JISA9523 : 2016 吹込み用繊維質断熱材

JIS A 9523:2016の規格概要

この規格 A9523は、主に建築物の小屋裏などに断熱を目的として現場施工する吹込み用繊維質断熱材について規定。

JISA9523 規格全文情報

規格番号
JIS A9523 
規格名称
吹込み用繊維質断熱材
制定年月日
1983/10/01
最新改正日
2016/08/22
JIS 閲覧
 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.100.60,91.120.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築I-2:2020
改訂:履歴
  • 1983-10-01制定日
  • 1989-02-01確認日
  • 1990-02-01改正日
  • 1994-02-01改正日
  • 1999-02-20確認日
  • 2001-03-20改正日
  • 2003-03-20改正日
  • 2008-05-20確認日
  • 2011-03-22改正日
  • 2016-08-22改正日

A 9523:2016

目 次

ページ

1 適用範囲 P.1

2 引用規格 P.1

3 用語及び定義 P.2

4 種類 P.2

5 性能 P.7

6 試験 P.11

6.1 試験体 P.11

6.2 密度 P.11

6.3 熱伝導率 P.11

6.4 ホルムアルデヒド放散特性 P.12

6.5 吸湿性 P.13

6.6 耐着火性 P.14

6.7 防火性 P.14

6.8 防かび性 P.14

6.9 はっ水性 P.14

6.10 外観 P.14

7 検査 P.14

7.1 検査の種類及び検査項目 P.14

7.2 判定基準 P.15

8 表示 P.15

9 施工マニュアルの提供 P.15

附属書A(規定)吹込み用断熱材の密度試験方法 P.16

附属書B(規定)耐着火性試験方法 P.20

附属書C(規定)防火性試験方法 P.24

附属書D(規定)防かび性試験方法 P.26

附属書E(規定)はっ水性試験方法 P.31

附属書F(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表 P.33

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A 9523:2016

まえがき

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本

保温保冷工業協会(JTIA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業

規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業

規格である。これによって,JIS A 9523:2011は改正され,この規格に置き換えられた。

なお,平成29年8月21日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ

ーク表示認証において,JIS A 9523:2011によることができる。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

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日本産業規格 JIS

A 9523:2016

吹込み用繊維質断熱材

Loose fill thermal insulation materials

1

適用範囲

この規格は,主に建築物の小屋裏などに断熱を目的として現場施工する吹込み用繊維質断熱材(以下,

吹込み用断熱材という。)について規定する。

なお,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を,附属書Fに示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

JIS A 0202 断熱用語

JIS A 1321 建築物の内装材料及び工法の難燃性試験方法

JIS A 1412-2 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第2部:熱流計法(HFM法)

JIS A 1901 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散

測定方法−小形チャンバー法

JIS A 1902-4 建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放

散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件−第4部:断熱材

JIS A 5430 繊維強化セメント板

JIS A 6901 せっこうボード製品

JIS G 3555 織金網

JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯

JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水

JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)

JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)

JIS K 8263 寒天(試薬)

JIS K 8355 酢酸(試薬)

JIS K 8545 硝酸アンモニウム(試薬)

JIS K 8824 D(+)−グルコース(試薬)

JIS K 8978 硫酸鉄(II)七水和物(試薬)

JIS K 8995 硫酸マグネシウム七水和物(試薬)

JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬)

JIS T 7322 医療用高圧蒸気滅菌器

JIS T 7324 医療用小型高圧蒸気滅菌器

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2

A 9523:2016

JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部:金属製網ふるい

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0202によるほか,次による。

3.1

吹込み用繊維質断熱材

吹込み断熱材の施工に用いる吹込み用ウール。

3.2

吹込み用断熱材の基材

吹込み用断熱材に用いる吹込み用ウールの材料。

3.3

吹込み用断熱材製造業者

吹込み用断熱材を製造する事業者。OEMでの販売業者も含む。

3.4

吹込み用断熱材施工業者

吹込み用断熱材を使用して吹込み施工を行う事業者。

3.5

吹込み装置

吹込み用断熱材を解繊し,空気圧を利用してホースによって施工箇所へ送り込み,吹込み断熱材を施工

するための機械装置。

3.6

施工マニュアル

吹込み用断熱材の施工条件などを記載した文書。

3.7

吹き増し率

吹込み用断熱材の施工後に生じる沈下を考慮して吹き増しをする場合に,所定の施工厚さに乗じる比率。

この比率は,吹込み用断熱材製造業者が指定する。

注記 吹込み用断熱材は,施工後,経時的に沈下を起こす性質があり,沈下の程度は種類などによっ

て異なる。壁,床などの閉鎖された空間に圧縮して吹き込む場合は影響を及ぼさないが,天井

などの開放された空間に施工した場合は,沈下の影響を受け,時間とともに厚さが減少する。

一定期間経過後に,ほぼ沈下は収束するが,施工時にはこのような性質に配慮し,更に施工厚

さのばらつきを考慮し,所定の施工厚さを上回る厚さでの施工を行う。

3.8

密度の下限値

施工マニュアルに従って施工した吹込み断熱材の密度のばらつきの下限値。この値は,吹込み用断熱材

製造業者の宣言値とする。

4

種類

吹込み用断熱材の種類は,吹込み用グラスウール断熱材,吹込み用ロックウール断熱材及び吹込み用セ

ルローズファイバー断熱材で,施工を行う部位(以下,施工部位という。),吹込み断熱材の密度の下限値

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JIS A 9523:2016の国際規格分類一覧

  • 91.100.60
  • 91.120.10

JIS A 9523:2016の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
A0202
断熱用語
A1321
建築物の内装材料及び工法の難燃性試験方法(追補1)
A1412-2
熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法-第2部:熱流計法(HFM法)
A1901
建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散測定方法-小形チャンバー法
A1902-4
建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定におけるサンプル採取,試験片作製及び試験条件-第4部:断熱材
A5430
繊維強化セメント板
A6901
せっこうボード製品
G3555
織金網(追補1)
G4305
冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯(追補1)
K0557
用水・排水の試験に用いる水
K8102
エタノール(95)(試薬)
K8121
塩化カリウム(試薬)
K8263
寒天(試薬)
K8355
酢酸(試薬)
K8545
硝酸アンモニウム(試薬)
K8824
D(+)-グルコース(試薬)
K8978
硫酸鉄(II)七水和物(試薬)
K8995
硫酸マグネシウム七水和物(試薬)
K9007
りん酸二水素カリウム(試薬)(追補1)
T7322
医療用高圧蒸気滅菌器
T7324
医療用小型高圧蒸気滅菌器
Z8801-1
試験用ふるい-第1部:金属製網ふるい