20
A 8421-2 : 1998
ここに, Q : 単位時間当たり積込み作業量(t/h又はm3/h)
T : 全作業時間 (s)
F : 単位時間当たり燃料消費量 (l/h)
f : 試験時間中の燃料消費量 (l)
Qf : 単位燃料当たり積込み作業量 (t/l) 又は (m3/l)
なお,附属書図2に示すL1及びL2は,試験を行うローダによって運転者の判断で最も能率のよい作業
ができると考えられる値を適当に決めてよい。
附属書図2 積込み作業方式
6.7 作業装置試験 作業装置試験は,次のとおりとする。
6.7.1 バケット作動速度試験 バケット作動速度試験は,上昇,下降及び前傾の各試験を行い,附属書付
表20に記入する。
なお,上昇試験は定格積載質量を積載した状態とし,下降及び前傾試験は,荷を積載しない状態とする。
また,上昇及び下降試験においては,時間測定の始点と終点の位置におけるバケットヒンジピンの垂直移
動距離を測定して併記する。
a) 上昇試験は,バケットを最後傾状態の最低位置から上昇させ,バケットが最高位置に達するまでの時
間を測定する。
b) 下降試験は,バケットを最高位置から最低位置に達するまでの時間を測定する。
なお,操作弁の使用位置を備考欄に付記する。
c) 前傾試験は,バケット最高位置まで上昇させ,最後傾位置から最前傾位置まで移動するに要する時間
を測定する。
――――― [JIS A 8421-2 pdf 21] ―――――
21
A 8421-2 : 1998
6.7.2 バケット作動力試験 バケット作動力試験は,次のとおりとする。
a) 持上げ力 JIS A 8421-4によって測定し,附属書付表21に記入する。
なお,測定時のバケットヒンジピン高さ及び支点から荷重作用点までの水平距離を測定し併記する。
備考 支点とは,前車軸又は遊動輪軸の中心をいう。
b) 最大掘起し力 JIS A 8421-4によって測定し附属書付表21に記入する。
なお,支点の高さ及び支点から荷重作用点までの水平距離を測定し記入する。試験を行うローダの
状態は,ブレーキ開放とし,バケットシリンダを操作する場合は,バケットヒンジピン下部を固定し,
ホイール式でリフトシリンダを操作する場合は,前車軸が下がらないように固定する。
備考 支点とは,バケットシリンダ操作の場合はバケットヒンジピン,リフトシリンダ操作の場合は
アームヒンジピンをいう。
6.8 騒音・振動試験 騒音・振動試験は,次のとおりとする。
6.8.1 騒音測定 騒音の測定は,ローダの定置時,最低速度段及び最高速度段での走行時について,運転
員の耳もと及び周辺の騒音レベルをJIS Z 8731に規定する方法によって測定し,附属書付表22に記入す
る。周辺の騒音レベルを測定する位置は,定置時にあっては,基準平行六面体(3)の前後左右の四面から,
各面の中央直角方向に7m及び30mの地点で地上1.5mの位置とし,走行時にあっては,20mの走行区間
の中間点から左右に,進行方向に直角に引いた測線上の基準平行六面体の両側面から7m及び30mの地点
で地上1.5mの位置とする。
注(3) ローダの前後左右の車体又は車輪の最外部を通るローダの前後及び左右の中心面に平行な面で
囲んだ六面体
参考 附属書2,附属書2C及び附属書2Eに示す動的試験条件における騒音測定を,必要に応じて実
施し,音響パワーレベルを求めてもよい。
6.8.2 振動試験 振動の測定箇所は,フロアプレート上及びオペレータシートとし,ローダの最低及び最
高速度段での走行時についてJIS A 8304に規定する方法によって振動感覚補正をした加速度の実効値を測
定し,附属書付表23に記入する。
――――― [JIS A 8421-2 pdf 22] ―――――
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A 8421-2 : 1998
附属書付表1 ローダ履歴表
備考1. 項目欄には,製造,組立,ならし運転の種類,分解点検,整備,調整,修理などの別を年月日
順に記入する。
2. 時間欄には,アワメータによる時間を記入する。
3. 記事欄に記入する主な事項は,次による。
製造 : 新製,改造,再生の別
ならし運転 : 走行並びに作業の種類及び主な速度段
分解点検 : 成績,所見
調整・修理 : 箇所,程度,交換部品など
――――― [JIS A 8421-2 pdf 23] ―――――
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A 8421-2 : 1998
附属書付表2 定置試験記録表(ホイールローダ)
――――― [JIS A 8421-2 pdf 24] ―――――
24
A 8421-2 : 1998
附属書付表3 定置試験記録表(クローラローダ)
――――― [JIS A 8421-2 pdf 25] ―――――
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JIS A 8421-2:1998の国際規格 ICS 分類一覧
JIS A 8421-2:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA5005:2009
- コンクリート用砕石及び砕砂
- JISA5005:2020
- コンクリート用砕石及び砕砂
- JISA8303:1998
- 土工機械―ホイール式機械の回転半径測定方法
- JISA8304:2001
- 土工機械―運転員の座席の振動評価試験
- JISA8308:2003
- 土工機械―基本機種―用語
- JISA8309:1993
- 土工機械―けん引力測定方法
- JISA8311:2018
- 土工機械―運転員の視野―測定方法及び性能基準
- JISA8421-1:1998
- 土工機械―ローダ―第1部:用語及び仕様項目
- JISA8421-3:1998
- 土工機械―ローダ―第3部:バケット定格容量
- JISA8421-4:1998
- 土工機械―ローダ―第4部:最大掘起し力及び持上げ力測定方法
- JISA8421-5:1998
- 土工機械―ローダ―第5部:定格積載質量の計算及び検証方法
- JISA8915:1995
- 土工機械の重心位置測定方法
- JISB7505:1999
- ブルドン管圧力計
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7510:1993
- 精密水準器
- JISB7512:2018
- 鋼製巻尺
- JISB7516:2005
- 金属製直尺
- JISC1502:1990
- 普通騒音計
- JISC1505:1988
- 精密騒音計
- JISD0006:1994
- 建設機械用ディーゼルエンジンの仕様書様式及び性能試験方法
- JISD1001:1993
- 自動車用エンジン出力試験方法
- JISD1007:1995
- 建設機械及び産業車両用流体トルクコンバータ性能試験方法
- JISD5301:2019
- 始動用鉛蓄電池
- JISD8201:1994
- 自動車用タイヤゲージ
- JISK2202:2012
- 自動車ガソリン
- JISK2204:2007
- 軽油
- JISZ8704:1993
- 温度測定方法―電気的方法
- JISZ8705:1992
- ガラス製温度計による温度測定方法
- JISZ8731:2019
- 環境騒音の表示・測定方法