JIS B 4708:1997 規格概要
この規格 B4708は、ベニヤレース用のナイフについて規定。
JISB4708 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B4708
- 規格名称
- ベニヤレースナイフ
- 規格名称英語訳
- Veneer lathe knives
- 制定年月日
- 1962年3月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 79.120.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 工具 2020
- 改訂:履歴
- 1962-03-01 制定日, 1965-03-01 確認日, 1968-07-01 確認日, 1968-12-01 改正日, 1972-03-01 改正日, 1975-03-01 確認日, 1978-03-01 確認日, 1987-02-01 確認日, 1992-10-01 確認日, 1997-03-20 改正日, 2002-02-20 確認日, 2007-04-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS B 4708:1997 PDF [5]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 4708-1997
ベニヤレースナイフ
Veneer lathe knives
1. 適用範囲 この規格は,ベニヤレース用のナイフ(以下,ナイフという。)について規定する。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 0601 表面粗さ−定義及び表示
JIS B 0651 触針式表面粗さ測定器
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7514 直定規
JIS B 7524 すきまゲージ
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験機
JIS B 7727 ショア硬さ試験機
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4401 炭素工具鋼鋼材
JIS G 4404 合金工具鋼鋼材
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
JIS Z 2246 ショア硬さ試験方法
2. 品質
2.1 外観 ナイフの外観は,表面が平滑であって,地きず及び割れ,並びに有害なまくれ,さび,接着
不良などの欠陥がなく,仕上げは良好でなければならない。
2.2 表面粗さ ナイフの刃裏面表面粗さは,5.1によって測定したときJIS B 0601に規定する0.8 刀慎
下でなければならない。
2.3 硬さ ナイフの刃金部及び台金部の硬さは,5.2によって試験を行い表1の値でなければならない。
表1 刃金部及び台金部の硬さ
項目 硬さ 硬さのばらつき
刃金部 59HRC 以上 2HRC 以下
80HS 以上 4HS 以下
台金部 99HRB 以下 −
35HS 以下 −
備考 硬さはHRC,HRB又はHSのいずれ
かとする。
――――― [JIS B 4708 pdf 1] ―――――
2
B 4708-1997
2.4 曲がり ナイフの曲がりは,次による(図1参照)。
図1 ナイフの曲がり
(1) 長さ方向の曲がり 長さ方向の曲がりは5.3によって測定し,表2の値以下でなければならない。
表2 長さ方向の曲がりの許容値
単位mm
長さL 許容値
1 0702 300 1
2 4002 800 2
(2) 厚さ方向の曲がり 厚さ方向の曲がりは5.3によって測定し,表3の値以下でなければならない。
表3 厚さ方向の曲がりの許容値
単位mm
長さL 許容値
1 0702 300 2
2 4002 800 3
(3) 幅方向の曲がり 幅方向の曲がりは5.3によって測定し,(a)及び(b)に適合しなければならない。
(a) 刃裏面の曲がりは,中高であってはならない。
(b) 刃表面の中高は0.05mm以下とする。
3. 形状・寸法 形状及び寸法は,5.4によって測定し,表4に適合しなければならない。
表4 形状・寸法
――――― [JIS B 4708 pdf 2] ―――――
3
B 4708-1997
単位mm
呼 長さ L 幅W 厚さ T 刃金部
び 基 許 基 許 ば 基 許 ば 幅 厚 刃
番
準 容 準 容 ら 準 容 ら さ 先
号 寸 差 寸 差 つ 寸 差 つ 部
法 法 き 法 き
a b c
(最小) (最小) (最大)
107 1 070 ±3 170 +31 1.2 16 +02.0 0.1 60 3 0.7
108 1 080 180
− 以下 以下
115 1 150 190
150 1 500 200
152 1 524
210 2 100 1.5 +03.0 0.15
220 2 200 以下 以下
230 2 300
240 2 400
274 2 740
275 2 750
276 2 760
280 2 800
参考 刃物角 23°とし,許容差は±1°とする。
備考 長さ (L) の基準寸法は,受渡当事者間の協定によって,表4以外の寸法とすることができる。
4. 材料
4.1 刃金部の材料 ナイフの刃金部の材料は,JIS G 4401に規定するSK4,JIS G 4404に規定するSKS2,
又は使用上これらと同等以上の性能をもつものとする。
4.2 台金部の材料 ナイフの台金部の材料は,JIS G 3101及びJIS G 4051に規定する鋼材,又は使用上
これらと同等以上の性能をもつものとする。
5. 試験方法
5.1 表面粗さ ナイフの表面粗さは,JIS B 0651に規定する測定器又は同等以上の性能をもつ測定器を
用いて測定する。
5.2 硬さ ナイフの刃金部及び台金部の硬さは,JIS B 7726又はJIS B 7727に規定する試験機を用いて
JIS Z 2245又はJIS Z 2246の試験方法によって測定する。ただし,刃金部については,刃金幅中心付近の
所を長さ方向の両端から200mm付近と中央部付近の3か所を測定し,中央部付近の値を刃金部の硬さの
測定値とし,3か所の測定値の最大差を刃金部の硬さのばらつきとする。
5.3 曲がり ナイフの曲がりは,表5によって測定する。
――――― [JIS B 4708 pdf 3] ―――――
4
B 4708-1997
表5 曲がりの測定方法
測定方法 測定方法図 測定器具
測定箇所を平らな面に当てて,最 JIS B 7524のすきまゲージ定盤
大すきまを測定する。 又はJIS B 7514のB級の直定規
5.4 形状・寸法 ナイフの形状・寸法は,表6によって測定する。
表6 形状・寸法測定方法
項目 測定方法 測定方法図 測定器具
長さ 中央部付近の1か所を測定 JIS B 7512のコンベ
する。 ックスルール
幅及び 両端から100mm付近と中 JIS B 7507のノギス
幅のばらつき 央部付近の3か所を測定し,
中央部付近の値を幅の測定
値とする。
また,3か所の測定値の最
大差を幅のばらつきとす
る。
厚さ及び みね部から約10mm以下の JIS B 7502の外側マ
厚さのばらつき 所を,両端から200mm付近 イクロメータ
と中央部付近の3か所を測
定し,中央部付近の値を厚
さの測定値とする。
また,3か所の測定値の最
大差を厚さのばらつきとす
る。
6. 検査 ナイフの検査は,外観,表面粗さ,硬さ,曲がり及び形状・寸法について行い,それぞれ2.1
2.4及び3.の規定に適合しなければならない。
7. 製品の呼び方 ナイフの呼び方は,規格番号又は規格の名称,呼び番号及び刃金部の材料記号による。
例 JIS B 4708 230 SKS2
ベニヤレースナイフ 230 SKS2
――――― [JIS B 4708 pdf 4] ―――――
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B 4708-1997
8. 表示
8.1 製品の表示 製品には,容易に消えない方法で,次の事項を表示する。
(1) 呼び番号
(2) 刃金部の材料記号
(3) 製造業者名又はその略号
8.2 包装の表示 包装には,容易に消えない方法で,次の事項を表示する。
(1) 呼び番号
(2) 寸法(長さ×幅×厚さ)
(3) 刃金部の材料記号
(4) 製造業者名又はその略号
原案作成委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 丸 山 弘 志 東京理科大学
藤 野 達 雄 通商産業省機械情報産業局
大 島 清 治 工業技術院標準部
因 幸二郎 財団法人日本規格協会
○ 古 田 寛 兼房株式会社
◎ 高 橋 正 夫 東洋刃物株式会社
○ 高 橋 弘 志 木村刃物製造株式会社
大 澄 謹 也 株式会社オリオン工具製作所
中 村 彰 雄 庄田鉄工株式会社
○ 宇 塚 正 株式会社ウロコ製作所
○ 下 坂 知 株式会社名南製作所
近 藤 昌 三 株式会社太洋製作所
佐 藤 正 之 株式会社日立工機原町
川 島 正 行 株式会社平安コーポレーション
村 上 勝 社団法人全国木工機械工業会
(事務局) ○ 箱 田 大 幸 日本機械鋸・刃物工業会
備考 ○印はベニヤレースナイフJIS原案作成分科会委員を兼
ねる。
◎印は同分科会長を示す。
JIS B 4708:1997の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 4708:1997の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB0651:2001
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―触針式表面粗さ測定機の特性
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7512:2018
- 鋼製巻尺
- JISB7514:1977
- 直定規
- JISB7524:2008
- すきまゲージ
- JISB7726:2017
- ロックウェル硬さ試験―試験機及び圧子の検証及び校正
- JISB7727:2000
- ショア硬さ試験―試験機の検証
- JISG3101:2015
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG3101:2020
- 一般構造用圧延鋼材
- JISG4051:2016
- 機械構造用炭素鋼鋼材
- JISG4401:2009
- 炭素工具鋼鋼材
- JISG4404:2015
- 合金工具鋼鋼材
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2246:2000
- ショア硬さ試験―試験方法