19
B 7517 : 2018
附属書A
(参考)
使用上の注意
A.1 定圧装置がないハイトゲージは,適正でかつ均一な測定力で測定するようにしなければならない。
さらに,ハイトゲージは,アッベの原理に則していないことから,測定子の先で測定したときに誤差が大
きくなる傾向があるため,注意を要する。
A.2 温度及び変形要素は,長さ方向への測定値に対する影響をもっている。その影響によって,見込ま
れる最小の不確かさが,ハイトゲージの目量,最小表示量又は最小読取値より大きくなる可能性がある。
これは,測定結果を評価するときに考慮する必要がある。不確かさの詳細は,ISO 14253-2を参照する。
A.3 デジタル表示の場合,ハイトゲージの電装部品に影響を与える環境要因に注意する。
――――― [JIS B 7517 pdf 21] ―――――
20
B 7517 : 2018
附属書B
(参考)
設計仕様(設計特性),計測特性及び性能の仕様表示例
次の仕様表示例は,カタログ,パンフレットなどによって,製造業者又は供給業者から使用者に製品情
報を提供するときの一例を示している。これらの項目は,一般的に寸法図及び一覧表として示される場合
が多い。
品 名 :
製 品 概 要 :
設計仕様(設計特性)
種類 :
表示方式 :
最小読取値,目量又は 最小表示量 : mm
測定範囲 : mm
寸法
ベースの幅(W) : mm
ベースの奥行き(D) : mm
全長(H) : mm
測定長(L) : mm
プローブオフセット(P) : mm
計測特性及び性能
指示値の最大許容誤差 MPE
高さ測定による指示値の最大許容誤差 EMPE : mm
高さ測定誤差の繰返し精密度の最大許容誤差 RMPE(必要な場合) : mm
双方向長さ測定による指示値の最大許容誤差 BMPE(必要な場合) : mm
直角度測定誤差 SMPE(必要な場合) : mm
会 社 名 :
日付,版数など :
――――― [JIS B 7517 pdf 22] ―――――
21
B 7517 : 2018
附属書JA
(参考)
製品文書における表示
表JA.1に示す表示は,下付き添字の量を減らし,より見やすく,分かりやすくするために,製品文書,
図などにおいて使用することができる。
表JA.1−製品文書,図などにおける記号及びこれに対応する表示
この文書における記号 対応する表示
EMPE MPEE
RMPE MPER
BMPE MPEB
SMPE MPES
参考文献
[1] ISO 8015,Geometrical product specifications (GPS)−Fundamentals−Concepts, principles and rules
[2] ISO 14253-2,Geometrical product specifications (GPS)−Inspection by measurement of workpieces and
measuring equipment−Part 2: Guidance for the estimation of uncertainty in GPS measurement, in
calibration of measuring equipment and in product verification
[3] ISO/TR 14253-6:2012,Geometrical product specifications (GPS)−Inspection by measurement of
workpieces and measuring equipment−Part 6: Generalized decision rules for the acceptance and
rejection of instruments and workpieces
[4] ISO/TR 14638:1995,Geometrical product specification (GPS)−Masterplan
[5] ISO/TR 16015:2003,Geometrical product specifications (GPS)−Systematic errors and contributions to
measurement uncertainty of length measurement due to thermal influences
――――― [JIS B 7517 pdf 23] ―――――
22
B 7517 : 2018
B7
3
附属書JB
51
(参考)
7 : 2
JISと対応国際規格との対比表
018
JIS B 7517:2018 ハイトゲージ ISO 13225:2012,Geometrical product specifications (GPS)−Dimensional measuring
equipment; Height gauges−Design and metrological characteristics
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
3 用語及び 3 JISとほぼ同じ 追加 指示誤差の記述を追加した。 用語の追加であり実質的な差異は
定義 ない。
4 設計仕様 4.1 一般 4.1 JISとほぼ同じ 変更 一般的な設計の事例として二つの 我が国で一般的な表現とした。
(設計特 4.2 主要部の名称 事例を示した。 技術的差異はない。
性) 名称は設計の詳細ではないと明記
した。
4.3 寸法 4.2 JISとほぼ同じ 追加 附属書Bを参照の記述を追加した。 旧規格には,寸法の記述はなく,
国際規格のAnnexBを附属書Bと
して参照の記述を追加した。
4.4.2.2 バーニヤ目 4.3.2.2 JISとほぼ同じ 追加 最小読取値の指定を追加した。 最小読取値を標準化するため,旧
盛及び本尺目盛 規格に合わせて追加した。
4.4.2.3 バーニヤ目 4.3.2.3 JISとほぼ同じ 追加 目盛形式の挿入図を追加した。 一定の品質を保つため,旧規格に
盛の設計 目盛線の太さの寸法を追加した。 合わせて追加した。技術的差異は
ない。
削除 最小読取値の0.1 mmを削除した。 旧規格を踏襲し削除した。
4.4.2.4 バーニヤ目 4.3.2.4 JISとほぼ同じ 追加 バーニヤの段差及び隙間の寸法を 一定の品質を保つため,旧規格に
盛の目盛面 追加した。 合わせて追加した。
4.4.2.5 ダイヤル目 4.3.3 JISとほぼ同じ 追加 目量の指定を追加した。 目量を標準化するため,旧規格に
盛及び本尺目盛 合わせて追加した。
4.4.2.6 ダイヤル目 − − 追加 目盛線の太さの寸法を追加した。 一定の品質を保つため,旧規格に
盛の設計 合わせて追加した。
――――― [JIS B 7517 pdf 24] ―――――
23
B 7517 : 2018
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
4 設計仕様 4.4.3 デジタル表示 4.3.4 JISとほぼ同じ 追加 エラーメッセージに関する規定を 異常を視覚的に確認できるように
(設計特 追加した。 するため,旧規格に合わせて追加
性) した。
4.4.4 デジタル表示 4.4 JISとほぼ同じ 変更 全機種での保護等級の表示は実用
保護等級の表示を,防じん(塵)防
の使用環境に対す 水を保証しているデジタル表示だ 的ではないため,対象を限定した。
る保護 けに限定した。
削除 耐電磁場に関する記述を削除した。 実用的ではないため削除した。
4.5 測定子及びスク 4.5 − 追加 表面性状の許容値を追加した。 一定の品質を保つため,旧規格に
ライバ スライダへの固定が確実に行える 合わせて追加した。
ことを追加した。
4.6 ベース 4.6 JISとほぼ同じ 追加 表面性状の許容値を追加した。 一定の品質を保つため,旧規格に
合わせて追加した。
4.7 構造及び機能 4.7 − 追加 スライダ作動に関する規定を追加 一定の品質を保つため,旧規格に
した。 合わせて追加した。
本尺が移動できる機種において,本
尺の移動と固定に関する規定を追
加した。
4.8 硬さ 4.7 − 追加 ベース基準面とスクライバ測定面 一定の品質を保つため,旧規格に
の硬さの許容値を追加した。 合わせて追加した。
B7 517 : 2018
3
――――― [JIS B 7517 pdf 25] ―――――
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JIS B 7517:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 13225:2012(MOD)
JIS B 7517:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.040 : 線及び角度の測定 > 17.040.30 : 測定機器
JIS B 7517:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0641-1:2020
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―製品及び測定装置の測定による検査―第1部:仕様に対する合否判定基準
- JISB0642:2010
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―測定器の一般的な概念及び要求事項
- JISB0680:2007
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―製品の幾何特性仕様及び検証に用いる標準温度
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7506:2004
- ブロックゲージ
- JISB7513:1992
- 精密定盤
- JISB7526:1995
- 直角定規
- JISB7533:2015
- てこ式ダイヤルゲージ
- JISB7536:1982
- 電気マイクロメータ
- JISC0920:2003
- 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
- JISZ8103:2019
- 計測用語