JIS L 1920:2007 繊維製品の防ダニ性能試験方法

JIS L 1920:2007 規格概要

この規格 L1920は、防ダニ加工が施された繊維製品の室内じん(塵)性ダニに対する性能試験方法について規定。

JISL1920 規格全文情報

規格番号
JIS L1920 
規格名称
繊維製品の防ダニ性能試験方法
規格名称英語訳
Testing methods for efficacy against house dust mite of textiles
制定年月日
2007年2月20日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

59.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
繊維 2020
改訂:履歴
2007-02-20 制定日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS L 1920:2007 PDF [20]
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pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 試験の種類・・・・[2]
  •  5 試験の準備・・・・[3]
  •  5.1 試薬・・・・[3]
  •  5.2 材料及び器具・・・・[3]
  •  5.3 ダニ培地の準備・・・・[4]
  •  6 試験条件・・・・[4]
  •  7 試料・・・・[4]
  •  7.1 採取方法・・・・[4]
  •  7.2 無加工試料・・・・[5]
  •  7.3 前処理・・・・[5]
  •  7.4 保管・・・・[5]
  •  8 忌避試験・・・・[5]
  •  8.1 侵入阻止法・・・・[5]
  •  8.2 ガラス管法・・・・[7]
  •  9 増殖抑制試験・・・・[9]
  •  10 特異な試料に対する試験方法の対応・・・・[12]
  •  11 試験報告書・・・・[12]
  •  附属書A(規定)試験に用いるダニ・・・・[13]
  •  附属書B(規定)ダニの計数方法・・・・[14]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 1920 pdf 1] ―――――

L 1920 : 2007

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本カーペット工業組合(JCMA)及び財団法
人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標
準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 1920 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 1920 : 2007

繊維製品の防ダニ性能試験方法

Testing methods for efficacy against house dust mite of textiles

1 適用範囲

  この規格は,防ダニ加工が施された繊維製品の室内じん(塵)性ダニに対する性能試験方法について規
定する。
なお,この規格における防ダニ性能は,忌避及び増殖抑制を対象とする。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7139 双眼実体顕微鏡
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 8102 エタノール (95)(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
JIS L 0217 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法
JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布
JIS L 1096 一般織物試験方法
JIS L 1903 羽毛試験方法
JIS L 4406 タイルカーペット
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3644 ガラス管類
JIS Z 1539 包装用ポリプロピレン粘着テープ
JIS Z 1701 ゴムバンド
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部 : 金属製網ふるい

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
室内じん(塵)性ダニ
床面,カーペット,寝装品などに室内じんとともにみられるダニの総称で,その優占種は世界共通して

――――― [JIS L 1920 pdf 3] ―――――

2
L 1920 : 2007
チリダニ類である。
3.2
忌避率
無加工品の生存ダニ数に対する加工品の生存ダニ数を百分率(%)で示し,加工品の忌避性能を表した
もの[式(3)及び式(4)参照]。
3.3
増殖抑制率
無加工品の生存ダニ数に対する加工品の生存ダニ数を百分率(%)で示し,加工品の増殖抑制の度合い
を表したもの[式(8)参照]。
3.4
ダニ培地
ダニを繁殖させた飼育飼料。
3.5
生存ダニ
外部からの刺激に対して反応を示すダニで,卵を除く幼虫,若虫(前若虫及び後若虫)及び成虫のすべ
てのステージを含む。
3.6
ダニ密度
ダニ培地中の生存ダニの度合い又はダニ培地1 g中の生存ダニ数。
3.7
静止期
幼虫,前若虫及び後若虫の各発育期の後半期にみられる,活動がほとんど停止している状態の期間。
3.8
接種用ダニ培地
ダニ密度を調整した培地。

4 試験の種類

  防ダニ加工を施した繊維製品の室内じん性ダニに対する性能によって,次に示すいずれかの試験を選択
する。
a) 忌避試験 室内じん性ダニに対して忌避性能をもたせた繊維製品に対して行う試験方法で,繊維製品
の種類又は形状から次に示すいずれかの試験方法によって行う。
1) 侵入阻止法 カーペット,ふとん側地,カバー・シーツ類,毛布などに適用する。ただし,その厚
さが15 mmを超えないものに限る。
2) ガラス管法 ふとんわたなどに適用する。その材質から次のいずれかによる。
2.1) 法 綿,羊毛,合成繊維などに適用する。
2.2) 法 羽毛に適用する。
b) 増殖抑制試験 室内じん性ダニに対して増殖抑制性能をもたせた繊維製品に対する試験方法で,繊維
製品の種類又は形状から次のどちらかの試験方法によって行う。
1) 法 カーペット,ふとん側地,カバー・シーツ類,毛布などに適用する。ただし,その厚さが15
mmを超えないものに限る。

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L 1920 : 2007
2) 法 ふとんわたなどに適用する。

5 試験の準備

5.1 試薬

  試薬は,次による。
a) 塩化ナトリウム JIS K 8150に規定する特級のもの。
b) エタノール JIS K 8102に規定する特級又は1級のもの。
c) 精製水 第十五改正日本薬局方の基準に適合するもの。
d) 水 第十五改正日本薬局方の常水の基準に適合するもの。
e) 乾燥酵母 第十五改正日本薬局方の基準に適合するもので,ダニの飼育飼料として使用する。
f) 非イオン界面活性剤 ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート[ポリソルベート80 (Tween
80)]。
g) 飽和食塩水 塩化ナトリウム(NaCl) 392 gを精製水1 000 mlに加熱溶解させた後,その上澄み液を使
用したもの。ダニの飼育及び試験時に湿度調整のために使用する。また,飽和食塩水浮遊法において
も使用する。
h) 非イオン界面活性剤溶液 非イオン界面活性剤0.1 gを精製水100 mlに溶解させたもの。ダニの回収
作業時に湿潤剤として使用する。
i) 着色液 着色用試薬1) 6.0 gをエタノール(C2H5OH) 100 mlに溶解させた後,精製水で全量を1 000 ml
にしたもの2)。ろ紙又はダニ以外のきょう(夾)雑物を染色するために使用する。
注1) 着色用試薬としてクリスタルバイオレット(C25H30ClN3・9H2O)又はメチレンブルー
(C16H18N3S・Cl・nH2O)を使用する。
2)
ろ紙に直接着色する場合は,この着色液を数倍に薄めたものを用いてもよい。その場合は,
着色液によってダニが死亡又は着色するような高濃度のものを用いてはならない。

5.2 材料及び器具

a) 循環式熱風乾燥機 温度70±2 ℃に保てるもので,試料又は粉末飼料の前処理に使用する。
b) 恒温器(又は恒温室) 温度25±2 ℃,暗条件に保てるもので,ダニの飼育又は試験に使用する。
c) 三角フラスコ JIS R 3503に規定するもので,呼び容量が50 mlのもので,飽和食塩水浮遊法に使用
する。
d) ビーカー (50 ml) IS R 3503に規定するもので,呼び容量が50 mlのもので,飽和食塩水浮遊法に使
用する。
e) ビーカー (100 ml) IS R 3503に規定するもので,呼び容量が100 mlのもので,全量展開法に使用す
る。
f) シャーレ(大) JIS R 3503に規定するもので,内径約90 mm,内高約20 mmのもので,侵入阻止法
に使用する。
g) シャーレ(小) 外径約45 mm,内高約15 mmのガラス製のもので,侵入阻止法又は増殖抑制試験A
法に使用する。
h) ガラス管 JIS R 3644に規定する外径22±0.6 mm(肉厚1.2±0.2 mm),長さ約100 mmで硬質のもの
で,ガラス管法に使用する。
i) ゴムバンド JIS Z 1701に規定する呼びが18に相当するもので,ガラス管法に使用する。
j) サンプル管瓶 ガラス製で,外径約30 mm,内高約63 mm,容量約30 mlのもので,増殖抑制試験B

――――― [JIS L 1920 pdf 5] ―――――

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