この規格ページの目次
JIS B 7739:2011 規格概要
この規格 B7739は、JIS K 7111-1,JIS K 7111-2,JIS K 7110及びJIS K 7160に規定するシャルピー衝撃試験,アイゾット衝撃試験及び引張衝撃試験に使用する振り子形衝撃試験機の検証方法について規定。
JISB7739 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B7739
- 規格名称
- 非金属材料用振り子形衝撃試験機―試験機の検証方法
- 規格名称英語訳
- Pendulum-type impact-testing machines for Non-Metallic Materials -- Verification of testing machines
- 制定年月日
- 1989年4月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 13802:1999(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 19.060, 77.040.10, 83.200
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1989-04-01 制定日, 1994-06-01 確認日, 2003-05-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2011-03-22 改正日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS B 7739:2011 PDF [48]
B 7739 : 2011
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[3]
- 4 測定機器・・・・[4]
- 5 試験機の検証・・・・[5]
- 5.1 試験機の構成要素・・・・[5]
- 5.2 振り子・・・・[6]
- 5.3 機枠の基本特性・・・・[12]
- 5.4 軸受・・・・[14]
- 5.5 エネルギー指示計・・・・[14]
- 5.6 摩擦損失・・・・[15]
- 5.7 試験片支持台,つかみ具及びクロスヘッド・・・・[16]
- 5.8 ハンマ・・・・[18]
- 6 検証周期・・・・[19]
- 7 検証報告・・・・[19]
- 附属書A(参考)振り子の各長さ間の関係・・・・[20]
- 附属書B(参考)機枠と振り子との質量比・・・・[22]
- 附属書C(参考)打撃下における振り子の減速・・・・[24]
- 附属書D(参考)振り子と機枠の移動とに関する相互関係・・・・[26]
- 附属書E(参考)シャルピー衝撃試験機の検証用ゲージプレート・・・・[32]
- 附属書JA(規定)振り子形接着強さ衝撃試験機の検証方法・・・・[35]
- 附属書JB(参考)形状検査用ゲージ・・・・[41]
- 附属書JC(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[45]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 7739 pdf 1] ―――――
B 7739 : 2011
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本試験機工業会
(JTM)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 7739:1989は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 7739 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 7739 : 2011
非金属材料用振り子形衝撃試験機−試験機の検証方法
Pendulum-type impact-testing machines for Non-Metallic Materials- Verification of testing machines
序文
この規格は,1999年に第1版として発行されたISO 13802を基に,技術的内容を変更することなく作成
した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格に規定されていない適応試験機“振り子形接着せん断衝撃試験
機”を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一覧表にその
説明を付けて,附属書JCに示す。また,附属書JA及び附属書JBは,対応国際規格にはない事項である。
警告
この規格の利用者は,通常の実験室での作業に精通しているものとする。この規格は,その使用に関し
て起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,各自の責任におい
て安全及び健康に対する適切な処置を取らなければならない。
1 適用範囲
この規格は,JIS K 7111-1,JIS K 7111-2,JIS K 7110及びJIS K 7160に規定するシャルピー衝撃試験,
アイゾット衝撃試験及び引張衝撃試験に使用する振り子形衝撃試験機の検証方法について規定する。また,
JIS K 6855に規定する衝撃接着強さ試験に使用する振り子形衝撃試験機の検証方法について,附属書JA
に規定する。
この規格は,振り子形衝撃試験機に適用する。試験片を打撃し,吸収される衝撃エネルギーW(3.12参
照)は,振り子の位置エネルギーE(3.11参照)と試験片打撃後の振り子に残存するエネルギーとの差に
等しいものとする。
衝撃エネルギーを算出するに当たっては,摩擦損失と空気抵抗損失とを補正する(表2及び5.6参照)。
試験機の各種部品の幾何学的及び物理的特性の検証方法について規定する。
幾つかの幾何学的特性については,装置の組立後に検証することが難しいため,製造業者は,装置に関
する幾何学的特性の検証に対して,この規格に準じて適切な検証ができるようにし,かつ,参考図面を提
供する責任がある。
これらの検証方法は,試験機の設置時,修理時,移動時又は定期点検時に使用する。
この規格は,箇条5で規定する幾何学的及び物理的特性をもつ各種容量又は異なる設計の振り子形衝撃
試験機にも適用できる。
――――― [JIS B 7739 pdf 3] ―――――
2
B 7739 : 2011
この規格に準じて検証し,適合した振り子形衝撃試験機は,各種のノッチなし及びノッチ付き試験片に
よる衝撃試験に使用できる。
附属書Aは,各種振り子長さ,位置エネルギー及び振り子の慣性モーメントの関係について記述する。
附属書Bは,衝撃エネルギーの誤差を生じさせないために,振り子の質量に対する機枠質量の比の計算
方法について記述する。
附属書Cは,シャルピー衝撃試験において,打撃直後の振り子の速度変化を衝撃エネルギーの関数とし
て説明し,規定容量の振り子における衝撃エネルギーの測定範囲について記述する。
附属書Dは,振り子の移動がもたらす反力によって生じる機枠の共振を避けるために,機枠基礎台に必
要な剛性について記述する。
附属書Eは,シャルピー衝撃試験機の検証に必要なゲージプレートの形状及び寸法について記述する。
附属書JAは,振り子形接着強さ衝撃試験機の検証方法について規定する。
附属書JBは,形状検査用ゲージについて記述する。
附属書JCは,JISと対応する国際規格との対比表である。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 13802:1999,Plastics−Verification of pendulum impact-testing machines−Charpy, Izod and
tensile impact-testing(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0601 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメ
ータ
JIS B 0651 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 輪郭曲線方式−触針式表面粗さ測定機の特性
JIS B 0659-1 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状 : 輪郭曲線方式 : 測定標準−第1部 : 標準片
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7510 精密水準器
JIS B 7517 ハイトゲージ
JIS B 7518 デプスゲージ
JIS B 7725 ビッカース硬さ試験−試験機の検証及び校正
JIS K 6855 接着剤の衝撃接着強さ試験方法
JIS K 7110 プラスチック−アイゾット衝撃強さの試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 180:2000,Plastics−Determination of Izod impact strength(MOD)
JIS K 7111-1 プラスチック−シャルピー衝撃特性の求め方−第1部 : 非計装化衝撃試験
注記 対応国際規格 : ISO 179-1:2000,Plastics−Determination of Charpy impact properties−Part 1 :
Non-instrumented impact test(MOD)
JIS K 7111-2 プラスチック−シャルピー衝撃特性の求め方−第2部 : 計装化衝撃試験
注記 対応国際規格 : ISO 179-2:1997,Plastics−Determination of Charpy impact properties−Part 2 :
Instrumented impact test(IDT)
――――― [JIS B 7739 pdf 4] ―――――
3
B 7739 : 2011
JIS K 7160 プラスチック−引張衝撃強さの試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 8256:1990,Plastics−Determination of tensile-impact strength(IDT)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
検証(verification)
校正された標準品又は標準材料を用い,装置の校正認可を受けるために行う試験。
3.2
校正(calibration)
規定条件下で,測定機器又は測定方法による指示値と,適切な標準品に対応する数値又は標準品から得
た数値との間の関係を確立するための一連の手順。
3.3
振り子の振動周期(period of swing of the pendulum),TP
左右の縦平面で5°以下の角度で振動する振り子1往復の時間(単位,s)。
3.4
打撃中心(centre of percussion)
振り子がその運動平面内垂直下で打撃したとき,振り子の回転軸で反力が生じない位置。
3.5
振り子長さ(pendulum length),LP
振り子の回転軸と打撃中心(3.4参照)との間の距離で,実際の振り子と同じ振動周期TP(3.3参照)を
もち,振り子の質量が理論的に集中したとみなされる打撃中心までの長さ(単位,m)(附属書A参照)。
3.6
重心長さ(gravity length),LM
振り子の回転軸と振り子の重心との間の距離(単位,m)(附属書A参照)。
3.7
回転長さ(gyration length),LG
振り子の回転軸から,振り子の質量mPが振り子と同じ慣性モーメントを与えるために集中される点まで
の距離(単位,m)(附属書A参照)。
3.8
打撃点長さ(impact length),LI
振り子の回転軸から,試験片に接するハンマの刃縁中心の打撃点までの距離(単位,m)。
3.9
持上げ角度(starting angle),α0
振り子の回転運動の開始点から垂直位置までの角度(単位,°)。
注記 一般に,振り子の回転の最下点(αI=0°)で試験片を打撃する。この場合,持上げ角度は,落
下の角度でもある[図1 b)参照]。
3.10
衝撃速度(impact velocity),vI
打撃瞬間時における振り子の速度(単位,m/s)。
――――― [JIS B 7739 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS B 7739:2011の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 13802:1999(MOD)
JIS B 7739:2011の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.200 : ゴム及びプラスチック工業用設備
JIS B 7739:2011の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB0651:2001
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―触針式表面粗さ測定機の特性
- JISB0659-1:2002
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式;測定標準―第1部:標準片
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7510:1993
- 精密水準器
- JISB7517:2018
- ハイトゲージ
- JISB7518:2018
- デプスゲージ
- JISB7725:2010
- ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISB7725:2020
- ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISK6855:1994
- 接着剤の衝撃接着強さ試験方法
- JISK7110:1999
- プラスチック―アイゾット衝撃強さの試験方法
- JISK7111-1:2012
- プラスチック―シャルピー衝撃特性の求め方―第1部:非計装化衝撃試験
- JISK7111-2:2006
- プラスチック―シャルピー衝撃特性の求め方―第2部:計装化衝撃試験
- JISK7160:1996
- プラスチック―引張衝撃強さの試験方法