JIS B 4710:1997 木工用縦みぞカッタ

JIS B 4710:1997 規格概要

この規格 B4710は、木工用縦みぞカッタについて規定。

JISB4710 規格全文情報

規格番号
JIS B4710 
規格名称
木工用縦みぞカッタ
規格名称英語訳
Groove cutters for woodworking machines
制定年月日
1962年3月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

79.120.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
工具 2020
改訂:履歴
1962-03-01 制定日, 1965-03-01 確認日, 1968-07-01 確認日, 1968-12-01 改正日, 1972-03-01 改正日, 1975-03-01 確認日, 1978-03-01 確認日, 1987-02-01 確認日, 1992-10-01 確認日, 1997-03-20 改正日, 2002-02-20 確認日, 2007-04-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS B 4710:1997 PDF [5]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 4710 - 1997

木工用縦みぞカッタ

Groove cutters for woodworking machines

1. 適用範囲 この規格は,木工用縦みぞカッタ(以下,カッタという。)について規定する。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 0601 表面粗さ−定義及び表示
JIS B 0651 触針式表面粗さ測定器
JIS B 4053 超硬質工具材料及びその使用分類
JIS B 7420 限界プレーンゲージ
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7513 精密定盤
JIS B 7726 ロックウェル硬さ試験機
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 4403 高速度工具鋼鋼材
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法
2. 品質
2.1 外観 カッタの外観は,地きず,割れ,接着不良,有害なまくれ,刃こぼれ,さびなどの欠陥がな
く,仕上げは良好でなければならない。
2.2 表面粗さ カッタの刃部の表面粗さは,5.1によって測定したときJIS B 0601に規定する0.8 刀慎
下でなければならない。
2.3 硬さ カッタの刃部の硬さは,5.2によって試験を行い,高速度工具鋼製については,59HRC以上で
なければならない。
2.4 振れ カッタの刃部の振れは,5.3によって測定し,表1の値以下でなければならない。
表1 刃部の振れ
単位mm
項目 許容値
外周の振れ 0.15
側面の振れ
2.5 静釣合い カッタの外周の静釣合いは,5.4によって測定したとき3g以内でなければならない。
3. 形状・寸法 カッタの形状及び寸法は,付表1による。

――――― [JIS B 4710 pdf 1] ―――――

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B 4710 - 1997
4. 材料
4.1 刃部の材料 カッタの刃部は,JIS G 4403に規定するSKH 2及びJIS B 4053に規定するK10・K20・
K30又は使用上これと同等以上の性能をもつものとする。
4.2 本体の材料 カッタの本体はJIS G 3101のSS330又はJIS G 5501に規定するFC200又は使用上これ
と同等以上の性能をもつものとする。
5. 試験方法
5.1 表面粗さ カッタの刃部の表面粗さは,JIS B 0651に規定する測定器を用いて測定するか,又は使
用上これと同等以上の性能をもつ測定器を用いて測定する。
5.2 硬さ カッタの刃部の硬さは,JIS B 7726について規定する試験機を用い,JIS Z 2245の試験方法に
よって測定する。
5.3 振れ カッタの刃部の外周振れは,カッタをテストアーバに緩みがないように挿入し,図1の(a)の
ようにJIS B 7513に規定する精密定盤の上に置いたセンタ台に取り付け,外周刃に垂直にJIS B 7503に規
定するダイヤルゲージを当て,カッタを矢の方向に回しながらダイヤルゲージの指針の動きを読む。読み
の最大値と最小値との差を測定値とする。
カッタの側面の振れは,カッタのつば付きアーバにナットで締め付け,図1の(b)のようにJIS B 7513に
規定する精密定盤の上に置いたセンタ台に取り付け,切り刃に垂直にJIS B 7503に規定するダイヤルゲー
ジを当て,カッタを矢の方向に回しながらダイヤルゲージの指針の動きを読む。読みの最大値と最小値と
の差を測定値とする。
図1 刃部の振れ測定方法
5.4 静釣合い カッタの静釣合いは,カッタのテストアーバに緩みがないように挿入し,図2のように
静釣合い試験用のナイフエッジの上に乗せて,不釣合いを見出し,そのときの釣合いおもりの重さを測定
する。

――――― [JIS B 4710 pdf 2] ―――――

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B 4710 - 1997
図2 静釣合いの測定方法
5.5 形状・寸法 カッタの形状及び寸法は,表2によって測定する。
表2 形状・寸法の測定方法
項目 測定方法 測定方法図 測定器具
穴径 限界ゲージで測定する。 JIS B 7420に規定
する限界ゲージ
外径 対向する切刃間の距離を JIS B 7507に規定
ノギスで測る。 するノギス
刃部の長さ ノギスで測定する。
刃部の厚さ ノギスで測定する。
取付け面の直径 ノギスで測定する。
6. 検査 カッタの検査は,外観,表面粗さ,硬さ,振れ,静釣合い,形状及び寸法について行い,それ
ぞれ2.12.5及び3.の規定に適合しなければならない。
7. 製品の呼び方 カッタの呼び方は,規格番号又は規格の名称,刃部の材料,歯数及び寸法(外径×厚
さ×穴径)による。
例 JIS B 4710,SKH 2,10Z 175×3.3×25.4
JIS B 4710,K20, 30Z 200×6.0×31.75
8. 表示
8.1 製品の表示 製品には,容易に消えない方法で次の事項を表示する。
(1) 寸法(外径×厚さ×穴径)
(2) 刃部の材料記号

――――― [JIS B 4710 pdf 3] ―――――

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B 4710 - 1997
(3) 製造業者名又はその略号
8.2 包装の表示 包装には,容易に消えない方法で次の事項を表示する。
(1) 寸法(外径×厚さ×穴径)
(2) 刃部の材料記号
(3) 製造業者名又はその略号
付表1 形状・寸法
備考1. 歯数及び本体の形状は,規定しない。
2. 側面図の3種類は,一例として示したものである。
単位mm
外径D 穴径d 取付面の直径A 刃部最小値 厚さL 刃部角度
基準寸法 許容差 基準寸法 許容差 最小値 長さc 厚さb (参考) (参考)
120 ±0.5 15.0 +0.052 50 5 2 すくい角

3.3, 3.6, 4.0, 4.5, 25°
150 25.4 0 70 戀
横すくい
5.0, 5.5, 6.0, 9.0, 16°
175 30.0 80 最
外周逃げ角
10.0, 10.5, 12.0, 20°
200 31.75 100 15.0, 21.0 横逃げ角 5°
備考 穴径dの基準寸法は,受渡当事者間の協定によって,付表1以外の寸法とすることができる。

――――― [JIS B 4710 pdf 4] ―――――

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B 4710 - 1997
木工機械用刃物 (JIS B 470810) 原作成委員会
氏名 所属
(委員長) 丸 山 弘 志 東京理科大学
藤 野 達 雄 通商産業省機械情報産業局
大 島 清 治 工業技術院標準部
因 幸二郎 財団法人日本規格協会
○ 古 田 寛 兼房株式会社
高 橋 正 夫 東洋刃物株式会社
○ 高 橋 弘 志 木村刃物製造株式会社
○ 大 澄 謹 也 株式会社オリオン工具製作所
◎ 中 村 彰 雄 庄田鉄工株式会社
宇 塚 正 株式会社ウロコ製作所
下 坂 知 株式会社名南製作所
近 藤 昌 三 株式会社太洋製作所
佐 藤 正 之 株式会社日立工機原町
○ 川 島 正 行 株式会社平安コーポレーション
村 上 勝 社団法人全国木工機械工業会
(事務局) ○ 箱 田 大 幸 日本機械鋸・刃物工業会
備考 ○印は木工用縦みぞカッタJIS原案作成分科会委員を兼
ねる。
◎印は同分科会長を示す。

JIS B 4710:1997の国際規格 ICS 分類一覧

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