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B 7914-1 : 2007
6.2 構造
くいの構造は,次による。
a) くいの頭部上面には,基準点,境界線又は境界点を明示するための標示(以下,“位置標示”という。)
がなければならない。
b) 位置標示は,くいの頭部上面に,適切な方法で表示しなければならない。また,位置標示は,容易に
磨耗,変形,損傷などで消滅してはならない。
c) 位置標示の位置及び形は,受渡当事者間の協定によって変更することができる。
d) くいの胴部には,表2に規定する性能を満足する範囲内で,製造業者が定めた方法で鉄筋を入れても
よい。
e) くいの各辺は,面取り処理を行ってもよい。
f) B形のくいは,くいの中心位置を示すセンタマークが埋め込まれていなければならない。
1) センタマークは,直径3±1 mmの円柱状の金属又はプラスチック製とする。
2) センタマークの中心は,くい断面の対角線の交点を中心に半径5 mmの円内に収まらなければなら
ない。先端位置の深さdは,頭部上面から5 cm未満でなければならない(図 2参照)。
3) センタマークの長さkは,10 cm以上とする。
7 寸法及び寸法の許容差
くいの寸法は,表3の○印を付けた欄に該当するものとする。頭部辺長(図1のD)及び長さ(図1の
L)の許容差は,それぞれ±3 mm,±5 mm とする。ただし,長さは,表2に規定する性能を満足する範
囲内で,受渡当事者間の協定によって変更することができる。
表3−くいの寸法
単位 mm
頭部辺長(D) 長さ(L)(許容差±5)
(許容差±3) 450 600 700 900 1 000 1 200
70 ○
75 ○ ○
80 ○ ○
90 ○ ○
100 ○ ○ ○ ○
120 ○ ○ ○ ○
150 ○
8 試験方法
8.1 外観
外観試験は,目視によって行う。
8.2 寸法測定
くいの寸法測定は,次による。
a) 頭部辺長(図1のD)は,JIS B 7507に規定する測定器,又はこれと同等以上の精度をもつ測定器を
用いて,最小読みとり1 mmで測定する。
b) 長さ(図1のL)は,JIS B 7512若しくはJIS B 7516に規定する測定器,又はこれらと同等以上の精
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度をもつ測定器を用いて,最小読みとり1 mmで測定する。
8.3 センタマークの位置確認
センタマークの位置の確認は,次による。
a) くいを,頭部上面から約5 cm 及び10 cmの2か所で切断し,両切断面にセンタマークがあることを
確認する。
b) 両切断面において,それぞれ対角線を描き,交点を求める。
c) センタマークの中心と交点との距離を,JIS B 7512若しくはJIS B 7516に規定する測定器,又はこれ
らと同等以上の精度をもつ測定器を用いて,最小読みとり1 mmで測定する。
8.4 性能試験
8.4.1 水セメント比(質量比)
バッチごとに,配合又は調合したときの使用水量及びセメント量を計量し,それらの計量値の割合を質
量比で求める。
8.4.2 フレッシュコンクリート単位容積質量
フレッシュコンクリートの単位容積質量試験は,JIS A 1116による。
8.4.3 空気量
空気量の測定は,JIS A 1116,JIS A 1118,又はJIS A 1128のいずれかによる。
8.4.4 圧縮強度
圧縮強度の試験は,JIS A 1108による。
8.4.5 曲げ強度
曲げ強度試験は,JIS A 1106による。
8.4.6 相対動弾性係数
相対動弾性係数の測定は,JIS A 1148による。
9 検査
9.1 一般
製品の検査は,性能検査と受渡検査とに区分して行う。
9.2 性能検査
性能検査は,8.4に規定する試験を行い,5.2に適合しなければならない。
B形のくいにおいては,センタマーク位置を8.3に規定する方法で確認を行い,6.2 f)に適合しなければ
ならない。
検査品の個数及び検査の頻度は,合理的な方法で製造業者が決定する。
なお,製造業者は,性能検査の結果を,使用したJIS番号,試験実施日及び実施場所を含め,性能試験
報告書として保管しておかなければならない。
9.3 受渡検査
受渡検査は,外観及び寸法について検査及び測定を行う。検査は,8.1及び8.2に従って行い,5.1及び
箇条7に適合しなければならない。
なお,各項目の検査品の個数は,受渡当事者間の協定による。
10 試験報告書
受渡検査の試験報告書には,次の事項を記載しなければならない。
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a) この規格番号(この規格に基づいて試験を行ったことの記載)
b) 試験実施日及び実施場所
c) 試験結果
なお,性能検査の結果要求があった場合には,9.2に規定した性能試験報告書を提出する。
11 呼び方
くいの呼び方は,次の構成による(表4及び表5参照)。
− この規格番号
− 材質を示す記号
− センタマークの有無
− 頭部辺長(D)
− くいの長さ(L)
表4−くいの呼び方
規格番号-XY-nnn-nnnn
長さ(L)
長さ(L)
頭部辺長(D)
頭部辺長 (D)
センタマークの有無
センターマークの有無
材質
呼び方に用いる記号の定義
N 材質が普通コンクリート
材質
S 材質が軽量コンクリート
A A形(センタマークなし)
センタマークの有無
B B形(センタマークあり)
頭部辺長(D) nnn mm単位で表した基準寸法とする。
長さ(L) nnnn mm単位で表した基準寸法とする。
表5−呼び方の例
単位 mm
寸法
呼び方の例 材質 センタマークの有無
D L
この規格番号−NA−75−600 普通 なし 75 600
この規格番号−SB−90−600 軽量 あり 90 600
12 表示
くいには,少なくとも次の事項を適切な場所に適切な方法で表示しなければならない。
a) 箇条11に規定する呼び方
b) 製造業者名又はその略号
c) 製造年月又はその略号
JIS B 7914-1:2007の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.30 : コンクリート及びコンクリート製品
JIS B 7914-1:2007の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA0203:2019
- コンクリート用語
- JISA1106:2018
- コンクリートの曲げ強度試験方法
- JISA1108:2018
- コンクリートの圧縮強度試験方法
- JISA1116:2019
- フレッシュコンクリートの単位容積質量試験方法及び空気量の質量による試験方法(質量方法)
- JISA1118:2017
- フレッシュコンクリートの空気量の容積による試験方法(容積方法)
- JISA1128:2019
- フレッシュコンクリートの空気量の圧力による試験方法―空気室圧力方法
- JISA1148:2010
- コンクリートの凍結融解試験方法
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7512:2018
- 鋼製巻尺
- JISB7516:2005
- 金属製直尺