JIS A 9526:2015 建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム

JIS A 9526:2015 規格概要

この規格 A9526は、主として建築現場での断熱施工及び工場で生産する断熱製品に用いる,吹付け硬質ウレタンフォーム原液について規定。

JISA9526 規格全文情報

規格番号
JIS A9526 
規格名称
建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム
規格名称英語訳
Spray-applied rigid polyurethane foam for thermal insulation
制定年月日
1989年11月1日
最新改正日
2017年12月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.100.60, 91.120.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021
改訂:履歴
1989-11-01 制定日, 1994-02-01 改正日, 1999-02-20 確認日, 2006-07-20 改正日, 2010-10-20 改正日, 2013-05-20 改正日, 2015-12-21 改正日, 2017-12-20 改正
                                                                                   A 9526 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[3]
  •  6 試験・・・・[3]
  •  6.1 吹付け硬質ウレタンフォーム原液の試験・・・・[3]
  •  6.2 吹付け硬質ウレタンフォームの試験・・・・[3]
  •  7 検査・・・・[5]
  •  8 表示・・・・[5]
  •  9 吹付け硬質ウレタンフォーム原液製造業者からの提供情報・・・・[6]
  •  附属書A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[7]

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A 9526 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,ウレタンフォーム
工業会(JUFA),日本プラスチック工業連盟(JPIF)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標
準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業
大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS A 9526:2013は改正され,この規格に置き換えら
れた。
  この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
  この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

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                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
                                                                              A 9526 : 2015

建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム

Spray-applied rigid polyurethane foam for thermal insulation

序文

  この規格は,1989年に制定され,その後5回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2013年に
行われたが,今回はオゾン破壊係数(ODP)が0,かつ,地球温暖化係数(GWP)が50未満である発泡剤
ハイドロフルオロオレフィン(HFO)1)を使用した処方技術が開発されたことを受けて改正した。この発
泡剤ハイドロフルオロオレフィン(HFO)は,フロン類には該当しない。また,技術上重要な改正に関す
る新旧対照表を,附属書Aに示す。
  なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
    注1) ハイドロフルオロオレフィン(HFO)とは,HFO-1233zd,HFO-1336mzzなどをいう。

1 適用範囲

  この規格は,主として建築現場での断熱施工及び工場で生産する断熱製品に用いる,吹付け硬質ウレタ
ンフォーム原液について規定する。この規格は,実際の施工を想定した一定条件の下で吹付け施工したと
きに得られる吹付け硬質ウレタンフォームの品質を特定することによって,原液の品質を規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
    JIS A 1324 建築材料の透湿性測定方法
    JIS A 1412-1 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第1部 : 保護熱板法(GHP法)
    JIS A 1412-2 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第2部 : 熱流計法(HFM法)
    JIS A 9511 発泡プラスチック保温材
    JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気
    JIS K 7117-1 プラスチック−液状,乳濁状又は分散状の樹脂−ブルックフィールド形回転粘度計によ
        る見掛け粘度の測定方法
    JIS K 7117-2 プラスチック−液状,乳濁状又は分散状の樹脂−回転粘度計による定せん断速度での粘
        度の測定方法
    JIS K 7220 硬質発泡プラスチック−圧縮特性の求め方
    JIS K 7225 硬質発泡プラスチック−水蒸気透過性の求め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

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A 9526 : 2015
3.1
吹付け硬質ウレタンフォーム
  ポリイソシアネート成分及びポリオール成分を主成分として,吹付け発泡した硬質発泡プラスチック。
    注記 吹付け硬質ウレタンフォームは,ポリイソシアネート成分及びポリオール成分を吹付け発泡さ
          せるとき,液化二酸化炭素などの補助発泡剤を用いることがある。
3.2
フロン類
  クロロフルオロカーボン(CFC),ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)及びハイドロフルオロカ
ーボン(HFC)の総称。国内では,現時点でHFCだけが使用できる。
3.3
吹付け硬質ウレタンフォーム原液
  ポリイソシアネート成分とポリオール成分との一対からなる原液。
  ポリイソシアネート成分は,ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネートなどからなる。また,ポリ
オール成分は,ポリオール,発泡剤,難燃剤,整泡剤,触媒,着色剤などからなる。
    注記 吹付け硬質ウレタンフォーム原液の原料には,ホルムアルデヒドを用いていない。
3.4
吹付け硬質ウレタンフォーム原液製造業者
  ポリイソシアネート成分及びポリオール成分を製造する者。
3.5
吹付け硬質ウレタンフォーム施工業者
  吹付け硬質ウレタンフォーム原液を使用して吹付け発泡施工を行う者,又は吹付け硬質ウレタンフォー
ムを製造する者。
3.6
原液使用標準
  吹付け硬質ウレタンフォーム原液の温度及び圧力,積層時の吹付け時間間隔などの吹付け条件を含む作
業標準,及び使用上の注意事項などの施工管理上に必要な要件を示したもの。原液使用標準は,吹付け硬
質ウレタンフォーム原液製造業者が吹付け硬質ウレタンフォーム原液製品について個々に定める。

4 種類

  吹付け硬質ウレタンフォーム原液の種類は,次の発泡剤,用途及び断熱性の区分の組合せによって表1
のとおりとする。
a) 発泡剤の区分
      A種 : フロン類を含まないもの。
      B種 : フロン類を含むもの。
b) 用途による区分
      1 : 非耐力性で壁,屋根裏などの用途に適したもの
      2 : 耐力性で冷蔵倉庫などの用途に適したもの
      3 : 低密度非耐力性で壁などの充断熱工法の用途に用いるもの
c) 断熱性による区分
      H : 高い断熱性をもつもの

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                                                                                   A 9526 : 2015
      (空白) : 一般の断熱性をもつもの
                                           表1−種類
   種類の区分   種類の記号                               主な用途
 A種1          NF1          壁,屋根裏などの用途に適する非耐力性吹付け硬質ウレタンフォーム原液。
 A種1H         NF1H
 A種2          NF2          冷蔵倉庫などの用途に適する耐力性吹付け硬質ウレタンフォーム原液。
 A種2H         NF2H
 A種3          NF3          壁などの充断熱工法a) 用途に用いることができる低密度非耐力性吹付け硬質ウ
                            レタンフォーム原液。
 B種          FC            冷蔵倉庫などの用途に適する耐力性吹付け硬質ウレタンフォーム原液。
 注a) 充断熱工法とは,軸組みの間及び構造空間に断熱材を充する断熱工法をいう。

5 品質

  吹付け硬質ウレタンフォーム原液の品質は,原液単体及びこれを用いて作製した吹付け硬質ウレタンフ
ォームについて,箇条6によって試験をしたとき,表2に示す品質に適合しなければならない。
                                           表2−品質
              品質                                      種類                         試験方法
                                  A種1    A種1H    A種2    A種2H    A種3      B種
 原液    粘度(20 ℃) mPa・s                         801 500                          6.1
 吹付け  圧縮強さ     kPa           80      80      170      170      −      170      6.2.5
 硬質ウ                            以上    以上    以上a)   以上a)           以上a)
 レタン  熱伝導率     W/(m・K)    0.034    0.026    0.034   0.026    0.040   0.026     6.2.6
 フォー                           以下     以下     以下    以下     以下    以下
 ム      接着強さ     kPa           80      80      100     100       −      100      6.2.7
                                   以上    以上     以上    以上              以上
         透湿率       ng/(m・s・Pa) 9.0     9.0      4.5     4.5      −       4.5     6.2.8
                                   以下    以下     以下    以下              以下
         燃焼性                  燃焼時間が120秒以内で,かつ,燃焼長さが60 mm以下      6.2.9
 注a) 定温倉庫,農畜舎などの高い耐力性が求められない用途の場合は,受渡当事者間協議によって,150 kPa以上
      としてもよい。ただし,その旨を明示する。

6 試験

6.1 吹付け硬質ウレタンフォーム原液の試験

  吹付け硬質ウレタンフォーム原液であるポリイソシアネート成分及びポリオール成分の粘度の測定は,
JIS K 7117-1又はJIS K 7117-2による。
  なお,JIS K 7117-1の附属書1(SB形粘度計による粘度の測定方法)によってもよい。
  いずれの方法も測定温度は20 ℃とする。

6.2 吹付け硬質ウレタンフォームの試験

6.2.1  試料の作製
  試料の作製は,次による。
a) 試料は,大きさ0.9 m×0.9 m以上の合板などの試料用ボードに吹き付けたものとする。
b) 吹付け条件は,吹付け硬質ウレタンフォーム原液製造業者が定める原液使用標準に従う。吹付け時の

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A 9526 : 2015
    雰囲気温度及び相対湿度は,試験結果とともに試験報告書に明記する。
c) 必要に応じ,下吹きを行う場合は試料用ボードの表面上にあらかじめ厚さ5 mm以下で下吹きする。
d) 試料用ボードの表面に1層当たり厚さ30 mm以下で積層し,吹付け硬質ウレタンフォームの総厚さが
    約60 mmになるまで吹き付ける。試料には,下吹きのスキンを除く内部スキンを1層又は2層含める。
6.2.2  試料の状態調節
  試料は,試験片の採取及び試験まで,試料用ボードに吹付け硬質ウレタンフォームを吹き付けたまま,
                                                                                   20 )%]の雰
JIS K 7100に規定する標準温度状態3級(23±5 ℃)及び標準湿度状態3級[相対湿度(50 +
                                                                                   10
囲気で,16時間以上48時間以内の間状態調節する。
6.2.3  試験片の作製
  試験片は,6.2.1に示す試料用ボードに吹付け作製した試料から採取する。硬質ウレタンフォーム部には,
内部スキンを1層含むものとする。ただし,試験項目によって,次のとおりとすることができる。
a) 熱伝導率及び燃焼性用試験片は,その一部において内部スキンが欠けていてもよい。
b) 圧縮強さ及び接着強さ用試験片には内部スキンを2層含んでいてもよい。
6.2.4  試験場所
  試験場所は,JIS K 7100に規定する標準温度状態3級及び標準湿度状態3級に維持できる場所とする。
6.2.5  圧縮強さ
  圧縮強さの測定は,JIS K 7220による。ただし,試験片の厚さは,30±1 mm又は50±1 mmとする。
  試験片の数は5個とし,平均値を求め,四捨五入によって整数に丸める。
6.2.6  熱伝導率
  熱伝導率は,JIS A 1412-1又はJIS A 1412-2による。ただし,平均温度23±1 ℃で測定する。試験片の
数は,1個とする。
6.2.7  接着強さ
  接着強さの測定は,次による。
  6.2.3に示す試料から底面が一辺50±1 mmの正方形で,硬質ウレタンフォーム部の厚みが30±1 mmと
なるように試験片を採取し,図1に示すように試験片の両面に接着剤を用いて,底面の一辺が50±1 mm
の正方形の金属ジグを取り付ける。金属ジグは,試験片に取り付けられるように,フックなどが付いたも
のを使用する。
  これを10 mm/minの一定速度で引っ張り,硬質ウレタンフォーム部の破壊又は硬質ウレタンフォーム部
と試料用ボードとの離が発生するときの荷重を破壊荷重(F)として求める。
  接着強さを次の式によって算出する。試験片は3個とし,平均値を求め,四捨五入によって,整数に丸
める。
                            F
                         S=   103
                            A
                      ここに,         S :  接着強さ(kPa)
                                       F :  破壊荷重(N)
                                       A :  試験片の断面積(mm2)

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                                                                                   A 9526 : 2015
                                                  荷重(50±1 mm×50±1 mm の断面積にかかる)
                                                           硬質ウレタンフォーム部
                          金属ジグ
                                                             厚み : 30±1 mm
                                                                試料用ボード
                            接着剤
                                       図1−接着強さ試験
6.2.8  透湿率
  透湿率の測定は,JIS A 1324又はJIS K 7225による。ただし,温度は,23±1 ℃,相対湿度勾配は,低
                 ┰        度側を50±2 %とする。試験片の厚さは,25±3 mmとする。
湿度側を002
  試験片の数は,JIS A 1324又はJIS K 7225による。ただし,これらが適用できない場合は3個以上とし,
平均値を求め,四捨五入によって,有効数字2桁に丸める。
6.2.9  燃焼性
  燃焼性の測定は,JIS A 9511の5.13.2(測定方法B)による。ただし,試験片の数は5個とし,平均値を
求め,四捨五入によって,整数に丸める。

7 検査

  検査は,合理的な抜取検査方式によって行い,箇条5の規定に適合したものを合格とする。
  なお,箇条5の品質における,吹付け硬質ウレタンフォームの試験(6.2)の検査は,新しく設計した場
合又は技術的生産条件を変更した場合を除き,省略することができる。

8 表示

  この規格の全ての要求事項に適合した吹付け硬質ウレタンフォーム原液の容器には,次の事項を記載し
なければならない。
a) 規格番号,種類の区分,種類の記号及び製品名
b) 製造業者名又は略号
c) 正味質量
d) 製造年月又はその略号(ロット番号など)
e) その他必要事項

――――― [pdf 6] ―――――

A 9526 : 2015

9 吹付け硬質ウレタンフォーム原液製造業者からの提供情報

  吹付け硬質ウレタンフォーム原液製造業者は,次の情報を吹付け硬質ウレタンフォーム施工業者に提供
し,施工条件が適切に管理されるよう周知しなければならない。
a) 原液使用標準
b) 施工上遵守すべき事項
c) 原液の取扱い及び廃棄上の安全に関する事項
d) 施工上の安全に関する情報
e) 安全データシート(SDS)
f)  試験報告書

――――― [pdf 7] ―――――

                                                                                                                                 A 9526 : 2015
                                                                   附属書A
                                                                  (参考)
                                                技術上重要な改正に関する新旧対照表
                 現行規格(JIS A 9526:2015)                        旧規格(JIS A 9526:2013)
                                                                                                                      改正理由
     箇条番号及び題名               内容               箇条番号及び題名               内容
     3 用語及び定義   クロロフルオロカーボン(CFC),ハ−               規定なし。                       新たに“フロン類”の項目を設け,これ
     3.2 フロン類     イドロクロロフルオロカーボン                                                       を定義した。
                      (HCFC)及びハイドロフルオロカー                                                   フロン類の対象となる物質を具体的に明
                      ボン(HFC)の総称。国内では,現時                                                  示し,現時点での日本国内の対象物質は
                      点でHFCだけが使用できる。                                                          HFCであることを特定した。
     4 種類           吹付け硬質ウレタンフォーム原液の 4 種類           吹付け硬質ウレタンフォーム原液の 箇条3(用語及び定義)に追加した“フロ
                      種類は,次の発泡剤,用途及び断熱性                                                 ン類”の定義に伴い,“種類の区分”の名
                                                                        種類は,発泡剤の種類及び用途によっ
                      の区分の組合せによって表1のとおり                 て表1のとおり区分する。          称追加と“主な用途”の記載内容の見直
                      とする。                                                                           しを実施した。
                      a) 発泡剤の区分                                                                    さらに“表1−種類”の区分の仕方の説明
                        A種 : フロン類を含まないもの。                                                    を追加した。
                        B種 : フロン類を含むもの。                                                        ここで発泡剤はA種(フロン類を含まな
                      b) 用途による区分                                                                  いもの),及びB種(フロン類を含むもの)
                        1 : 非耐力性で壁,屋根裏などの用                                                  と定義し,種類名でフロン類の含有を明
                        途に適したもの                                                                   確にした。
                        2 : 耐力性で冷蔵倉庫などの用途に
                        適したもの
                        3 : 低密度非耐力性で壁などの充
                        断熱工法の用途に用いるもの
                      c) 断熱性による区分
                        H : 高い断熱性をもつもの
                        (空白) : 一般の断熱性をもつもの
                                                                                                                                              A9 526 : 2
                                                                                                                                                      0 15
                                                                                                                                                  4

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    A 9526 : 2015
                                                                                                                                               A9
                                                                                                                                                  4
                 現行規格(JIS A 9526:2015)                        旧規格(JIS A 9526:2013)
                                                                                                                                                  5
                                                                                                                      改正理由
                                                                                                                                                   2
     箇条番号及び題名               内容               箇条番号及び題名               内容
                                                                                                                                                    6 : 2
                                                                                                                                                       0
     4 種類           種類の区分 : 種類の記号 : 主な用途 4 種類           種類 : 記号 : 発泡剤の種類及び用途 従来の種類と新たに加える新発泡剤HFO
                                                                                                                                                         15
     表1−種類        A種1 : NF1 :                       表1−種類        A種1 : NF1 :                       を用いる種類とを統一的に表記するた
                      A種1H : NF1H :                                      発泡剤として二酸化炭素(CO2)を用め,用途でくくり,さらに,その中で断
                      壁,屋根裏などの用途に適する非耐力                                                 熱性による区分を追加した。
                                                                        い,フロン類を用いないもの。壁,屋
                      性吹付け硬質ウレタンフォーム原液。                根裏などの用途に適する非耐力性吹 箇条3(用語及び定義)に追加した“フロ
                      A種2 : NF2 :                                        付け硬質ウレタンフォーム原液。   ン類”の定義に伴い,表中からは発泡剤
                      A種2H : NF2H :                                      A種2 : NF2 :                       に関する記載を削除した。
                      冷蔵倉庫などの用途に適する耐力性                  発泡剤として二酸化炭素(CO2)を用
                      吹付け硬質ウレタンフォーム原液。                  い,フロン類を用いないもの。冷蔵倉
                                                                        庫などの用途に適する耐力性吹付け
                                                                        硬質ウレタンフォーム原液。
     4 種類           A種3 : NF3 :                       4 種類           A種3 : NF3 :                       箇条3(用語及び定義)に追加した“フロ
     表1−種類        壁などの充断熱工法用途に用いる   表1−種類        発泡剤として二酸化炭素(CO2)を用ン類”の定義に伴い,表中からは発泡剤
                      ことができる低密度非耐力性吹付け                                                   に関する記載を削除した。
                                                                        い,フロン類を用いないもの。壁など
                      硬質ウレタンフォーム原液。                        の充断熱工法用途に用いることが
                      B種 : FC :                                          できる低密度非耐力性吹付け硬質ウ
                      冷蔵倉庫などの用途に適する耐力性                  レタンフォーム原液。
                      吹付け硬質ウレタンフォーム原液。                  B種 : FC : 
                                                                        発泡剤としてフロン類を用いたもの。
                                                                        住宅を除く高い断熱性が求められる
                                                                        冷蔵倉庫などの用途に適する耐力性
                                                                        吹付け硬質ウレタンフォーム原液。
     5 品質           粘度(20 ℃)mPa・s 規格幅       5 品質           粘度(20 ℃)mPa・s 規格幅       新発泡剤による新カテゴリー2種分の項
     表2−品質        A種1,A種2,A種3,B種に加え,    表2−品質        A種1,A種2,A種3,B種            目を追加した。
     原液             新カテゴリーA種1H,A種2Hの枠を   原液             共通表記で801 500                なお,A種1,A種2,A種3,B種につ
                      追加。共通表記で801 500                                                            いては従来値どおりとした。
                      順序は用途ごとでくくるため,A種1,
                      A種1H,A種2,A種2H,A種3,B
                      種の順。

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                                                                                                                                 A 9526 : 2015
                 現行規格(JIS A 9526:2015)                        旧規格(JIS A 9526:2013)                         改正理由
     箇条番号及び題名               内容               箇条番号及び題名               内容
     5 品質           圧縮強さkPa 規格値               5 品質           圧縮強さkPa 規格値               新発泡剤による新カテゴリー2種分の項
     表2−品質          A種1    80以上                 表2−品質          A種1    80以上                 目及び規格値を追加した。
     吹付け硬質ウレタ   A種1H 80以上                   発泡品             A種2    170以上                なお,A種1,A種2,A種3,B種につ
     ンフォーム         A種2    170以上                                   A種3    −(規格値なし)       いては従来値どおりとした。
                        A種2H 170以上                                     B種     170以上a)              A種2Hについては,B種と同分野の対応
                        A種3    −(規格値なし)                                                         となるため,注を追加した。
                        B種     170以上
     5 品質           熱伝導率W/(m・K) 規格値          5 品質           熱伝導率W/(m・K) 規格値          新発泡剤による新カテゴリー2種分の項
     表2−品質          A種1    0.034以下              表2−品質          A種1    0.034以下              目及び規格値を追加した。
     吹付け硬質ウレタ   A種1H 0.026以下                発泡品             A種2    0.034以下              なお,A種1,A種2,A種3,B種につ
     ンフォーム         A種2    0.034以下                                 A種3    0.040以下              いては従来値どおりとした。
                        A種2H 0.026以下                                   B種     0.026以下
                        A種3    0.040以下
                        B種     0.026以下
     5 品質           接着強さkPa 規格値               5 品質           接着強さkPa 規格値               新発泡剤による新カテゴリー2種分の項
     表2−品質          A種1    80以上                 表2−品質          A種1    80以上                 目及び規格値を追加した。
     吹付け硬質ウレタ   A種1H 80以上                   発泡品             A種2    100以上                なお,A種1,A種2,A種3,B種につ
     ンフォーム         A種2    100以上                                   A種3    −(規格値なし)       いては従来値どおりとした。
                        A種2H 100以上                                     B種     100以上
                        A種3    −(規格値なし)
                        B種     100以上
     5 品質           透湿率ng/(m・s・Pa) 規格値       5 品質           透湿率ng/(m・s・Pa) 規格値       新発泡剤による新カテゴリー2種分の項
     表2−品質          A種1    9.0以下                表2−品質          A種1    9.0以下                目及び規格値を追加した。
     吹付け硬質ウレタ   A種1H 9.0以下                  発泡品             A種2    4.5以下                なお,A種1,A種2,A種3,B種につ
     ンフォーム         A種2    4.5以下                                   A種3    −(規格値なし)       いては従来値どおりとした。
                        A種2H 4.5以下                                     B種     4.5以下
                        A種3    −(規格値なし)
                        B種     4.5以下
                                                                                                                                               A9 526 : 2
                                                                                                                                                       0 15
                                                                                                                                                  4

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    A 9526 : 2015
                                                                                                                                               A9
                                                                                                                                                  4
                 現行規格(JIS A 9526:2015)                        旧規格(JIS A 9526:2013)
                                                                                                                                                  5
                                                                                                                      改正理由
                                                                                                                                                   2
     箇条番号及び題名               内容               箇条番号及び題名               内容
                                                                                                                                                    6 : 2
                                                                                                                                                       0
     5 品質           燃焼性 規格値                    5 品質           燃焼性 規格値                    新発泡剤による新カテゴリー2種分の項
                                                                                                                                                         15
     表2−品質        A種1,A種2,A種3,B種に加え,    表2−品質        燃焼時間が120秒以内で,かつ,燃焼目を追加した。
     吹付け硬質ウレタ 新カテゴリーA種1H,A種2Hを追加。 発泡品           長さが60 mm以下                  なお,A種1,A種2,A種3,B種につ
     ンフォーム       規格値内容は従来どおり。                                                           いては従来値どおりとした。
                                                                                                         規格値自体は共通であり,変更はない。
     5 品質           注a)                             5 品質           注a)                             圧縮強さの項で,冷蔵倉庫などの用途に
     表2 注           定温倉庫,農畜舎などの高い耐力性が表2 注                                            適する耐力性吹付け硬質ウレタンフォ−
                                                                        定温倉庫,農畜舎などの高い耐力性が
                      求められない用途の場合は,受渡当事                求められない用途の場合は,150 kPaム原液に対応するA種2,B種に係る注
                      者間協議によって,150 kPa以上とし                 としてもよい。                   で,新カテゴリーA種2Hも同様の扱いを
                      てもよい。ただし,その旨を明示する。                                               する旨,従来の注分と同様の説明とする。
                                                                                                         この場合,使用者側はその原液の品質性
                                                                                                         能の把握が必要なため,情報を提供する。
     6 試験           吹付け硬質ウレタンフォーム原液で 6 試験           吹付け硬質ウレタンフォーム原液で いずれの方法においても測定温度は
     6.1 吹付け硬質ウ あるポリイソシアネート成分及びポ 6.1 吹付け硬質ウ あるポリイソシアネート成分及びポ 20 ℃とすることを明記した。
     レタンフォーム   リオール成分の粘度の測定は,JIS Kレタンフォーム   リオール成分の粘度の測定は,JIS K
     原液の試験       7117-1又はJIS K 7117-2による。   原液の試験       7117-1又はJIS K 7117-2による。
                      なお,JIS K 7117-1の附属書1(SB形                 なお,JIS K 7117-1の附属書1(SB形
                      粘度計による粘度の測定方法)によっ                粘度計による粘度の測定方法)によっ
                      てもよい。                                        てもよい。
                      いずれの方法も測定温度は20 ℃とす
                      る。
     6 試験                                            6 試験
                      試験片の数は5個とし,平均値を求め,               試験片の数は5個とし,それぞれの測測定値の丸め方及び有効数字の明確化を
     6.2 吹付け硬質ウ 四捨五入によって整数に丸める。   6.2 発泡品の試験 定結果の平均値を求める。         図った。
     レタンフォームの                                  6.2.5 圧縮強さ
     試験
     6.2.5 圧縮強さ

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                                                                                                                                 A 9526 : 2015
                 現行規格(JIS A 9526:2015)                        旧規格(JIS A 9526:2013)                         改正理由
     箇条番号及び題名               内容               箇条番号及び題名               内容
     6 試験           熱伝導率は,JIS A 1412-1又はJIS A6 試験           熱伝導率は,JIS A 1412-1又はJIS A平均温度の管理幅は近年機器精度,能力
     6.2 吹付け硬質ウ 1412-2による。ただし,平均温度23 6.2 発泡品の試験 1412-2による。ただし,平均温度23 向上で±1 ℃でも対応可。高温板及び低
     レタンフォームの ±1 ℃で測定する。試験片の数は,16.2.6 熱伝導率                                    温板の温度差についても引用規格(JIS A
                                                                        ±2 ℃,高温板と低温板との温度差25
     試験             個とする。                                        ±5 ℃で測定する。試験片の数は,11412-1)においては誤差の観点から10
     6.2.6 熱伝導率                                                     個とする。                       20K分を設けることが望ましいとあるの
                                                                                                         で,ここで特にその規定は削除した。
     6 試験                                            6 試験
                      ・ “試験片”,“試験方法及び計算”               ・ “試験片”,“試験方法及び計算”
                                                                                                         表現記載を簡略化し,寸法など試験片の
     6.2 吹付け硬質ウ    の表現をまとめて記載した。    6.2 発泡品の試験    を別々に記載。                試験状況を分かりやすくした。
     レタンフォームの ・ 試験片の寸法,及び各部位の呼び6.2.7 接着強さ
     試験                方を具体的に明示した。
     6.2.7 接着強さ   <測定値の丸め方>について                        <測定値の丸め方>について       測定値の丸め方及び有効数字の明確化を
                      試験片は3個とし,平均値を求め,四                 試験片の数は3個とする。···平均値を図った。
                      捨五入によって,整数に丸める。                    求める。
     6 試験                                            6 試験
                      透湿率の測定は,JIS A 1324又はJIS K               透湿率の測定は,JIS A 1324又はJIS K
                                                                                                         試験条件の温度及び湿度設定範囲を明示
     6.2 吹付け硬質ウ                                  6.2 発泡品の試験
                      7225による。温度は,23±1 ℃,相対                7225による。温度は,23 ℃,相対湿した。
     レタンフォーム   湿度勾配は,低湿度側を002        6.2.8 透湿率     度勾配は,低湿度側を0 %とし高湿度
     の試験           湿度側を50 ±2 %とする。試験片の厚                側を50 %とする。試験片の厚さは,25
     6.2.8 透湿率     さは,25±3 mmとする。                            ±3 mmとする。
                      <測定値の丸め方>について                        <測定値の丸め方>について       測定値の丸め方及び有効数字の明確化を
                      試験片の数は,JIS A 1324又はJIS K                 試験片の数はJIS A 1324又はJIS K  図った。
                      7225によるが,ただし,これによれな                7225によるが,特に定めがない場合は
                      い場合は3個以上とし,平均値を求め,               最少3個とし,それぞれの測定結果の
                      四捨五入によって,有効数字2桁に丸                 平均値を求める。
                      める。
                                                                                                                                               A9 526 : 2
                                                                                                                                                       0 15
                                                                                                                                                  4

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    A 9526 : 2015
                                                                                                                                               A9
                                                                                                                                                  4
                 現行規格(JIS A 9526:2015)                        旧規格(JIS A 9526:2013)
                                                                                                                                                  5
                                                                                                                      改正理由
                                                                                                                                                   2
     箇条番号及び題名               内容               箇条番号及び題名               内容
                                                                                                                                                    6 : 2
                                                                                                                                                       0
     7 検査                                            7 検査
                      検査は,合理的な抜取検査方式によっ                                                 検査項目の内容を明確化するため,表現
                                                                        検査は,合理的な抜取検査方式によっ
                                                                                                                                                         15
                      て行い,箇条5の規定に適合したもの                 て行い,箇条5の規定に適合したものを見直した。
                      を合格とする。                                    を合格とする。
                      なお,箇条5の品質における吹付け硬                 なお,箇条5における発泡品の検査は,
                      質ウレタンフォームの試験(6.2)の検               新しく設計した場合又は技術的生産
                      査は,新しく設計した場合又は技術的                条件を変更した場合を除き,省略する
                      生産条件を変更した場合を除き,省略                ことができる。
                      することができる。

JIS A 9526:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 9526:2015の関連規格と引用規格一覧