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G 4904 : 2017
附属書A
(規定)
特別品質規定
A.1 硬さ(Z1)1)
硬さは,次による。
a) 供試材の採り方及び試験片の数は,13.2.2による。
b) 試験片は,管の端から適切な長さを切り取り,試験片とする。
c) 試験方法は,JIS Z 2245によって,試験片の断面又は内面の硬さを,1個の試験片につき3か所測定
する。
なお,厚さ2 mm以下の管については,試験を行わない。
d) 管の硬さは,表A.1による。
表A.1−硬さ
ロックウェル硬さ
種類の記号 熱処理方法 (3か所の平均値)
HRBS又はHRBW a) HRC
NCF600TB 焼なまし 92以下 −
焼なまし − 36以下
NCF625TB
固溶化熱処理 100以下 −
NCF690TB 焼なまし 92以下 −
NCF800TB 焼なまし 95以下 −
NCF800HTB 固溶化熱処理 92以下 −
NCF825TB 焼なまし 90以下 −
注a) 測定は,HRBS又はHRBWのいずれかでよい。ただし,疑義が生じた場合は,HRBS
による。
注1) 管の取引においては,硬さの要求指定をZ1と表記することがある。
A.2 高温引張試験における降伏点又は耐力(Z2)2)
高温引張試験における降伏点又は耐力は,次による。
a) 管の高温引張試験における降伏点又は耐力の値及び試験温度は,受渡当事者間の協定による。
b) 供試材の採り方及び試験片の数は,同一溶解ごとに一つの供試材を採取し,それぞれの供試材から各
試験温度ごとに1個の試験片を採取する。
c) 試験片及び試験方法は,JIS G 0567による。
注2) 管の取引においては,高温引張試験における降伏点又は耐力の要求指定をZ2と表記することが
ある。
A.3 超音波探傷試験及び検査(Z3)3)
超音波探傷試験及び検査は,次による。
a) 超音波探傷試験における探傷感度の基準は,JIS G 0582の区分UAとし,対比試験片の人工きずから
――――― [JIS G 4904 pdf 11] ―――――
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G 4904 : 2017
の信号と同等以上の信号があってはならない。
b) 超音波探傷試験の方法は,JIS G 0582による。
c) 超音波探傷検査は,管1本ごとに行い,a) に適合しなければならない。
注3) 管の取引においては,超音波探傷検査の要求指定をZ3と表記することがある。
A.4 渦電流探傷試験及び検査(Z4)4)
渦電流探傷試験及び検査は,次による。
a) 渦電流探傷試験における探傷感度の基準は,JIS G 0583の区分EVとし,対比試験片の人工きずから
の信号と同等以上の信号があってはならない。
b) 渦電流探傷試験の方法は,JIS G 0583による。
c) 渦電流探傷試験は,管1本ごとに行い,a) に適合しなければならない。
注4) 管の取引においては,渦電流探傷検査の要求指定をZ4と表記することがある。
――――― [JIS G 4904 pdf 12] ―――――
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G 4904 : 2017
附属書B
(規定)
U字曲げ加工管
B.1 適用
この附属書は,U字曲げ加工管について規定する。U字曲げ加工管は,受渡当事者間の協定によって製
造し,本体に規定する項目に加えてこの附属書の規定を適用する。
B.2 製造方法
製造方法は,次による(図B.1参照)。
a) 字曲げ加工管は,冷間曲げ加工によって製造し,その曲げ半径は,管の外径の1.5倍以上とする。
b) 曲げ部の熱処理は,通常,行わない。ただし,注文者からの要求がある場合は,熱処理について協定
してもよい。
B.3 外観
曲げ部には,使用上有害な欠点があってはならない。
B.4 曲げ加工管の寸法許容差
曲げ部の外径変化量及び厚さ減少率並びにピッチ(p)又はP(p+Dn)の許容差は,表B.1による。曲
げ後の長さの許容差は,表B.2による。
B.5 曲げ加工管の寸法測定方法
曲げ部の寸法測定は,同一時期に曲げ加工を行った同一寸法の管のうち,最小曲げ半径のものから供試
製品を1本採取し,曲げ部の90°位置(図B.1のDS寸法部)における円周2方向(短径側及び長径側)
の外径を測定し外径変化量を求める。また,その位置における円周4点の厚さを測定し,その最小値から
厚さ減少率を求める。
B.6 水圧試験特性
製造業者は,水圧試験を行う場合,直管に代えてU字曲げ加工管を用いて,13.4 b) 1) による水圧試験
を行ってもよい。この場合,U字曲げ加工管の水圧試験特性は,箇条8 a) に適合しなければならない。
――――― [JIS G 4904 pdf 13] ―――――
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単位 mm
R : 曲げ半径 p : ピッチ
Dn : 呼び外径 P : p+Dn
DS : 曲げ部の短径側外径 L : 製品の長さ
DL : 曲げ部の長径側外径 Ln : 製品の呼び長さln+R+Dn/2
tn : 呼び厚さ l : 直管部の製品長さ
t1 : 曲げ部の最小厚さ ln : 直管部の呼び長さ
図B.1−U字曲げ加工管
表B.1−U字曲げ加工管の寸法許容差
曲げ部の外径変化量a) 曲げ部の厚さ減少率 ピッチ(p)又はP
mm の許容差
tn t1×100
短径側 長径側 tn
Dn−DS DL−Dn
% mm
(Dn/4R)×Dn (Dn/8R)×Dn Dn
×100以下 ±1.5
以下 以下 5.2R
注a) 外径変化量の計算値による規定値が0.5 mm未満となった場合は,この規定値は0.5
mm以下とする。
表B.2−U字曲げ加工管の長さの許容差
長さ(l又はL)の許容差
曲げ後の直管部長さ
mm
+7
7 m以下
0
+10
7 m超え
0
長さの判定は,l又はLのいずれによってもよい。
JIS G 4904:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.060 : バーナ.ボイラ > 27.060.30 : ボイラ及び熱交換器
JIS G 4904:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0321:2017
- 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
- JISG0404:2014
- 鋼材の一般受渡し条件
- JISG0415:2014
- 鋼及び鋼製品―検査文書
- JISG0551:2013
- 鋼―結晶粒度の顕微鏡試験方法
- JISG0551:2020
- 鋼―結晶粒度の顕微鏡試験方法
- JISG0567:2012
- 鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法
- JISG0567:2020
- 鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法
- JISG0582:2012
- 鋼管の自動超音波探傷検査方法
- JISG0583:2012
- 鋼管の自動渦電流探傷検査方法
- JISG0583:2021
- 鋼管の自動渦電流探傷検査方法
- JISG1281:1977
- ニッケルクロム鉄合金分析方法
- JISH1270:2015
- ニッケル及びニッケル合金―分析用試料採取方法及び分析方法通則
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方