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JIS A 9529:2020 規格概要
この規格 A9529は、シリカ粒子又はグラスウールを芯材とする,建築物に使用する真空断熱材(VIP)について規定。
JISA9529 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A9529
- 規格名称
- 建築用真空断熱材
- 規格名称英語訳
- Vacuum insulation panels for buildings
- 制定年月日
- 2020年2月20日
- 最新改正日
- 2020年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 91.100.60, 91.100.99
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2020-02-20 制定
- ページ
- JIS A 9529:2020 PDF [14]
A 9529 : 2020
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 種類・・・・[3]
- 5 性能・・・・[3]
- 5.1 COPの見掛けの熱伝導率及び熱抵抗・・・・[3]
- 5.2 製品の見掛けの熱伝導率及び熱抵抗・・・・[4]
- 6 寸法・・・・[4]
- 6.1 一般・・・・[4]
- 6.2 幅及び長さ・・・・[4]
- 6.3 厚さ・・・・[4]
- 7 外観・材料・・・・[5]
- 8 試験方法・・・・[5]
- 8.1 試験体寸法及び試験体数量・・・・[5]
- 8.2 見掛けの熱伝導率及び熱抵抗・・・・[5]
- 8.3 幅及び長さ・・・・[7]
- 8.4 厚さ・・・・[7]
- 8.5 外観・・・・[8]
- 9 検査・・・・[8]
- 10 表示・・・・[8]
- 11 報告書・・・・[9]
- 附属書A(規定)線熱貫流率・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 9529 pdf 1] ―――――
A 9529 : 2020
まえがき
この規格は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 9529 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
A 9529 : 2020
建築用真空断熱材
Vacuum insulation panels for buildings
1 適用範囲
この規格は,シリカ粒子又はグラスウールを芯材とする,建築物に使用する真空断熱材(VIP)につい
て規定する。ただし,冷凍倉庫などの特殊な温湿度環境下で使用する真空断熱材,並びに住宅及び建築物
の設備機器,配管などに使用する真空断熱材は除く。
注記 建築物に使用されるVIPには,VIPの縁辺部を折り返していない製品もある。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補も含む)を適用する。
JIS A 0202 断熱用語
JIS A 1412-1 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第1部 : 保護熱板法(GHP法)
JIS A 1412-2 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第2部 : 熱流計法(HFM法)
JIS A 1487 真空断熱建材の断熱性試験方法
JIS A 1488 建築用真空断熱材の見掛けの熱伝導率の長期変化試験方法
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS Z 8126-1 真空技術−用語−第1部 : 一般用語
JIS Z 8126-2 真空技術−用語−第2部 : 真空ポンプ及び関連用語
JIS Z 8126-3 真空技術−用語−第3部 : 真空計及び関連用語
ISO 10211,Thermal bridges in building construction−Heat flows and surface temperatures−Detailed
calculations
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0202,JIS A 1487及びJIS Z 8126-1JIS Z 8126-3による
ほか,次による。
3.1
真空断熱材,VIP(Vacuum Insulation Panel)
図1に示すような,芯材を被覆材で覆い,被覆材に内包される空間(以下,内部という。)を真空領域に
した断熱材。内部に吸着剤を含む場合もある。
――――― [JIS A 9529 pdf 3] ―――――
2
A 9529 : 2020
注記 JIS A 0202の“高真空断熱材”及びJIS A 1487の“真空断熱材”の定義を変更。
1 芯材
2 被覆材
3 吸着剤
図1−VIPの構成例
3.2
芯材
被覆材に内包されているシリカ粒子又はグラスウール。
3.3
ガス
乾燥空気と水蒸気との混合物。湿り空気ともいう。
3.4
被覆材
VIP内部へのガス透過を抑制するフィルムで,次のレイヤ(層)を持つもの。
− ガス透過を抑制するためのレイヤ(ガスバリア層)
− 熱溶着のためのレイヤ
− ガスバリア層を保護するためのレイヤ(保護層)
3.4.1
アルミニウムはく複合フィルム,AF(aluminium foil laminated film)
ガスバリア層としてアルミニウムはくを用いた被覆材。
3.4.2
蒸着複合フィルム,MF(metallized film)
物理蒸着又は化学蒸着によって形成される金属薄膜をガスバリア層として用いた被覆材。
3.5
吸着剤
物理的又は化学的にガスを吸着する物質。
3.5.1
乾燥剤
水蒸気を吸着する目的で,VIP内部に加えられる吸着剤[例えば,酸化カルシウム(CaO)]。
3.5.2
ゲッター
主に乾燥空気を吸着する目的で,VIP内部に加えられる吸着剤。
3.6
――――― [JIS A 9529 pdf 4] ―――――
3
A 9529 : 2020
内圧
VIP内部のガス圧。
3.7
端部熱橋
VIPの端部に生じる熱橋。
3.8
真空断熱材中央部,VIP中央部,COP(center of panel)
端部熱橋の影響を受けないVIPの中央部分。
注記 VIPの寸法によっては,端部熱橋の影響を受ける場合がある。
3.9
製品
最終商品としての真空断熱材。
3.10
初期性能
工場出荷時における,製造業者による熱性能の期待値(宣言値)。
3.11
長期性能
VIPが建築部材に組み込まれ,所定の外的・内的条件下に継続的に設置された場合における熱性能の予
測値(設計値)。
4 種類
VIPの種類は,使用する芯材によって,表1のとおり区分する。
表1−種類
種類 記号 摘要
シリカ芯材VIP S シリカ粒子を芯材として使用したVIP
グラスウール芯材VIP G グラスウールa)を芯材として使用したVIP。一般的に,吸着剤を含む。
注a) 例えば,JIS A 9504又はJIS A 9521に規定するもの。
5 性能
5.1 COPの見掛けの熱伝導率及び熱抵抗
COPの見掛けの熱伝導率及び熱抵抗は,8.2.2及び8.2.4によって測定したとき,表2に適合しなければ
ならない。
表2−COPの見掛けの熱伝導率及び熱抵抗
種類 COPの見掛けの熱伝導率 COPの熱抵抗
W/(m・K) m2・K/W
初期性能 長期性能 初期性能 長期性能
(λCOP) (RCOP)
(λCOP,aged) (RCOP,aged)
シリカ芯材VIP
0.005以下 0.010以下 1.6以上 0.8以上
グラスウール芯材VIP
――――― [JIS A 9529 pdf 5] ―――――
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JIS A 9529:2020の国際規格 ICS 分類一覧
JIS A 9529:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA0202:2008
- 断熱用語
- JISA1412-1:2016
- 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法―第1部:保護熱板法(GHP法)
- JISA1412-2:1999
- 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法―第2部:熱流計法(HFM法)
- JISA1487:2018
- 真空断熱建材の断熱性試験方法
- JISA1488:2020
- 建築用真空断熱材の見掛けの熱伝導率の長期変化試験方法
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISB7512:2018
- 鋼製巻尺
- JISB7516:2005
- 金属製直尺
- JISZ8126-1:1999
- 真空技術―用語―第1部:一般用語
- JISZ8126-2:1999
- 真空技術―用語―第2部:真空ポンプ及び関連用語
- JISZ8126-3:2018
- 真空技術―用語―第3部:真空計及び関連用語