この規格ページの目次
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K 2242 : 2012
2) 毒物及び劇物取締法(昭和25年12月28日 法律第303号 最終改正 平成23年12月
14日 法律第122号)
3) 環境基本法(平成5年11月19日 法律第91号 最終改正 平成23年12月14日 法律
第122号)
4) 大気汚染防止法(昭和43年6月10日 法律第97号 最終改正 平成23年8月30日 法
律第105号)
5) 水質汚濁防止法(昭和45年12月25日 法律第138号 最終改正 平成23年8月30日 法
律第105号)
6) 下水道法(昭和33年4月24日 法律第79号 最終改正 平成23年12月14日 法律第
122号)
7) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年12月25日 法律第137号 最終改正 平
成23年12月14日 法律第122号)
8) 悪臭防止法(昭和46年6月1日 法律第91号 最終改正 平成23年12月14日 法律第
122号)
9) 特定工場における公害防止組織の整備に関する法律(昭和46年6月10日 法律第107号
最終改正 平成23年6月24日 法律第74号)
10) 労働安全衛生法(昭和47年6月8日 法律第57号 最終改正 平成23年6月24日 法
律第74号)
11) 化学物質の審査及び製造等の規則に関する法律(昭和48年10月16日 法律第117号 最
終改正 平成21年5月20日 法律第39号)
12) 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(平成11年7
月13日 法律第86号 最終改正 平成14年12月13日 法律第152号)
9.2 取扱い方法
a) 水分が混入しないようにすること。
b) 火災予防のため,適切な油量・油温で作業すること。
c) 飲み込まないこと。
d) 目に入れないこと。
e) 作業後に皮膚及び衣服を清潔にすること。
f) 作業環境,特に換気に注意すること。
9.3 貯蔵方法
屋外貯蔵の場合は,水分が混入しないようドラム缶を横積みにすること。
――――― [JIS K 2242 pdf 16] ―――――
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K 2242 : 2012
附属書A
(規定)
水溶性焼入液の冷却性能試験方法
概要
この附属書は,水溶性焼入液の冷却性能試験方法(B法 : 中心温度測定法)について規定する。
A.1 試験方法の原理
水溶性焼入液の冷却性能を測定する試験方法であって,銀棒を加熱して速やかに試料に入れ,銀棒の温
度変化を時間の関数として冷却曲線を求める。温度変化は,シース熱電対を用いて銀棒の中心温度を測定
する。
A.2 装置及び器具
装置及び器具は,箇条6に示す,銀棒,加熱用電気炉,試料容器及び記録装置が一体となったものを用
いる。
a) 中心式銀棒 図A.1及び図A.2に示すもの。
1) シース熱電対 シース外径1.0 mm,Kタイプ接地形で,金属シースの材質は耐食耐熱超合金で,JIS
C 1605に規定するSKクラス1のもの。
2) 硝酸銀 JIS K 8550に規定するもの。
b) 中心式銀棒作製方法 銀棒の作製方法は,次による。
1) 銀棒本体に耐熱鋼製連結棒をねじ込む。
2) シース熱電対を支持棒と支持部とに挿入する。
3) 銀棒本体中心部にシース熱電対を挿入しながら耐熱鋼製連結棒を支持部にねじ込む。
4) 支持部を支持棒にねじ込んで連結する。
5) シース熱電対を銀棒本体方向に押し込みながら,熱電対連結部を支持棒に止めねじで固定する。こ
のとき,熱電対先端が銀棒本体の中心部に,完全に押し付けられているように注意する。
6) 銀棒本体及び支持部の温度を700800 ℃に加熱し,連結部に硝酸銀結晶を塗り接合する。
7) 冷却後,やすりで平滑に表面を仕上げる。
c) 記録装置 記録装置は,6.2.2 c)による。
A.3 試験の手順
試験の手順は,次による。
a) 試料を容器に250 mL採取し,適切な加熱装置で所要の温度に調節する。銀棒は,加熱用電気炉内で2
3分間,810±5 ℃(アルミニウム合金の溶体化急冷用冷却液の場合は,510±5 ℃)に保持する。
b) )の操作を終えた後,加熱を止め,指示温度計を記録装置に切り換えて,静止状態の試料に銀棒を速
やかに入れ,冷却曲線を記録する。このとき,銀棒の下端が容器の底面から15 mmになるように設置
する[6.2.3 b)参照]。
――――― [JIS K 2242 pdf 17] ―――――
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K 2242 : 2012
A.4 装置の検定
A.4.1 標準液による検定
標準液による検定は,次のいずれかによる。
a) 食塩水及びフタル酸ジ2エチルヘキシルによる検定
1) 標準液 標準液は,塩化ナトリウム(JIS K 8150に規定するもの)を蒸留水に溶解した質量分率10 %
の食塩水及び6.2.4 b) 1.1)に規定するフタル酸ジ2エチルヘキシル(以下,DOPという。)を用いる。
2) 標準液による検定基準 標準液による検定基準は,次による。
2.1) 食塩水による検定基準 30 ℃の食塩水を用い,冷却曲線を記録する。この場合,600 ℃から300 ℃
までの冷却時間は0.3秒以内でなければならない。
2.2) OPによる検定基準 80 ℃のDOPを用い,冷却曲線を記録する。この場合,特性温度は495±
10 ℃,800 ℃から400 ℃までの冷却時間は5.0±0.3秒でなければならない。
b) 食塩水及び鉱油系標準液による検定
1) 標準液 標準液は,塩化ナトリウム(JIS K 8150に規定するもの)を蒸留水に溶解した質量分率10 %
の食塩水及び6.2.4 b) 2.1)に規定する鉱油系標準液を用いる。
2) 標準液による検定基準 標準液による検定基準は,次による。
2.1) 食塩水による検定基準 a) 2.1)による。
2.2) 鉱油系標準液による検定基準 80 ℃の標準液を用い,冷却曲線を記録する。この場合,特性温度
は495±10 ℃,800 ℃から400 ℃までの冷却時間は5.7±0.3秒でなければならない。
A.4.2 銀棒の検定及び修正方法
銀棒の検定及び修正方法は,次による
a) 銀棒の表面は,使用前にJIS R 6252に規定する粒度P500番で軽く研磨し,金属の光沢があることを
確認する[6.2.4 c) 1)参照]。
b) .4.1 a) 1)又はA.4.1 b) 1)に示した標準液による検定基準を満たさなくなった場合2),銀棒を分解して
再び組み立て直し,表面を磨いて平滑に修正し,再度標準液で検定する。
注2) 何回も冷却曲線を測定すると,銀棒本体とシース熱電対先端の熱抵抗が増大する場合がある。
c) 上記の修正及び検定を行って測定した冷却曲線が,正しい冷却曲線を示さない場合には,この銀棒は
使用できない[6.2.4 c) 3)参照]。
A.5 結果の表し方
結果の表し方は,次による。
a) 冷却曲線に基づいて特性温度及び350 ℃から150 ℃までの冷却時間を1/10秒まではかり,B法によ
る冷却性能とする。
b) 特性温度の検出は,6.2.5 b)による。
なお,その方法は,A.4.1 a) 1)又はA.4.1 b) 1)の標準液を用いて測定した値が,A.4.1 a) 2)又はA.4.1 b)
2)に示した標準液による検定基準を満足する値となる方法でなければならない。
A.6 精度
水溶性焼入液は,組成,用いるときの濃度,液温などによって,冷却性能を熱処理油よりも更に広範囲
に調整できるという特徴をもつ。そのため,全ての試料について,冷却性能の絶対値及びばらつきを統一
的に定義することは困難であるので,精度については,特に規定しない。
――――― [JIS K 2242 pdf 18] ―――――
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K 2242 : 2012
単位 mm 単位 mm
a) 耐熱合金製連結棒
1 補償導線 2 固定用ねじ部 3 熱電対固定ねじ
4 支持棒 5 支持部 6 耐熱合金製連結棒
7 シース熱電対 8 銀棒本体 b) 銀棒本体
l1 l2 l3 l4 l5 l1 l2 l3 l4 l5 l6 l7 l8 l9
12 5 7 15 15±0.1 3 5 5 12 22 7 7 22 37
図A.1−銀棒(B法 : 中心温度測定法) 図A.2−耐熱合金製連結棒及び銀棒本体
――――― [JIS K 2242 pdf 19] ―――――
K2
1
附属書JA
1
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(参考)
2 : 2
JISと対応国際規格との対比表
012
JIS K 2242:2012 熱処理油剤 ISO 6743-14:1994 Lubricants, industrial oils and related products (class L)−
Classification−Part 14: Family U (Heat treatment)
ISO 9950:1995 Industrial quenching oils−Determination of cooling characteristics−
Nickel-alloy probe test method
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差異
国際規格 ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
1適用範 鉄鋼及びその他の金ISO 1 熱処理分野で用いる焼入 変更 ISOの2規格は,それぞれ分 JISは製品規格として必要な規定項
囲 属の熱処理に用いる6743-14 用流体の詳細分類を規定。 類と試験方法について規定。目及び内容を追加。ISO規格の見直
油剤のうち,鉱油を JISは,これらに加え,品質 し時に提案を検討。
主成分とする熱処理ISO 9950 1 工業焼入油の冷却性能を などの規定項目を追加。
油剤について規定。 測定するためのニッケル
合金測温体の実験室試験
について規定。
2引用規 2
格
3 用語及 この規格で用いる主− − JISとほぼ同じ 追加 − JIS として必要な用語及び定義を
び定義 な用語及び定義を規 追加。実質的な差異はない。
定。
――――― [JIS K 2242 pdf 20] ―――――
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JIS K 2242:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6743-14:1994(MOD)
- ISO 9950:1995(MOD)
JIS K 2242:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 75 : 石油及び関連技術 > 75.100 : 潤滑剤,工業用油及び関連製品
JIS K 2242:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7410:1997
- 石油類試験用ガラス製温度計
- JISC1602:2015
- 熱電対
- JISC1605:1955
- 放射線サーベイ・メータ
- JISC1605:1995
- シース熱電対
- JISC4003:2010
- 電気絶縁―熱的耐久性評価及び呼び方
- JISG0201:2000
- 鉄鋼用語(熱処理)
- JISK0114:2012
- ガスクロマトグラフィー通則
- JISK2001:1993
- 工業用潤滑油―ISO粘度分類
- JISK2251:2003
- 原油及び石油製品―試料採取方法
- JISK2265-4:2007
- 引火点の求め方―第4部:クリーブランド開放法
- JISK2270-1:2009
- 原油及び石油製品―残留炭素分の求め方―第1部:コンラドソン法
- JISK2275:1996
- 原油及び石油製品―水分試験方法
- JISK2283:2000
- 原油及び石油製品―動粘度試験方法及び粘度指数算出方法
- JISK2514:1996
- 潤滑油―酸化安定度試験方法
- JISK6751-1:1999
- フタル酸エステル試験方法―第1部:一般項目
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISR1402:1987
- 熱電対用非金属絶縁管
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISR6252:2006
- 研磨紙
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8402-6:1999
- 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)―第6部:精確さに関する値の実用的な使い方
- JISZ8704:1993
- 温度測定方法―電気的方法