138
C 8300 : 2019
表H.3−コンデンサ以外の充電部の絶縁距離
線間電圧 絶縁距離(空間距離及び沿面距離)
又は mm
対地電圧 電源電線の取付部a) 出力側電線の取付部a) その他の部分b)
使 使用者d)が 製製造業者が 使使用者d)が製造業者が製造業者が極性が異なる 充電部と接地
用 接続する端 造接続する端 用接続する端接続する端接続する端充電部間 することのあ
者 業 者
d)子部と接地 者子部と接地 d)子部と接地子部間及び子部及び使 る非充電金属
が することの がすることの がすることの使用者d)が用者d)が接 部又は試験指
接 接 接
続 ある非充電 続ある非充電 続ある非充電接続器によ続器によっ が触れること
す 金属部又は す金属部又は す金属部又はって接続すて接続する ができる非金
る る る
端 試験指が触 端試験指が触 端試験指が触る端子部間端子部と接 属部の表面と
子 れることが 子れることが 子れることが 地すること の間
部 できる非金 部できる非金 部できる非金 のある非充
間 間 間 固定してい そ固定してい そ
属部の表面 属部の表面 属部の表面 電金属部又る部分で, のる部分で, の
他 他
との間 との間 との間 は試験指がじんあいが のじんあいが の
触れること侵入しにく 箇侵入しにく 箇
所 所
ができる非く,かつ, く,かつ,
金属部の表金属粉が付 金属粉が付
面との間 着しにくい 着しにくい
V 箇所c) 箇所c)
50以下 − − − − 3 3 2 2 1.2 1.5 1.2 1.2
50を超え 6 6 3 2.5 6 6 3 2.5 1.5 2.5 1.5 2
150以下
150を超え 6 6 4 3 6 6 4 3 2 3 2 2.5
300以下
300を超え − − − − 10 10 6 6 4 5 4 5
600以下
600を超え − − − − 10 10 8 8 6 7 6 7
1 000以下
1 000を超え− − − − 20 20 20 20 20 20 20 20
3 000以下
3 000を超え− − − − 30 30 30 30 30 30 30 30
7 000以下
7 000を超え− − − − 40 40 40 40 40 40 40 40
12 000以下
12 000を − − − − 50 50 50 50 50 50 50 50
超え
線間電圧又は対地電圧が1 000 Vを超える場合の空間距離は,この表の値から10 mmを減じた値とする。
端子部は,20.1.1 j)による。
じんあいが侵入しにくい部分の例を,次に示す。
a) 開口部のない箱の内部。
b) 空隙が0.3 mm以下の部分。
c) 空隙が1 mm以下で,かつ,空隙から30 mm以上離れている部分。
d) プリント配線板においてコーティングされた部分。
注a) 電源電線の取付部及び出力側電線の取付部の例を,例1例6に示す(矢印の箇所。)。
b) 機械器具に組み込む変圧器の場合,口出線の取付部は,“その他の部分”を適用してもよい。ただし,口出線の
取付部は,口出線以外の電源電線又は出力側電線を取り付けることができる取付部を除く。
c) 固定している部分には,開閉動作などによって定められた範囲内を移動するスイッチなどの導電金具も含まれ
る。
d) 使用者には,電気工事士を含む。
――――― [JIS C 8300 pdf 141] ―――――
139
C 8300 : 2019
表H.3−コンデンサ以外の充電部の絶縁距離(続き)
例1 電源電線の取付部
例2 電源電線の取付部
例3 電源電線の取付部
他の負荷を接続する端子をもつ場合
例4 電源電線の取付部
例5 出力側電線の取付部
例6 出力側電線の取付部
――――― [JIS C 8300 pdf 142] ―――――
140
C 8300 : 2019
H.20.1.1 絶縁距離の測定
H.20.1.1.101 絶縁距離の測定は,20.1.1によるほか次による。
a) 絶縁物の単純な突合せ面の場合,絶縁距離は,突合せ面に沿って測定を行う。突合せ面が接着剤で固
定してあるときには,絶縁距離の要求を適用しない。
b) 造営材などに取り付けた状態で容易に試験指が触れることがない取付面側の充電部と取付面との絶縁
距離は,6 mm以上でなければならない。
c) ヒューズ,サーキットブレーカなどの保護装置が動作したときに異極となる部分の絶縁距離は,それ
らが開路したときの電圧の区分によって表H.3による。保護装置が温度ヒューズの場合には,表H.2
による。ただし,絶縁変圧器の二次側の回路などに用いる保護装置は,保護装置を短絡した状態で
H.20.1.101のa)及びb)並びに12.11の規定を満足する場合,絶縁距離の要求を適用しない。
H.20.2 絶縁物の厚さ
H.20.2.101 絶縁物の厚さは,20.2による。
――――― [JIS C 8300 pdf 143] ―――――
141
C 8300 : 2019
附属書I
(規定)
端子部の強度試験
この附属書は,端子部の強度試験及び判定基準について規定する。
I.1 ねじの首の下又はナットの下に挟んで締め付ける構造の端子部
ねじの首の下又はナットの下に電線,銅帯などを挟んで締め付ける構造の端子部は,端子ねじの1ピッ
チの長さに等しい厚さの黄銅板をねじの首の下又はナットの下に挟んで,表I.1によるトルクを加えて締
め付けたとき,軽微な曲りなどは除き,端子及び端子取付部の破損,機能を損なうことのある変形が生じ
てはならない。
注記 巻締め形端子又は引締め形端子は,ねじの首の下又はナットの下に電線,銅帯などを挟んで締
め付ける構造の端子に含まれる。
表I.1−締付トルク
端子ねじの呼び径 mm 3を超え 3.5を超え 4を超え 4.5を超え 5を超え 6を超え 8を超え
3以下 3.5以下 4以下 4.5以下 5以下 6以下 8以下
トルク Nm 0.5 0.8 1.2 1.5 2 2.5 5.5 7.5
(0.4)a)
(0.25)a) (0.7)a)(0.8)a)
注a) 括弧内の数値は,すり割り付き止ねじに適用する。
I.2 ねじの先端で押し締める構造の端子部
ねじの先端で押し締める構造の端子部は,JIS C 3010に規定する又はこれと同等以上で表I.2による太
さの絶縁電線を接続し,表I.1によるトルクでねじを締め付けたとき,軽微な曲りを除き,端子及び端子
取付部の破損,機能を損なうことのある変形などが生じてはならない。
注記1 技術基準の解釈の別表第一又は別表第十二の規定を満足する絶縁電線は,同等以上の電線と
みなされている。
注記2 押締め形端子は,ねじの先端で押し締める構造の端子に含まれる。
――――― [JIS C 8300 pdf 144] ―――――
142
C 8300 : 2019
表I.2−接続電線の太さ
定格電流 電線
単線(直径) より線(断面積)
A mm mm2
15以下b) 1.6 −
(2.0)a)
15を超え 20以下 2.0 −
(2.6)a)
20を超え 30以下 (3.2)a) 5.5
30を超え 40以下 − 8
(14.0)a)
40を超え 60以下 − 14.0
(22.0)a)
60を超え 75以下 − 22.0
(38.0)a)
75を超え − 38.0
(60.0)a)
注a) 括弧内の数値は,Al及びAl-Cuの文字を表示した配線器具に適用する。
b) 定格電流が15 A以下の絶縁電線で,一般固定配線用以外の配線器具は,
直径0.81.6 mmの取り付けることができる最大の単線を用いてもよい。
I.3 電線を差し込んで締め付ける構造の端子部
電線を差し込んで締め付ける構造の端子部は,表I.2による電線を端子部に接続し,器体の外側に向か
って電線に次の引張力を連続して1分間加えたとき,軽微な曲りを除き,端子及び端子取付部の破損,機
能を損なうことのある変形など,又は電線の脱落などの故障が生じてはならない。コードを接続する配線
器具は,試験品の定格電流と同等以上の許容電流をもつコードを接続して試験を行う。
− 機械器具に組み込む配線器具 : 50 N
− その他の配線器具 : 100 N
注記1 電線を差し込んで締め付ける構造の端子部とは,端子に電線を直接に差し込み,ねじ又は圧
着ペンチ,はんだごてなどの工具を用いずに締付け,接続できる構造の端子部を意味してい
る。
注記2 速結端子は,電線を差し込んで締め付ける構造の端子に含まれる。
I.4 I.1,I.2及びI.3以外の端子部
I.1,I.2及びI.3以外の端子部は,器体と端子との間に10 Nの引張力を15秒間加えたとき,軽微な曲り
を除き,端子及び端子取付部の破損,機能を損なうことのある変形などが生じてはならない。
注記 はんだ付け端子などは,I.1,I.2及びI.3以外の端子に含まれる。
――――― [JIS C 8300 pdf 145] ―――――
次のページ PDF 146
JIS C 8300:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 8300:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB1115:2015
- すりわり付きタッピンねじ
- JISB1122:1960
- ボルト・ナット検査
- JISB1122:2015
- 十字穴付きタッピンねじ
- JISB1123:1952
- リベット検査
- JISB1123:2015
- 六角タッピンねじ
- JISB7524:2008
- すきまゲージ
- JISC2110-1:2016
- 固体電気絶縁材料―絶縁破壊の強さの試験方法―第1部:商用周波数交流電圧印加による試験
- JISC3010:2019
- 電線及び電気温床線の安全に関する要求事項
- JISC3301:2000
- ゴムコード
- JISC3306:2000
- ビニルコード
- JISC60695-2-11:2016
- 耐火性試験―電気・電子―第2-11部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―最終製品に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWEPT)
- JISC60695-2-12:2013
- 耐火性試験―電気・電子―第2-12部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―材料に対するグローワイヤ燃焼性指数(GWFI)
- JISC60695-2-13:2013
- 耐火性試験―電気・電子―第2-13部:グローワイヤ/ホットワイヤ試験方法―材料に対するグローワイヤ着火温度指数(GWIT)
- JISC7501:2011
- 一般照明用白熱電球
- JISC8303:2007
- 配線用差込接続器
- JISC8360:1984
- リモコンリレー及びリモコンスイッチ
- JISG3131:2018
- 熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
- JISH4000:2014
- アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
- JISH4100:2015
- アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材
- JISK2240:2013
- 液化石油ガス(LPガス)
- JISS6006:2020
- 鉛筆,色鉛筆及びそれらに用いる芯