JIS A 5756:2013 建築用ガスケット | ページ 8

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附属書JD
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(参考)
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技術上重要な改正に関する新旧対照表
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現行規格(JIS A 5756:2013) 旧規格(JIS A 5756:2006) 旧規格(JIS A 5750:2008) 改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名 及び題名
改正の趣 1 JIS A 5756及びJIS A 5750を統一し,JIS A 5756とする。JIS A 5750は廃止する。 ISO 3934及びISO 5892と
旨 の整合化を図る。
2 JIS A 5756から構造ガスケットに関する規定を削除し,JIS A 5760として建築用構造ガスケットの規格を独立させる。
1 適用範 使用部位を具体的に明記した。1. 適用範 1. 適用範
使用部位を“‥構成材(パネル) ISO 3934に整合させた。
使用部位を“‥構成材(パネル)
囲 a) 外装の構成部材間 囲 囲
の目地部及び開口部‥”として の目地部,サッシ及びドア‥”
b) 内装の構成部材間 いた。 としていた。
c) グレイジング
d) ドアや窓回りで,枠の内側
及びかまち(框)の内外
4 種類及び記号
4.1 用途 構造ガスケットを削除し,グレ3.1 用途 4.1 用途
グレイジングガスケット,目地 気密ガスケット及び目地ガス 構造ガスケットをJIS A
による区 イジングガスケット,目地ガスによる区 による区
ガスケット,気密ガスケット及 ケットの2種類に区分してい 5760として独立させたた
分 ケット及び気密ガスケットの3 分 び構造ガスケットの4種類に区分 た。 め。
種類に区分した。 分していた。
4.2 性状 従来のJIS A 5756で対象とした − 明記してはいないが,このJIS − 統合した各々のJISが対象
適用範囲に“発泡系ガスケット
による区 ガスケットを軟質系,JIS A は軟質系ガスケットを想定し の規格”と明記していた。 としていたガスケットと
分 5750で対象としたガスケット た規格であった。 新規に追加したガスケッ
を発泡系とし,新規に硬質系を トの区分を明確にした。
追加して3種類の区分とした。
4.3 形態 新規に,単一成形品及び多重成 − 規定なし − 定義に複合ガスケットとある 従来の単一成形品に加え
による区 形品を区分した。 が,他には明記がない。 て,多重成形品の使用が増
分 えてきたので追加した。
4.4 主成 名称を,CR系,EPDM系,SR 3.2 材料 主成分によって,塩化ビニル 4.2 材料 ポリウレタン系発泡体ガ
主成分によって,クロロプレン
分による 系,TPE系及びPVC系に変更 による区 系,サーモ・プラスチック・エ
による区 系,EPDM系,シリコーン系及 スケットは,ほとんど使用
区分 し,ポリウレタン系は削除し 分 ラストマー系,クロロプレン 分 びポリウレタン系の4種類とし実績がなくなったため,削
た。 系,EPDM系及びシリコーン系 ていた。 除した。
の5種類としていた。

――――― [JIS A 5756 pdf 36] ―――――

          現行規格(JIS A 5756: 2013)            旧規格(JIS A 5756:2006)             旧規格(JIS A 5750:2008)            改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名 及び題名
4.5 使用 使用温度範囲による区分T1, − − − − ISO 3934に整合させて新
温度範囲 T2,T3,T4を新規に設定した。 規に使用温度範囲による
による区 区分を規定した。

− 寸法による区分を削除した。 3.4 寸法 グレイジングガスケットは面 4.3 寸法 気密ガスケットはサッシ,ド 寸法による区分は,ほとん
による区 による区
クリアランスによって,気密ガ ど利用されず,区分する意
ア,枠などのクリアランスによ
分 分
スケットはサッシ,ドア,枠な 味がないので,削除した。
って,目地ガスケットは構成部
どのクリアランスによって,目 材の目地幅によって区分して
地ガスケットは構成部材の目 いた。
地幅によって区分していた。
− 耐久性による区分を削除した。 3.5 耐久 A級,B級1種,B級2種及び 4.4 耐久 A級,B級,C級1種及びC級 旧規格では,耐久性を熱老
性による C級に区分していた。 性による 2種に区分していた。 化試験の試験時間の長短
区分 区分 によって区分していた。今
回の改正で使用温度範囲
による区分を導入したた
め,熱老化試験を使用温度
範囲によって試験温度を
変えて試験時間を同じに
する試験方法に変更した。
そのため,この区分は不要
になった。
− 防かびグレイジングガスケッ 3.6 性能 グレイジングガスケットを次 − 対象外 旧規格に基づく防かびグ
トを削除した。 による区 のように区分していた。 レイジングガスケットの
分 a) グレイジングガスケット 需要がないので削除した。
b) 防かびグレイジングガスケ
ット
− 耐火目地ガスケットを削除し − 対象外 4.5 性能 目地ガスケットを次のように 旧規格では耐火目地ガス
た。これに伴い,性能による区 による区 区分していた。 ケットを区分しているが,
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分が不要になった。 分 a) 目地ガスケット 耐火性能も試験方法も規
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b) 耐火目地ガスケット 定しておらず,機能してい
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ない。
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現行規格(JIS A 5756: 2013) 旧規格(JIS A 5756:2006) 旧規格(JIS A 5750:2008) 改正理由
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箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条番号 内容
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及び題名 及び題名 及び題名
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5 要求事 4. 形状及
“5.1 形状及び寸法”,“5.2 品 5.1 外観,5.2 性能 5. 要求事 5.1 形状・寸法 JIS A 5756とJIS A 5750と
0 13
項 質”及び“5.3 性能”と名称及び寸法 項 5.2 品質 5.2.1 外観 の差異を修正した。
び項目を統一した。 5. 品質 5.2.2 性能
5.3 性能 a) 表8に,性能規定の全体的 5.2 性能 5.2.2 性能 表7に,ガスケットにおける耐
表11に,ガスケットにおける耐 ISO 3934への整合化を目
な関係を示した。 久性区分及び硬さごとの性能 久性区分及び圧縮荷重ごとの 指し,性能項目及び性能値
b) 表9表13に,性状による 値を規定していた。 性能値を規定していた。 を我が国の現状に合うよ
区分ごとの性能値を規定し うに訂正した。
た。
6 試験 試験及び内容について,新旧JISに違いのある項目は次のとおりである。
6.4 硬さ a) 硬さをタイプAデュロメー 6.4 a) タイプAデュロメータ硬さ − 対象外 JIS K 6253-3:2012の改正
試験 タ硬さに限定した。 試験と国際ゴム硬さ試験が による変更である。
b) 測定は,加硫ゴムでは3秒 併記されていた。
値,熱可塑性樹脂では15 b) 測定は,タイプAデュロメ
秒値とした。 ータ硬さ試験で瞬間値,国
際ゴム硬さ試験で30秒後
であった。
6.7圧縮永 T1及びT3では70 ℃加熱,T2 6.6 圧縮永久ひずみ試験は,100℃6.5 圧縮永久ひずみを70 ℃加熱後ISO 3934への整合化を目
久ひずみ 及びT4では85 ℃加熱とした。 加熱としていた。 の性能値としていた。 指すとともに,我が国の状
試験 況をも取り入れた。
6.8 熱老 6.10
1) 性能項目名称を“熱老化性” 1) 性能項目名称が“耐久性”6.6 1) 性能項目名称が“耐久性”耐久性による区分を削除
化性試験 と変更した。 であった。 であった。 したので,熱老化性にし
2) 熱老化性試験をT1及びT3 2) 耐久性の性能値を100 ℃ 2) 耐久性の性能値を90 ℃熱 た。
では85 ℃熱老化,T2及び 熱老化としていた。 老化後としていた。 試験温度は使用温度範囲
T4では100 ℃熱老化とし による区分の導入によっ
た。 て変更した。
6.9 加熱 加熱収縮率試験をT1及びT3で 6.12 加熱収縮率試験は100 ℃加熱 6.8 加熱収縮率の性能値を70 ℃加ISO 3934への整合化を目
収縮率試 は70 ℃加熱,T2及びT4では としていた。 熱後としていた。 指すとともに,我が国の状
験 85 ℃加熱とした。 況をも取り入れた。
6.12 低温 軟質系の一般性能に,低温試験 − 規定なし − 対象外 ISO 3934に整合させた。
衝撃ぜい として,低温衝撃ぜい化試験を
化試験 追加した。

――――― [JIS A 5756 pdf 38] ―――――

          現行規格(JIS A 5756: 2013)            旧規格(JIS A 5756:2006)             旧規格(JIS A 5750:2008)            改正理由
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条番号 内容
及び題名 及び題名 及び題名
6.13 低温 発泡系の一般性能に,低温試験 − 対象外 − 規定なし 低温時の性能として新規
折り曲げ として低温折り曲げ試験を追 に規定した。
試験 加した。T1及びT3では温度−
20 ℃,T2及びT4では温度−
40 ℃とした。
6.15 耐オ 特別要求性能として,耐オゾン6.7 TPE系及びPVC系を除き,耐オ 6.11 外壁表面に露出しない場
気密ガスケットを除き,耐オゾ
ゾン性試 性を指定できることにした。 ゾン性が要求された。 ン性が要求された。 合は不要である。このた
験 め,要求があるときに行う
6.16 耐候 特別要求性能として,耐候性を − 規定なし − 規定なし ことにした。
性試験 指定できることにした。
− B級1種では,温度−10 ℃の低
低温時の硬さ変化を削除した。 6.8 低温時 − 対象外 我が国では,低温時の物性
の硬さ変 温時の硬さ変化が要求された。 を要求されないので,これ
化試験 らの性能を削除した。
− 低温圧縮永久ひずみを削除し 6.9 低温圧B級1種では,温度−25 ℃の低 − 対象外
た。 縮永久ひ 温圧縮永久ひずみを規定して
ずみ試験 いた。
− 感温性を削除した。 6.11 感温 温度−10℃の感温性が要求さ − 対象外
性試験 れた。
− メタクリル樹脂板への適合性 6.14 メタ メタクリル樹脂板を使用する − 対象外 ユーザー独自の方法によ
を削除した。 クリル樹 場合は,メタクリル樹脂板への って評価されており,旧規
脂板への 適合性が要求された。 格の試験方法は,使用され
適合性試 ていないことが明らかに
験 なったため,削除した。
− 防かび性を削除した。 6.13 防か 防かびグレイジングガスケッ − 対象外 防かびグレイジングガス
び性試験 トは,防かび性が要求された。 ケットを削除したのに伴
い不要となった。
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――――― [JIS A 5756 pdf 39] ―――――

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現行規格(JIS A 5756: 2013) 旧規格(JIS A 5756:2006) 旧規格(JIS A 5750:2008) 改正理由
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箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条番号 内容
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及び題名 及び題名 及び題名
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水密性及び気密性を削除した。 5.3 水密 a) グレイジングガスケット及5.2.2.2 水 a) 気密ガスケットで必要な場水密性又は気密性は,ド
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性及び気 び目地ガスケットで必要な密性及び 合は,気密性試験を行うとア,サッシ,カーテンウォ
密性 場合は,水密性試験を行う気密性 規定していた。 ールなどの構成部材とし
と規定していた。 b) 目地ガスケットで必要な場て要求される性能であり,
b) 気密ガスケットで必要な場 合には水密性試験を行うとガスケット単体に要求さ
合は,気密性試験を行うと 規定していた。 れる性能ではないため,削
規定していた。 除した。
− 吸水率を削除した。 − 対象外 − C級2種の場合は,吸水率を規 ポリウレタン系発泡体ガ
定していた。 スケットを削除したのに
伴い不要となった。
− 汚染性を削除した。 − 対象外 − ポリウレタン系発泡体ガスケ ポリウレタン系発泡体ガ
スケットを削除したのに
ットの場合は,汚染性が要求さ
れた。 伴い不要となった。
− 固着性を削除した。 − 対象外 − 気密ガスケットで必要な場合 ポリウレタン系発泡体ガ
は,固着性が要求された。 スケットを削除したのに
伴い不要となった。
− 耐火性能を削除した。 − 対象外 − 耐火目地ガスケットの性能と 耐火目地ガスケットを削
除したのに伴い不要とな
して,一般性能に加え,所定の
加熱試験に適合することが要 った。
求された。
硬質系 表13に,次の試験による性能値を規定した。
6.6 引張 引張試験を追加し,引張速度を − 規定なし − 規定なし 新規に規定した。
試験 10 mm/minとした。
6.9 加熱収加熱収縮率試験を規定した。 − 規定なし − 規定なし 新規に採用した。
縮率試験
6.10 シャ シャルピー衝撃強さ試験を規 − 規定なし − 規定なし 新規に採用した。
ルピー衝 定した。
撃強さ試

6.11 ビカ ビカット軟化温度試験を規定 − 規定なし − 規定なし 新規に採用した。
ット軟化 した。
温度試験

JIS A 5756:2013の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3934:2002(MOD)

JIS A 5756:2013の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 5756:2013の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISA1415:2013
高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法
JISB7739:2011
非金属材料用振り子形衝撃試験機―試験機の検証方法
JISB7739:2020
非金属材料用振り子形衝撃試験機―試験機の検証方法
JISK6200:2019
ゴム―用語
JISK6250:2019
ゴム―物理試験方法通則
JISK6251:2017
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引張特性の求め方
JISK6253-3:2012
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第3部:デュロメータ硬さ
JISK6257:2017
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―熱老化特性の求め方
JISK6259:2004
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―耐オゾン性の求め方
JISK6261:2006
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―低温特性の求め方
JISK6262:2013
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―常温,高温及び低温における圧縮永久ひずみの求め方
JISK6272:2003
ゴム―引張,曲げ及び圧縮試験機(定速)―仕様
JISK7111-1:2012
プラスチック―シャルピー衝撃特性の求め方―第1部:非計装化衝撃試験
JISK7161:1994
プラスチック―引張特性の試験方法 第1部:通則
JISK7162:1994
プラスチック―引張特性の試験方法 第2部:型成形,押出成形及び注型プラスチックの試験条件
JISK7206:2016
プラスチック―熱可塑性プラスチック―ビカット軟化温度(VST)の求め方
JISK7350-4:2008
プラスチック―実験室光源による暴露試験方法―第4部:オープンフレームカーボンアークランプ