JIS F 7230:2003 船用鋼板製始動空気だめ

JIS F 7230:2003 規格概要

この規格 F7230は、船用内燃機関に用いる,内容量60~20 000Lの鋼板製始動空気だめについて規定。

JISF7230 規格全文情報

規格番号
JIS F7230 
規格名称
船用鋼板製始動空気だめ
規格名称英語訳
Shipbuilding -- Steel plate starting air reservoirs
制定年月日
1966年3月30日
最新改正日
2019年2月14日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

47.020.20
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1966-03-30 制定日, 1969-02-01 確認日, 1972-02-01 確認日, 1975-02-01 改正日, 1978-02-01 確認日, 1980-05-01 改正日, 1984-11-15 改正日, 1989-06-15 改正日, 1994-04-01 確認日, 1996-11-08 改正日, 2002-05-07 確認日, 2003-09-29 改正日, 2009-03-19 確認日, 2013-10-25 確認日, 2019-02-14 確認
ページ
JIS F 7230:2003 PDF [14]
                                                                                   F 7230 : 2003

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本船舶
標準協会(JMSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調
査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS F 7230 : 1996は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS F 7230 pdf 1] ―――――

F 7230 : 2003

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 設計圧力・・・・[1]
  •  4. 構造,形状及び寸法・・・・[1]
  •  5. 材料・・・・[2]
  •  6. 試験及び検査・・・・[2]
  •  7. 応力除去・・・・[2]
  •  8. 製品の呼び方・・・・[2]
  •  9. 表示・・・・[2]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS F 7230 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
F 7230 : 2003

船用鋼板製始動空気だめ

Shipbuilding─Steel plate starting air reservoirs

1. 適用範囲

 この規格は,船用内燃機関に用いる,内容量6020 000 Lの鋼板製始動空気だめ(以下,
空気だめという。)について規定する。
備考1. この規格において“受検規則”とは,船舶安全法船舶機関規則又は日本海事協会鋼船規則を
いう。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 1181 六角ナット
JIS F 7102 船舶機関部管系用ガスケット及びパッキン使用基準
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3103 ボイラ及び圧力容器用炭素鋼及びモリブデン鋼鋼板
JIS G 3106 溶接構造用圧延鋼材
JIS G 3115 圧力容器用鋼鈑
JIS G 3201 炭素鋼鍛鋼品
JIS G 3452 配管用炭素鋼鋼管
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4105 クロムモリブデン鋼鋼材
JIS H 3100 銅及び銅合金の板及び条
JIS H 3300 銅及び銅合金継目無管

3. 設計圧力

 空気だめの設計圧力は,2.45 MPa又は2.94 MPaとする。
備考 設計圧力とは,製造業者が計画した設計最高温度(最高使用温度)における最高の使用圧力を
いう。

4. 構造,形状及び寸法

 空気だめの構造,形状及び寸法は,付図19によるほか,次による。
a) 本体は,胴部及び鏡板部に鋼板を用いたアーク溶接構造とし,施工は適用される受検規則による。
b) バルブの取付方法は,ヘッダ方式又は独立方式とし,ヘッダ方式の場合は原則として,次の 1) 及び 2)
とし,独立方式の場合は 3) とする。
1) 呼び60600は,バルブヘッダ取付け座金は付図9のA,B又はCとし,ヘッダ取付け座金の取付
け位置は,付図6のa又はbの位置とする。
2) 呼び7002 000は付図9のB又はCとし,ヘッダ取付け座金の位置は付図7のa又はbの位置とす
る。

――――― [JIS F 7230 pdf 3] ―――――

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F 7230 : 2003
3) 呼び2 50020 000は受検当事者間の協議によって定める。組立図の一例を付図4及び付図5に示す。
c) 掃除穴座金,検査穴座金,検査穴プラグ座金及びマンホールについては,適用される受検規則による。
d) 圧力計,安全装置,ドレン抜きなどについては,適用される受検規則による。
e) 六角ナットは,JIS B 1181の規定による。
参考1. 原則として,マンホール付きの空気だめには内部点検用ステップを設置する。
2. 原則として,ドレン抜き内管を設置する。
3. 原則として,据付け足を設置する。
4. 溶接後,スラッグを取り除き,かつ,適当な内部さび止めを行えるような構造とする。

5. 材料

 空気だめの材料は,原則として付表1によるほか,適用される受検規則による。

6. 試験及び検査

 空気だめの試験及び検査は,次による。
a) 溶接用開先検査 空気だめの本体(胴板,鏡板)を溶接するときは,所定の開先を作り,溶接を行わ
なければならない。
なお,開先検査は,適用される受検規則による。
b) 溶接施工試験 空気だめの溶接施工試験(機械試験)は,適用される受検規則による。
c) 非破壊試験 空気だめの溶接継手に対する放射線試験及び磁粉探傷試験は,適用される受検規則によ
る。
d) 水圧検査 空気だめの水圧試験は,原則として設計圧力の1.5倍の試験圧力で水圧を加え,各部に異
状があってはならない。
なお,特に指定がある場合は,受渡当事者間の協定による。

7. 応力除去

 空気だめの応力除去が必要な場合は,適用される受検規則による。

8. 製品の呼び方

 空気だめの呼び方は,規格の名称又は規格番号及び呼びによる。
例 船用鋼板製始動空気だめ60又はJIS F 7230−60

9. 表示

 空気だめの本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で,次の事項を記入した銘板を取り付け
る。
a) 製造業者名又はその略号
b) 製造年又はその略号
c) 製造番号
d) 設計圧力 MPa
e) 水圧試験圧力 MPa
f) 内容量 L又はm3

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F 7230 : 2003
付表 1
番号 名称 材料
1 本体 胴板 JIS G 3103のSB410又はJIS G 3115のSPV355
鏡板 JIS G 3103のSB410又はJIS G 3115のSPV355
2 バルブヘッダ取付け座金 JIS G 3201のSF440又はJIS G 4051のS25C
3 空気入口弁取付け座金 JIS G 3201のSF440又はJIS G 4051のS25C
4 空気出口弁取付け座金 JIS G 3201のSF440又はJIS G 4051のS25C
5 マンホールリング JIS G 3103のSB410又はJIS G 3115のSPV355
6 ドレン弁取付け座金 JIS G 3201のSF440又はJIS G 4051のS25C
7 逃し弁又は可溶栓取付け座金 JIS G 3201のSF440又はJIS G 4051のS25C
8 掃除穴座金 JIS G 3201のSF440又はJIS G 4051のS25C
9 検査穴座金 JIS G 3201のSF440又はJIS G 4051のS25C
10 検査穴プラグ座金 JIS G 3201のSF440又はJIS G 4051のS25C
11 圧力計元弁取付け座金 JIS G 3201のSF440又はJIS G 4051のS25C
12 マンホールふた JIS G 3103のSB410又はJIS G 3115のSPV355
13 掃除穴ふた JIS G 3201のSF440又はJIS G 4051のS30C,S35C
14 検査穴ふた JIS G 3201のSF440又はJIS G 4051のS30C,S35C
15 検査穴プラグ JIS G 3201のSF440又はJIS G 4051のS30C,S35C
16 マンホール押さえ板 JIS G 3101のSS400又はJIS G 3201のSF440
17 マンホールヒンジ JIS G 3101のSS400又はJIS G 3106のSM400
18 取付け座金ガスケット JIS H 3100のC1100P又はJIS F 7102の規定による。
19 マンホールふたガスケット JIS F 7102の規定による。
20 掃除穴ふたガスケット JIS H 3100のC1100P
21 検査穴ふたガスケット JIS H 3100のC1100P
22 検査穴プラグガスケット JIS H 3100のC1100P
23 JIS G 3101のSS490又はJIS G 4051のS30C
植込みボルト(掃除穴用,検査穴用,
マンホール用)
24 植込みボルト(バルブヘッダA,B用) JIS G 3101のSS490又はJIS G 4051のS30C 付図9参照
25 植込みボルト(バルブヘッダC用)JIS G 4105のSCM435付図9参照
26 JIS G 3101のSS490又はJIS G 4051のS30C
六角ナット(掃除穴用,検査穴用,
マンホール用)
27 六角ナット(バルブヘッダA,B用) JIS G 3101のSS490又はJIS G 4051のS30C 付図9参照
28 六角ナット(バルブヘッダC用) JIS G 4105のSCM435付図9参照
29 据付け足 JIS G 3101のSS400又はJIS G 3106のSM400
30 ドレン抜き内管 JIS G 3452のSGP又はJIS H 3300のC1201T

――――― [JIS F 7230 pdf 5] ―――――

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JIS F 7230:2003の関連規格と引用規格一覧