JIS K 1462:1981 フェライト用酸化鉄(III)(フェライト用酸化第二鉄)

JIS K 1462:1981 規格概要

この規格 K1462は、フェライト用酸化鉄(III)について規定。

JISK1462 規格全文情報

規格番号
JIS K1462 
規格名称
フェライト用酸化鉄(III)(フェライト用酸化第二鉄)
規格名称英語訳
Iron (III) oxide for ferrite
制定年月日
1961年12月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.060.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1961-12-01 制定日, 1965-02-01 確認日, 1968-04-01 確認日, 1971-04-01 確認日, 1973-03-01 改正日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1981-03-01 改正日, 1986-05-01 確認日, 2002-06-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS K 1462:1981 PDF [28]
                                                                                    K 1462-1981

pdf 目次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 種類・・・・[1]
  •  3. 品質・・・・[1]
  •  4. 試料採取方法・・・・[1]
  •  5. 試験方法・・・・[1]
  •  5.1 一般事項・・・・[1]
  •  5.2 酸化鉄 (III)・・・・[2]
  •  5.2.1 定量方法の種類・・・・[2]
  •  5.2.2 二クロム酸カリウム滴定法・・・・[2]
  •  5.2.3 EDTA滴定法・・・・[3]
  •  5.3 乾燥減量・・・・[4]
  •  5.4 二酸化けい素・・・・[4]
  •  5.4.1 定量方法の種類・・・・[4]
  •  5.4.2 吸光光度法・・・・[5]
  •  5.4.3 重量法・・・・[6]
  •  5.5 アルミニウム・・・・[7]
  •  5.5.1 定量方法の種類・・・・[7]
  •  5.5.2 吸光光度法・・・・[7]
  •  5.5.3 原子吸光光度法・・・・[9]
  •  5.6 マンガン・・・・[9]
  •  5.6.1 定量方法の種類・・・・[9]
  •  5.6.2 吸光光度法・・・・[10]
  •  5.6.3 原子吸光光度法・・・・[11]
  •  5.6.4 けい光X線法・・・・[11]
  •  5.7 カルシウム・・・・[13]
  •  5.7.1 定量方法の種類・・・・[14]
  •  5.7.2 原子吸光光度法・・・・[14]
  •  5.7.3 けい光X線法・・・・[14]
  •  5.8 硫酸イオン・・・・[15]
  •  5.8.1 定量方法の種類・・・・[15]
  •  5.8.2 亜鉛還元-重量法・・・・[15]
  •  5.8.3 アルミニウム還元-重量法・・・・[16]
  •  5.8.4 L-アスコルビン酸還元-重量法・・・・[17]
  •  5.8.5 燃焼法・・・・[17]
  •  5.8.6 けい光X線法・・・・[19]

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS K 1462 pdf 1] ―――――

K 1462-1981

pdf 目次

  •  5.9 塩化物イオン・・・・[20]
  •  5.9.1 定量方法の種類・・・・[20]
  •  5.9.2 吸光光度法・・・・[20]
  •  5.9.3. けい光X線法・・・・[21]
  •  6. 表示・・・・[22]
  •  引用規格・・・・[22]

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS K 1462 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 1462-1981

フェライト用酸化鉄 (III)(フェライト用酸化第二鉄)

Iron (III) xide for Ferrite

1. 適用範囲

 この規格は,フェライト用酸化鉄 (III) について規定する。
備考 この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,国際単位系 (SI) によるものであ
って,参考として併記したものである。

2. 種類

 フェライト用酸化鉄 (III) は,主成分とその他の成分の含量によって,次の3種類に分ける。
(1) 1種
(2) 2種
(3) 3種

3. 品質

 フェライト用酸化鉄 (III) は,5.によって試験し,次の表の規定に適合しなければならない。

種類 1種 2種 3種
成分
酸化鉄 (III) (Fe2O3) % 99.0以上 98.8以上 98.5以上
乾燥減量% 0.30以下 0.30以下 0.30以下
二酸化けい素 (SiO2) % 0.01以下 0.06以下 0.30以下
アルミニウム (Al) % 0.02以下 0.02以下 0.05以下
マンガン (Mn) % 0.30以下 0.30以下 0.30以下
カルシウム (Ca) % 0.01以下 0.02以下 0.04以下
硫酸イオン (SO42−) % − 0.20以下 0.30以下
塩化物イオン (Cl−) % − 0.15以下 0.15以下

4. 試料採取方法

 試料は,全体を代表するように,受渡し当事者間の協定に基づく合理的な方法によっ
て採取する。

5. 試験方法

5.1 一般事項

 一般事項は,次のとおりとする。
(1) 化学分析について共通する一般事項は,JIS K 0050(化学分析通則)による。
(2) 吸光光度法については,JIS K 0115(吸光光度分析方法通則)による。
(3) 原子吸光光度法については,JIS K 0121(原子吸光分析方法通則)による。
引用規格 : 22ページに示す。

――――― [JIS K 1462 pdf 3] ―――――

2
K 1462-1981
(4) けい光X線法については,JIS K 0119(けい光X線分析方法通則)による。

5.2 酸化鉄 (III)

5.2.1 定量方法の種類

 酸化鉄 (III) の定量方法には,次の2種類があり,そのいずれを用いてもよい。
(1) 二クロム酸カリウム滴定法
(2) DTA滴定法

5.2.2 二クロム酸カリウム滴定法

 二クロム酸カリウム滴定法は,次のとおりとする。
(1) 要旨 試料を塩酸に溶解し,塩化すず (II) 溶液を加えて鉄 (III) イオンを鉄 (II) イオンに還元し,更
に塩化水銀 (II) 溶液を加えて塩化水銀 (I) の沈殿を作り,指示薬として4-アニリロベンゼンスルホン
酸ナトリウム溶液を加え,二クロム酸カリウム標準溶液で滴定する。
(2) 試薬 試薬は,次のとおりとする。
(2.1) 塩酸 JIS K 8180〔塩酸(試薬)〕に規定するもの。
(2.2) 混酸(硝酸−りん酸) 水140mlに,冷却しながらJIS K 8951〔硫酸(試薬)〕に規定する硫酸30ml
を加え,更にJIS K 9005〔りん酸(試薬)〕に規定するりん酸30mlを加える。
(2.3) 塩化すず (II) 溶液 JIS K 8180に規定する塩酸100mlを三角フラスコに入れ,水浴上で加熱しなが
らJIS K 8136〔塩化第一すず(試薬)〕に規定する塩化すず (II) 50gを少量ずつ加えて溶解し,水を
加えて1lとする。この溶液には,JIS K 8580〔すず(試薬)〕に規定する粒状のすずを少量加え,か
っ色びんに入れて密せんして保存する。
(2.4) 塩化水銀 (II) 溶液 JIS K 8139〔塩化第二水銀(試薬)〕に規定する塩化水銀 (II) の飽和溶液。
(2.5) 4-アニリロベンゼンスルホン酸ナトリウム溶液 (0.2w/v%) IS K 9514〔ジフェニルアミン-4-スル
ホン酸ナトリウム(試薬)〕に規定する4-アニリロベンゼンスルホン酸ナトリウム0.2gを水に溶解
して100mlとする。この溶液は,かっ色びんに入れて密せんして保存する。
(2.6) /10二クロム酸カリウム標準溶液 JIS K 8005(容量分析用標準試薬)に規定する二クロム酸カリ
ウム(1)を100110℃に保った恒温乾燥器中で34時間乾燥し,デシケーター中で放冷する。
その4.903g(K2Cr2O7100%に対し)を量り採り,水に溶解してメスフラスコ1000mlに移し入れ,
水を標線まで加える。
注(1) 砕く必要がある場合は,めのう乳ばちを用いる。
(3) 操作 操作は,次の手順によって行う。
(3.1) 試料約4gを0.1mgまで量り採り,コニカルビーカー300mlに移し入れる。
(3.2) 塩酸40mlを加え,加熱溶解後,水100mlを加える。
(3.3) 冷却後,メスフラスコ250mlに移し入れ,水を標線まで加える。
(3.4) この中から20mlをコニカルビーカー500mlに分取し,沸騰を避けながら液量が約5mlになるまで濃
縮する。
(3.5) 引き続き加熱しながら塩化すず (II) 溶液を液の色がなくなるまで滴加し,更にその1滴を過剰に加
えて急冷する。
(3.6) 塩化水銀 (II) 溶液10mlを一度に加え,塩化水銀 (I) の絹糸状の沈殿が生じた後,約5分間放置す
る。
(3.7) 混酸(硫酸−りん酸)30mlを加えた後,水30100mlを加える。
(3.8) 指示薬として4-アニリロベンゼンスルホン酸ナトリウム溶液 (0.2w/v%) 56滴を加え,直ちにN/10
二クロム酸カリウム標準溶液で滴定する。液の色が緑から青緑を経て,紫を帯びてはすぐ消えるよ
うになったら1滴ごとによく振り混ぜ,2131滴を加えて振り混ぜても消えなくなったときを終点と

――――― [JIS K 1462 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 1462-1981
する。
(3.9) 別にコニカルビーカー500mlに塩酸3mlを採り,水で25mlとし,加熱して塩化すず (II) 溶液1滴
を加えて急冷する。以下(3.6)(3.8)と同様に操作して空試験を行う。
(4) 計算 次の式によって酸化鉄 (III) (Fe2O3) を算出する。
.0007985 (V V)
C 100
20
S
250
ここに C : 酸化鉄 (III) (%)
0.007985 : N/10二クロム酸カリウム標準溶液1mlに相当する酸化鉄
(III) の量 (g)
V : 滴定に要したN/10二クロム酸カリウム標準溶液の量 (ml)
V' : 空試験に要したN/10二クロム酸カリウム標準溶液の量 (ml)
S : 試料 (g)

5.2.3 EDTA滴定法

 EDTA滴定法は,次のとおりとする。
(1) 要旨 試料を塩酸及び硝酸に溶解し,酢酸ナトリウム及びアンモニア水でpHを調整した後,指示薬
としてバリアミンブルーBを加え,EDTA標準溶液で滴定する。
(2) 試薬 試薬は,次のとおりとする。
(2.1) 塩酸 JIS K 8180に規定するもの。
(2.2) 硝酸 JIS K 8541〔硝酸(試薬)〕に規定するもの。
(2.3) 塩酸 (1+3) IS K 8180に規定するものを用いて調製する。
(2.4) アンモニア水 (1+2) JIS K 8085〔アンモニア水(試薬)〕に規定するものを用いて調製する。
(2.5) 酢酸ナトリウム溶液 (20w/v%) IS K 8372〔酢酸ナトリウム(無水)(試薬)〕に規定する酢酸ナト
リウム20gを水に溶解して100mlとする。
(2.6) バリアミンブルーB指示薬 バリアミンブルーB塩酸塩〔N-(P-メトキシフェニル)-P-フェニレン
ジアミン塩酸塩〕1gとJIS K 8150〔塩化ナトリウム(試薬)〕に規定する塩化ナトリウム100gを均
一になるまで混ぜ合わせる。
(2.7) 3/100M EDTA標準溶液 JIS K 8107〔エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム(試薬)〕に規定する
エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム11.25gを水に溶解して全量を1lとする。
標定 鉄(99.9%以上)約1.5gを0.1mgまで量り採り,ビーカー300mlに入れる。時計ざらで覆
い,JIS K 8180に規定する塩酸30ml及びJIS K 8541に規定する硝酸15mlを加えて溶解した後,メ
スフラスコ500mlに移し入れ,水を標線まで加える。この中から25mlをコニカルビーカー500ml
に分取し,(3)(3.4)(3)(3.7)の操作を行い,次の式によって3/100M EDTA標準溶液のファクターを
算出する。
25
f 500
.0001675
ここに f : 3/100M EDTA標準溶液のファクター
m : 鉄の量り採り量 (g)
V : 滴定に要した3/100M EDTA標準溶液の量 (ml)
0.001675 : 3/100M EDTA標準溶液1mlに相当する鉄の量 (g)

――――― [JIS K 1462 pdf 5] ―――――

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JIS K 1462:1981の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 1462:1981の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISG1215:1994
鉄及び鋼―硫黄定量方法
JISH6201:1986
化学分析用白金るつぼ
JISK0050:2019
化学分析方法通則
JISK0115:2004
吸光光度分析通則
JISK0115:2020
吸光光度分析通則
JISK0119:2008
蛍光X線分析通則
JISK0121:2006
原子吸光分析通則
JISK8005:2014
容量分析用標準物質
JISK8011:2010
アルミノン(試薬)
JISK8012:2006
亜鉛(試薬)
JISK8019:2010
亜硝酸ナトリウム(試薬)
JISK8050:2019
1-アミノ-2-ナフトール-4-スルホン酸(試薬)
JISK8059:2018
亜硫酸水素ナトリウム(試薬)
JISK8061:2010
亜硫酸ナトリウム(試薬)
JISK8085:2006
アンモニア水(試薬)
JISK8085:2021
アンモニア水(試薬)
JISK8102:2012
エタノール(95)(試薬)
JISK8107:2017
エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JISK8116:2006
塩化アンモニウム(試薬)
JISK8132:2017
塩化ストロンチウム六水和物(試薬)
JISK8136:2017
塩化すず(II)二水和物(試薬)
JISK8139:2007
塩化水銀(II)(試薬)
JISK8150:2006
塩化ナトリウム(試薬)
JISK8155:2017
塩化バリウム二水和物(試薬)
JISK8180:2015
塩酸(試薬)
JISK8180:2021
塩酸(試薬)
JISK8223:2016
過塩素酸(試薬)
JISK8230:2016
過酸化水素(試薬)
JISK8256:2011
過よう素酸ナトリウム(試薬)
JISK8359:2006
酢酸アンモニウム(試薬)
JISK8372:2013
酢酸ナトリウム(試薬)
JISK8532:2007
L(+)-酒石酸(試薬)
JISK8541:2015
硝酸(試薬)
JISK8541:2021
硝酸(試薬)
JISK8576:2019
水酸化ナトリウム(試薬)
JISK8580:2011
すず(試薬)
JISK8617:2007
炭酸カルシウム(試薬)
JISK8625:2017
炭酸ナトリウム(試薬)
JISK8630:2019
メルカプト酢酸(試薬)
JISK8721:1995
p-ニトロフェノール(試薬)
JISK8731:2020
尿素(試薬)
JISK8783:2012
二硫酸カリウム(試薬)
JISK8819:2017
ふっ化水素酸(試薬)
JISK8885:2018
二酸化けい素(試薬)
JISK8896:2012
メチルレッド(試薬)
JISK8897:2012
メチレンブルー(試薬)
JISK8903:2014
4-メチル-2-ペンタノン(試薬)
JISK8905:2019
モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
JISK8951:2006
硫酸(試薬)
JISK8982:2008
硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JISK9005:2006
りん酸(試薬)
JISK9502:2020
L(+)-アスコルビン酸(試薬)
JISK9514:2012
ジフェニルアミン-4-スルホン酸ナトリウム(試薬)
JISK9519:1992
チオシアン酸水銀(II)(試薬)
JISP3801:1995
ろ紙(化学分析用)
JISR3503:1994
化学分析用ガラス器具