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C 8300 : 2019
単位 mm
a) 100 V用
図A.2−受台の接続部の刃受部寸法
――――― [JIS C 8300 pdf 61] ―――――
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C 8300 : 2019
単位 mm
b) 200 V用
許容差のない寸法は,基準値を表す。
刃受けの突起は,刃と接触する外側に付ける。
刃受穴の刃挿入口先端は,面取りを施す。
図A.2−受台の接続部の刃受部寸法(続き)
A.15 開閉性能
A.15.101 光電式自動点滅器
光電式自動点滅器の開閉性能は,J.3による。
A.15.102 電子応用機械器具に組み込む点滅器
電子応用機械器具に組み込む点滅器の開閉性能は,J.4による。
A.15.103 光電式自動点滅器及び電子応用機械器具に組み込む点滅器以外の点滅器
光電式自動点滅器及び電子応用機械器具に組み込む点滅器以外の点滅器の開閉性能は,J.1による。
――――― [JIS C 8300 pdf 62] ―――――
60
C 8300 : 2019
A.16 温度上昇
A.16.2 温度上昇
A.16.2.101 温度上昇は,A.15の開閉試験の後に,K.2に規定する点滅器及び接続器の温度上昇試験を行
う。
A.16.3 異常温度上昇
A.16.3.101 開閉操作中連続して操作用電磁コイルに電流を流す構造のリモートコントロールリレーは,
操作用電磁コイルに定格電圧の120 %に等しい電圧を加え各部の温度上昇がほぼ一定となったとき,又は
操作用電磁コイルが焼損して断線したときの熱電温度計によって測定(以下,熱電温度計法という。)した
外面の温度上昇は,110 K以下でなければならない。
注記 温度上昇がほぼ一定とは,30分間における温度上昇が0.5 K以下の状態を意味している。
A.17 絶縁性能
A.17.101 絶縁性能は,A.16.2に規定する温度上昇試験の直後に行う附属書Lの絶縁性能試験による。
ただし,絶縁変圧器の二次側の回路で,電圧が30 V以下の部分は,絶縁性能試験を行わなくてもよい。
A.18 機械的強度
A.18.1 端子部の強度
A.18.1.101 端子部の強度は,附属書Iによる。
A.18.2 外郭の強度
A.18.2.101 床上に置いて用い,人が踏むことのある点滅器は,次の試験を行ったとき,その後の使用を
損なうほどの損傷又は故障が生じてはならない。
試験は,厚さが10 mm以上の表面が平らな木台の上に厚さ約5 mmのゴム板を置き,そのゴム板の上に
試験品を載せ,試験品の上部に力が均等に加わるようにゴム板,砂袋など緩衝物を載せた上に,底面の形
状が1辺の長さ100 mmの正方形で質量が60 kgのおもりを置き,1分間放置する。
注記 人が踏むことのある点滅器には,中間スイッチ,ペンダントスイッチ,ターンスイッチなどが
ある。
A.18.2.102 機械器具に組み込む点滅器を除き,中間スイッチ,ペンダントスイッチなど,コード又はキ
ャブタイヤケーブルを接続して用いる点滅器は,次の試験を行ったとき,感電,火災又は傷害が生じるこ
とのある損傷が生じてはならない。
試験は,長さが1 mで定格電流に応じて表A.4による太さのコードを試験品に取り付け,平面が鉛直と
なるように固定した厚さが20 mm以上で短辺の長さが50 cm以上の表面が平らな堅木の板の中央部に,試
験品を1 mの高さから振子状に3回自然落下させる。試験品は,毎回異なる面が当たるようにして行う。
表A.4−試験用接続コードの太さ
点滅器の定格電流 A 7を超え 10を超え 15を超え 20を超え
7以下 10以下 15以下 20以下
コードの太さ mm2 0.75 1.25 2 3.5 5.5
A.18.2.103 タイムスイッチの外郭の強度は,次による。
a) 床上又は卓上に置いて用いるタイムスイッチは,試験品を厚さが10 mm以上の表面が平らな木台の上
に置き,試験品の上方1 mの高さから直径20.64 mmで質量が約36 gの鋼球を試験品の上に垂直に落
――――― [JIS C 8300 pdf 63] ―――――
61
C 8300 : 2019
下したとき,感電,火災又は傷害が生じることのある損傷が生じてはならない。
b) コンセントに直接に差し込んで用いる又は壁,柱などに引っ掛けて用いるタイムスイッチは,水平に
置いた厚さ20 mm以上で短辺が50 cm以上の長方形の表面が平らな堅木の板の中央部に,試験品を
70 cmの高さから垂直に3回落下させたとき,感電,火災又は傷害が生じることのある損傷が生じて
はならない。
A.18.101 引張強度
A.18.101.1 引きひもを用いて開閉操作をする点滅器は,引きひもの取換えができない場合は器体と引き
ひもとの間に,引きひもを取換えができる場合は器体と引きひもの取付部との間に,70 Nの引張力を1分
間加えたとき,その後の使用を損なうほどの損傷又は故障が生じてはならない。
A.18.101.2 口出線をもつリモートコントロールリレーは,次の引張力を1分間,口出線1本ごとに加え
たとき,その後の使用を損なうほどの損傷又は故障が生じてはならない。
− 器体と主回路用口出線との間に50 N
− 器体と操作回路用口出線との間に20 N
A.18.101.3 口出線をもつ光電式自動点滅器は,器体と口出線との間に,又は点滅機構部と受台との間に
接続部をもつ光電式自動点滅器は,受台と口出線との間に30 Nの引張力を15秒間,口出線1本ごとに加
えたとき,その後の使用を損なうほどの損傷又は故障が生じてはならない。
A.19 配線器具の材料
A.19.3 屋外用の点滅器の外郭の材料
A.19.3.101 光電式自動点滅器は,透光性又は透視性を必要とするカバーなどを取り外した状態で19.3 e)
の試験を行う。
注記 壁に埋め込んで用いる点滅器は,屋外に露出する外郭部分が屋外用の点滅器として扱われる。
A.21 耐過熱性,耐燃性及び耐トラッキング性
A.21.2 耐燃性
A.21.2.101 外郭に合成樹脂成形品を用いるタイムスイッチは,外郭の外面の9 cm2以上の正方形の平面
部分を,又は外郭に9 cm2以上の正方形の平面部分をもたない場合は,原厚のまま一辺の長さが3 cmの正
方形に切り取った試験片を,水平面に対して約45°に傾斜させた状態にして,その平面部分の中央部にノ
ズルの内径が0.5 mmのガスバーナの空気口を閉じた状態で燃焼させた長さ約20 mmの炎の先端を垂直下
から5秒間当て炎を取り去ったとき,燃焼してはならない。ただし,孔があいても着火しない場合,及び
残炎時間が2秒以内の場合は,燃焼したとはみなさない。ガスは,JIS K 2240に規定する液化石油ガス(LP
ガス)1種1号を用いる。
注記1 網目,格子目,コーナ部,エッジ部などは,平面部分に含まれない。
注記2 “「電気用品に使用される外郭用合成樹脂材料の水平燃焼試験方法」(改正案)に関する報告
書”[8]による試験方法によって外郭用合成樹脂材料の水平燃焼を客観的に確認した材料は,
耐燃性があるとして扱われる。
A.101 電気的特性
A.101.1 電圧動作特性
リモートコントロールリレーは,次による。
――――― [JIS C 8300 pdf 64] ―――――
62
C 8300 : 2019
a) 操作用電磁コイルに定格電圧の120 %に等しい電圧を1分間加えたとき,その後の使用を損なうほど
の故障が生じてはならない。
b) 操作用電磁コイルに定格電圧の80 %に等しい電圧を加えて操作したとき,開閉の操作不具合が生じて
はならない。
A.101.2 短絡遮断性能
非包装ヒューズの取付部をもつ点滅器の短絡遮断性能は,A.17に規定する絶縁性能の試験の後に行う附
属書Mの短絡遮断性能試験による。ただし,締付形端子又はつめ形端子をもつ包装ヒューズを用いること
を意図する点滅器で非包装ヒューズを取付けできる構造の場合,非包装ヒューズを取り付けてはならない
旨を表面の見やすい箇所に容易に消えない方法で表示してある点滅器は試験を行わなくてもよい。
――――― [JIS C 8300 pdf 65] ―――――
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JIS C 8300:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 8300:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB1115:2015
- すりわり付きタッピンねじ
- JISB1122:1960
- ボルト・ナット検査
- JISB1122:2015
- 十字穴付きタッピンねじ
- JISB1123:1952
- リベット検査
- JISB1123:2015
- 六角タッピンねじ
- JISB7524:2008
- すきまゲージ
- JISC2110-1:2016
- 固体電気絶縁材料―絶縁破壊の強さの試験方法―第1部:商用周波数交流電圧印加による試験
- JISC3010:2019
- 電線及び電気温床線の安全に関する要求事項
- JISC3301:2000
- ゴムコード
- JISC3306:2000
- ビニルコード
- JISC60695-2-11:2016
- 耐火性試験―電気・電子―第2-11部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―最終製品に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWEPT)
- JISC60695-2-12:2013
- 耐火性試験―電気・電子―第2-12部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―材料に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWFI)
- JISC60695-2-13:2013
- 耐火性試験―電気・電子―第2-13部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―材料に対するグローワイヤ着火温度指数(GWIT)
- JISC7501:2011
- 一般照明用白熱電球
- JISC8303:2007
- 配線用差込接続器
- JISC8360:1984
- リモコンリレー及びリモコンスイッチ
- JISG3131:2018
- 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
- JISH4000:2014
- アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
- JISH4100:2015
- アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
- JISK2240:2013
- 液化石油ガス(LPガス)
- JISS6006:2020
- 鉛筆,色鉛筆及びそれらに用いる芯