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JIS K 8723:2019 規格概要
この規格 K8723は、試薬として用いるニトロベンゼンについて規定。
JISK8723 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8723
- 規格名称
- ニトロベンゼン(試薬)
- 規格名称英語訳
- Nitrobenzene (Reagent)
- 制定年月日
- 1950年7月25日
- 最新改正日
- 2019年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1950-07-25 制定日, 1953-07-24 改正日, 1956-07-24 改正日, 1959-02-27 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1981-12-01 改正日, 1987-07-01 確認日, 1992-02-01 確認日, 1995-03-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2019-02-20 改正
- ページ
- JIS K 8723:2019 PDF [8]
K 8723 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 純度(C6H5NO2)(GC)・・・・[3]
- 6.3 密度(20 ℃)・・・・[4]
- 6.4 屈折率 nD20・・・・[4]
- 6.5 凝固点・・・・[4]
- 6.6 酸(HNO3として)・・・・[4]
- 6.7 水分・・・・[5]
- 6.8 塩化物(Cl)・・・・[5]
- 7 容器・・・・[6]
- 8 表示・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8723 pdf 1] ―――――
K 8723 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8723:1995は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成31年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8723:1995を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8723 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8723 : 2019
ニトロベンゼン(試薬)
Nitrobenzene (Reagent)
C6H5NO2 FW : 123.11
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いるニトロベンゼンについて規定する。
警告1 ニトロベンゼンは,引火性があるので火気に注意する。また,有害なので,蒸気の吸入,粘
膜・皮膚への付着などを避ける。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート)などを参考にして各自の責任にお
いて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K 0062 化学製品の屈折率測定方法
JIS K 0065 化学製品の凝固点測定方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0114 ガスクロマトグラフィー通則
JIS K 0117 赤外分光分析通則
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8842 ブロモチモールブルー(試薬)
JIS K 8891 メタノール(試薬)
――――― [JIS K 8723 pdf 3] ―――――
2
K 8723 : 2019
JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬)
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
ニトロベンゼンは,僅かにうすい黄からうすい黄の透明な液体で,特異の臭いがある。エタノール(99.5)
及びジエチルエーテルには極めて溶けやすく,水にほとんど溶けない。沸点は,約210 ℃である。
4.2 定性方法
試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数3 078 cm-1,1 607 cm-1,1 522 cm-1,
1 479 cm-1,1 345 cm-1,852 cm-1,704 cm-1及び681 cm-1付近に主な吸収ピークを認める。この場合,試料
調製は,JIS K 0117の5.4 a)(液膜法)による。窓板に臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトル
の例を図1に示す。
図1−赤外吸収スペクトルの例
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
――――― [JIS K 8723 pdf 4] ―――――
3
K 8723 : 2019
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(C6H5NO2)(GC) 面積分率 % 99.5 以上 6.2
密度(20 ℃) g/mL 1.2011.207 6.3
20
屈折率 n
D − 1.5511.554 6.4
凝固点 ℃ 5.5 以上 6.5
酸(HNO3として) 質量分率 ppm 3 以下 6.6
水分 質量分率 % 0.05 以下 6.7
塩化物(Cl) 質量分率 ppm 5 以下 6.8
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度(C6H5NO2)(GC)
純度(C6H5NO2)(GC)の試験方法は,次による。
a) 器具及び装置 主な器具及び装置は,次のとおりとする。
1) マイクロシリンジ又は試料導入装置 1.0 μL又は使用する装置に適切な量を注入できるもの。
2) ガスクロマトグラフ 装置の構成は,JIS K 0114に規定するもの。
b) 分析条件 分析条件は,次による。
なお,別の分析条件でもニトロベンゼンとベンゼン及びm-ジニトロベンゼンとの分離度が1.5以上
であれば,その条件を用いてもよい。
1) 検出器の種類 水素炎イオン化検出器
2) 固定相液体 メチルシリコーン,95 %ジフェニル-ジメチルポリシロキサン-5 %-フェニル-メチルポ
リシロキサン又はポリエチレングリコール
3) 固定相液体の膜厚 0.25 μm1.0 μm
4) キャピラリーカラムの材質,内径及び長さ 材質,内径及び長さは次による。
・ 材質は,ほうけい酸ガラス又は石英ガラスとする。
・ 内径は,0.25 mm0.53 mmとする。
・ 長さは,25 m50 mとする。
5) 設定温度 カラム槽 150 ℃200 ℃の適切な温度とし,用いるカラムに応じて昇温してよい。
試料気化室 200 ℃250 ℃
検出器槽 240 ℃300 ℃
6) キャリヤーガスの種類及び流量 ヘリウム 1.2 mL/min2.4 mL/min
7) 試料の導入方式 直接注入法,スプリットレス注入法及びスプリット注入法
8) 試料の導入量 1.0 μL又は使用する装置に適切な量
c) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料の導入及び記録 試料をマイクロシリンジ又は試料導入装置を用いてガスクロマトグラフに導
入してクロマトグラムを記録する。
なお,あらかじめ,ニトロベンゼンの保持時間を確認しておく。
2) ピーク面積の測定 クロマトグラムのピーク面積の測定は,JIS K 0114の11.3 a)(データ処理ソフ
ト又はデータ処理装置を用いる方法)による。
――――― [JIS K 8723 pdf 5] ―――――
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JIS K 8723:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8723:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0061:2001
- 化学製品の密度及び比重測定方法
- JISK0062:1992
- 化学製品の屈折率測定方法
- JISK0065:1992
- 化学製品の凝固点測定方法
- JISK0068:2001
- 化学製品の水分測定方法
- JISK0114:2012
- ガスクロマトグラフィー通則
- JISK0117:2017
- 赤外分光分析通則
- JISK1107:2005
- 窒素
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8842:2012
- ブロモチモールブルー(試薬)
- JISK8891:2006
- メタノール(試薬)
- JISK9007:2008
- りん酸二水素カリウム(試薬)