JIS X 6222:1990 90mmフレキシブルディスクカートリッジのトラックフォーマット―7 958磁束反転/rad

JIS X 6222:1990 規格概要

この規格 X6222は、JIS X 6221に規定する90mmフレキシブルディスクカートリッジに記録密度7958磁束反転/rad,トラック密度5.3トラック/mmで情報を記録する際の,トラックフォーマットについて規定。

JISX6222 規格全文情報

規格番号
JIS X6222 
規格名称
90mmフレキシブルディスクカートリッジのトラックフォーマット―7 958磁束反転/rad
規格名称英語訳
Track format for 90 mm flexible disk cartridges -- 7958 ftprad
制定年月日
1987年1月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 8860-2:1987(MOD)
国際規格分類

ICS

35.220.21
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1987-01-01 制定日, 1987-03-01被移行日, 1990-11-01 改正日, 1996-07-01 確認日, 2001-03-20 確認日, 2005-12-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS X 6222:1990 PDF [11]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X 6222-1990
90mmフレキシブルディスク
カートリッジのトラックフオーマツト
−7 958磁束反転/rad

Track format for 90mm flexible disk cartridges −7 958 ftprad

1. 適用範囲 この規格は,JIS X 6221に規定する90mmフレキシブルディスクカートリッジ(以下,フ
レキシブルディスクという。)に記録密度7 958磁束反転/rad,トラック密度5.3トラック/mmで情報を
記録する際の,トラックフォーマットについて規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS X 0001 情報処理用語(基本用語)
JIS X 0002 情報処理用語(算術演算及び論理演算)
JIS X 0004 情報処理用語(データの構成)
JIS X 0008 情報処理用語(規制,完全性及び安全保護)
JIS X 0012 情報処理用語(データ媒体,記憶装置及び関連装置)
JIS X 0201 情報交換用符号
JIS X 0202 情報交換用符号の拡張法
JIS X 0208 情報交換用漢字符号
JIS X 0605 情報交換用フレキシブルディスクカートリッジのボリューム及びファイル構成
JIS X 6221 90mmフレキシブルディスクカートリッジ(7 958磁束反転/rad)
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 8860-2 Information processing−Data interchange on 90mm (3.5 in) lexible disk cartridges using
modified frequency modulation recording at 7 958 ftprad on 80 tracks on each side−Part 2 : Track
format
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS X 0001,JIS X 0002,JIS X 0004,JIS X 0008,
JIS X 0012及びJIS X 6221によるほか,次による。
(1) FM記録方式 情報を記録するとき,データ“1”のときには,ビットセルの中心で磁束反転し,デ
ータ“0”が連続したときには,データ“0”のビットセルの境界で磁束反転する方式。
3. 記録の位置般的必要条件
3.1 記録方式 記録方式は,全トラックについてMFM記録方式とする。

――――― [JIS X 6222 pdf 1] ―――――

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X 6222-1990
3.2 記録済みのトラック半径の許容差 記録済みのトラック半径の許容差は,JIS X 6221の6.4に規定す
るトラック中心線の半径の公称値に対して,±0.028mmとする。
なお,この値は,JIS X 6221に規定する動作条件で測定する。
3.3 記録時のオフセット角 記録時のオフセット角は,次の式によって求めた値とする。
d
=arc sin 0 18
Rn
ここに, 燿 記録時のオフセット角(度)
d : 0.35mm
Rn : JIS X 6221に定めるトラック中心線の半径の公称値 (mm)
なお,オフセット角とは,データの書込み又は読出しの瞬間に生じる磁束反転の半径方向に対する傾き
角度をいう(図1参照)。
図1 記録時のオフセット角
3.4 記録密度及びビットセル長
3.4.1 記録密度 記録密度の公称値は,1ラジアン当たり7 958の磁束反転とし,ビットセル長は,角度
で表し,その公称値は,125.7
3.4.2 平均ビットセル長 平均ビットセル長は,1セクタにわたり測定したビットセル長の平均値とし,
ビットセル長の公称値の±2.0%を超えて変化してはならない。
3.4.3 瞬時ビットセル長 瞬時ビットセル長は,特定の1ビットセルに先行する8ビットセル長の平均値
とし,平均ビットセル長の±8%を超えて変化してはならない。
3.5 磁束反転間隔 磁束反転間隔の瞬時値は,記録・再生過程,ビット列(波形干渉効果)及びその他
の要因に影響される。磁束反転の位置は再生信号のピークの位置で規定し,その間隔は図2及び次のとお
りとする(附属書及び参考1参照)。
(1) データ“1”が連続した場合,磁束反転間隔は,瞬時ビットセル長の80120%の範囲とする。
(2) データ“0”が連続した場合,先行するデータ“1”の磁束反転間隔又は後続するデータ“1”との磁束
反転間隔は,瞬時ビットセル長の130165%の範囲とする。

――――― [JIS X 6222 pdf 2] ―――――

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(3) データ“1”の磁束反転の間にデータ“0”が1個ある場合,磁束反転間隔は,瞬時ビットセル長の185
225%の範囲とする。
図2 磁束反転間隔
3.6 平均信号振幅 欠陥のないすべてのトラックの平均信号振幅は,1f出力については標準信号振幅の
160%以下とし,2f出力については標準信号振幅の40%以上とする。
3.7 バイト 1バイトは,8ビットとし,それぞれをB1からB8まで割り付ける。各ビットは,“0”又は
“1”とする。
3.8 セクタ セクタは,全トラックについてトラック当たり9セクタとし,セクタ当たりのデータ容量
は,512バイトとする。
3.9 シリンダ シリンダは,両面の同一トラック番号の対のトラックとする。
3.10 シリンダ番号 シリンダ番号は,トラック番号と同一の2けたの数字とする。
3.11 トラックのデータ容量 トラックのデータ容量は,4 608バイトとする。
3.12 16進数による表現 この規格で,特定の意味に用いるバイト (B8B1) のビット組合せ(コード)
の表現は,表1の“括弧を付けた16進数2けた”で表す。
表1 16進数による表現
16進数 B8 B7 B6 B5 B4 B3 B2 B1 仕様
(00) 0 0 0 0 0 0 0 0 −
(01) 0 0 0 0 0 0 0 1 −
(02) 0 0 0 0 0 0 1 0 −
(4E) 0 1 0 0 1 1 1 0 −
(FB) 1 1 1 1 1 0 1 1 −
(FE) 1 1 1 1 1 1 1 0 −
(A1)* 1 0 1 0 0 0 0 1 B4とB3の境界の磁束反転がないもの
備考 アステリスク (*) は,仕様欄に規定する特殊なものを示し,以下の規定で (A1) *と使用する。
なお,以下の規定で,例えば11 (FE) バイトという表現は,11バイトをすべて (FE) で記録することを
意味する。
3.13 誤り検出符号 (EDC) 誤り検出符号 (EDC) は,2バイトとし,16ビットのシフトレジスタを用い
て次の生成多項式で生成し,トラック各部の定められた領域に付加する(参考2参照)。
生成多項式 : X16+X12+X5+1
4. トラックの様式 初期設定時の各トラックは,9セクタとする。
また,トラックの様式は,図3のとおりとする。

――――― [JIS X 6222 pdf 3] ―――――

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X 6222-1990
図3 トラックの様式
4.1 インデックスギャップ インデックスギャップは,32バイトから146バイト長とし (A1) *を含んで
はならない。インデックスギャップの書込みは,インデックスパルスを検出してから開始し,最初の16
バイトは,重ね書きの繰返しに対し保証しなくてもよい。
なお,インデックスパルスは,どのトラックにおいても図4に定めた基準線Bから0.35mmの位置で発
生することとし,その立ち上がり時点をトラックの始点とする。
図4 インデックスパルスの発生位置
4.2 セクタ識別子 セクタ識別子の領域は,表2のとおりとする
表2 セクタ識別子
識別子マーク アドレス識別子
トラックアドレス セクタ番号 1バイト EDC
C 面 S (02)
12バイト 3バイト 1バイト 1バイト 1バイト 1バイト 2バイト
(00) (A1) * (FE) (00)
又は

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――――― [JIS X 6222 pdf 4] ―――――

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4.2.1 識別子マーク 識別子マークの領域は,12 (00) バイト,3 (A1) *バイト及び1 (FE) バイトからな
る16バイトとする。
4.2.2 アドレス識別子 アドレス識別子の領域は,6バイトとし,次のとおりとする
(1) トラックアドレス トラックアドレスの領域は,アドレス識別子の最初の2バイトとし,シリンダ番
号及び面番号からなり,次のとおりとする。
(a) シリンダ番号 (C) の領域は,トラックアドレスの第1バイトとし,最外周のシリンダ00から最内
周のシリンダ79までのシリンダ番号を2進法を用いて記録する。
(b) 面番号(面)の領域は,トラックアドレスの第2バイトとし,ディスクの面番号を記録する。0面
の全トラックは (00) とし,1面の全トラックは (01) とする。
(2) セクタ番号 (S) セクタ番号の領域は,アドレス識別子の第3バイトとし,第1セクタの01から最
後のセクタの09までのセクタ番号を2進法を用いて記録する。
なお,セクタは,任意の順番でセクタ番号を記録してもよい。
(3) アドレス識別子の第4バイト アドレス識別子の第4バイトの領域は,(02) とする。
(4) DC EDCは,2バイトとし,識別子マークの第13バイトの (A1) *からアドレス識別子の第4バイ
トまでを用いて,3.13で規定する生成多項式によって生成する。
なお,EDCが誤っている場合は,そのセクタは欠陥セクタとする。欠陥セクタの取扱いは,JIS X 0605
による。
4.3 識別子ギャップ 識別子ギャップの領域は,初期設定時に22 (4E) バイトとする。このバイトは,重
ね書きの繰返しに対し保証しなくてもよい。
4.4 データブロック データブロックの領域は,表3のとおりとする。
表3 データブロック
データマーク データ領域 EDC
12バイト 3バイト 1バイト 512バイト 2バイト
(00) (A1) * (FB)
4.4.1 データマーク データマークの領域は,12 (00) バイト,3 (A1) *バイト及び1 (FB) バイトからな
る16バイトとする。
4.4.2 データ領域 データの領域は,512バイトとする。この領域が規定されたバイト数未満の場合には,
残りの領域は,(00) を記録する。
4.4.3 EDC EDCは2バイトとし,データマークの第13バイトの (A1) *からデータ領域の最終バイトま
でを用いて,3.13で規定する生成多項式によって生成する。
なお,EDCが誤っている場合には,そのセクタは欠陥セクタとし,その取扱いはJIS X 0605による。
4.5 データブロックギャップ データブロックギャップの領域は,初期設定時に7884 (4E) バイトとし,
重ね書きの繰返しに対し保証しなくてもよい。
データブロックギャップは,各データブロックの後に次のセクタ識別子に先行する。ただし,最後のデ
ータブロックは,トラックギャップに先行する。
4.6 トラックギャップ トラックギャップの領域は,最後のセクタのデータブロックギャップの後に,
(4E) バイトをインデックスパルスを検出するまで記録する。ただし,最後のデータブロックギャップの書
込み中にインデックスパルスを検出した場合には,トラックギャップは,なくてもよい。

――――― [JIS X 6222 pdf 5] ―――――

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JIS X 6222:1990の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 8860-2:1987(MOD)

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