JIS A 8421-2:1998 土工機械―ローダ―第2部:仕様書様式及び性能試験方法

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JIS A 8421-2:1998 規格概要

この規格 A8421-2は、土工作業などに使用する自走式のクローラローダ及びホイールローダの仕様書の様式及び記入要領並びにその性能試験方法について規定。

JISA8421-2 規格全文情報

規格番号
JIS A8421-2 
規格名称
土工機械―ローダ―第2部 : 仕様書様式及び性能試験方法
規格名称英語訳
Earth-moving machinery -- Loaders -- Part 2:Standard form of specifications and testing methods
制定年月日
1998年6月20日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

53.100
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
土木 II 2020
改訂:履歴
1998-06-20 制定日, 2004-02-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2011-09-20 改正日, 2016-10-20 確認
A 8421-2 : 1998

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。これによってJIS A 8421-1994及びJIS D 6505-1995は改正され,この規格とJIS A 8421-1
に置き換えられる。
  JIS A 8421-2には,次に示す附属書がある。
    附属書(規定) ローダ性能試験方法
    附属書2(参考) ローダの発生する周囲騒音の測定一動的試験条件
    附属書2C(参考) ローダの動的試験条件
    附属書2E(参考) ローダが発生する周囲騒音の測定−動的試験条件に関する指針
  JIS A 8421-○は,一般名称を“土工機械−ローダ”として,次の各部によって構成する。
  第1部 :  用語及び仕様項目
  第2部 :  仕様書様式及び性能試験方法
  第3部 :  バケット定格容量
  第4部 :  最大掘起し力及び持上げ力測定方法
  第5部 :  定格積載質量の計算及び検証方法
  この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

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                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
                                                                         A 8421-2 : 1998

土工機械−ローダ−第2部 : 仕様書様式及び性能試験方法

Earth-moving machinery−Loaders− Part 2 : Standard form of specifications and testing methods

1. 適用範囲 この規格は,主として土工作業などに使用する自走式のクローラローダ及びホイールロー
ダ(以下,ローダという。)の仕様書の様式及び記入要領並びにその性能試験方法について規定する。
  なお,性能試験方法は,附属書に規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
    JIS A 5005 コンクリート用砕石及び砕砂
    JIS A 8303 土工機械−ホイール式機械の回転半径測定方法
    JIS A 8304 建設機械用座席の振動伝達特性の試験方法
    JIS A 8308 土工機械−基本的機種−用語
    JIS A 8309 土工機械−けん引力測定方法
    JIS A 8311 土工機械−運転席の視界測定方法とその評価基準
    JIS A 8421-1 土工機械−ローダ−第1部 : 用語及び仕様項目
    JIS A 8421-3 土工機械−ローダ−第3部 : バケットの定格容量
    JIS A 8421-4 土工機械−ローダ−第4部 : 最大掘起し力及び持上げ力測定方法
    JIS A 8421-5 土工機械−ローダ−第5部 : 定格積載質量の計算と検証方法
    JIS A 8915 土工機械の重心位置測定方法
    JIS B 7505 ブルドン管圧力計
    JIS B 7507 ノギス
    JIS B 7510 精密水準器
    JIS B 7512 鋼製巻尺
    JIS B 7516 金属製直尺
    JIS C 1502 普通騒音計
    JIS C 1505 精密騒音計
    JIS D 0006 建設機械用ディーゼルエンジンの仕様書様式及び性能試験方法
    JIS D 1001 自動車用エンジン出力試験方法
    JIS D 1007 建設機械及び産業車両用流体トルクコンバータ性能試験方法
    JIS D 5301 自動車用鉛蓄電池

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A 8421-2 : 1998
    JIS D 8201 自動車用タイヤゲージ
    JIS K 2202 自動車ガソリン
    JIS K 2204 軽油
    JIS Z 8704 温度測定方法−電気的方法
    JIS Z 8705 ガラス製温度計による温度測定方法
    JIS Z 8731 騒音レベル測定方法
    ISO 3744 : 1994 Acoustics−Determination of sound power levels of noise sources using sound pressure−
        Engineering method in an essentially free field over a reflecting plane
3. 仕様書の様式 仕様書の様式は,付表1による。ただし,目的に応じて追加又は省略することができ
る。
4. 仕様書記入要領 仕様書の記入順序及び記入要領は,次による。
4.1   車両形式名称 ローダの呼び方に用い,製造業者名略称,呼び名,車両名称の順序に記入する。
4.2   製造業者名 製造業者名を記入する。
4.3   性能 性能は,次の項目について記入する。
4.3.1  バケット形式 標準バケット,ロックバケットなどの別を記入する。
4.3.2  バケット定格容量 JIS A 8421-3によって測定した山積容量を記入する。
4.3.3 転倒荷重/転倒負荷質量 良好な平たん路面上で,最前方に位置したバケットを最後傾した状態で,
バケットの規定重心位置に荷重を加えて,ホイール式では後車輪が路面から離れるとき,クローラ式では
最前部下部ローラがクローラから離れるときの最小荷重/最小負荷質量を記入する。ただし,ホイール式
でアーティキュレート式の場合には,左右最大かじ取り時のいずれか最小値とする。
4.3.4  定格積載質量 安全でしかも能率的な作業を行うことができるバケット積載質量を記入する。ただ
し,ホイール式では転倒負荷質量の50%以下,クローラ式では転倒負荷質量の35%以下とする(JIS A 8421-5
参照)。
4.3.5  最大掘起し力 バケットのカッティングエッジの底面を地上水平に置き,バケットシリンダ及びリ
フトシリンダをそれぞれ単独に操作したとき,カッティングエッジ前端から後方100mmの位置に働く最
大垂直上向きの作動力を記入する。
4.3.6  上昇時間(負荷時) バケットの規定重心位置に定格積載質量を積載し,地上から最高位置まで上
昇するのに要する最小の時間を記入する。ただし,バケットは最大後傾の状態とする。
4.3.7  下降時間 空荷バケットを最高位置から地上まで下降するのに要する最小の時間を記入する。ただ
し,バケットは地上水平の状態とする。
4.3.8  バケット前傾時間 空荷バケットを最高位置において,最後傾位置から最前傾位置まで移動させる
のに要する最小の時間を記入する。
4.3.9  走行速度 バケット空荷状態で,堅い地面上を前進及び後進するときの各速度段における最高速度
を記入する。
4.3.10 最大けん引力 良好な土地条件において,車両の出し得る最大のけん引力を記入する。ただし,バ
ケットには定格積載質量を積載する。
4.3.11 登坂能力 登坂可能な最大傾斜角度を記入する。

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4.3.12 最小回転半径 ホイール式の場合は前進回転時において,十分に低い速度,最大かじ取り角で回転
したときの,車体最外側部,走行姿勢(バケットを最後傾し,バケットの最低部が車体の最低地上高さま
で上昇した状態)におけるバケットの最外側部,最外輪中心,車体の最内側部の回転半径を記入する。ス
キッドステアリング式では,車体最外側部,運行姿勢におけるバケットの最外側部の回転半径を記入する。
  クローラ式の場合は,最小の回転を行ったときのクローラ接地面軌跡の最外部,走行姿勢におけるバケ
ットの最外側部の回転半径を記入する。ただし,バケットを最後傾した状態で,バケットの最低部がロー
ダの最低地上高さまで上昇した状態をいう。
4.4   寸法 寸法は,次の項目について記入する。
4.4.1  全長 バケット底面を水平とし,地面に降ろした状態におけるローダの最大長さを記入する。つめ
無しとつめ付きの場合について記入する。
4.4.2  全幅(車体) バケットを除いたローダの最大値を記入する。
4.4.3  バケット幅 バケットの最大外側幅を記入する。
4.4.4  全高(バケット地上) バケットを地上に降ろしたときのローダ最高部の高さを記入し,その部位
を併記する。
  ただし,クローラ式ではグローサの高さを含む。
4.4.5  全高(バケット最高位置) バケットを最高に上げ,最後傾から最前傾させたときに生じるローダ
最高部の高さを記入する。ただし,クローラ式ではグローサの高さを含む。
4.4.6  軸距 前後車軸間の水平中心距離を記入する(ホイール式だけ)。
4.4.7  軸距(前輪) 前車輪の左右タイヤの接地面での中心距離を記入する。複輪の場合は,左右内外輪
の各中心間の距離とする(ホイール式だけ)。
4.4.8  輪距(後輪) 後車輪の左右タイヤの接地面での中心距離を記入する。複輪の場合は,左右内外輪
の各中心間の距離とする(ホイール式だけ)。
4.4.9  接地長さ 規定数のシューからなるクローラを装着したときの起動輪及び遊動輪の中心間の水平
距離を記入する(クローラ式だけ)。
4.4.10 クローラ中心距離 左右クローラの中心間の距離を記入する(クローラ式だけ)。
4.4.11 シュー幅 (クローラ式だけ)
4.4.12 接地面積 接地長さとシュー幅の積の2倍を記入する(クローラ式だけ)。
4.4.13 最低地上高さ バケットを上昇した場合のローダのほぼ中心線付近における最低部の地表面から
の高さを記入し,その箇所を付記する。ただし,クローラ式では,グローサの高さは含まない。
4.4.14 バケットヒンジピン最大高さ バケットを最高に上げた場合のヒンジピンの地表面からの高さを
記入する。
  ただし,クローラ式では,グローサの高さは含まない。
4.4.15 タンピングクリアランス(45  前傾) バケットを最高に上げ,45     前傾したときのバケット先端の
地表面からの高さを記入する。ただし,クローラ式では,グローサの高さは含まない。つめ無しとつめ付
きの場合について記入する。
4.4.16 ダンピングリーチ(45  前傾) バケットを最高に上げ,45     前傾したときのバケット先端の車体最
前部(タイヤを含む。)からの水平距離を記入する。
  つめ無しとつめ付きの場合について記入する。
4.4.17 バケット後傾角(地上) バケット底面を地上水平位置から最後傾したときのバケット底面の水平
面とのなす角を記入する。

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A 8421-2 : 1998
4.4.18 バケット前傾角(最高位置) バケットを最高に上げ,最前傾したときのバケット底面の水平面と
のなす角を記入する。
4.4.19 最大掘削深さ バケットを最低に下げ,底面を水平にしたときのバケット先端底面の地表面までの
距離を記入する。ただし,クローラ式では,グローサの高さは含まない。
4.5   質量及び質量配分 質量及び質量配分は,次の項目について記入する。
4.5.1  機械総質量 運転質量に定格(山積)容量分の質量[定格(山積)容量に土砂の密度として1.6t/m3
を乗じて得る質量]を加えた総質量。
4.5.2  運転質量 JIS A 8421-1の4.3.1の値を記入する。
4.5.3  機械質量 運転質量から乗車定員を除いた質量。
4.5.4 出荷質量 JIS A 8421-1の4.3.2の値を記入する。
4.5.5  質量配分 機械総質量及び機械質量の状態で,前輪及び後輪に配分される質量を記入する(ホイー
ル式だけ)。
4.6   エンジン エンジンは,次の項目について記入する。
4.6.1  名称 製造業者名略称,呼び名,種類の順序に記入する。
  なお,ローダに対する搭載位置を付記する。
4.6.2  形式 サイクル,冷却方式,シリンダ配置,燃焼室形式,過給方式などの順序に記入する。
4.6.3  シリンダ数−内径×行程 ミリメートル (mm) の単位で記入する。
4.6.4  総行程容積 単位はリットル (l) とし,0.01の位まで記入する。
4.6.5  性能 ローダに装着する状態での性能をいう。
a) 定格回転速度 毎分回転数 (min-1) の単位で記入する。
b) 定格出力 定格回転速度における出力 (kW) を記入する。
c) 最大トルク ニュートンメートル (N・m) の単位で記入し,そのときの回転速度を付記する。
d) 燃料消費率 定格出力における燃料消費率 (g/kW・h) を記入する。
4.6.6  燃料系統
a) 燃料 JIS K 2202,JIS K 2204などによる種類を記入する。
b) 調速機 遠心式・空気式・油圧式などの別,オールスピード式・最高最低式などの別を記入する。
4.6.7  潤滑系統
a) 潤滑方式 はねかけ式・ポンプ圧送式などの別を記入する。
b) ろ過方式 フルフロー式・バイパス式などの別を記入する。
c) 冷却方式 空冷式・水冷式などの別を記入する。
4.6.8  空気清浄器 遠心式・油槽式・ろ紙式などの別を記入する。
4.6.9  冷却形式 ファンの吸込み式・押出し式の別,放熱器の加圧式・開放式の別などを記入する。
4.6.10 充電発電機 直流・交流の別,電圧及び出力を記入する。
4.6.11 始動方式 始動電動機・始動エンジンの別を記入する。
a) 始動電動機 電圧,出力を記入する。
b) 始動エンジン 名称,形式,最大出力とその回転速度などを記入する。
4.6.12 蓄電池 JIS D 5301などによる種類,電圧,容量及び個数を記入する。
4.7   伝動系統 伝動順序に従い,その装置について記入する。
4.7.1  伝動方式 機械式又は油圧式の別を記入する。

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4.7.2  主クラッチ 乾式・湿式の別,単板・複板の別,作動形式(オーバセンタ式・スプリング式などの
別)を記入し,ブレーキの有無,操作形式(手動式・足踏み式の別,ブースタ形式)などを付記する。
4.7.3  トルクコンバータ
a) 名称 製造業者名又はその略称及び呼び名を記入する。
b) 形式 要素数,段数,相数などを記入する。
c) ストールトルク比
d) 作動油 名称,記号などを記入し,冷却方式を付記する。
4.7.4  変速機
a) 形式 歯車式・ベルト式などの別,変速方式(滑りかみ合い式・常時かみ合い式・等速かみ合い式・
    プラネタリ式などの別)及び操作形式(手動式・油圧作動式・電気作動式などの別)を記入し,潤滑
    方式(はねかけ式・ポンプ圧送などの別)を付記する。
b) 変速段数 前進,後進の各速度段数を記入する。
4.7.5  油圧駆動装置
a) ポンプ ポンプは,名称,形式,容量及び個数とし,次の事項を記入する。
  1) 名称 製造業者名又はその略称及び呼び名。
  2) 形式 歯車式・ピストン式・ベーン式などの別及び固定式・可変式の別。
  3) 容量及び個数 1回転当たりの理論最大吐出し量及び個数。
b) モータ モータは,名称,形式,容量及び個数とし,次の事項を記入する。
  1) 名称 製造業者名又はその略称及び呼び名。
  2) 形式 歯車式・ピストン式・ベーン式などの別及び固定式・可変式の別。
  3) 容量及び個数 1回転当たりの理論最大押しのけ容積及び個数。
c) 設定圧 リリーフバルブの設定圧を記入する。
4.7.6  変速機及び差動機 歯車式・チェーンスプロケット式などの別,歯車形式,段数などを記入し,潤
滑方式(はねかけ式・ポンプ圧送式などの別)を付記する(ホイール式だけ)。
  なお,差動止めのあるものは,その形式を記入する。
4.7.7  横軸減速機 歯車形式,段数などを記入し,潤滑方式(はねかけ式・ポンプ圧送式などの別)を付
記する(クローラ式だけ)。
4.7.8  操向装置(クローラ式及びスキッドステアリング式)
a) 形式 操向クラッチ式・プラネタリ式・デファレンシャル式の別,左右独立駆動式などの別を記入す
    る。
      なお,左右逆転が可能な場合は,その旨を記入する。
b) 操向クラッチ 乾式・湿式の別,単板・複板の別,作動形式(スプリング式・油圧式などの別)を記
    入し,操作形式(手動式・足踏み式の別,ブースタ形式など)を付記する。
c) 操向ブレーキ 構造(乾式・湿式の別,バンド式・多板式などの別),作動形式(油圧式・機械式など
    の別)を記入し,操作形式(手動式・足踏み式の別,クラッチ連動の有無,ブースタ形式など)を付
    記する。ただし,b),c)については,操向クラッチ式以外の場合にはこれに準じて記入する。
4.7.9  終減速機 歯車式・チェーンスプロケット式などの別,歯車形式,段数などを記入し,潤滑方式(は
ねかけ式・ポンプ圧送式などの別)を付記する。
4.8   車軸及び車輪 車軸及び車輪は,次の項目について記入する(ホイール式だけ)。
4.8.1  駆動形式 前輪駆動・後輪駆動・全輪駆動の別を記入する。

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4.8.2  前車軸 懸架方式及び構造形式を記入する。
4.8.3  前車輪 車輪数,タイヤサイズ及び標準空気圧を記入する。
4.8.4  前車輪リム 呼びを記入する。
4.8.5  後車軸 懸架方式及び構造形式を記入する。
4.8.6  後車輪 車輪数,タイヤサイズ及び標準空気圧を記入する。
4.8.7  後車輪リム 呼びを記入する。
4.9   ブレーキ装置 ブレーキ装置は,次の項目について記入する。
4.9.1  走行ブレーキ 形式(ホイール式は,前輪制動・後輪制動・前後輪制動の別及び倍力装置の有無),
構造(内拡式ドラム・外部収縮式ドラム又はバンドディスク式の別,単板・複板及び湿式・乾式の別),作
動形式(真空油圧式・空気式・空気油圧式・機械式の別)及び操作形式(手動式・足踏み式などの別)を
記入する。ただし,兼用の場合はその旨を記入する。
4.9.2  駐車ブレーキ 形式(前輪制動・推進軸制動などの別),構造(内拡式ドラム・外部収縮式ドラム
又はバンドディスク式の別,単板・複板・多板及び湿式・乾式の別)及び操作形式を記入する。ただし,
兼用の場合はその旨を記入する。
4.9.3  非常ブレーキ 形式,構造,作動形式及び操作形式を記入する。ただし,兼用の場合はその旨を記
入する。
4.10 かじ取り装置 かじ取り装置は,次の項目について記入する(ホイール式だけ。ただし,スキッド
ステアリング式は除く。)。
4.10.1 形式 前輪かじ取り式・後輪かじ乗り式・全輪かじ取り式・アーティキュレート式などの別を記入
する。
4.10.2 構造 機械式・パワーステアリング・ブースタ付きなどの別を記入する。パワーステアリングの場
合,フォローアップリンケージ式・全油圧式などの別を記入する。
  また,アーティキュレート式については,左右屈折角・シリンダ数などを記入する。
4.10.3 非常かじ取り装置 形式,構造などを記入する。
4.11 足回り装置 足回り装置は,次の項目について記入する(クローラ式だけ)。
4.11.1 懸架方式 リジッド式・イコライザスプリング式・イコライザバー式(ゴムパッドなどのあるもの
は付記)などの別を記入する。
4.11.2 ローラ及び遊動輪
a) シール方式 ベローズシール・フローティングシールなどの別を記入する。
b) 上部ローラの数 片側の数を記入する。
c) 下部ローラの数 片側の数を記入する。
4.11.3 起動輪 起動輪は,組立式(リム式,セグメント式など)・一体式などの別を記入する。
4.11.4 クローラ
a) 調整方式 ねじ式・グリース調整式の別を記入する。
b) 形式 組立式・一体式の別及びシューの形式(シングルグローサ,ダブルグローサ,フラット,三角
    など),素材の別(鉄クローラ,ゴムクローラ,鉄リンクゴムパッドなど)を記入する。
c) グローサの高さ シューの接地面からの高さを記入する。
d) シューの枚数 片側の枚数を記入する。
e) ピッチ ピン中心間の距離を記入する。
f)  シュー幅 製造業者が製作している標準,最大及び最小幅を記入する。

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4.12 操縦装置 操縦装置は,次の項目について記入する。
4.12.1 運転席 運転席の位置及び形式(キャブ・キャノピ・ROPS・FOPSなどの別)を記入する。
4.12.2 座席 形式(固定式・サスペンション式などの別)を記入し,各種調整機構付きの場合は,その方
式(前後,上下など)を付記する。
4.12.3 操作レバー及びペダル類 操向ハンドル,操作レバー及びペダル類の名称と数を記入する。各種調
整機構付きの場合は,その方式(内容)を付記する。
4.12.4 計器類 名称,電圧,容量及び数を記入する。
4.12.5 照明装置 名称,電圧,容量及び数を記入する。
4.12.6 その他 運転に必要な警報器,後写鏡などの名称と数を記入する。
4.13 作業装置 作業装置は,次の項目について記入する。
4.13.1 リンク形式 リンクの形式を記入する。
4.13.2 バケット刃先形状 つめ付きなどのものは,その旨を記入する。
4.13.3 自動調整機構 バケット掘削角自動調整機構付きの場合はその形式(機械式・電気式・油圧式など
の別),及びバケット上昇位置自動調整機構付きの場合はその形式(機械式・電気式・油圧式などの別)を
付記する。
4.14 けん引装置 構造形式(ピン式,かぎ式,自動式及び固定式,スイング式など)及びけん引具中心
の地面からの高さを記入する。ただし,クローラ式ではグローサの高さは含まない。
4.15 動力取出軸の位置 車体に対して,前・後・左・右の位置を記入する。
4.16 油圧装置 油圧装置は,次の項目について記入する。
4.16.1 リフトシリンダ 構造形式(ラム式・ピストン式及び単動・複動の別)及び本数,内径,行程を記
入する。
4.16.2 チルトシリンダ 構造形式(ラム式・ピストン式及び単動・複動の別)及び本数,内径,行程を記
入する。
4.16.3 油圧ポンプ 構造形式及び吐出し量を記入し,その回転速度と圧力を併記する。
4.16.4 油圧モータ 構造形式及び出力を記入する。
4.16.5 操作弁 構造形式及び操作方法を記入し,リリーフ弁のあるものは,その設定圧を併記する。
4.17 水・油類の種類及び容量 複数装置で併用する場合は,その合計規定量を主油タンクをもつ装置の
欄に記入し,その各装置名を付記する。
a) 冷却水 放熱器,エンジンなどを含めた容量を記入する。
b) 燃料タンク 燃料タンクの規定容量を記入する。
c) エンジンオイルパン 使用油の種類及び規定量を記入する。
d) 主クラッチ 使用油の種類及び規定量を記入する。
e) トルクコンバータ 使用油の種類及び規定量を記入する。
f)  変速機 使用油の種類及び規定量を記入する。
g) 油圧駆動装置 使用油の種類と作動油タンクの規定容量及び作動油の全容量を記入する。
h) 減速機及び差動機 使用油の種類及び規定量を記入する(ホイール式だけ)。
i)  横軸減速機 使用油の種類及び規定量を記入する(クローラ式だけ)。
j)  操向装置 使用油の種類及び規定量を記入する(クローラ式だけ)。
k) 終減速機 使用油の種類及び規定量を記入する。
l)  かじ取り装置 使用油の種類及び規定量を記入する。

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m) ブレーキ装置 使用油の種類及び規定量を記入する。
n) 油圧装置 作動油の種類及び規定容量を記入する。
4.18 附属品及び附属工具 附属品及び附属工具の名称(標準工具など)と数を記入する。
4.19 その他 塗料,検査,その他必要な事項を記入する。

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                                    付表1 ローダ仕様書様式

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A 8421-2 : 1998
                                付表1 ローダ仕様書様式(続き)

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                                付表1 ローダ仕様書様式(続き)

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A 8421-2 : 1998
                                付表1 ローダ仕様書様式(続き)

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                                                                                  A 8421-2 : 1998
                                付表1 ローダ仕様書様式(続き)

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A 8421-2 : 1998
                        附属書(規定) ローダ性能試験方法
1. 適用範囲 この附属書は,ホイールローダ及びクローラローダ(以下,ローダという。)の性能試験方
法について規定する。
2. 試験の種類及び試験項目 試験の種類は,形式試験(1)及び受渡試験(2)とし,試験項目は,それぞれ附
属書表1の丸印で示す項目とする。
  なお,ローダの形式,構造などに応じて試験項目,試験内容又は測定項目の一部を省略することができ
る。
    注(1) 設計仕様を確認するための試験。
      (2) 受渡しの際に行う試験。
                                  附属書表1 試験項目及び種類
       試験項目              試験内容又は測定項目           形式試験(1)         受渡試験(2)
  エンジン性能試験    作業時負荷試験                            ○                 −
                      無負荷最低回転速度試験                    ○                 −
  トルクコンバータ    一般性能試験                              ○                 −
  実用性能試験        ストール性能試験                          ○                 −
  定置試験            主要寸法測定                              ○                 ○
                      機械質量及び重心位置測定                  ○                 −
                      バケット容量測定                          ○                 −
                      転倒荷重/転倒負荷質量測定                ○                 −
                      操縦装置操作力測定及び操作範囲測定        ○                 ○
                      接地圧測定                                ○                 −
                      運転席視界測定                            ○                 −
  走行試験            走行速度試験                              ○                 ○
                      走行抵抗試験                              ○                 −
                      登坂試験                                  ○                 −
                      ブレーキ試験                              ○                 ○
                      最小回転半径測定                          ○                 ○
                      運行試験                                  ○                 −
  最大けん引力試験    最大けん引力測定                          ○                 −
  積込能力試験        積込能力測定                              ○                 −
  作業装置試験        バケット作動速度試験                      ○                 ○
                      バケット作動力測定                        ○                 −
  騒音及び振動試験    騒音試験                                  ○                 −
                      振動試験                                  ○                 −
3. 試験準備 試験準備は,次のとおり行う。
3.1   仕様書 ローダの仕様を,本体付表1によって記録する。
3.2   履歴 製造からこの試験に至るまでの履歴を,附属書付表1に記録する。
3.3   準備 ローダは,試験開始前に十分なならし運転を行い,運転質量の状態とする。エンジンは,特
に指定しない限り作業時負荷状態に置くものとし,タイヤ空気圧(ホイール式の場合)は,製造業者の指
定する標準空気圧とする。

JIS A 8421-2:1998の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 8421-2:1998の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA5005:2009
コンクリート用砕石及び砕砂
JISA5005:2020
コンクリート用砕石及び砕砂
JISA8303:1998
土工機械―ホイール式機械の回転半径測定方法
JISA8304:2001
土工機械―運転員の座席の振動評価試験
JISA8308:2003
土工機械―基本機種―用語
JISA8309:1993
土工機械―けん引力測定方法
JISA8311:2018
土工機械―運転員の視野―測定方法及び性能基準
JISA8421-1:1998
土工機械―ローダ―第1部:用語及び仕様項目
JISA8421-3:1998
土工機械―ローダ―第3部:バケット定格容量
JISA8421-4:1998
土工機械―ローダ―第4部:最大掘起し力及び持上げ力測定方法
JISA8421-5:1998
土工機械―ローダ―第5部:定格積載質量の計算及び検証方法
JISA8915:1995
土工機械の重心位置測定方法
JISB7505:1999
ブルドン管圧力計
JISB7507:2016
ノギス
JISB7510:1993
精密水準器
JISB7512:2018
鋼製巻尺
JISB7516:2005
金属製直尺
JISC1502:1990
普通騒音計
JISC1505:1988
精密騒音計
JISD0006:1994
建設機械用ディーゼルエンジンの仕様書様式及び性能試験方法
JISD1001:1993
自動車用エンジン出力試験方法
JISD1007:1995
建設機械及び産業車両用流体トルクコンバータ性能試験方法
JISD5301:2019
始動用鉛蓄電池
JISD8201:1994
自動車用タイヤゲージ
JISK2202:2012
自動車ガソリン
JISK2204:2007
軽油
JISZ8704:1993
温度測定方法―電気的方法
JISZ8705:1992
ガラス製温度計による温度測定方法
JISZ8731:2019
環境騒音の表示・測定方法