,そのときの回転速度を付記する。
d) 燃料消費率 定格出力における燃料消費率 (g/kW・h) を記入する。
4.6.6 燃料系統
a) 燃料 JIS K 2202,JIS K 2204などによる種類を記入する。
b) 調速機 遠心式・空気式・油圧式などの別,オールスピード式・最高最低式などの別を記入する。
4.6.7 潤滑系統
a) 潤滑方式 はねかけ式・ポンプ圧送式などの別を記入する。
b) ろ過方式 フルフロー式・バイパス式などの別を記入する。
c) 冷却方式 空冷式・水冷式などの別を記入する。
4.6.8 空気清浄器 遠心式・油槽式・ろ紙式などの別を記入する。
4.6.9 冷却形式 ファンの吸込み式・押出し式の別,放熱器の加圧式・開放式の別などを記入する。
4.6.10 充電発電機 直流・交流の別,電圧及び出力を記入する。
4.6.11 始動方式 始動電動機・始動エンジンの別を記入する。
a) 始動電動機 電圧,出力を記入する。
b) 始動エンジン 名称,形式,最大出力とその回転速度などを記入する。
4.6.12 蓄電池 JIS D 5301などによる種類,電圧,容量及び個数を記入する。
4.7 伝動系統 伝動順序に従い,その装置について記入する。
4.7.1 伝動方式 機械式又は油圧式の別を記入する。
――――― [JIS A 8421-2 pdf 5] ―――――
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JIS A 8421-2:1998の国際規格 ICS 分類一覧
JIS A 8421-2:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA5005:2009
- コンクリート用砕石及び砕砂
- JISA5005:2020
- コンクリート用砕石及び砕砂
- JISA8303:1998
- 土工機械―ホイール式機械の回転半径測定方法
- JISA8304:2001
- 土工機械―運転員の座席の振動評価試験
- JISA8308:2003
- 土工機械―基本機種―用語
- JISA8309:1993
- 土工機械―けん引力測定方法
- JISA8311:2018
- 土工機械―運転員の視野―測定方法及び性能基準
- JISA8421-1:1998
- 土工機械―ローダ―第1部:用語及び仕様項目
- JISA8421-3:1998
- 土工機械―ローダ―第3部:バケット定格容量
- JISA8421-4:1998
- 土工機械―ローダ―第4部:最大掘起し力及び持上げ力測定方法
- JISA8421-5:1998
- 土工機械―ローダ―第5部:定格積載質量の計算及び検証方法
- JISA8915:1995
- 土工機械の重心位置測定方法
- JISB7505:1999
- ブルドン管圧力計
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7510:1993
- 精密水準器
- JISB7512:2018
- 鋼製巻尺
- JISB7516:2005
- 金属製直尺
- JISC1502:1990
- 普通騒音計
- JISC1505:1988
- 精密騒音計
- JISD0006:1994
- 建設機械用ディーゼルエンジンの仕様書様式及び性能試験方法
- JISD1001:1993
- 自動車用エンジン出力試験方法
- JISD1007:1995
- 建設機械及び産業車両用流体トルクコンバータ性能試験方法
- JISD5301:2019
- 始動用鉛蓄電池
- JISD8201:1994
- 自動車用タイヤゲージ
- JISK2202:2012
- 自動車ガソリン
- JISK2204:2007
- 軽油
- JISZ8704:1993
- 温度測定方法―電気的方法
- JISZ8705:1992
- ガラス製温度計による温度測定方法
- JISZ8731:2019
- 環境騒音の表示・測定方法