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G 3101 : 2015
表3−機械的性質(続き)
種類の 降伏点又は耐力 引張強さ 伸び 曲げ性
記号 N/mm2
厚さa) 曲げ 内側半径 試験
mm 厚さa) 角度 片c)
試験片 %
16を超え 40を超え 100を超 mm
16以下40以下 100以下えるもの N/mm2
SS540 400以上 390以上 − − 5号
540以上 鋼板,鋼帯,平鋼,形鋼の厚さ16以上 180° 厚さの 1号
5以下 2.0倍
1A号 13以上
鋼板,鋼帯,平鋼,形鋼の厚さ
5を超え16以下
1A号 17以上
鋼板,鋼帯,平鋼,形鋼の厚さ
16を超え40以下
2号
棒鋼の径,辺又は対辺距離25以 2号
13以上 180° 径,辺又
下 は対辺
棒鋼の径,辺又は対辺距離25を 14A号 16以上距離の
超え40以下 2.0倍
注記 1 N/mm2=1 MPa
注a) 形鋼の場合,厚さは,試験片採取位置の厚さとする。棒鋼の場合,丸鋼は径,角鋼は辺,六角鋼は対辺距離
の寸法とする。
b) 厚さ90 mmを超える鋼板の4号試験片の伸びは,厚さ25.0 mm又はその端数を増すごとに,この表の伸びの
値から1を減じる。ただし,減じる限度は3とする。
c) 厚さ5 mm以下の鋼材の曲げ試験には,3号試験片を用いてもよい。
7 外観
鋼材の外観は,JIS G 3191の箇条9(外観),JIS G 3192の箇条9(外観),JIS G 3193の箇条7(外観),
及びJIS G 3194の10.(外観)による。
8 試験
8.1 分析試験
分析試験は,次による。
a) 一般事項及び分析試料の採り方 分析試験の一般事項及び溶鋼分析用試料の採り方は,JIS G 0404の
箇条8(化学成分)による。
b) 分析方法 溶鋼分析方法は,JIS G 0320による。
8.2 機械試験
8.2.1 一般事項
機械試験の一般事項は,JIS G 0404の箇条7(一般要求)及び箇条9(機械的性質)による。ただし,供
試材の採り方は,JIS G 0404の7.6(試験片採取条件及び試験片)のA類とする。
なお,曲げ試験は,省略してもよい1)。ただし,特に注文者の指定がある場合には,試験を行わなけれ
ばならない。
注1) 試験は,製造業者の判断によって省略してもよいが,曲げ性は規定を満足しなければならない
ことを意味する。
8.2.2 引張試験片及び曲げ試験片の数
引張試験片及び曲げ試験片の数は,次による。
a) 鋼板及び平鋼 同一溶鋼に属し,最大厚さが最小厚さの2倍以内のものを一括して一組とし,それぞ
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れ1個採取する。ただし,一組の質量が50 tを超えるときは,それぞれ2個採取する。この場合,鋼
板1枚で50 tを超えるときは,試験片の数は,鋼板1枚からそれぞれ1個とする。
b) 鋼帯及び鋼帯からの切板 同一溶鋼に属し,同一厚さのものを一括して一組とし,それぞれ1個採取
する。ただし,一組の質量が50 tを超えるときは,それぞれ2個採取する。
c) 形鋼 同一溶鋼及び同一断面形状に属し,最大厚さが最小厚さの2倍以内のものを一括して一組とし,
それぞれ1個採取する。ただし,一組の質量が50 tを超えるときは,それぞれ2個採取する。
d) 棒鋼 同一溶鋼及び同一断面形状に属し,最大径(辺又は対辺距離)が最小径(辺又は対辺距離)の
2倍以内のものを一括して一組とし,それぞれ1個採取する。ただし,一組の質量が50 tを超えると
きは,それぞれ2個採取する。
e) 熱処理を行った鋼材 熱処理を行った鋼材の試験片の数は,同一溶鋼に属し,同一熱処理条件ごとに,
a),b),c)及びd)による。
8.2.3 引張試験片及び曲げ試験片の採取位置
鋼材の引張試験片及び曲げ試験片の採取位置は,JIS G 0416による。ただし,鋼板,鋼帯及び平鋼の幅
方向の試験片の中心は,幅の縁から幅の1/4又はそれに近い位置とする。
8.2.4 試験片
引張試験片及び曲げ試験片は,次による。
a) 引張試験片は,JIS Z 2241の1A号,2号,4号,5号,14A号又は14B号試験片のいずれかによる。
b) 曲げ試験片は,JIS Z 2248の1号,2号又は3号試験片のいずれかによる。
8.2.5 試験方法
引張試験及び曲げ試験の方法は,次による。
a) 引張試験の方法は,JIS Z 2241による。
b) 曲げ試験の方法は,JIS Z 2248による。
9 検査
検査は,次による。
a) 検査の一般事項は,JIS G 0404による。
b) 化学成分は,箇条4に適合しなければならない。
c) 機械的性質は,箇条5に適合しなければならない。
d) 形状,寸法及び質量は,箇条6に適合しなければならない。
e) 外観は,箇条7に適合しなければならない。
10 再検査
引張試験及び曲げ試験で合格にならなかった鋼材は,JIS G 0404の9.8(再試験)によって,再試験を行
って合否を決定してもよい。
11 表示
検査に合格した鋼材には,鋼材ごと又は1結束ごとに,次の項目を適切な方法で表示する。ただし,受
渡当事者間の協定によって,製品識別が可能な範囲で項目の一部を省略してもよい。
a) 種類の記号
注記 注文者側での識別のために,注文書又は受渡当事者間の協定で決められた付記記号を末尾に
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追加して表示することがある。
b) 溶鋼番号又は検査番号
c) 寸法。寸法の表示は,JIS G 3191の箇条4(寸法の表し方),JIS G 3192の箇条4(寸法の表し方及び
表示),JIS G 3193の箇条3(寸法の表し方)及びJIS G 3194の4.(寸法の表し方)による。
d) 結束ごとの数量又は質量(鋼板及び鋼帯の場合)
e) 製造業者名又はその略号
12 報告
製造業者は,検査文書を注文者に提出しなければならない。報告は,JIS G 0404の箇条13(報告)によ
る。ただし,注文時に特に指定がない場合,検査文書の種類はJIS G 0415の表1(検査文書の総括表)の
記号3.1(検査証明書3.1)とする。
なお,化学成分は,表2以外の合金元素を添加した場合は,添加した合金元素の含有率を成績表に付記
する。
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附属書JA
(規定)
辺が40 mm未満の形鋼及び幅が40 mm未満の平鋼の機械的性質
JA.1 機械的性質
辺が40 mm未満の形鋼及び幅が40 mm未満の平鋼は,8.2の試験を行い,その降伏点又は耐力,引張強
さ,伸び及び曲げ性は,表JA.1による。
表JA.1−辺が40 mm未満の形鋼及び幅が40 mm未満の平鋼の機械的性質
種類の 降伏点又は耐力 引張強さ 厚さa) 引張試 伸び 曲げ性
記号 N/mm2 験片
厚さa) m 曲げ角度 内側半径 試験片b)
16以下 16を超え
40以下 N/mm2 mm %
SS330 205以上 195以上 330430 5号 26以上 180° 厚さの0.5倍 1号
3以上5以下
14B号 26以上
5号 33以上
5を超え16以下
14B号 30以上
5号 41以上
16を超え40以下
14B号 30以上
SS400 245以上 235以上 400510 5号 21以上 180° 厚さの1.5倍 1号
3以上5以下
14B号 21以上
5号 27以上
5を超え16以下
14B号 24以上
5号 33以上
16を超え40以下
14B号 24以上
SS490 285以上 275以上 490610 5号 19以上 180° 厚さの2.0倍 1号
3以上5以下
14B号 19以上
5号 24以上
5を超え16以下
14B号 22以上
5号 30以上
16を超え40以下
14B号 22以上
SS540 400以上 390以上 540以上 5号 16以上 180° 厚さの2.0倍 1号
3以上5以下
14B号 16以上
5号 21以上
5を超え16以下
14B号 19以上
5号 27以上
16を超え40以下
14B号 20以上
注記 1 N/mm2=1 MPa
注a) 形鋼の場合,厚さは,試験片採取位置の厚さとする。
b) 厚さ5 mm以下の鋼材の曲げ試験には,3号試験片を用いてもよい。
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附属書JB
(規定)
熱間押出形鋼の品質規定
JB.1 適用
この附属書は,建築部材及び鋼矢板・鋼管矢板に使用する継手部材などに用いる特殊形状の熱間押出形
鋼の品質を規定する。
なお,熱間押出形鋼は,受渡当事者間の協定によって適用する。
JB.2 種類及び記号並びに適用寸法
熱間押出形鋼の種類は,2種類とし,その記号及び適用寸法は,表JB.1による。
表JB.1−熱間押出形鋼の種類の記号及び適用寸法
種類の記号 適用寸法
SS400 厚さ : 5 mm以上
SS490 辺又は高さ : 250 mm以下
JB.3 製造方法
熱間押出し2) による。熱間押出形鋼は,鍛錬成形比3) 4以上に成形する。
注2) 熱間押出しとは,加熱したビレットを金型(ダイス)を通して押出し成形する方法をいう。
3) ここで,鍛錬成形比とは,鋳造スラブ又はブルームの断面積と熱間押出し後の断面積との比の
ことをいう。
JB.4 化学成分
熱間押出形鋼は,8.1の試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による。
JB.5 機械的性質
JB.5.1 引張試験片及び曲げ試験片の採取位置
熱間押出形鋼の引張試験片及び曲げ試験片の採取位置は,受渡当事者間の協定による。ただし,4号引
張試験片の厚さ方向採取位置は,厚さの1/4の位置とする。
JB.5.2 引張試験特性及び曲げ特性
熱間押出形鋼は,8.2の形鋼の試験を行い,その降伏点又は耐力,引張強さ,伸び及び曲げ性は,表3
及び表JA.1の形鋼による。ただし,熱間押出形鋼の形状によって1A号試験片が採取できない場合は,1A
号試験片に替えて5号試験片としてもよい。その場合の伸びの規定値は,表3のSS400に対する17 %以上
を27 %以上,21 %以上を33 %以上とし,SS490に対する15 %以上を24 %以上,19 %以上を30 %以上と
する。
JB.6 形状,寸法及びその許容差
熱間押出形鋼の形状は,注文者の指定による。ただし,製造できない形状については受渡当事者間の協
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JIS G 3101:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 630-1:2011(MOD)
- ISO 630-2:2011(MOD)
JIS G 3101:2015の国際規格 ICS 分類一覧
JIS G 3101:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0320:2009
- 鋼材の溶鋼分析方法
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書
- JISG0416:2014
- 鋼及び鋼製品―機械試験用供試材及び試験片の採取位置並びに調製
- JISG3191:2012
- 熱間圧延棒鋼及びバーインコイルの形状,寸法,質量及びその許容差
- JISG3192:2014
- 熱間圧延形鋼の形状,寸法,質量及びその許容差
- JISG3192:2021
- 熱間圧延形鋼の形状,寸法,質量及びその許容差
- JISG3193:2019
- 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
- JISG3194:1998
- 熱間圧延平鋼の形状,寸法,質量及びその許容差
- JISG3194:2020
- 熱間圧延平鋼の形状,寸法,質量及びその許容差
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2248:2006
- 金属材料曲げ試験方法