JIS K 2514-2:2013 潤滑油―酸化安定度の求め方―第2部:タービン油酸化安定度 | ページ 2

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注1) 必要に応じて約50 ℃に加熱したもの。
2) 界面活性剤洗浄液 ガラス製品の洗浄に用いることができる強酸化剤洗浄液に代わるもの。
3) 一般用洗剤 水溶性のもの。
i) ヘキサン ヘキサンは,JIS K 8848に規定するものを用いる。
j) トルエン トルエンは,JIS K 8680に規定するものを用いる。
k) 圧縮空気 圧縮空気は,清浄・乾燥したものを用いる。

6 試験器及び器具

  試験器及び器具は,次による。
6.1 タービン油酸化安定度試験器 タービン油酸化安定度試験器は,次のa) k)からなり,その例を図1
に示す。
a) 酸化器 酸化器は,次の1)3)からなるものを用いる。その組立図を図2に示す。
1) 試験管 試験管は,図3に示す形状及び寸法のほうけい酸ガラス製のものを用いる。
2) 酸素吹込管 酸素吹込管は,図4に示す形状及び寸法のほうけい酸ガラス製のものを用いる。
3) 凝縮器 凝縮器は,図5に示す形状及び寸法のほうけい酸ガラス製のものを用いる。
b) 恒温槽 恒温槽は,図1に示すもので,かき混ぜ機,加熱器及び温度調節器を備え,酸化器内の試料
の温度を95 ℃±0.2 ℃に保つことができ,試験管を恒温槽内に垂直に390 mm±10 mm挿入できるも
のを用いる。また,試験期間中,試験管を浴液に355 mm±10 mmの深さで浸すことが可能で,光を
遮断できる構造のものを用いる。液浴の場合は,槽内の温度を均一にするためのかき混ぜ機を備える。
ブロックヒータの場合は,温度を均一にするために加熱部を分散して配置し,ブロックの穴は,最小
で直径50 mmとし,絶縁カバーを含めて390 mm±10 mmの深さをもつものとする。試験時間が長時
間のため,恒温槽に過熱防止装置を取り付けるとよい。また,浴液が水道水の場合は,浴液の液面が
試験管を規定の深さに維持できる液面調節器を取り付けるとよい。
c) 流量計 流量計は,酸素の流量を3 L/h±0.1 L/hに調節できるものを用いる。
d) 温度計 温度計は,次による。
1) 恒温槽用温度計 恒温槽用温度計は,附属書Aに規定する温度計,又はこれと同等の性能をもつ温
度測定装置を用いる。
2) 試料用温度計 試料用温度計は,附属書Aに規定する温度計,又はこれと同等の性能をもつ温度測
定装置を用いる。
e) 試料用温度計保持具 試料用温度計保持具は,図6に示す形状及び寸法のステンレス鋼(SUS304)製
のもので,温度計を内径約5 mmのふっ素ゴム製Oリングで取り付けられるものを用いる。
f) 酸素供給管 酸素供給管は,塩化ビニル(PVC)製若しくはシリコーンゴム製のもの又は同等の性能
をもつ材質のものを用いる。
g) 酸化油抜取管 酸化油抜取管は,外径2.0 mm,長さ610 mm±2 mmのステンレス鋼(SUS304)製の
管で,先端を90°に仕上げ,他端にロック形連結部を備え,酸化油を抜き取るとき及び水を補充する
ときは,シリンジに連結が可能で,通常は,四ふっ化エチレン樹脂製又は塩化ふっ化ビニル樹脂製栓
ができるものを用いる。
h) 酸化油採取容器 酸化油採取容器は,ポリエチレン製栓付のガラス製褐色瓶(容量510 mL)などを
用いる。
i) シリンジ シリンジは,容量10 mL(酸化油抜取用)及び50 mL(水補充用)のガラス製のもので,

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ロック形連結部を備えたものを用いる。
j) 酸化油抜取管保持具 酸化油抜取管保持具は,図7に示す形状及び寸法のものを用いる。
k) スペーサ スペーサは,ポリエチレン製,四ふっ化エチレン樹脂製などの長さ約50 mm,内径約3 mm
のものを用いる。
注記 スペーサは,酸化油抜取管保持具の上に置き,酸化油抜取管の端を支えるために用いる。
単位 mm
1 操作盤(温度調節器)
2 冷却水調節弁
3 酸素調節弁
4 酸素圧力計(一次)
5 酸素圧力計(二次)
6 酸素流量調節バルブ
7 流量計
8 冷却水入口コック
9 冷却水出口
10 試験管(酸化器)
11 触媒
12 酸素吹込管
13 凝縮器
14 酸化油抜取管保持具
15 酸化油抜取管
16 恒温槽
17 ガラス窓(耐熱ガラス)
18 照明灯
19 窓扉(金属製)
20 恒温槽用温度計

21 加熱器

22 かき混ぜ機
図1−タービン油酸化安定度試験器の例

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単位 mm
図2−酸化器
単位 mm
図3−試験管

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単位 mm
図4−酸素吹込管

――――― [JIS K 2514-2 pdf 9] ―――――

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単位 mm
図5−凝縮器

――――― [JIS K 2514-2 pdf 10] ―――――

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JIS K 2514-2:2013の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 4263-1:2003(MOD)

JIS K 2514-2:2013の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 2514-2:2013の関連規格と引用規格一覧