JIS T 0601-1:2017 医用電気機器―第1部:基礎安全及び基本性能に関する一般要求事項 | ページ 64

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T 0601-1 : 2017
表G.1−コード挿入口の気密性
ME機器の質量(m) 引張り
kg N
m≦1 30
1 m>4 100
ME機器の部分又は部品の外装が,シールされているか又は気密にされ,かつ,外装が前述の要求事項
に適合していることに疑いがない場合,外装は,検査だけによって調べる。
外装の外表面の作動温度は,周囲温度25 ℃で測定したとき,150 ℃を超えてはならない。定常状態で
の外装の作動温度も測定する。
G.6 APG類のME機器,部分及び部品に対する要求事項及び試験
G.6.1 一般
ME機器,その部分又は部品は,酸素又は亜酸化窒素・可燃性麻酔ガスに点火してはならない。この要
求事項は,正常な使用及び4.7に規定した該当する全ての単一故障状態の両方に適用する。
(試験)
ME機器,その部分又は部品で,G.6.3の要求事項に適合しない場合は,熱的定常状態に達した後,ただ
し,電源投入後3時間以内にエーテル又は酸素混合ガス(エーテルの体積百分率12.2 %±0.4 %)内での
10分以上の連続作動(運転)によって試験する。
G.6.2 *電源
APG類ME機器の部分又は部品で,酸素又は亜酸化窒素・可燃性麻酔ガス中で作動するものは,大地(接
地)からは,少なくとも一つの患者保護手段と同等の絶縁によって,かつ,電気部品からは,二つの患者
保護手段と同等の絶縁によって,分離した電源から給電する。
(試験)
適合性は,回路図の検査及び測定によって確認する。
G.6.3 *温度及び低エネルギー回路
ME機器及びその部分又は部品は,正常な使用,正常状態及び単一故障状態(4.7参照)において次のい
ずれかの条件を満たす場合は,G.6.1による試験をしなくてもG.6.1の要求事項に適合するとみなす。
a) スパークを発生せず,かつ,90 ℃を超える温度にならない。
b) 温度が90 ℃の限度を超えることがなく,ME機器又はその部分は,正常な使用,正常状態及び該当
する単一故障状態でスパークを発生する可能性がある部品を含んでいるが,容量Cmax及びインダクタ
ンスLmaxを考慮して,それらの回路に生じる電圧Umax及び電流Imaxが,次式に適合する。
Umax≦UzR : 与えられたIzRについて,図G.4を参照する。
Umax≦UzC : 与えられたCmaxについて,図G.5を参照する。
Imax≦IzR : 与えられた電圧UzRについて,図G.4を参照する。
Imax≦IzL : Umax≦24 Vとし,与えられたインダクタンスLmaxについて,図G.6を参照する。
− 図G.4,図G.5及び図G.6のグラフは,図G.7で記載した試験器を,最も可燃性の高いエーテルガスと
空気との混合ガス(エーテルの体積百分率4.3 %±0.2 %)内で用いて,点火確率10−3について求めた。
IzR(図G.4),UzC(図G.5)及びIzL(図G.6)の最大許容値には,安全率1.5を見込んでいる。

――――― [JIS T 0601-1 pdf 316] ―――――

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T 0601-1 : 2017
− 図G.4,図G.5及びVの曲線の外挿は,図示した範囲内に限る。
− 電圧Umaxは,4.10に規定した電源電圧変動を考慮して,試験する回路に生じる最高無負荷電圧とする。
− 電流Imaxは,4.10に規定した電源電圧変動を考慮して,試験する回路に生じる最大電流とする。
− 容量Cmax及びインダクタンスLmaxは,関連する回路に発生する値とする。
− 図G.5における等価抵抗Rが8 000 Ω未満の場合は,Umaxは実際の抵抗Rを用いて別に定める。
− その回路に交流が供給される場合は,ピーク値を考慮する。
− その回路が複雑であり,かつ,二つ以上の容量,インダクタンス及び抵抗,又はそれらの組合せで構
成している場合は,等価回路を計算し,等価最大容量,等価最大インダクタンス,及びこれらとは別
に直流値又は交流ピーク値のいずれかとして,等価Umax及び等価Imaxを決定する。
− 回路中のインダクタンス又は容量に発生するエネルギーが,図G.4図G.6の限界を超えないように
電圧制限又は電流制限の装置によって制限されている場合,これらの部品の一つに最初の故障(短絡
又は開路)が生じた場合でも,電圧又は電流を規定どおりに制限できるように,二つの独立した部品
を用いる。
この要求事項は,この規格に従って設計し製造した変圧器,及び切断故障時における線材の巻戻りに対
する保護を備えた巻線形電流制限抵抗器には適用しない。
(試験)
適合性は,検査,温度測定,設計データとの比較によって,又はUmax,Imax,R,Lmax及びCmaxの測定並
びに図G.4図G.6の適用によって確認する。

――――― [JIS T 0601-1 pdf 317] ―――――

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T 0601-1 : 2017
図G.4−酸素とエーテルガスとの最も可燃性の高い混合ガスを用い純抵抗回路で測定した,
最高許容電圧UzRの関数としての最大許容電流IzR

――――― [JIS T 0601-1 pdf 318] ―――――

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T 0601-1 : 2017
注†) が8 000 Ω未満の場合は,8 000 Ω又は実際の抵抗とする。
図G.5−酸素とエーテルガスとの最も可燃性の高い混合ガスを用い容量性回路で測定した,
容量Cmaxの関数としての最高許容電圧UzC
図G.6−酸素とエーテルガスとの最も可燃性の高い混合ガスを用い誘導性回路で測定した,
インダクタンスLmaxの関数としての最大許容電流IzL
G.6.4 加熱素子
酸素又は亜酸化窒素・可燃性麻酔ガスを加熱するME機器,その部分及び部品は,過熱に対する追加保
護として,非自己復帰形感熱遮断器を備える。

――――― [JIS T 0601-1 pdf 319] ―――――

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T 0601-1 : 2017
(試験)
適合性は,15.4.2.1の対応する試験によって確認する。
加熱素子の電流を流す部分は,酸素又は亜酸化窒素・可燃性麻酔ガスに直接触れてはならない。
(試験)
適合性は,検査によって確認する。
G.7 可燃性混合ガスの試験器
注記 このG.7は,JIS T 0601-1:1999の附属書Fと同じである。
(試験)
この試験器は,規定した雰囲気又は混合ガス及び開閉によってスパークを発生する接点(図G.7参照)
を収納し,少なくとも250 cm3の容積をもつ点火空間を構成する。
接点は,二つの溝をもつカドミウムの円板及びこの第1の円板上を滑る直径0.2 mmのタングステン線4
本をもつ第2の方形板とで構成する。タングステン線の自然長は11 mmである。タングステン線を接続す
る第2の方形板の軸は,80回転/分の速度で回転する。カドミウムの円板に接続する軸は,タングステン
線をもつ方形板の軸と反対方向に回転する。
方形板の軸と円板との軸の回転速度の比率は,50 : 12とする。
両方の軸は,互いに絶縁し,かつ,枠からも絶縁する。
点火空間は,1.5 MPaの内部過圧に耐えるものとする。
接点によって試験する回路を開閉し,スパークが試験対象の雰囲気又は混合ガスが発火するかどうかを
調べる。

――――― [JIS T 0601-1 pdf 320] ―――――

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JIS T 0601-1:2017の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60601-1:2005(MOD)
  • IEC 60601-1:2005/AMENDMENT 1:2012(MOD)

JIS T 0601-1:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 0601-1:2017の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7761-3:2007
手腕系振動―第3部:測定及び評価に関する一般要求事項
JISC0445:1999
文字数字の表記に関する一般則を含む機器の端子及び識別指定された電線端末の識別法
JISC0447:1997
マンマシンインタフェース(MMI)―操作の基準
JISC1509-1:2017
電気音響―サウンドレベルメータ(騒音計)―第1部:仕様
JISC1509-2:2018
電気音響―サウンドレベルメータ(騒音計)―第2部:型式評価試験
JISC2134:2007
固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
JISC2134:2021
固体絶縁材料の保証及び比較トラッキング指数の測定方法
JISC4003:2010
電気絶縁―熱的耐久性評価及び呼び方
JISC60079-0:2010
爆発性雰囲気―第0部:電気機器―一般要件
JISC60079-2:2008
爆発性雰囲気で使用する電気機械器具―第2部:内圧防爆構造“p”
JISC60079-6:2004
爆発性雰囲気で使用する電気機械器具―第6部:油入防爆構造“o”
JISC60364-4-41:2010
低圧電気設備―第4-41部:安全保護―感電保護
JISC60695-11-10:2015
耐火性試験―電気・電子―第11-10部:試験炎―50W試験炎による水平及び垂直燃焼試験方法
JISC6965:2007
ブラウン管の機械的安全性
JISC8282-1:2019
家庭用及びこれに類する用途のプラグ及びコンセント―第1部:一般要求事項
JISC8303:2007
配線用差込接続器
JIST0601-1-3:2012
医用電気機器―第1-3部:基礎安全及び基本性能に関する一般要求事項―副通則:診断用X線装置における放射線防護
JIST60601-1-8:2012
医用電気機器―第1-8部:基礎安全及び基本性能に関する一般要求事項―副通則:医用電気機器及び医用電気システムのアラームシステムに関する一般要求事項,試験方法及び適用指針
JISZ8736-1:1999
音響―音響インテンシティによる騒音源の音響パワーレベルの測定方法―第1部:離散点による測定