JIS K 2280-2:2018 石油製品―オクタン価,セタン価及びセタン指数の求め方―第2部:モータ法オクタン価

JIS K 2280-2:2018 規格概要

この規格 K2280-2は、火花点火式エンジン用燃料の0~120の範囲のモータ法オクタン価を求める方法について規定。

JISK2280-2 規格全文情報

規格番号
JIS K2280-2 
規格名称
石油製品―オクタン価,セタン価及びセタン指数の求め方―第2部 : モータ法オクタン価
規格名称英語訳
Petroleum products -- Determination of octane number, cetane number and calculation of cetane index -- Part 2:Motor octane number
制定年月日
2013年12月20日
最新改正日
2018年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 5163:2014(MOD)
国際規格分類

ICS

75.160.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
石油 2020
改訂:履歴
2013-12-20 制定日, 2018-03-20 改正
ページ
JIS K 2280-2:2018 PDF [36]
                                                                                 K 2280-2 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験の原理・・・・[4]
  •  5 試薬及び標準物質・・・・[5]
  •  6 器具及び装置・・・・[6]
  •  7 試料の採取方法及び調製方法・・・・[8]
  •  8 試験用エンジン及び計測機器の基本設定並びに標準運転条件・・・・[8]
  •  9 試験用エンジンの点検,適合性試験及び性能評価・・・・[14]
  •  10 試験の手順・・・・[17]
  •  11 計算方法・・・・[27]
  •  12 結果の表し方・・・・[28]
  •  13 精度・・・・[28]
  •  14 試験結果の報告・・・・[29]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[31]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 2280-2 pdf 1] ―――――

K 2280-2 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,石油連盟(PAJ)
から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経
て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 2280-2:2013は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS K 2280の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 2280-1 第1部 : リサーチ法オクタン価
JIS K 2280-2 第2部 : モータ法オクタン価
JIS K 2280-3 第3部 : 過給法オクタン価
JIS K 2280-4 第4部 : セタン価
JIS K 2280-5 第5部 : セタン指数

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 2280-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 2280-2 : 2018

石油製品−オクタン価,セタン価及びセタン指数の求め方−第2部 : モータ法オクタン価

Petroleum products-Determination of octane number, cetane number and calculation of cetane index-Part 2: Motor octane number

序文

  この規格は,2014年に第4版として発行されたISO 5163を基とし,国内の実情に合わせるため,技術
的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,火花点火式エンジン用燃料の0120の範囲のモータ法オクタン価を求める方法について規
定する。
この規格は,質量分率4.0 %以下の酸素を含む酸素化合物混合燃料にも用いることができる。また,体
積分率25 %以下のエタノールを含むガソリン燃料にも用いることができる。
注記1 実用的なオクタン価の測定範囲は,40120であり,通常行われる測定範囲は,8090であ
る。
注記2 体積分率25 %のエタノールは,おおよそ質量分率9 %の酸素に相当するが,49 %の酸素含
有ガソリンに適用できるのは,エタノールを含むガソリン燃料だけである。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 5163:2014,Petroleum products−Determination of knock characteristics of motor and aviation
fuels−Motor method(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
警告 この規格は,危険な試薬,操作及び試験器を用いることがあるが,安全な使用方法を全てに規
定しているわけではないので,この試験方法の使用者は,試験に先立って,適切な安全上及び
健康上の禁止事項を決めておかなければならない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

――――― [JIS K 2280-2 pdf 3] ―――――

2
K 2280-2 : 2018
JIS B 0108-1 往復動内燃機関−用語−第1部 : 機関設計及び運転用語
JIS B 7410 石油類試験用ガラス製温度計
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 2249-1 原油及び石油製品−密度の求め方−第1部 : 振動法
JIS K 2249-2 原油及び石油製品−密度の求め方−第2部 : 浮ひょう法
JIS K 2249-3 原油及び石油製品−密度の求め方−第3部 : ピクノメータ法
JIS K 2251 原油及び石油製品−試料採取方法
注記 対応国際規格 : ISO 3170,Petroleum liquids−Manual sampling
JIS K 8680 トルエン(試薬)
JIS R 3505 ガラス製体積計
注記 対応国際規格 : ISO 4787,Laboratory glassware−Volumetric instruments−Methods for testing of
capacity and for use
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8402-6 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)−第6部 : 精確さに関する値の実用的
な使い方
ISO 3171,Petroleum liquids−Automatic pipeline sampling

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0108-1によるほか,次による。
3.1
モータ法オクタン価(motor octane number : MON)
この規格で規定する条件で調整したCFRエンジンで試験したとき,試料のノック強度を既知のオクタン
価の正標準燃料のノック強度と比較することによって得られるアンチノック性を表す尺度。
注記 モータ法オクタン価は,一定速度で運転する単気筒,4サイクル,可変圧縮比,気化器付きの
CFRエンジンを用いて高速運転条件下の自動車エンジンにおける自動車ガソリンのアンチノッ
ク性の尺度を表す。また,モータ法オクタン価から換算して求める航空法オクタン価又は出力
価(希薄混合気の航空燃料評価)は,航空用ピストンエンジンにおける航空燃料のノック特性
の尺度を表す。
CFRエンジンは,ASTM-CFR(American Society for Testing and Materials−Cooperative Fuel
Research Committee)によって認可されたオクタン価試験専用のエンジンであり,製造業者は,
米国内の一社だけである。
3.2
シリンダ高さ(cylinder height)
ダイヤル指示計又はデジタルカウンタによって示すピストン上死点(t.d.c.)とシリンダとの相対的な位
置。
3.3
ダイヤル指示計示度(dial indicator reading)
シリンダ高さが高くなる(低圧縮比)と大きい値に,シリンダ高さが低くなる(高圧縮比)と小さい値
になるシリンダ高さの数値。ダイヤルゲージ示度ともいう。

――――― [JIS K 2280-2 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 2280-2 : 2018
3.4
デジタルカウンタ示度(digital counter reading)
シリンダ高さが高くなる(低圧縮比)と小さい値に,シリンダ高さが低くなる(高圧縮比)と大きい値
になるシリンダ高さの数値。
3.5
デトネーションメータ(detonation meter)
デトネーションピックアップからの電気信号を受け取り,ノックメータに表示するための出力信号を与
えるノック信号調整装置。
注記 メータには,アナログ・デトネーションメータとデジタル・デトネーションメータとがある。
3.6
デトネーションピックアップ(detonation pickup)
エンジンシリンダに取り付け,燃焼室の圧力の変化度合いに比例して,デトネーションに対する電気信
号を発生するマグネトロン形の変換器。
3.7
ファイヤリング(firing)
燃料を燃焼させながら試験用エンジンを運転する状態。
3.8
最高ノック強度の空燃比(fuel-air ratio for maximum knock intensity)
各燃料に対して最高ノック強度を与える燃料に対する空気の混合割合。
3.9
ガイド表(guide tables)
標準大気圧の下で運転した試験用エンジンの標準ノック強度におけるシリンダ高さ(圧縮比)とオクタ
ン価との関係を示した表。
3.10
ノック(knock)
燃焼室において末端ガスの一部が自己点火することによって起こる,音,振動などの発生を伴う異常燃
焼。
3.11
ノック強度(knock intensity)
ノックの強さ。
注記 ノック強度の測定には,アナログ・デトネーションメータを用いる方法か,又はデジタル・デ
トネーションメータを使用したXCPデジタル技術を用いる方法がある。
3.12
標準ノック強度
表5又は表6によって正標準燃料のオクタン価に対するデジタルカウンタ示度又はダイヤル指示計示度
を求め,表7又は表8によって標準大気圧に補正した示度となるようにシリンダ高さ(圧縮比)を調整し,
最高ノック強度の空燃比で試験を実施したときに得られるノック強度。
アナログ・デトネーションメータを使用する場合は,ノックメータの読みが(50±2)を示すように調整
する。

――――― [JIS K 2280-2 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS K 2280-2:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 5163:2014(MOD)

JIS K 2280-2:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 2280-2:2018の関連規格と引用規格一覧