この規格ページの目次
JIS L 1919:2012 規格概要
この規格 L1919は、繊維製品の防汚性の試験方法について規定。
JISL1919 規格全文情報
- 規格番号
- JIS L1919
- 規格名称
- 繊維製品の防汚性試験方法
- 規格名称英語訳
- Testing methods for soil resistance and soil release of textiles
- 制定年月日
- 2006年3月25日
- 最新改正日
- 2020年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 59.080.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 繊維 2020
- 改訂:履歴
- 2006-03-25 制定日, 2010-10-01 確認日, 2012-03-21 改正日, 2016-10-20 確認日, 2020-02-20 改正
- ページ
- JIS L 1919:2012 PDF [9]
L 1919 : 2012
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 試験場所・・・・[2]
- 5 試料及び試験片の採取及び準備・・・・[2]
- 6 試験の種類・・・・[2]
- 7 装置及び材料・・・・[2]
- 7.1 ICI形ピリング試験機・・・・[2]
- 7.2 ゴム管・・・・[2]
- 7.3 密閉形円筒容器・・・・[2]
- 7.4 密閉形樹脂製袋・・・・[2]
- 7.5 はっ水度試験装置・・・・[2]
- 7.6 電気洗濯機・・・・[2]
- 8 試験方法・・・・[2]
- 8.1 A法(ICI形ピリング試験機を用いる方法)・・・・[2]
- 8.2 B法(スプレー法)・・・・[5]
- 8.3 C法(滴下拭き取り法)・・・・[6]
- 9 試験報告書・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS L 1919 pdf 1] ―――――
L 1919 : 2012
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人繊維評価
技術協議会(JTETC)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS L 1919:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS L 1919 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
L 1919 : 2012
繊維製品の防汚性試験方法
Testing methods for soil resistance and soil release of textiles
序文
この規格は,2006年に制定されたが,その後の引用規格の改正,操作手順及び判定の見直しに対応する
ために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,繊維製品の防汚性の試験方法について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 9606 電気洗濯機
JIS K 1462 フェライト用酸化鉄(III)(フェライト用酸化第二鉄)
JIS K 3371 洗濯用合成洗剤
JIS K 5107 カーボンブラック(顔料)
JIS K 8885 二酸化けい素(試薬)
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
JIS L 0217 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
JIS L 0805 汚染用グレースケール
JIS L 1076 織物及び編物のピリング試験方法
JIS L 1092 繊維製品の防水性試験方法
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 5210 ポルトランドセメント
JIS Z 1516 外装用段ボール
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS L 0105によるほか,次による。
3.1
防汚性
繊維製品の汚れにくさ及び/又は付いた汚れの落ちやすさ。
――――― [JIS L 1919 pdf 3] ―――――
2
L 1919 : 2012
4 試験場所
JIS L 0105の5.1(試験場所)に規定する標準状態で試験を行う。試験室が標準状態を保てない場合は,
できるだけ標準状態に近い場所で試験を行い,試験時の温度及び相対湿度を箇条9によって,試験報告書
に記載する。
5 試料及び試験片の採取及び準備
JIS L 0105の6.3(布状の試料及びその試験片)又は6.4[製品(縫製品)状の試料の試験片]によって
試料を採取し,試験に用いる試験片は,JIS L 0105の5.3(試料又は試験片の調整)によって試験前に標準
状態にしておく。また,試料が製品のときは,表生地から無作為に採取し,標準状態とする。
6 試験の種類
試験の種類は,次による。
a) 法(ICI形ピリング試験機を用いる方法)(8.1)
1) -1法(密閉形円筒容器を用いる方法)(8.1.1)
2) -2法(密閉形樹脂製袋を用いる方法)(8.1.2)
b) 法(スプレー法)(8.2)
c) 法(滴下拭き取り法)(8.3)
7 装置及び材料
7.1 ICI形ピリング試験機
ICI形ピリング試験機は,JIS L 1076の7.1(ICI形試験機)による。
なお,回転箱内張りのコルク保護のため,JIS Z 1516に規定する両面段ボールで,種別S−1の第1種,
B段で厚さ約5 mmのものを用いて,回転箱内寸で作った段ボール箱を回転箱内に装着する。
7.2 ゴム管
JIS L 1076の7.1に規定するピリング試験用ゴム管とする。
7.3 密閉形円筒容器
外径約130 mm,高さ約200 mm,厚さ約3 mmで,容量が約2 000 mLの密閉形高密度ポリエチレン製円
筒容器とする。
7.4 密閉形樹脂製袋
たて約280 mm,よこ約200 mm,厚さ約0.08 mmで,容量が約2 000 mLのチャック付きポリエチレン
製袋とする。
7.5 はっ水度試験装置
はっ水度試験装置は,JIS L 1092の7.2.1 a)(はっ水度試験装置)及びb)(試験片保持枠)による。
7.6 電気洗濯機
JIS C 9606に規定する遠心式脱水装置付きの電気洗濯機とする。
8 試験方法
8.1 A法(ICI形ピリング試験機を用いる方法)
A法は,粉体汚れに対する繊維製品の防汚性の試験に適用し,A-1法は,泥汚れなどを想定した粗い粒
子を含んだ油性の粉体汚染物質との接触,A-2法は,気中に浮遊している粉じんなどを想定した細かい粒
――――― [JIS L 1919 pdf 4] ―――――
3
L 1919 : 2012
子を含んだ乾性の粉体汚染物質に対して,防汚性を試験する。
箇条5の試料につき100 mm×100 mmの試験片を,織物にあっては,たて糸方向に,編物にあってはウ
ェール方向に3枚採取する。
8.1.1 A-1法(密閉形円筒容器を用いる方法)
A-1法(密閉形円筒容器を用いる方法)は,次による。
a) 人工汚染物質 試験に用いる人工汚染物質の成分及び質量分率(%)は,表1による。
なお,表中のミネラルオイル(精製鉱油)は,38 ℃のときのセイボルト粘度値(SUS)が360390
で,15 ℃のときの密度が0.880 g/mL0.900 g/mLのもの。人工汚染物質は,シリカゲルを入れたデシ
ケータで乾燥させた後,試験に用いる。
表1−人工汚染物質の成分及び質量分率
粉体汚染物質−1
成分 質量分率(%)
ピートモス 40.00
ポルトランドセメント(JIS R 5210) 17.00
はくとう土 17.00
けい藻土 17.00
ミネラルオイル(精製鉱油) 8.75
カーボンブラック(JIS K 5107) 0.10
フェライト用酸化鉄(III)(JIS K 1462) 0.15
注記 粉体汚染物質−1は,粗い粒子を含んだ油性汚染の汚染試験に適
する。
b) 操作
1) 汚れにくさ試験 表1の粉体汚染物質−1の1 gを7.3の容器に入れた後,7.2のゴム管にJIS L 1076
の8.1.1[A法(ICI形試験機を用いる方法)]の方法で試験片を,織物にあってはたて糸方向に,編
物にあってはウェール方向に巻き,縫い付ける。さらに,縫い目部分も粘着テープでシールする(図
1参照)。装着した試験片3個を7.3の容器に同時に入れ,蓋で密閉して,7.1で規定する段ボール箱
を装着した回転箱に入れ,毎分60回転±2回転の速度で20分間操作する。このとき,回転箱への
装着は,図2に示すように回転方向と並行とする。
操作後,ゴム管から試験片を取り外し,試験片の四隅を持ち替えて,試験片の裏面中央部を5回
指ではじき,余分な汚れを取った後,判定する。
なお,指ではじくときは二本指で行い,1回はじくごとに試験片を90度回転させ,計5回はじ
く。
2) 付いた汚れの落ちやすさ試験 1) で汚れを付着させた試験片をJIS L 0217の付表1[記号別の試験
方法−洗い方(水洗い)]の番号103に規定する方法によって洗濯を行い,室温で平干し乾燥させた
後,判定する。
なお,洗濯は,汚れにくさ試験の判定後1時間以内に行い,洗剤は,JIS K 3371に規定する弱ア
ルカリ性洗剤又は中性洗剤を使用する。ただし,ドライクリーニングの場合は,JIS L 1092の6.2.2
(ドライクリーニング処理)に規定する処理方法で行う。
――――― [JIS L 1919 pdf 5] ―――――
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JIS L 1919:2012の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 1919:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC9606:1993
- 電気洗濯機
- JISK1462:1981
- フェライト用酸化鉄(III)(フェライト用酸化第二鉄)
- JISK3371:2019
- 洗濯用合成洗剤
- JISK5107:1965
- カーボンブラック(顔料)
- JISK8885:2018
- 二酸化けい素(試薬)
- JISL0105:2020
- 繊維製品の物理試験方法通則
- JISL0801:2011
- 染色堅ろう度試験方法通則
- JISL0805:2005
- 汚染用グレースケール
- JISL1076:2012
- 織物及び編物のピリング試験方法
- JISL1092:2009
- 繊維製品の防水性試験方法
- JISL1930:2014
- 繊維製品の家庭洗濯試験方法
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR5210:2009
- ポルトランドセメント
- JISZ1516:2003
- 外装用段ボール