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JIS R 1705:2016 規格概要
この規格 R1705は、光触媒を含有する抗かび加工平板状製品の,十分な紫外放射照度のある環境を模擬した光照射下における,抗かび性の試験方法について規定。光触媒粉末には適用しない。
JISR1705 規格全文情報
- 規格番号
- JIS R1705
- 規格名称
- ファインセラミックス―光照射下での光触媒抗かび加工製品の抗かび性試験方法
- 規格名称英語訳
- Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) -- Test method for antifungal activity of photocatalytic products under photoirradiation
- 制定年月日
- 2008年3月20日
- 最新改正日
- 2016年7月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 13125:2013(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 81.060.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ファインセラミックス 2018
- 改訂:履歴
- 2008-03-20 制定日, 2010-03-23 改正日, 2014-10-20 確認日, 2016-07-20 改正
- ページ
- JIS R 1705:2016 PDF [17]
R 1705 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 試験に用いるかび・・・・[3]
- 5 試験の準備・・・・[3]
- 5.1 薬品,材料及び器具・・・・[3]
- 5.2 殺菌方法・・・・[4]
- 5.3 培地・・・・[5]
- 5.4 かびの保存及び使用・・・・[5]
- 5.5 胞子懸濁液・・・・[6]
- 6 生残胞子数の測定・・・・[6]
- 7 光照射方法・・・・[6]
- 7.1 紫外放射照度の測定及び試験片設置位置の準備・・・・[6]
- 7.2 光照射条件・・・・[7]
- 7.3 胞子懸濁液を接種した試験片の光照射・・・・[7]
- 7.4 胞子懸濁液を接種した試験片の暗条件での保存・・・・[7]
- 8 試験方法・・・・[7]
- 8.1 試験片の採取・・・・[7]
- 8.2 試験片の用途・・・・[7]
- 8.3 試験片の清浄化及び設置・・・・[8]
- 8.4 胞子懸濁液の接種・・・・[8]
- 8.5 接種した胞子の回収・・・・[9]
- 8.6 生残胞子数の計算・・・・[9]
- 8.7 試験結果・・・・[9]
- 9 試験結果の報告・・・・[10]
- 9.1 報告項目・・・・[10]
- 9.2 試験結果の報告例・・・・[10]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[12]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS R 1705 pdf 1] ―――――
R 1705 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
ファインセラミックス協会(JFCA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して
日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した
日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS R 1705:2010は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS R 1705 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
R 1705 : 2016
ファインセラミックス−光照射下での光触媒抗かび加工製品の抗かび性試験方法
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics)-Test method for antifungal activity of photocatalytic products underphotoirradiation
序文
この規格は,2013年に第1版として発行されたISO 13125を基とし,日本の技術動向,実態などに合わ
せるために,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。また,附属書JAは対応国際規格にはない事項であ
る。
1 適用範囲
この規格は,光触媒を含有する抗かび加工平板状製品の,十分な紫外放射照度のある環境を模擬した光
照射下における,抗かび性の試験方法について規定する。ただし,光触媒粉末には適用しない。
なお,この規格では,主として太陽光の照射下において波長300380 nmの紫外線領域で効果を示す光
触媒を対象としている。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 13125:2013,Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics)−Test method for
antifungal activity of semiconducting photocatalytic materials(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 0950 プラスチック製滅菌シャーレ
JIS K 0970 ピストン式ピペット
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8263 寒天(試薬)
――――― [JIS R 1705 pdf 3] ―――――
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R 1705 : 2016
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 1600 ファインセラミックス関連用語
JIS R 1702 ファインセラミックス−光触媒抗菌加工製品の抗菌性試験方法・抗菌効果
JIS R 1709 ファインセラミックス−紫外線励起形光触媒試験用光源
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS R 3644 ガラス管類
JIS R 3645 ガラス棒
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS R 1600によるほか,次による。
3.1
光触媒
光照射下で,酸化・還元作用によって,空気浄化・脱臭,水質浄化,抗菌,抗かび,抗ウイルス,セル
フクリーニングなどの諸機能を発現する物質。機能性ファインセラミックスの一種。
3.2
光照射
300380 nmの範囲にある波長の紫外光を照射すること。
3.3
抗かび
製品の表面におけるかび胞子の発芽・発育活性を抑制する状態。
3.4
胞子懸濁液
界面活性剤を含む生理食塩水に,かびの胞子を均一に分散させた懸濁液。
3.5
生残胞子数
光照射又は暗所保存後の試験片上に存在する発芽・発育が可能なかび胞子の数。
3.6
光触媒抗かび加工
光触媒の抗かび機能を利用するため,塗布,含浸,練り込み及び種々の方法によって光触媒加工するこ
と。
3.7
抗かび活性値
光触媒抗かび加工した平板状製品及び無加工の平板状製品にかび胞子を接種し,光照射後の生残胞子数
を測定したときの,無加工の平板状製品及び光触媒抗かび加工した平板状製品の生残胞子数の対数値の差。
この値には,光を照射しない条件で得られる生残胞子数の減少分も含まれる。
3.8
光触媒抗かび加工製品の光照射による効果
光触媒抗かび加工した平板状製品にかび胞子を接種し,光照射後の生残胞子数及び暗所に保存した後の
生残胞子数を測定し,暗所に保存した後の生残胞子数及び光照射後の生残胞子数の対数値の差。
――――― [JIS R 1705 pdf 4] ―――――
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R 1705 : 2016
4 試験に用いるかび
試験に用いるかび(以下,試験用のかびという。)の種類は,次による。
これら試験用のかびの菌株は,独立行政法人製品評価技術基盤機構が分譲している菌株である。ただし,
国際微生物株保存連盟又は日本微生物資源学会に加盟している機関において保存されている同一系統の菌
株を使用することができる(表1参照)。
a) アスペルギルス ニゲル(Aspergillus niger)
b) ペニシリウム ピノヒルム(Penicillium pinophilum)
表1−試験用のかびの菌株
かびの種類 株番号 保存機関
アスペルギルス ニゲル NBRC 105649 a) 独立行政法人製品評価技術基盤機構バイオテクノロジー本部
(Aspergillus niger) 生物遺伝資源部門,千葉県木更津市
ATCC 6275 American Type Culture Collection, Rockville, Maryland, U.S.A.
CBS 769.97 Centraalbureau voor Schimmelcultures, Fungal Biodiversity
Centre, Utrecht, the Netherlands
NRRL 334 Agricultural Research Service, U.S. Department of Agriculture,
Peoria, Illinois, U.S.A.
ペニシリウム ピノヒルム NBRC 6345 独立行政法人製品評価技術基盤機構バイオテクノロジー本部
(Penicillium pinophilum) 生物遺伝資源部門,千葉県木更津市
ATCC 9644 American Type Culture Collection, Rockville, Maryland, U.S.A.
DSM 1960 Deutsche Sammlung von Mikro-orgamismen und Zellkulturen
GmbH, Braunschweig, Germany
CBS 170.60 Centraalbureau voor Schimmelcultures, Fungal Biodiversity
Centre, Utrecht, the Netherlands
NRRL A-5245 Agricultural Research Service, U.S. Department of Agriculture,
Peoria, Illinois, U.S.A.
注 a) 独立行政法人製品評価技術基盤機構から分譲を受けた菌株NBRC 6341を用いてもよい。
5 試験の準備
5.1 薬品,材料及び器具
5.1.1 薬品
5.1.1.1 エタノール(95) JIS K 8102に規定する1級以上のもの。
5.1.1.2 塩化ナトリウム JIS K 8150に規定するもの。
5.1.1.3 消毒用エタノール 最新の日本薬局方の基準に適合するもの。
5.1.1.4 塩化ベンザルコニウム液(0.2 g/L) 最新の日本薬局方の基準に適合するもの。
5.1.1.5 寒天 JIS K 8263に規定するもの。
5.1.1.6 グルコース 微生物試験用のもの。
5.1.1.7 精製水 JIS K 0557に規定するA2以上のもの。
5.1.1.8 アニオン界面活性剤 ジオクチルスルホこはく酸ナトリウム。
5.1.2 材料及び器具
5.1.2.1 綿栓 青梅綿を使用した栓又はシリコーンゴム栓など。
5.1.2.2 シャーレ 内径約90 mmのガラス製,JIS K 0950に規定する90A号又は90B号に適合するもの。
5.1.2.3 乾熱殺菌器 温度を160180 ℃に保持できるもの。
5.1.2.4 オートクレーブ(高圧蒸気殺菌器) 温度を121 ℃(圧力103 kPa相当)に保持できるもの。
――――― [JIS R 1705 pdf 5] ―――――
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JIS R 1705:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 13125:2013(MOD)
JIS R 1705:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.060 : セラミックス > 81.060.30 : ニューセラミックス
JIS R 1705:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0557:1998
- 用水・排水の試験に用いる水
- JISK0950:1988
- プラスチック製滅菌シャーレ
- JISK0970:2013
- ピストン式ピペット
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8263:2020
- 寒天(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR1600:2011
- ファインセラミックス関連用語
- JISR1702:2020
- ファインセラミックス―光触媒抗菌加工材料の抗菌性試験方法及び抗菌効果
- JISR1709:2014
- ファインセラミックス―紫外線励起形光触媒試験用光源
- JISR3505:1994
- ガラス製体積計
- JISR3644:1998
- ガラス管類
- JISR3645:1998
- ガラス棒