29
A 5756 : 2013
図JA.7−グレイジングガスケット例図 図JA.8−グレイジングガスケット例図
(グレイジングチャンネル) (グレイジングビード)
JA.3 気密ガスケット
気密ガスケットの例を,図JA.9及び図JA.10に示す。
図JA.9−気密ガスケット例図 図JA.10−気密ガスケット例図
――――― [JIS A 5756 pdf 31] ―――――
30
A 5756 : 2013
附属書JB
(参考)
旧規格の硬さから現行規格の硬さへの換算について
この規格では,ISOとの整合化によって改正されたJIS K 6253-3:2012に従い,硬さの測定値を熱可塑性
樹脂では旧規格の“瞬間値”から“15秒値”に変更した。旧規格(JIS A 5756:2006)(瞬間値)から現行
規格(15秒値)への換算の参考として,両者の関係を求めた試験データを示す。
なお,ここに示すデータは建築用ガスケットとして使用されている材料を用いて測定したものであり,
熱可塑性樹脂全てについて当てはまるものではない。
JB.1 試験
JB.1.1 試験試料
試験試料は,PVC系41試料,TPE系10試料で,硬さの瞬間値がA5595のものである。
JB.1.2 試験方法
6.4に準じて,硬さの瞬間値及び15秒値を測定した。
JB.1.3 試験結果及び考察
試験結果を,図JB.1に示す。硬さの瞬間値及び15秒値は,相関係数0.974で直線的関係が認められる。
90
y = 1.05x - 8.3
80
(A)
r=0.974
15秒 値
70
PVC系
60 TPE系
50
50 60 70 80 90
瞬 間 値 (A)
図JB.1−PVC系及びTPE系試料における硬さの瞬間値と15秒値との関係
――――― [JIS A 5756 pdf 32] ―――――
31
A 5756 : 2013
JB.2 旧規格(瞬間値)の硬さを現行規格(15秒値)へ換算する場合の目安
PVC系及びTPE系において,旧規格の瞬間値を現行規格の15秒値に換算する場合は,表JB.1を目安に
するとよい。
表JB.1−PVC系及びTPE系の硬さにおける瞬間値と15秒値との換算値
旧規格 現行規格 旧規格 現行規格 旧規格 現行規格 旧規格 現行規格 旧規格 現行規格
(15秒値)
(瞬間値) (15秒値)
(瞬間値) (15秒値)
(瞬間値) (15秒値)
(瞬間値) (15秒値)
(瞬間値)
− 62 57 72 67 82 78 92 88
64 59 74 70 84 80 94 91
56 51 66 61 76 72 86 82 96 93
58 53 68 63 78 74 88 84 −
60 55 70 65 80 76 90 86
――――― [JIS A 5756 pdf 33] ―――――
A5
3
附属書JC
2
75
(参考)
6 : 2
JISと対応国際規格との対比表
0 13
JIS A 5756:2013 建築用ガスケット ISO 3934:2002 Rubber, vulcanized and thermoplastic−Performed gaskets used in
buildings−Classification, specifications and test methods
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条 (V) JISと国際規格との技術的差異
国際 ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 1 規定内容は,JISとほぼ削除 JISでは組積造外壁を削除した。 我が国ではガスケットを組積造外壁
同じ。 に使用しない。
3 用語及び 3 規定している用語の種 削除 我が国の実情に合わないものは 我が国の各種仕様書及び指針との整
定義 類がJISとは異なる。 追加 合化に必要である。
削除し,我が国の実情から必要な
両者に規定されている ものをJISに追加した。 ISO 3934の改正時にはISO/TC 45/SC
用語の定義は,技術的差 4に提案することを検討する。
異がない。
4 種類及び 用途,性状,形態,主 5.1 機械的条件,有効圧縮 削除 JISでは,公的仕様書などとの整我が国の各種仕様書及び指針との整
記号 成分及び使用温度範囲 追加
量,圧縮力,使用温度範 合化に必要である。
合化を図り,我が国の実情に合っ
によって区分してい 変更
囲,圧縮復元性,応力緩 た項目によって区分している。 ISO 3934の改正時にはISO/TC 45/SC
る。 和及び耐候性によって 4に提案することを検討する。
区分している。
5.1 形状及 − − 追加 JISでは,ISO規格で規定してい 我が国の各種仕様書及び指針との整
び寸法 合化に必要である。
ない形状及び寸法,寸法の許容差
を規定している。
5.2 品質 5.2.1 外観 − − 追加 JISでは,ISO規格で規定してい 我が国の各種仕様書及び指針との整
表面のきず,使用上の ない外観の欠陥について規定し 合化に必要である。
欠陥及び色について規 ている。
定している。
5.3 性能 箇条4による種類ごと 5.1及 削除
使用温度範囲,機械的条 我が国の製品に適応した要求性 我が国の各種仕様書及び指針との整
の要求性能を規定して び5.2 件及び耐候性による区 追加 合化に必要である。
能及び性能値を規定している。ま
いる。 分ごとの要求性能を規 変更 ISO 3934の改正時にはISO/TC 45/SC
た,公的仕様書などとの整合化を
定している。 図っている。 4に提案することを検討する。
――――― [JIS A 5756 pdf 34] ―――――
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条 (V) JISと国際規格との技術的差異
国際 ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
6 試験 硬さ,圧縮荷重,引張 6 試 削除
硬さ,圧縮力,圧縮永久 JISでは,性能項目に合わせて試我が国の各種仕様書及び指針との整
強さ・伸び,圧縮永久 験体, ひずみ,引張永久ひず 追加 験方法を規定している。 合化に必要である。
ひずみ,熱老化性,加 表3 変更
み,圧縮復元性,熱老化 ISO 3934の改正時にはISO/TC 45/SC
熱収縮率,シャルピー 11及 性,応力緩和,耐オゾン 4に提案することを検討する。
衝撃強さ,ビカット軟 び附 性及び耐候性を規定し
化温度,低温ぜい化性, 属書 ている。
低温折り曲げ性,圧縮 AD
力,耐オゾン性及び耐
候性を評価する試験方
法を規定している。
7 検査 − − 追加 ISO規格にない検査の項目を追 我が国の各種仕様書及び指針との整
加した。 合化に必要である。
8 製品の呼 − − 追加 ISO規格にない製品の呼び方の 我が国の各種仕様書及び指針との整
び方 項目を追加した。 合化に必要である。
9 表示 5.1 規定した各要求性能の 削除 ISO 3934は,性能を等級表示す 輸出入量が非常に少ないため,我が
等級を表示するように 追加 国の商習慣に合った表示とした。
ることを意図した規格である。こ
規定している。 変更 れに対し,JIS A 5756は我が国の
実情に合った製品を提供するこ
と,また,品質の責任の所在を明
示することを意図しており,ISO
規格とは表示方法が異なってい
る。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 3934:2002,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
A5
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
7
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
56 : 2
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
0 1
3
3
3
――――― [JIS A 5756 pdf 35] ―――――
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JIS A 5756:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3934:2002(MOD)
JIS A 5756:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- 91 : 建設材料及び建築物 > 91.100 : 建設材料 > 91.100.50 : 結合材.シーリング材
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.50 : シール
JIS A 5756:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1415:2013
- 高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法
- JISB7739:2011
- 非金属材料用振り子形衝撃試験機―試験機の検証方法
- JISB7739:2020
- 非金属材料用振り子形衝撃試験機―試験機の検証方法
- JISK6200:2019
- ゴム―用語
- JISK6250:2019
- ゴム―物理試験方法通則
- JISK6251:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引張特性の求め方
- JISK6253-3:2012
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第3部:デュロメータ硬さ
- JISK6257:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―熱老化特性の求め方
- JISK6259:2004
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―耐オゾン性の求め方
- JISK6261:2006
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―低温特性の求め方
- JISK6262:2013
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―常温,高温及び低温における圧縮永久ひずみの求め方
- JISK6272:2003
- ゴム―引張,曲げ及び圧縮試験機(定速)―仕様
- JISK7111-1:2012
- プラスチック―シャルピー衝撃特性の求め方―第1部:非計装化衝撃試験
- JISK7161:1994
- プラスチック―引張特性の試験方法 第1部:通則
- JISK7162:1994
- プラスチック―引張特性の試験方法 第2部:型成形,押出成形及び注型プラスチックの試験条件
- JISK7206:2016
- プラスチック―熱可塑性プラスチック―ビカット軟化温度(VST)の求め方
- JISK7350-4:2008
- プラスチック―実験室光源による暴露試験方法―第4部:オープンフレームカーボンアークランプ