この規格ページの目次
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C 9620 : 2012
図4−懸垂形のフック最小距離及び揚程
――――― [JIS C 9620 pdf 11] ―――――
9
C 9620 : 2012
図5−普通形のフック最小距離及び揚程
――――― [JIS C 9620 pdf 12] ―――――
10
C 9620 : 2012
図6−ダブルレール形のフック最小距離及び揚程
5.1.2 揚程
揚程は,定格荷重を巻上げ及び巻下げができる最大距離(図3図6)をいい,7.1.2によって測定を行
うとき,表示値1) 以上とする。
5.1.3 外形寸法及び取付寸法
7.1.3によって試験を行うとき,外形寸法及び取付寸法の許容差は,表5及び表6の許容差内とする。
なお,表5及び表6における記号は,図3図6による。
表5−外形寸法及び取付寸法の許容差
単位 mm
項目 測定箇所 記号 許容差 注記
外形寸法 全幅 片側寸法 A,B ±15 図3図6
全長 片側寸法 C,D ±15 参照
全高 全高寸法 E ±10
取付寸法 取付ベース 穴ピッチ F1,F2 ±2 図3参照
(据置形) 穴寸法 G ±2
板厚寸法 H ±2
取付ベース 穴ピッチ F1 ±2 図4参照
(懸垂形) 穴寸法 G ±2
車輪間隔 ホイールベース J ±2 図6参照
(ダブルレール形)トロリスパン K ±2
――――― [JIS C 9620 pdf 13] ―――――
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C 9620 : 2012
表6−フックポンチマーク間の許容差
単位 mm
寸法区分 許容差
L
30以下 ±1.0
30を超え 120以下 ±1.5
120を超え 400以下 ±2.5
5.2 温度上昇
7.2.1及び7.2.2によって試験を行うとき,電動機巻線及び電磁ブレーキ巻線の温度上昇は,表7の値以
下とする。
なお,周囲温度は,40 ℃以下とする。
表7−温度上昇
区分 抵抗法
巻線の種類 耐熱クラス K
電動機巻線 120(E) 75
130(B) 80
155(F) 105
180(H) 125
電磁ブレーキ巻線 120(E) 100
130(B) 110
155(F) 135
180(H) 160
5.3 始動電圧
始動電圧は,7.3によって試験を行うとき,巻上げ及び横行ができなければならない。
5.4 巻上速度及び巻下速度
7.4によって試験を行うとき,定格速度の表示値1) に対する巻上速度及び巻下速度の許容差は,表8に
よる。
表8−巻上速度及び巻下速度の許容差
定格速度 巻上速度の許容差 巻下速度の許容差
m/min % %
2未満 ±20 −20+25
2以上 ±10 −10+25
5.5 横行速度
7.5によって試験を行うとき,定格速度の表示値1) に対する横行速度の許容差は,表9による。
表9−横行の定格速度の許容差
定格速度 許容差
m/min %
4未満 ±20
4以上 ±10
――――― [JIS C 9620 pdf 14] ―――――
12
C 9620 : 2012
5.6 巻上げ及び巻下げのブレーキ
巻上げ及び巻下げのブレーキは,7.6によって試験を行うときの荷が停止するまでの距離は,1分間の巻
上距離の1 %以下とする。
5.7 横行のブレーキ
電動横行式の横行のブレーキは,7.7によって試験を行うときの横行装置が停止するまでの距離は,1分
間の横行距離の10 %以下とする。
5.8 巻上電流
巻上電流は,7.8によって試験を行うとき,巻上げの定格電流の表示値1) 以下とする。
5.9 横行電流
7.9によって試験を行うとき,電動横行式における横行電流は,横行の定格電流の表示値1) 以下とする。
5.10 過巻防止
過巻防止は,7.10によって試験を行うとき,直働式の場合には50 mm以上,ロープガイドなどによる間
接式の場合には250 mm以上の巻上げに余裕がなければならない。
5.11 過負荷特性
過負荷特性は,7.11によって試験を行うとき,各部に異常があってはならない。
5.12 横行性能
横行性能は,7.12によって試験を行うとき,支障なく横行しなければならない。
5.13 絶縁抵抗
絶縁抵抗は,JIS B 9960-32の18.3(絶縁抵抗試験)による。
5.14 耐電圧
適用する場合,耐電圧試験は,JIS B 9960-32の18.4(耐電圧試験)による。
6 構造
6.1 一般構造
一般構造は,次による。
a) 電気ホイストの巻上部には,中央に全体を支えるフレーム,及びワイヤロープを巻き取るドラムがあ
り,それに電動機,減速歯車,ブレーキ,過巻防止装置及びその附属品が一体となって組み立てられ,
堅ろうで作動が確実かつ取扱いが容易でなければならない。
b) 電気ホイストの横行部は,電動横行式では,電動機,ブレーキ,減速歯車,横行車輪など,鎖動横行
式では,鎖,減速歯車,横行車輪など,手押横行式では横行車輪などからなるが,いずれも堅ろうで
あり,巻上部と一体になっているか,又は巻上部に容易に取り付けられなければならない。
c) トロリ結合で使用する普通形及びローヘッド形では,横行レールに対して横行部にずれ,傾きなどを
生じた場合でも,横行部が横行レールから外れることがあってはならない。
d) 電気ホイストの電気装置(電動機及び制御部)の保護方式は,JIS C 4034-5及びJIS C 0920に規定す
る保護等級の分類に従い,その規定による性能を満足しなければならない。
なお,電動機と制御部とが分離している場合,又はそれぞれの保護等級が異なる場合は,電動機と
制御部との間で保護等級が低い方,又はそれぞれの保護等級のうちいずれかを,表示してもよい。
e) 外観は,使用上有害なきず,割れ,さび,まくれ及びその他の不適合がなく,各部の仕上げは良好で
なければならない。
f) ドラムの溝にワイヤロープが巻き込まれる方向と,当該溝に巻き込まれるときの当該ワイヤロープの
――――― [JIS C 9620 pdf 15] ―――――
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JIS C 9620:2012の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 9620:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0148:2006
- 巻上機―用語
- JISB8832:2001
- 巻上機―定格荷重
- JISB9960-32:2011
- 機械類の安全性―機械の電気装置―第32部:巻上機械に対する要求事項
- JISC0920:2003
- 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
- JISC3312:2000
- 600Vビニル絶縁ビニルキャブタイヤケーブル
- JISC3327:2000
- 600Vゴムキャブタイヤケーブル
- JISC4034-1:1999
- 回転電気機械―第1部:定格及び特性
- JISC4034-5:1999
- 回転電気機械―第5部:外被構造による保護方式の分類
- JISG3525:2013
- ワイヤロープ