JIS G 0561:2011 鋼の焼入性試験方法(一端焼入方法) | ページ 3

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G 0561 : 2011
附属書JA
(参考)
焼入性図表
試験 年 月 日
試験場所
試験担当者
鋼種 溶鋼番号 オーステナイト 化学成分 % 熱処理温度 ℃ 水温
粒度番号 C Si Mn P S Ni Cr Mo Cu 焼ならし 焼入れ ℃
注記 (特殊な熱処理履歴・試験片の採取位置・その他)
オーステナイト結晶粒度試験方法(JIS G 0551による表示)
硬さ試験機(どちらか一方を消すこと) ロックウェル ビッカース




ェ ビ
ル ッ
C カ
ス ー
ケ ス
ー 硬
ル さ


試験片焼入端からの距離(mm)
注記1 ロックウェルCスケール硬さの目盛とビッカース硬さの目盛は,互いに関連性がない。
注記2 硬さ目盛は,必ずいずれか一方を消すこと。

――――― [JIS G 0561 pdf 11] ―――――

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7
附属書JB
56
(参考)
1 : 2
JISと対応国際規格との対比表
011
JIS G 0561:2011 鋼の焼入性試験方法(一端焼入方法) ISO 642:1999 Steel−Hardenability test by end quenching (Jominy test)
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
1 適用範 ジョミニー式一端 1 径25 mm,長さ100 mm 削除 JISでは,試験片については,技術的差異は軽微である。
囲 焼入方法によって の試験片を使用してジョ 本文で規定しているので,適用
鋼の焼入性を測定 ミニー一端焼入方法によ 範囲から削除したが,技術的に
する。 って鋼の焼入性を測定す は同等である。
る。
2 引用規

3 用語,定JIS G 0202及び 4 試験片のサイズや装置サ 変更 JISの従来からの焼入性の表記ISOへの提案を検討する。
義及び記 JIS G 0203による イズを規定。 を優先的に使用することとし,
号 ほか,表1に試験 焼入性指数の記号とし ISO規格の表記は協議によっ
片のサイズや装置 て,Jxx-dを規定。 て適用とした。
サイズを規定。 附属書にJIS方式の記号
焼入性指数の記号 表記があることを記載。
として
Jdmm=xxを採用
し,ISO規格の
Jxx-dは,協議によ
って適用とした。
4 原理 3 一致
5 焼入装 6.2 一致
置 5.2.2

――――― [JIS G 0561 pdf 12] ―――――

     (I)   JISの規定                (II)      (III)国際規格の規定             (IV)   JISと国際規格との技術的差異の箇条(V)   JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
5.2 冷却用噴水装置 4 冷却水管内径 : 12.5±0.5追加 JISでは,流量一定の具体的な技術的差異は軽微である。
内径(12.5±0.5)mm mm 装置として,水槽のあふれ出し
の管から,(65±10) 6.4 噴水の自由高さ65±10 装置を具体的に例示。
mmの自由高さで噴 mm 特に,技術的差異は,ほとんど
水する。 ないとみなせる。
あふれ出し装置,噴 6.1 急作動式コック+流量一
水阻止装置をもつ 定装置又は噴水阻止板の
とよい。 使用。
急作動式コックの 6.5 急作動式コックの仕様
仕様 給水パイプ 給水パイプ長さ50 mm以
長さ50 mm以上 上
加熱中,急冷中試験 試験片は,加熱・急冷中
片に空気が当たら にすきま風から遮断す
ないような装置構 る。

6 試験片 6.1 試験片の寸法 5.2.2 径25 mm,長さ100 mm 変更 ISO規格では,フランジ付き又技術的差異は軽微である。
径25 mm,長さ100 フランジ付き,アンダー はアンダーカット付きのいず
mm カット付き れのタイプの試験片を使用す
フランジ付き,アン るかの規定はなく,JISの規定
ダーカット付きの の意味と解釈できることから,
選択は,材料規格に 技術的差異は,ほとんどないと
よることとし,規定 考えられる。
ない場合は,試験者
の任意で選択でき
ることとした。
G0 561 : 2011
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――――― [JIS G 0561 pdf 13] ―――――

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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
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国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
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番号
: 2
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
01
及び題名 の評価
1
6.2 試験片の調製方 5.1 他に規定ない場合,焼な 変更 JISでは,焼ならし保持時間をISOへの提案を検討する。
法 5.3 らしをする。焼ならし温 従来から60分としているが,
c) 他に規定がない 度は,材料規格に規定さ ISO規格では30分としてい
場合,焼ならし保持 れる範囲。規定ない場合 る。
時間60分の後,規 は,協定又は試験所の任 ASTMの対応する規格でも,
定寸法に仕上げ。表 意。保持時間は30分 60分間である。
2に鋼材による焼な 試験片には,脱炭層のな その他に技術的な差異はない。
らし温度を規定。 いようにする。
d) 焼ならし以外の
熱処理をした場合
は,記録する。
e) 圧減比が4以上 連続鋳造鋼片から製造さ 連続鋳造鋼片の断面積比につ 技術的差異は,軽微である。
であれば,直接削り れた製品の場合には,8:1 いては,JISではJIS G 4052の
出して試験片を作 以上の断面積比に成形さ 製品の規定を採用した。
製してよい。 れることが望ましい。
表2に化学成分によ 規格の使用者の便を考慮し規 一般事項は,ISOに提案を検討す
る焼ならし及び焼 定されている。また,JIS G る。
入温度を規定。 4801及びJIS G 4053について
は,JISとして規定している。
e) 直接削り出す場 協定がない限り,機械加 JISの方が,材質的に安定するISOへの提案を検討する。
合,30 mmの供試材 工前に焼ならし ことから,優れていると考えら
で焼ならしを施す れる。
場合と,直接25 mm
の規定寸法に削り
出す方法を規定。
7 焼入方 7.1 加熱方法 7.1 一致 JISと表現は多少異なるが,技
法 術的な相違はない。
7.2 焼入作業 7.2 一致

――――― [JIS G 0561 pdf 14] ―――――

     (I)   JISの規定                (II)      (III)国際規格の規定             (IV)   JISと国際規格との技術的差異の箇条(V)   JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
7.3 焼入剤 温度5 6.4 20±5 ℃ 変更 ISO規格の温度範囲を推奨と JISの次回改正時に整合化する。
30 ℃の水 した。次回改正時に,整合化を
(20±5)℃を推奨 予定している。
する。
8 硬さの 8.1 硬さ試験片 8.1 変更 組織変化の有無を検査する試 ISOへJISを提案することを検討
測定方法 研削熱による組織 8.2 研削熱による組織変化の 験方法に差がある。JISは, する。
変化の防止及び検 防止及び検出液による検 ASTMと同じ方法であり,検
出液による検査。 査 出効果がよい。
第1液と第2液使用 第1液だけで行う。
8.2 硬さ測定位置 8.4.1 一致 項目の順序は異なるが,技術的
8.4.2 には同じ。
8.3 硬さの測定 8.3 追加 焼入端からの距離で測定点が 技術的差異は軽微である。
硬さの測定は,焼入 決まっており,技術的には差異
端からでもその反 はない。
対からでもよい。
9 記録 焼入性図表に記録 9.1 焼入端から規定距離dの 削除 JISでは,基本は焼入性図表に表記方式については,ISO規格の
する。 位置での測定値を 本文へJISの表記方式も採用する
記録することであることから,
0.5HRC又は10HVの単位 ことの提案を検討する。
焼入性図表だけを規定。その他
で丸めて記録 については,受渡当事者間の協
9.2 硬さ推移曲線を記録する 定でそれぞれ決めるべきもの
記録紙は,横軸の倍率1 と理解。
が基本 また,試験結果の表記方法につ
9.3 縦軸10 mm/5HRC いては,ASTMもJISの方式に
特定の鋼の焼入性特性の していることから,従来JISを
表示 使用するものとし,受渡当事者
a) 硬さ推移曲線 間で決めた場合だけISO規格
b) 焼入端から1.5 mm の表記方式が使用できるもの
G0
+2点 とした。
561 : 2011
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――――― [JIS G 0561 pdf 15] ―――――

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JIS G 0561:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 642:1999(MOD)

JIS G 0561:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 0561:2011の関連規格と引用規格一覧