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図27 負極性の場合のセクタマークの再生信号
(2) FO領域 (VFO1, VFO2, VFO3) VFO領域は,プリレコードされたアドレス部にVFO1,二つのVFO2
及びデータ領域にVFO3を設ける。
それぞれのチャンネルビットパターン及び長さは,次のとおりとする。
VFO1 : 192チャンネルビット(12バイト)=01001001001 010010
VFO2 : 128チャンネルビット( 8バイト)=10010010010 010010
VFO2 : 128チャンネルビット( 8バイト)=00010010010 010010
VFO3 : 192チャンネルビット(12バイト)=01001001001 010010
備考 VFO2については(13)参照。
(3) アドレスマーク (AM) アドレスマーク(1バイト)は,次に示す16ビットのチャンネルビットパ
ターンとする。
0100 1000 0000 0100
(4) D領域 (ID1,ID2,ID3) ID領域は,次の5バイトで構成する。
第1バイト : トラック番号の上位バイト(以下,MSBという。)
第2バイト : トラック番号の下位バイト(以下,LSBという。)
第3バイト : ビット7及び6 ID番号
00はID1
01はID2
10はID3
ビット5 0
ビット40 セクタ番号
第4及び第5バイト : 最初の3バイトから算出する16ビットのCRCデータ(附属書2参照)
CRCは,次の生成多項式によって求める。CRCレジスタの初期値は,すべて
“1”とする。
G (x) =x16+x12+x5+1
(5) ポストアンブル (PA) ポストアンブルは,16チャンネルビット(1バイト)相当分の長さの領域と
し,ID3データがRLL (2, 7) 符号[(13)参照]によってチャンネルビットに変換されたとき,ID3領域
からあふれたチャンネルビットを記録する。
――――― [JIS X 6261 pdf 36] ―――――
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(6) オフセット検出領域 (ODF) オフセット検出領域は,16チャンネルビット長(1バイト)とし,グ
ルーブ及びいかなる情報も記録してはならない。
(7) ギャップ (Gap) ギャップは,48チャンネルビット長(3バイト)の未記録領域とする。
(8) フラッグ (Flag) フラッグは,80チャンネルビット長(5バイト)の未記録領域とし,セクタにユ
ーザデータを記録するとき,80チャンネルビット長の次のような連続パターンを記録する。
100100100100100・・・
(9) LPC ALPCは,32チャンネルビット長(2バイト)の未記録部とし,レーザ出力の検査に用いる。
(10) 同期バイト (Sync) 同期バイトは,次の48チャンネルビット長(3バイト)パターンとする。
0100 0010 0100 0010 0010 0010 0100 0100 1000 0010 0100 1000
(11) データ領域 データ領域は,次のとおりとし,バイト配列は附属書3による。
(11.1) ユーザバイト構成 データ領域のユーザバイト構成は,1024バイト,又は512バイトのセクタフォ
ーマットのいずれかとし,それぞれのデータ領域の構成は,次のとおりとする。
(a) 1024バイトセクタの場合
ユーザバイト : 1024バイト
欠陥管理ポインタ : 12バイト
CRCデータ,ECCデータ及び再同期バイト : 223バイト
(b) 512バイトセクタの場合
ユーザバイト : 512バイト
欠陥管理ポインタ : 12バイト
CRCデータ,ECCデータ及び再同期バイト : 124バイト
FFh : 2バイト
(11.2) 欠陥管理ポインタ (DMP) 欠陥管理ポインタは,Px, y(x=1,2,3及びy=1,2,3,4)で表す
12バイトからなり,欠陥セクタと代替セクタとの関係を規定する(10.2.3参照)。
各セクタは,次の三つの欠陥管理ポインタP1,y,P2,y,P3,yをもつ。
P1,y このセクタのアドレス
P2,y 使用可能な最初の代替セクタのアドレス
P3,y P2,yと同一内容
各代替セクタは,欠陥管理ポインタを次のように記録する。
P1,y このセクタのアドレス
P2,y 元の欠陥セクタのアドレス
P3,y P2,yと同一内容
各欠陥管理ポインタのフォーマットは,表8のとおりとする。
表8 欠陥管理ポインタのフォーマット
第1バイトPx,1 第2バイトPx,2 第3バイトPx,3 第4バイトPx,4
トラック番号のMSB トラック番号のLSB セクタ番号 FFh
(11.3) RCデータ及びECCデータ CRCデータ及びECCデータは,附属書3に規定する方法で算出す
る。
(11.4) 再同期バイト (Resync) 再同期バイトは,附属書3に規定するように次の16チャンネルビット長
(1バイト)のパターンをデータ領域中のバイト間に挿入する。
0010 0000 0010 0100
――――― [JIS X 6261 pdf 37] ―――――
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(12) バッファ (Buffer)バッファは,1024バイトセクタの場合公称値で320チャンネルビット長(20バ
イト,図25参照),512バイトセクタの場合公称値で240チャンネルビット長(15バイト,図26参照)
とする。
(13) 記録符号 再同期バイトを除く三つのID領域及びデータ領域のデータビットは,ディスク上に表9
に従ってチャンネルビットに変換して記録する。各“1”のチャンネルビットは,マークに対応する。
表9 データビットとチャンネルビットの変換表
データビット チャンネルビット
10 0100
010 100100
0010 00100100
11 1000
011 001000
0011 00001000
000 000100
データがVFO2に続いたとき,VFO2は,ビットパターン010で始まるとみなしてチャンネルビット
に変換する。
データが再同期バイトに続いたとき,再同期バイトは,ビットパターン011で始まるとみなしてチ
ャンネルビットに変換する。
再同期バイトの後のRLL (2, 7) 符号化は,次の入力データの最初のビットから新たに始める。
10.2.3 欠陥管理
(1) 欠陥管理方式及び構造 欠陥管理は,ポインタを用いる方式とする。更に,参考2に示すマップを併
用する方式を使用してもよい。
ディスク各面のユーザゾーンの初めと終わりにそれぞれ二つの欠陥管理領域 (DMA) をもち,それ
らの間にユーザデータの記録領域,代替セクタ用の2次予備領域などをもつ。各欠陥管理領域は,デ
ィスク上のデータ配列情報を含むデータ構造管理表 (DST) をもつ。
(2) 媒体初期化 媒体初期化は,ユーザエリアをg個のグループに等分割する。各グループはn個のデー
タセクタとこれに続くm個の1次予備セクタをもつ。最初のグループの位置及びg,n,mの値は,デ
ータ構造管理表 (DST) に記録する。
(3) 記録方法 記録方法は,次のとおりとする。
一つのグループにセクタを記録するとき,このセクタの三つの欠陥管理ポインタを同時に記録する。
第1の欠陥管理ポインタP1, yは,このセクタのアドレスとし,第2,第3の欠陥管理ポインタP2, y及
びP3, yは,同一グループ内にある最初の1次予備セクタのアドレスとする。
セクタに欠陥がある場合,そのグループ内で使用可能な最初の1次予備セクタに再び記録する。た
だし,グループ内に使用可能な1次予備セクタがない場合には,欠陥セクタを2次予備領域内で使用
可能な最初の2次予備セクタに書き直す。更に,代替セクタが欠陥である場合,その次に使用可能な
予備セクタに書き直す。
代替セクタの欠陥管理ポインタは,代替セクタそれ自身及び元のセクタのアドレスとする。
(4) ユーザゾーンの構成方法 ユーザゾーンの構成方法は,次のとおりとする。
ユーザゾーンは,番号0,1,2,N−2,N−1及びNのトラックに四つの欠陥管理領域 (DMA) をも
つ。ここで,Nは,ユーザゾーンでの最後のトラック番号を示す。各欠陥管理領域の長さは1024バイ
トセクタの場合25セクタ,512バイトセクタの場合46セクタとする。各欠陥管理領域の最初のセク
――――― [JIS X 6261 pdf 38] ―――――
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タのアドレスは,次のとおりとする。
1024バイトセクタ 512バイトセクタ
トラック番号 セクタ番号 トラック番号 セクタ番号
DMA1 0 0 0 0
DMA2 1 8 1 15
DMA3 N−2 0 N−2 0
DMA4 N−1 8 N−1 15
番号2及びNのトラックの最後のセクタは,使用しない。
各欠陥管理領域の最初のセクタに,データ構造管理表を媒体初期化後に記録する。
2次予備領域は,番号3のトラックの直後又は番号N−2のトラックの直前におく。その大きさは,
252トラック未満とし,データ構造管理表で規定するトラックの0セクタから始まる。
ユーザエリアの最初のトラックは,欠陥管理領域又は2次予備領域に属さない最も小さい番号のト
ラックとし,それを論理トラック0とする。ユーザエリアは,データ構造管理表で規定するトラック
のセクタ0から始まる。
(5) データ構造管理表 (DST) データ構造管理表は,1セクタの長さとし,ユーザエリアのグループへの
分割,最初のグループ及び2次予備領域の開始アドレスを規定する。
このデータ構造管理表は,媒体の初期化後に記録する。
表10に示すデータ構造に関する情報を四つのデータ構造管理表の各々に記録する。
表10 DSTのバイト配列
バイト 内容
0 OAh : DSTの識別子
1 OAh : DSTの識別子
2 最初のグループの最初のトラックのトラック番号
(論理トラック番号0)
3 10h : ポインタによる欠陥管理方式を示す。
02h : マップ併用方式採用を示す。
(2次欠陥管理表あり。参考2参照。)
4 グループの数 (g) のMSB
5 グループの数 (g) のLSB
6 グループ当たりのユーザデータセクタの数 (n) のMSB
7 グループ当たりのユーザデータセクタの数 (n)
8 グループ当たりのユーザデータセクタの数 (n)
9 グループ当たりのユーザデータセクタの数 (n) のLSB
10 グループ当たりの1次予備セクタの数 (m) のMSB
11 グループ当たりの1次予備セクタの数 (m)
12 グループ当たりの1次予備セクタの数 (m)
13 グループ当たりの1次予備セクタの数 (m) のLSB
14 FFh
|
21 FFh
22
| FFh又は参考2
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30 2次予備領域の開始トラック番号のMSB
31 2次予備領域の開始トラック番号
32 2次予備領域の開始トラック番号
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バイト 内容
33 2次予備領域の開始トラック番号のLSB
34 2次予備領域にあるセクタの数のMSB
35 2次予備領域にあるセクタの数
36 2次予備領域にあるセクタの数
37 2次予備領域にあるセクタの数のLSB
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| 00h
z(1)
注(1) は,次の数を示す。
1024バイトセクタの場合,z=1023
512バイトセクタの場合,z=511
10.3 B形フォーマット
10.3.1 トラックの構成
(1) トラッキング方式 トラッキング方式は,サンプル・サーボ方式とする。
(2) サーボの領域 サーボ領域は,15チャンネルビットの長さをもつ二つのグループから構成し,10.3.2(2)
に示すヘッダ部に含む(図28参照)。
(3) 各種のサーボ信号
(a) クロック信号 クロック信号は,第2サーボグループのチャンネルビット位置12に配置したマーク
の繰り返しから生成する(図28参照)。
(b) フォーカスエラー信号 フォーカスエラー信号は,サーボ領域内のユニークディスタンス部分のサ
ンプリングモード又は連続モードのいずれかで生成する(図28参照)。
(c) トラッキングエラー信号 トラッキングエラー信号は,図28に示すように,サーボ領域のトラック
中心をはさんで相対する二つのウォブルマークの信号振幅差から生成するこのウォブルマークの位
置は,第1サーボグループのチャンネルビット位置3(又は位置4)及び位置8とする。
図28 サーボ領域の構成
(d) 高速シーク用の情報 高速シーク用の情報は,第1サーボグループの最初のウォブルマークの位置
によって生成する。この第1ウォブルマークの位置は,16トラックごとに位置3から位置4へ,又
は位置4から位置3へと変化する。
トラック番号をK+16 (N−1) で表すとき,Nが負を含む奇数となるトラックでは第1ウォブルマ
――――― [JIS X 6261 pdf 40] ―――――
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JIS X 6261:1991の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 9171-1:1990(MOD)
- ISO/IEC 9171-2:1990(MOD)
JIS X 6261:1991の国際規格 ICS 分類一覧
JIS X 6261:1991の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG4303:2012
- ステンレス鋼棒
- JISG4303:2021
- ステンレス鋼棒
- JISX0004:2002
- 情報処理用語(データの構成)
- JISX0008:2001
- 情報処理用語―セキュリティ
- JISX0010:1987
- 情報処理用語(操作技法及び機能)
- JISX0012:1990
- 情報処理用語(データ媒体,記憶装置及び関連装置)