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Ipに関する特性は,10.1.5の規定に従ってPEP領域バイト4に記録する。更にA形及びB形フォーマッ
ト固有に付加する仕様は,10.2.1(2)及び10.3.1(4)による。
8.4 ユーザ記録データの信号特性
ユーザ記録データの信号は,ディスクの記録膜上に記録したマーク
を光ビームが走査して得られる再生信号とする。
(1) 信号IL 信号ILは,1.4MHz以下の周波数で9.5(2)の記録条件によって記録し,9.5(6)の再生条件によ
って得られる再生信号とし,次の式を満足しなければならない。
IL Iu
≧8.0
I0t I0t
ここに, I0t : ユーザゾーンの未記録トラックの再生信号レベル。
Iu : ユーザゾーンに1.4MHz以下の周波数で記録したマークの平均
再生信号振幅。
(2) 信号IH 信号IHは,3.7±0.1MHzの周波数で9.5(6)の記録条件によって記録し,9.5(6)の再生条件によ
って得られる再生信号とし,次の式を満足しなければならない。
IH
≧4.0
IL
(3) 狭帯域信号対雑音比 狭帯域信号対雑音比 (C/N) は,ユーザゾーンのすべてのトラックにおいて,図
17及び次の条件によって測定したとき,45dB以上とする。
キャリア周波数 (f0) : 3.7±0.1MHz
スペクトラムアナライザの分解能帯域 : 30kHz
C/N : 20log10(信号レベル/雑音レベル)
この場合,スペクトラムアナライザの分解能帯域3kHzで測定し,30kHz帯域幅相当の値に変換し
てもよい。C/Nの測定においては,測定トラックのプリレコード信号による影響を取り除いて測定し
てもよい。
図17 信号レベルと雑音レベル
(4) クロストーク クロストークは,ユーザゾーンの任意の連続した5本の未記録トラックの中心トラッ
ク (n0) に9.5(2)の記録条件によってデータを記録し,再生したとき, (n0−1) 及び (n0+1) トラック
に誘起する信号レベルを測定するその値は, (n0−1) 及び (n0+1) トラックのいずれにおいても,次
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の条件を満足しなければならない。
1.6 ラックピッチ記録の場合 : ≦−26dB
1.5 ラックピッチ記録の場合 : ≦−23dB
9. 環境及び測定条件
9.1 測定環境
測定環境は,規定がない限り,カートリッジの近傍で測定し,表2のとおりとする。
カートリッジは,測定の前に48時間以上測定環境下に放置しなければならない。
表2 測定環境
項目 規格値 備考
温度 23±2℃ 結露がないこと
相対湿度 4555%
気圧 100±3.5kPa
9.2 使用環境
使用環境は,カートリッジの近傍で測定し,表3のとおりとする
カートリッジは,使用前に2時間以上使用環境下に放置しなければならない。
表3 使用環境
項目 規格値 備考
温度 1050℃ 結露がないこと
相対湿度 1080%
最大湿球温度 29℃
気圧 75105kPa
最大温度変化率 10℃/h
最大相対湿度変化率 10%/h
空気清浄度 粒径0.5 上の粒子数が3.5×107個/m3以下
9.3 保存環境
保存環境は,表4のとおりとする。
表4 保存環境
項目 規格値 備考
温度 −10+50℃ 結露がないこと
相対湿度 1090%
最大湿球温度 29℃
気圧 75105kPa
最大温度変化率 15℃/h
最大相対湿度変化率 10%/h
空気清浄度 粒径0.5 上の粒子数が3.5×107個/m3以下
9.4 輸送環境
輸送環境は,表5のとおりとする。ただし,この環境下での輸送は,連続して14日間を
超えないこととする。
表5 輸送環境
項目 規格値 備考
温度 −20+55℃ 結露がないこと
相対湿度 590%
最大湿球温度 29℃
気圧 75105kPa
最大温度変化率 20℃/h
最大相対湿度変化率 20%/h
空気清浄度 粒径0.5 上の粒子数が3.5×107個/m3以下
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9.5 記録・再生信号特性の測定条件
(1) 光学系 光学系は,次のとおりとする。
1510
波長( 825 +
− nm
偏光 円偏光
波長と対物レンズの開口数 (NA) の比 =.159.004 μm
NA
1 D
レンズ開口 (D) と eでの光ビーム直径
2
(W) の比
≦0.1
W
2
波面収差(記録層で) ≦
180
(2) 記録エネルギ 記録エネルギは,記録パルス幅とパワーで表し,それぞれは,10.1.6の制御情報トラ
ックに記録した条件とする。
(3) 回転周波数 ディスクの回転周波数は,30.0±0.3Hzとする。
(4) 回転方向 ディスクの回転方向は,対物レンズから見て反時計方向とする。
(5) 記録パルス 記録パルスは,図18による。パルスの立ち上がり時間 (Tr) 及び立ち下がり時間 (Tf) は,
それぞれパルス幅Tpが50ns以上のときは10ns以下,50ns未満のときは0.2×Tp以下とする。
図18 記録パルス
(6) 再生パワー 再生パワーは,次のとおりとする。
PEP領域 ≦0.5mW
SFP領域 ≦PEP領域のバイト6(10.1.5参照)で規定する値
ユーザゾーン≦SFP領域のバイト21(10.1.6参照)で規定する値
(7) 記録パワー 記録パワーは(a)又は(b)のいずれかとする。
(a) 一定パルス幅記録 一定パルス幅記録は,SFP領域のバイト2227(10.1.6参照)で規定する一定
パルス幅と記録パワーで,ディスク半径30mm,45mm,60mm領域に行う。
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(b) 一定パワー記録 一定パワー記録での測定は,SFP領域のバイト31(10.1.6参照)で規定する一定
の記録パワーによって,SFP領域のバイト3234(10.1.6参照)で規定するディスク半径30mm,
45mm,60mm領域におけるパルス幅によって行う。
なお,ディスク半径30mm,45mm,60mm領域を外れた領域を測定する場合には,各測定値を直
線補間し,記録パワー及びパルス幅は公称値の±5%を超えない範囲で測定する。
また,記録パワー (Pw) は,次の式を満足しなければならない。
1 1
Pw mW ≦125 +
Tp Tp
ここに, Tp : パルス幅 (ns)。Tpの値は10ns以上とする。
10. フォーマット
10.1 共通事項
10.1.1 バイトの表記法
バイトの表記法は,次のとおりとする。
(1) 情報記録領域の表記 情報記録領域の表記は,8ビットからなるバイトとし,それぞれb0b7まで割
り付け,b7を最上位としてb7から記録する。更に,各領域の記録は,バイト0から始める。この記録
方式は,誤り訂正符号,巡回符号の記録読み出しデータにおいても適用する。
(2) 数字の表記 数字の表記は,他の指定がない場合は2進表記法で表記する。16進表記は,末尾にhを
付けて表記する。
(3) ビットの配置 ビットの配置は,左端が最上位ビットとする。
(4) 負の数の表記 負の数は,2の補数で表す。
10.1.2 A形及びB形フォーマット共通事項
(1) トラックの形状 トラックの形状は,内周から始まって外周に連続したスパイラルとし,360度分を1
トラックとする。
(2) ディスクの回転方向 ディスクの回転方向は,対物レンズ側から見て反時計方向とする。
(3) トラックピッチ トラックピッチは,次のとおりとする(PEP領域を除く。)。
A形フォーマット : 1.60±0.10
B形フォーマット : 1.50±0.08
(4) トラックの識別 トラックの識別は,トラック番号で行う。トラック番号0は,半径30.00±0.10mm
の位置とする。トラック番号0より外周側のトラックの番号は,1回転ごとに1ずつ増加する。トラ
ック番号0より内周側のトラックの番号は,負数字を割り当て,1回転ごとに1ずつ減少する。
トラック番号−は,FFFFhで記述する。
10.1.3 フォーマット領域
フォーマット領域は,半径29.0061.00mmとし,次のとおりに分割する。
鏡面領域 27.0029.00mm
制御情報トラックPEP領域 29.0029.50mm
SFPへの遷移領域 29.5029.52mm
内周側制御情報トラックSFP領域 29.5229.70mm
内周側製造者用領域 29.7030.00mm
保護用領域 29.7029.80mm
製造者試験領域 29.8029.90mm
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保護用領域 29.9030.00mm
ユーザゾーン 30.0060.00mm
外周側製造者用領域 60.0060.15mm
外周側制御情報トラックSFP領域 60.1560.50mm
リードアウト領域 60.5061.00mm
鏡面領域は,特に規定しないが,フォーマット領域と同一の記録層をもたなければならない。SEPへの
遷移領域は,サーボ情報をもたないPEP領域からサーボ情報をもつ領域への遷移領域とする。
内周側製造者用領域は,記録情報から離れたところに位置し,媒体製造者が書き込み操作を含んだ媒体
上での試験を行うために設ける。この領域内で,番号−1−8のトラックの情報は,未規定とする(B形
フォーマットで,番号−2のトラックを欠陥管理に使用する場合を除く。)。
保護用領域は,試験領域を使用して光学系の試験,校正を行うとき,隣接する領域の損傷を防ぐために
設ける。
ユーザゾーンは,トラック番号0から始まり,トラック番号Nで終わる。
外周側製造者用領域は,95トラックからなり,最後のユーザトラック(トラック番号N)の次から始ま
る(10.1.6のSFP領域のバイト384及び385参照)。この領域で,番号 (N+1)(N+8) のトラックの情報
は,未規定とする。
外周側制御情報トラックSFP領域は,トラック番号 (N+96) から始まり半径60.5mmまでとする(10.1.5
のPEP領域のバイト8,9参照)。
リードアウト領域は,製造のために使われ,記録及び再生のために使ってはならない。
フォーマット領域の半径29.5261.00mmには,サーボ情報及びアドレス情報を記録する。
10.1.4 制御情報トラック
制御情報トラックは,次の三つの領域からなる。
(1) 制御情報トラックPEP領域
(2) 内周側制御情報トラックSFP領域
(3) 外周側制御情報トラックSFP領域
制御情報トラックは,PEP領域と,内周側及び外周側のSFP領域で,次に示す二つの異なるフォーマッ
トによって記録する。
(1) 制御情報トラックPEP領域 : 低周波数の位相変調記録符号
(2) 内外周の制御情報トラックSFP領域 : ユーザゾーンと同じフォーマット及び変調方式
10.1.5 制御情報トラックPEP領域
制御情報トラックPEP領域は,すべてプリレコードマークとし,サ
ーボ情報はもたない。PEP領域のトラック上のすべてのマークは,半径方向に整列して配列する。
(1) EP領域の記録 PEP領域は,トラック1周当たり561567PEPビットセルからなり,ビットセルの
長さは656±1チャンネルビットとする。マークは,2チャンネルビット長とし,2チャンネルビット
長の間げきを設ける。PEP領域の情報は,図19に示すように論理“0”の場合には,ビットセルの中
心でマーク群状態からマーク群なしの状態に反転し,論理“1”の場合には,ビットセルの中心でマー
ク群なしの状態からマーク群状態に反転する。
――――― [JIS X 6261 pdf 25] ―――――
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JIS X 6261:1991の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 9171-1:1990(MOD)
- ISO/IEC 9171-2:1990(MOD)
JIS X 6261:1991の国際規格 ICS 分類一覧
JIS X 6261:1991の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG4303:2012
- ステンレス鋼棒
- JISG4303:2021
- ステンレス鋼棒
- JISX0004:2002
- 情報処理用語(データの構成)
- JISX0008:2001
- 情報処理用語―セキュリティ
- JISX0010:1987
- 情報処理用語(操作技法及び機能)
- JISX0012:1990
- 情報処理用語(データ媒体,記憶装置及び関連装置)