JIS C 4610:2005 機器保護用遮断器 | ページ 17

                                                                                             79
C 4610 : 2005
表G.2.2 CBEの最小限のイミュニティ性能(performance)
試験の種類 JIS C 61000-4の厳しさのレベル 値
1.2/50 ‰ ージ 3 2 kV(MC) )
JIS C 61000-4-5 1 kV(MD) )
ファストトランジェント(バースト) 3 2 kV
JIS C 1000-4-5
電磁界 3 3 V/m
JIS C 61000-4-3
静電気放電 3 6 kV c)
JIS C 61000-4-2 気中放電
a)
コモンモード
b)
差動モード
c)
操作前面より印加
試験中にCBEは動作しなくてもよい。
表G.2.2の試験後,CBEは2Inで8.5.1の,そして,適用可能なら8.5.4の要求事項に適合しなければなら
ない。
G.3 エミッション
G.3.1 電子回路をもたないCBE 電子回路をもたないCBEは連続した妨害を発生させず,スイッチング
の間だけ過渡的な妨害を発生するだけである。これらの過渡的な妨害の頻度及びその結果引き起こされる
現象は,低電圧設備の通常の電磁環境の一部分としてみなされる。このタイプのCBEには,EMCの規定
は必要ない。
G.3.2 電子回路をもつCBE
a) 連続的に発振する回路をもたないCBEは,スイッチングの期間以外は,連続的又は過渡的な妨害は発
生しない。
これらのエミッションの頻度,レベル及びその結果引き起こされる現象は,低電圧設備の通常の電
磁環境の一部分としてみなされる。
b) 連続して発振する回路をもつCBEに対しては,製造業者はCISPR 22(0.15 MHz-30 MHz及び
30 MHz-1000 MHz)の試験条件での性能を示さなければならない。

――――― [JIS C 4610 pdf 81] ―――――

80
C 4610 : 2005
附属書H(規定)定格インパルス耐電圧を決定するための電源
システムの公称電圧及び相間電圧に関する補正
表H.1に示される定格インパルス耐電圧は,保護手段が必要である。その手段は,IEC 60099-1に規定
される電圧よりも小さくない最小電圧と抑制電圧との比率をもつサージアレスタを含むことによって得ら
れる。
表H.1 公称電圧及び対応する定格インパルス耐電圧
電圧 電源の公称電圧 装置に対する定格インパルス電圧
電圧相−中性 V
相間 三相-4線式 三相-3線式 単相-2線式 単相-3線式 過電圧種別
接地された 接地又は接 a.c.又はd.c.a.c.又はd.c. I II III
中性相付き 地なし (標準種別)
V V V V V
50 適用せず 適用せず 12 24 30-60 330 500 800
25 30
42 48
100 66/115 66 60 − 500 800 1 500
150 120/208(1) 100,115 100,110, 100-200 800 1 500 2 500
127/220 120,127 120,125 110-220
120-240
300 220/380 200,222 200,220, 220-440 1 500 2 500 4 000
230/400 230,240 250
240/415 260,277
260/440
277/480
600 347/600 347,380 480 480-960 2 500 4 000 6 000
380/660 400,415
400/690 440,480
417/720 500,577
480/830 600
1 000 − 660,690 1 000 − 4 000 6 000 8 000
720,830
1 000
注(1) 米国及びカナダで用いる。

――――― [JIS C 4610 pdf 82] ―――――

                                                                                             81
C 4610 : 2005
附属書J(規定)受渡試験又は抜取試験
この附属書で規定する試験は,安全に関して材料又は製造に許容できない変化が生じたことを明らかに
することを意図する。
各々のCBEがこの規格の試験に耐えた供試品と同一であることを確認するために製造業者によって得
られた実績に基づいて更なる試験を行ってもよい。
エンジニアリング及び統計上の分析によれば,各々のCBEの受渡試験は常に必要ではなく,その受渡試
験がない場合,その代替としてサンプリング試験を行ってもよい。
J.1 引外し特性の検証 受渡当事者間の合意がある以外は,次に示す試験電流を置き換えて受渡試験は,
9.10に基づいて行わなければならない。
a) O(熱動式)引外しをもつCBE
− 約2Inの電流を通電したとき,CBEは製造業者によって示された特性曲線の時間内で,引き外さなけ
ればならない。
b) O(電磁式)引外しをもつCBE
− 0.95Iniの電流を0.1秒間通電したとき,CBEは引き外してはならない。
− 1.05Iiの電流を通電したとき,CBEは0.15秒以内に引き外さなければならない。
c) M(熱動電磁式)引外しをもつCBE
− 0.95Iniの電流を1秒間通電したとき,CBEは引き外してはならない。
1.05Iiの電流を通電したとき,CBEは0.1秒以内で引き外さなければならない。
− 2Inの電流を通電したときCBEは製造業者によって示された特性曲線の時間内で,引き外さなければ
ならない。
d) M(流体電磁式)引外しをもつCBE
− 2In及び6Inの電流を通電したとき,CBEは製造業者によって示された特性曲線の時間内で,引き外さ
なければならない。
e) H(ハイブリッド式)引外しをもつCBE
− 製造業者が指定する二つの電流を通電したとき,CBEは製造業者によって示された特性曲線の時間内
で,引き外さなければならない。
J.2 耐電圧の検証 表20に規定している50 Hz又は60 Hzの正弦波形の実効値電圧を1秒間印加する。
a) BEを開位置とし,電源−負荷端子間で行う。
b) BEを閉にして,ある1極とほかの極を一括接続した間で行う。さらに極を変えて繰り返し行う。
フラッシオーバ又は絶縁破壊が生じてはならない。
接点間の空間距離を検証するための便利な方法が使われてもよい(例えば,X線解析)。

――――― [JIS C 4610 pdf 83] ―――――

82
C 4610 : 2005
附属書K(規定)CBE−スイッチの電気的性能に対する追加要求
K.1 CBE-スイッチは,過電流保護素子を取り除いた以外は,CBEと同等でなければならない。それは,
過電流保護に関しては,バックアップ用機器に依存する。
K.2 CBE-スイッチは,適用可能の場合,表11及び表12の1項及び2項に規定する要求事項を満足しな
ければならない。
K.3 CBE-スイッチの基礎となるCBEが,この附属書の試験に満足する場合は,CBEスイッチはこの規格
に適合することを考慮する。

――――― [JIS C 4610 pdf 84] ―――――

                                                                                                                                          83
C 4610 : 2005
附属書1(参考)JISに対応する国際規格との対比表
この附属書(参考)は,本体及び附属書(規定)に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
JIS C 4610 機器保護用遮断器 IEC 60934, Ed.3: 2000, Circuit-breakers for equipment
(I) ISの規定 (II)国際規 (III) 国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の項目ごと (V) JISと国際規格との技術
格番号 の評価及びその内容 的差異の理由及び今後の
表示箇所 : 本体 対策
表示方法 : 点線の下線又は実線の側線
項目 内容 内容 項目ごと JISと国際規格との相違点
の評価
5.3.1 定格電圧 定格電圧の推奨値が示されてい IEC 60934 同左 MOD/追加 国内で使用されている定格値を追 国内で主に使用されている
の推奨値 る。 加した。 電圧を考慮した。
6.表示及び製品 機器の表示事項を規定 同左 MOD/追加 開位置,閉位置の識別記号に”ON”, 国内で主に使用されている
情報 ”OFF”を使用してもよいこととし 記号を考慮した。
た。
電源端子,負荷端子の識別記号
に”Line”及び”Load”又は”Line”だ
けで表示してもよい。
9.3 表示の不滅 表示の印字の耐久性を試験 同左 MOD/追加 試験に使用する試薬にJIS K 8843 国内での試薬の入手に考慮
防止 のヘキサンを追加した。 した。
附属書E,図E.4 ラグ端子の一例図 同左 MOD/追加 国内で使用されているラグ端子の 国内で主に使用されている
一例を追加した。 例を追加。
附属書H 定格インパルス耐電圧を決定する 同左 MOD/追加 我が国の主な公称電圧を追加した。 国内で主に使用されている
公称電圧を考慮した。
C4
ために電源システムの公称電圧及
び相関電圧に関する補正
610 : 200
8
5
3

――――― [JIS C 4610 pdf 85] ―――――

次のページ PDF 86

JIS C 4610:2005の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60934:2000(MOD)

JIS C 4610:2005の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 4610:2005の関連規格と引用規格一覧