JIS C 8117:2008 蛍光灯電子安定器 | ページ 6

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C 8117 : 2008

9.2 特例

  9.1のe),f) 及びi) については,次による。
a) 適合ランプが複数ある場合は,最もランプ電力の大きい種別のランプを試験用ランプとして用いたと
きの値を表示する。
b) ただし,次の1)3) のものは,直管形ランプで最もランプ電力の大きい種別のランプ(ただし,試験
用安定器の区分が32aのものは,FCL32)を試験用ランプとして用いたときの値を表示する。
1) 適合ランプの種別が複数ある場合で,附属書Aに規定した同じ試験用安定器の区分に属するすべて
の直管形ランプ・環形ランプ・コンパクト形ランプを対象とするもの。
2) 直管形ランプ・環形ランプだけを対象とするもの。
3) 直管形ランプ・コンパクト形ランプだけを対象とするもの。
c) 直管形ランプだけ,環形ランプだけ及びコンパクト形ランプだけを対象としたものは,対象とするラ
ンプの中で最もランプ電力の大きい種別のランプを試験用ランプとして用いたときの値を表示する。
なお,ランプ電力の小さい種別のランプを試験用ランプとして用いたときの,そのランプの種別と
値を併記してもよい。

――――― [JIS C 8117 pdf 26] ―――――

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附属書A
(規定)
試験用安定器の特性

序文

  この附属書は,高周波点灯専用形蛍光灯用試験用安定器の特性について規定する。
A.1 試験用安定器の特性
試験用安定器の構造,性能,試験方法,表示などは,JIS C 8120の附属書Bの規定に適合しなければな
らない。高周波点灯専用形蛍光灯電子安定器の対象となるものの基本特性は,表A.1に示すとおりとする。
表A.1−試験用安定器の特性
ランプの種類 定格ランプ電力 試験用基準電圧 基準電流 インピーダンス 回路力率
W V A 圀
FHF16 16(定格) 128 0.255 250±2 0.99以上
23(高出力) 0.425 173±2
FHF32 32(定格) 256 0.255 500±5 0.99以上
45(高出力) 0.425 350±2
FHF50 50(定格) 284 0.355 400±3 0.99以上
65(高出力) 0.550 300±3
FHT16 16 160 0.210 380±3 0.99以上
FHT24 24 160 0.300 265±2 0.99以上
FHT32 32 200 0.320 315±3 0.99以上
FHT42 42 270 0.320 420±4 0.99以上
FHF24S 24 150 0.300 250±2 0.99以上
FHF54S 54 235 0.460 255±2 0.99以上
FHC20 20(定格) 186 0.215 430±3 0.99以上
28(高出力) 0.380 300±2
FHC27 27(定格) 250 0.215 580±3 0.99以上
38(高出力) 0.380 400±2
FHC34 34(定格) 316 0.215 730±3 0.99以上
48(高出力) 0.380 510±3
FHC41 41(定格) 389 0.215 880±4 0.99以上
58(高出力) 0.350 640±3
FHD40 41 192 0.430 224±2 0.99以上
FHD70 68 320 0.430 372±2 0.99以上
FHD100 97 458 0.430 530±2 0.99以上

――――― [JIS C 8117 pdf 27] ―――――

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附属書B
(規定)
試験用ランプ

序文

  この附属書は,高周波点灯専用形蛍光灯の試験用ランプについて規定する。
B.1 試験用ランプの電気特性
試験用ランプは,JIS C 8120の附属書Bに従って,6.1.5に規定した計器を用い,附属書Aに規定した
試験用基準電圧を加えて点灯し,十分安定した状態で,25±1 ℃において測定したとき,表B.1に適合し
なければならない。ランプ電力については,表B.1に示す値の±2.5 %以内でなければならない。
表B.1−“高周波点灯専用形蛍光ランプ”電気特性
試験用ランプの種別 ランプ電力 ランプ電圧 ランプ電流
W V A
FHF16(定格) 16.2 64±6 0.255(参考)
FHF16(高出力) 23.0 54±6 0.425(参考)
FHF32(定格) 32.4 128±10 0.255(参考)
FHF32(高出力) 45.3 107±10 0.425(参考)
FHF50(定格) 50.4 142±10 0.355(参考)
FHF50(高出力) 65.4 119±10 0.550(参考)
FHT16 16.5 80(参考) 0.210±0.020
FHT24 24.0 80(参考) 0.300±0.030
FHT32 32.0 100(参考) 0.320±0.030
FHT42 43.0 135(参考) 0.320±0.030
FHF24S 22.5 77±8 0.295(参考)
FHF54S 54.1 120±10 0.455(参考)
FHC20(定格) 19.7 93(参考) 0.215±0.03
FHC20(高出力) 27.2 74(参考) 0.380±0.03
FHC27(定格) 26.5 125(参考) 0.215±0.03
FHC27(高出力) 37.9 100(参考) 0.380±0.03
FHC34(定格) 33.8 157(参考) 0.215±0.03
FHC34(高出力) 47.5 125(参考) 0.380±0.03
FHC41(定格) 41.0 191(参考) 0.215±0.03
FHC41(高出力) 55.5 159(参考) 0.350±0.03
FHD40 41 96(参考) 0.430±0.03
FHD70 68 160(参考) 0.430±0.03
FHD100 97 229(参考) 0.430±0.03
表B.1で規定していないランプは,JIS C 7617-2及びJIS C 7618-2のデータシートによる。

――――― [JIS C 8117 pdf 28] ―――――

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附属書C
(規定)
実用性加速評価試験方法

序文

  この附属書は,実用性加速評価試験方法について規定する。
C.1 試験の目的
蛍光灯電子安定器は,半導体,コンデンサ,巻線などで構成され,個々の部品は,それらの定格範囲で
使用している。しかし,安定器全体としての実用性を評価するために,次に示す試験を行う。
C.2 試験方法
実用性加速評価試験は,次のとおりに行う。
a) 安定器を5 ℃の周囲温度に1時間放置し,次に100 ℃の周囲温度に1時間放置する。このサイクルを
5回繰り返す。ただし,温度の上昇,下降は,JIS C 0025の2.(試験Na : 温度急変)に基づき,6分
間以内に設定温度になるようにして行う。
b) 安定器に定格入力電圧を10秒ON,10秒OFFのサイクルで印加する。このサイクルを適合ランプを
接続した場合及び無負荷で各1 000回繰り返す。周囲温度は,25±5 ℃とする。
c) 安定器に適合ランプを接続し,定格入力電圧,周囲温度80 ℃の下で360時間安定器を動作させる。
ランプの周囲温度は,25±5 ℃とする。保護機構があるものは,それが動作しないようにして試験を
行う。
なお,a) c) の試験は,それぞれ最低3台以上の安定器で,各々独立して実施するものとする。

――――― [JIS C 8117 pdf 29] ―――――

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附属書D
(規定)
蛍光ランプの寿命末期時の安全性評価方法

序文

  この附属書は,蛍光ランプ寿命末期時の安全性評価方法について規定する。
D.1 適用範囲
この附属書は,表D.1に規定する一般照明用蛍光ランプを点灯するAC入力の蛍光灯電子安定器に適用
する。
D.2 合否判定
蛍光灯電子安定器は,蛍光ランプ寿命末期におけるランプ口金の過熱を防止するための適切な保護をも
たなければならない。
蛍光灯電子安定器は,D.3.1及びD.3.2に規定する試験を実施したとき,表D.1に規定する非対称電力値
を超えてはならない。
D.3 試験方法
D.3.1 試験条件
電源電圧 : 定格入力電圧の90110 %の電源範囲を保証できる試験電圧で実施する。
供試ランプ : 100時間エージングした新品蛍光ランプ。
周囲温度 : 10 ℃30 ℃の範囲で実施する。
D.3.2 試験方法
回路図は,図D.1を参照。試験手順は,次による。
a) スイッチS1を位置Aにセットする。
b) 抵抗R1の値を0 Ωにセットする。
c) 供試蛍光灯電子安定器に電源を入れ,蛍光ランプを始動し,5分間蛍光ランプをウォーミングアップ
させる。
d) 1にて消費される電力が,表D.1に規定する検知電力に等しくなるまで,素早く(15秒間以内)R1
の抵抗を増加させる。蛍光灯電子安定器が検知電力に到達する前にスイッチオフする場合,e) を継続
する。蛍光灯電子安定器がスイッチオフせず,検知電力より小さな値にR1の電力を制限するときは,
R1を最大電力を生じる値にセットする。
e) ) で検知電力値に到達したら,更に15秒間待つ。d) で検知電力値に到達しない場合,更に30秒間
待ちR1の電力を測定する。抵抗R1の電力消費は,Pmax(保護電力)以下でなければならない。抵抗
R1の電力消費がPmaxより大きいときは,その蛍光灯電子安定器は,不合格であり試験を中止する。
f) 蛍光灯電子安定器の電源を切り,スイッチS1を位置Bにセットする。
g) 試験手順c) e) を繰り返す。
h) 複数灯用蛍光灯電子安定器に対しては,それぞれのランプ位置ごとに試験手順a) g) を繰り返す。複
数灯用蛍光灯電子安定器は,それぞれのランプ位置での試験に合格しなければならない。

――――― [JIS C 8117 pdf 30] ―――――

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