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B 7739 : 2011
JB.2 ゲージを用いた検査
JB.2.1 支持台の検査
支持台の検査は,次による。
a) シャルピー衝撃試験機の支持台の検査。
1) 支持台の試験片を載せる面と打撃を支える支持台面との直角性の検査は,1号棒状ゲージを用いて
面の不一致の程度を調べる。
2) 打撃を支える支持台の丸みの検査は,2号板状ゲージを用いて行う。
3) 支持台における打撃方向の逃げ角の検査は,2号板状ゲージを用いて行う。
4) 打撃を支える支持台間の最短距離の検査は,1号板状ゲージを用いて行う。
b) アイゾット衝撃試験機の支持台の試験片を締め付ける面及びこれと直角な上面の検査は,1号棒状ゲ
ージを用いて面の不一致の程度を調べる。
JB.2.2 ハンマ打撃刃縁の検査
ハンマ打撃刃縁の検査は,次による。
a) シャルピー衝撃試験機の刃縁部分の丸み及び刃縁に続くテーパの検査は,3号板状ゲージを用いて行
う。
b) アイゾット衝撃試験機のハンマ刃縁部分の丸みの検査は,2号板状ゲージを用いて行う。
JB.2.3 ハンマと支持台との相互位置の検査
ハンマと支持台との相互位置の検査は,次による。
a) シャルピー衝撃試験機におけるハンマと支持台との相互位置の検査は,次による。
1) 刃縁と支持台の打撃を支える支持台面との相互関係は,1号棒状ゲージを用いて,その接触状態を
調べる。
2) 刃縁を含む運動平面と支持台の対称面との偏りの検査は,1号板状ゲージを用いて行う。
b) アイゾット衝撃試験機におけるハンマと支持台との相互位置の検査は,次による。
1) 支持台の上面から打撃点までの距離の検査は,1号棒状ゲージを用いて行う。
2) 試験片を締め付ける面と刃縁との平行性の検査は,1号棒状ゲージを用いて,その不一致の程度を
調べる。
――――― [JIS B 7739 pdf 46] ―――――
附属書JC
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
ISO 13802:1999,Plastics−Verification of pendulum impact-testing machines−Charpy, Izod and tensile
JIS B 7739:2011 非金属材料用振り子形衝撃試験機−試験機の検証
方法 impact-testing
(I) JISの規定 (II) (IV) JISと国際規格との技術的差異の
(III)国際規格の規 (V) JISと国際規格との技術的差異の理由及び今後の対
国際規 定 箇条ごとの評価及びその内容 策
格番号
箇条番号及 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
び題名 番号 の評価
1 適用範囲 振り子形衝撃試験機の 1 JISに同じ 追加 JISは接着せん断衝撃試 旧JISに接着せん断衝撃試験機の規定があって,他の
検証方法について規定。 験の検証方法を追加。 JISに引用されているため,旧規格と同様に残した。
将来,ISO規格において整合化すると思われる。
2 引用規格
3 用語及び 3.16 振り上がり角度 − − 追加 利便性のために追加した。 技術的差異はない。
定義 3.17 吸収エネルギー
4 測定機器 4 − 追加 硬さ試験機などを追加。 附属書JA追加による。技術的差異はない。
5 試験機の 5.2 振り子 5.2.3 変更 ・シャルピー衝撃試験の プラスチックの規格ISO 179-1では同速度誤差が±5 %
検証 衝撃速度の誤差は,ISOと規定されている。
規格では±10 %として
いるが,JISでは±5 %
とした。
5.2.5 振り子形衝撃試 5.2.5 追加 ・試験片支持台間距離と 支持台の内側間の距離と,試験片を支持している距離の
験機の種類 してLを定義した。 関係を明確にするための追加で,技術的な差異はない。
5.3.1 構造 5.3.1 変更 ・機枠の重心高さを打撃 ハンマ長さの違う(衝撃速度の違う)試験を一つの機枠
で行う装置において,それぞれの打撃中心が重心となる
中心と同じ高さから,打
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撃中心より低くすると 機枠を製作することが困難なため,この場合,長いハン
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した。
9
マの打撃中心に合わせることとなり,短いハンマにとっ
: 2
ては打撃中心より低い位置となる。このような理由など
01
によって,打撃中心より低い位置とした。
1
2
――――― [JIS B 7739 pdf 47] ―――――
B7
2
(I) JISの規定 (II) (IV) JISと国際規格との技術的差異の
(III)国際規格の規 (V) JISと国際規格との技術的差異の理由及び今後の対
国際規 定 箇条ごとの評価及びその内容 策
739
格番号
: 2
箇条番号及 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
0
び題名 番号 の評価
11
附属書JA − − 追加 ・JISは振り子形接着せん旧JISに接着せん断衝撃試験機の規定があって他の規
(規定) 断衝撃試験機の検証方 格に引用されているので,旧規格と同様に附属書とし
法を追加。 た。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 13802:1999,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更·················· 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD··············· 国際規格を修正している。
JIS B 7739:2011の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 13802:1999(MOD)
JIS B 7739:2011の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.200 : ゴム及びプラスチック工業用設備
JIS B 7739:2011の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISB0651:2001
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―触針式表面粗さ測定機の特性
- JISB0659-1:2002
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式;測定標準―第1部:標準片
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7510:1993
- 精密水準器
- JISB7517:2018
- ハイトゲージ
- JISB7518:2018
- デプスゲージ
- JISB7725:2010
- ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISB7725:2020
- ビッカース硬さ試験―試験機の検証及び校正
- JISK6855:1994
- 接着剤の衝撃接着強さ試験方法
- JISK7110:1999
- プラスチック―アイゾット衝撃強さの試験方法
- JISK7111-1:2012
- プラスチック―シャルピー衝撃特性の求め方―第1部:非計装化衝撃試験
- JISK7111-2:2006
- プラスチック―シャルピー衝撃特性の求め方―第2部:計装化衝撃試験
- JISK7160:1996
- プラスチック―引張衝撃強さの試験方法