JIS A 6921:2014 壁紙

JIS A 6921:2014 規格概要

この規格 A6921は、主に建築物の壁,天井などの内装仕上げとして張り付ける壁紙について規定。

JISA6921 規格全文情報

規格番号
JIS A6921 
規格名称
壁紙
規格名称英語訳
Wallpaper and wallcoverings for decorative finish
制定年月日
1976年4月1日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

85.080, 91.060, 91.180
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
改訂:履歴
1976-04-01 制定日, 1979-04-01 確認日, 1984-06-01 確認日, 1989-09-01 確認日, 1995-07-01 改正日, 1998-04-20 改正日, 2001-11-20 改正日, 2003-03-20 改正日, 2008-05-20 確認日, 2014-07-22 改正日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS A 6921:2014 PDF [30]
                                                                                   A 6921 : 2014

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 品質・・・・[2]
  •  3.1 外観・・・・[2]
  •  3.2 性能・・・・[2]
  •  4 寸法・・・・[2]
  •  4.1 有効幅・・・・[2]
  •  4.2 有効長さ・・・・[2]
  •  5 材料・・・・[2]
  •  6 試験・・・・[2]
  •  6.1 試験の一般条件・・・・[2]
  •  6.2 試験片の採取方法・・・・[2]
  •  6.3 試験方法・・・・[3]
  •  7 検査・・・・[8]
  •  8 表示・・・・[8]
  •  9 添付文書・・・・[8]
  •  附属書A(参考)放散試験チャンバー法−壁紙の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散測定・・・・[9]
  •  附属書B(参考)室内空間モデルにおける気中濃度増分値の算出・・・・[25]
  •  附属書C(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[27]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 6921 pdf 1] ―――――

A 6921 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
壁装協会(WACOA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。これによって,JIS A 6921:2003は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成27年7月21日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS A 6921:2003によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 6921 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 6921 : 2014
壁紙

Wallpaper and wallcoverings for decorative finish

序文

  この規格は,1976年に制定され,その後5回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2003年に
行われたが,今回は試験方法等の技術的内容変更のため改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。また,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を
附属書Cに示す。

1 適用範囲

  この規格は,主に建築物の壁,天井などの内装仕上げとして張り付ける壁紙について規定する。
なお,ここでいう壁紙とは,紙,繊維,無機質材(金属はくを含む。),プラスチック(塩化ビニル樹脂,
エチレン酢酸ビニル共重合樹脂,アクリル樹脂など)及びそれらを組み合わせた壁装用の製品をいう。
この規格は,あらかじめ接着剤,粘着剤などを塗布した壁紙も適用できる。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 6922 壁紙施工用及び建具用でん粉系接着剤
JIS K 7362 プラスチック−アンダーグラス屋外暴露,直接屋外暴露又は実験室光源による暴露後の
色変化及び特性変化の測定方法
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS L 0805 汚染用グレースケール
JIS L 0842 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0849 摩擦に対する染色堅ろう度試験方法
JIS P 8113 紙及び板紙−引張特性の試験方法−第2部 : 定速伸張法
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示
JIS Z 8722 色の測定方法−反射及び透過物体色
日本農林規格(JAS)合板

――――― [JIS A 6921 pdf 3] ―――――

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A 6921 : 2014

3 品質

3.1 外観

  壁紙には,使用上の実用性を損なう外観上の色むら,きず,しわ,気泡,異物の混入,布目曲がり,柄
ずれなどがあってはならない。ただし,装飾上これらを施したものは除く。

3.2 性能

  壁紙は箇条6によって試験したとき,表1の性能に適合しなければならない。
表1−品質
項目 性能 適用試験箇条
退色性a)(号) 4以上 6.3.1
摩擦色落ち 乾燥摩擦 縦 4以上 6.3.2
度a)(級) 色落ち度 横
湿潤摩擦 縦 4以上
色落ち度 横
隠蔽性(級) 3以上 6.3.3
施工性 浮き及びがれがあってはならない 6.3.4
湿潤強度 N/1.5 cm 縦 5.0以上 6.3.5

ホルムアルデヒド放散量b) g/L 0.2以下 6.3.6
注記 製品の長さ方向を縦,及び幅方向を横という。
注a) 退色性及び摩擦色落ち度は,素材の特性によって表3の試験条件I−若しくは試
験条件I,又は試験条件IIを選択する。
b) ホルムアルデヒド放散量が0.2 mg/L以下のものを,F☆☆☆☆等級とし,その記
号をF☆☆☆☆とする。

4 寸法

4.1 有効幅

  壁紙の幅は,有効幅1)で表示する。有効幅は通常520 mm,920 mm及び460 mmとする。
注1) 有効幅とは,施工可能な幅をいう。また,柄合わせをするものは,柄合わせ施工の有効幅をい
う。

4.2 有効長さ

  壁紙の長さは,有効長さ2)で表示する。
注2) 有効長さとは,施工可能な長さをいう。

5 材料

  壁紙を製造するに当たっては,製品の特性,使用時及び廃棄を考慮して,材料を選択する。

6 試験

6.1 試験の一般条件

  試験は特に規定しない限り,JIS Z 8703に規定する常温常湿状態[温度20±15 ℃,相対湿度(65±20)%]
で行う。

6.2 試験片の採取方法

  試験片は,表2に示す大きさで採取する(図1参照)。ただし,色相,材料構成などが製品の部分によっ

――――― [JIS A 6921 pdf 4] ―――――

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A 6921 : 2014
て異なる場合は,それぞれの部分から採取する。
表2−試験片の大きさ及び個数
試験項目 試験片の符号 試験片の大きさcm 個数
退色性試験 A 6.5×12 2
摩擦色落ち度 乾燥摩擦 縦 B1 3 ×22 3
試験 試験 横 B2 3 ×22 3
湿潤摩擦 縦 B1 3 ×22 3
試験 横 B2 3 ×22 3
隠蔽性試験 C 20×20 2
施工性試験 縦 D1 20×50 2
横 D2 20×50 2
湿潤強度試験 縦 E1 1.5×20 10以上a)
横 E2 1.5×20 10以上a)
ホルムアルデヒドの放散量試験 F1 15×20 2
F2 15×40 2
注a) 試験片は,JIS P 8113の箇条6(試料の採取)による。
図1−試験片の採取場所の例及び符号(参考)

6.3 試験方法

6.3.1  退色性試験
退色性試験は,JIS L 0842に規定する試験機を用い,試験片をJIS L 0842の7.1 a)及び7.1 b)に規定する
操作で取り付ける。次に表面をJIS L 0842の7.1 d)及び8. b)の条件で表3に規定する時間照射した後,試
験片を取り出し,2時間以上冷暗所に放置する。JIS K 7362の4.1.4.2(機器による評価)又は4.1.4.3(目
視評価)によって評価する。
6.3.2 摩擦色落ち度試験
摩擦色落ち度試験は,JIS L 0849に規定する摩擦試験機II形(学振形)を用いて,9.2 a)(乾燥試験の場
合)及び9.2 b)(湿潤試験の場合)を行う。摩擦回数は,表3に規定する回数とする。JIS L 0849の箇条
10(判定)に基づき,JIS L 0805に規定する汚染用グレースケールを用いて表4によって判定する。
“あらかじめ接着剤,粘着剤などを塗布した壁紙”については,離型紙をがし摩擦試験機の試験片台
に空気が入らないよう張り付けて試験を行う。

――――― [JIS A 6921 pdf 5] ―――――

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JIS A 6921:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 6921:2014の関連規格と引用規格一覧