JIS A 1912:2015 建築材料などからの揮発性有機化合物(VOC),及びホルムアルデヒドを除く他のカルボニル化合物放散測定方法―大形チャンバー法 | ページ 4

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A 1912 : 2015
図A.1−2 m3大形チャンバーシステム構成図
単位 mm
図A.2−2 m3大形チャンバー装置外観図の例

――――― [JIS A 1912 pdf 16] ―――――

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A 1912 : 2015
図A.3−2 m3大形チャンバー装置立体図の例

――――― [JIS A 1912 pdf 17] ―――――

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A 1912 : 2015
附属書B
(参考)
14 m3大形チャンバーの例
この附属書は,本体に基づく装置の参考として記載したものであり,規定の一部ではない。
B.1 14 m3大形チャンバーシステムの構成
例示した14 m3大形チャンバーは,空気清浄度,温湿度及び換気量を調整するためにアウターチャンバ
ーとインナーチャンバーとで構成する二重槽構造である。インナーチャンバーの容量は,14 m3である。
システムはチャンバー,空気清浄装置,温度・湿度調整装置,換気量制御装置などで構成する。
B.2 構成機器
B.2.1 一般
図B.1に14 m3大形チャンバーシステム構成図を,図B.2に14 m3大形チャンバー装置外観図の例を,図
B.3に14 m3大形チャンバー装置立体図の例を示す。主な構成機器は,次のとおりとする。
− 14 m3大形チャンバー
− 風速制御装置
− 空気清浄装置
− 温度・湿度調整装置
− 換気量制御装置
− 空気捕集装置
− 分析装置
− 圧力計
− 記録計
B.2.2 14 m3大形チャンバー
インナーチャンバーは,対象化学物質の吸着/再放散の低減及び気密性確保のため,ステンレス鋼板の
全溶接構造とする。試験体・試験片の出し入れに使用する扉開口部には,リーク及び汚染を防止するため
に低放散性のパッキン材料を用いる。
B.2.3 風速制御装置
換気空気は,大形チャンバー内の風速分布を規定範囲に維持するためにかくはんファンによってかくは
んされ,排気口から排出する。ファンの稼動部であるモーターは,オイルなどチャンバー内への汚染物質
の放散を避けるための工夫をする。
B.2.4 空気清浄装置
6.4による。
B.2.5 温度・湿度調整装置
温度の制御は,アウターチャンバーの空気層を冷却・加熱することによってインナーチャンバーの温度
を調整する。また,湿度は,空気清浄装置下流にある湿度調整装置によって行う。
B.2.6 換気量制御装置
空気清浄装置によって清浄化された換気空気は,下流に設置されている流量計及び調整弁によって設定

――――― [JIS A 1912 pdf 18] ―――――

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換気量に調節され,加湿制御装置へと送り込まれ,所定量加湿した後,チャンバー内へ導入する。
B.2.7 空気捕集装置
6.7による。
B.2.8 分析装置
6.10による。
B.2.9 圧力計
アウターチャンバー及びインナーチャンバー内に圧力計を設置し,チャンバー設置室内,アウターチャ
ンバー,インナーチャンバーの順で大気圧より少しずつ高い状態に保持する。
B.2.10 記録計
温度・湿度センサー,流量計及び圧力計によって連続的にモニタリング及び記録する。
図B.1−14 m3大形チャンバーシステム構成図

――――― [JIS A 1912 pdf 19] ―――――

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単位 mm
図B.2−14 m3大形チャンバー装置外観図の例
図B.3−14 m3大形チャンバー装置立体図の例

――――― [JIS A 1912 pdf 20] ―――――

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