JIS G 3467:2013 加熱炉用鋼管

JIS G 3467:2013 規格概要

この規格 G3467は、主に石油精製工業,石油化学工業などの加熱炉においてプロセス流体加熱のために用いる炭素鋼鋼管,合金鋼鋼管,オーステナイト系ステンレス鋼鋼管及びニッケルクロム鉄合金管について規定。

JISG3467 規格全文情報

規格番号
JIS G3467 
規格名称
加熱炉用鋼管
規格名称英語訳
Steel tubes for fired heater
制定年月日
1978年12月1日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

25.180.01, 77.140.10, 77.140.75
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 II 2021, 配管 II(製品) 2021
改訂:履歴
1978-12-01 制定日, 1984-03-01 確認日, 1984-12-01 改正日, 1988-07-01 改正日, 1994-06-01 確認日, 2000-02-20 確認日, 2005-07-20 確認日, 2006-09-20 改正日, 2011-11-21 改正日, 2013-01-21 改正日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS G 3467:2013 PDF [19]
                                                                                   G 3467 : 2013

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類及び記号・・・・[1]
  •  4 製造方法・・・・[2]
  •  5 化学成分・・・・[3]
  •  6 機械的性質・・・・[5]
  •  6.1 引張強さ,降伏点又は耐力,及び伸び・・・・[5]
  •  6.2 へん平性・・・・[6]
  •  7 オーステナイト結晶粒度・・・・[6]
  •  8 水圧試験特性又は非破壊試験特性・・・・[6]
  •  9 寸法,質量及び寸法許容差・・・・[7]
  •  10 外観・・・・[11]
  •  11 試験・・・・[11]
  •  11.1 分析試験・・・・[11]
  •  11.2 機械試験・・・・[11]
  •  11.3 オーステナイト結晶粒度試験・・・・[12]
  •  11.4 水圧試験又は非破壊試験・・・・[13]
  •  12 検査及び再検査・・・・[13]
  •  12.1 検査・・・・[13]
  •  12.2 再検査・・・・[13]
  •  13 表示・・・・[13]
  •  14 報告・・・・[14]
  •  附属書A(規定)特別品質規定・・・・[15]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 3467 pdf 1] ―――――

G 3467 : 2013

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
鉄鋼連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 3467:2011は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成26年1月20日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS G 3467:2011によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 3467 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
G 3467 : 2013

加熱炉用鋼管

Steel tubes for fired heater

1 適用範囲

  この規格は,主に石油精製工業,石油化学工業などの加熱炉においてプロセス流体加熱のために用いる
炭素鋼鋼管,合金鋼鋼管,オーステナイト系ステンレス鋼鋼管及びニッケルクロム鉄合金管(以下,管と
いう。)について規定する。
この規格は,通常,外径60.5 mm(呼び径50A又は2B)267.4 mm(呼び径250A又は10B)の管に適
用される。
なお,本体に規定する項目のほかに,注文者があらかじめ製造業者との協定によって指定することがで
きる特別品質規定の項目を,附属書Aに規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0321 鋼材の製品分析方法及びその許容変動値
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 0551 鋼−結晶粒度の顕微鏡試験方法
JIS G 0567 鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法
JIS G 0571 ステンレス鋼のしゅう酸エッチング試験方法
JIS G 0572 ステンレス鋼の硫酸・硫酸第二鉄腐食試験方法
JIS G 0573 ステンレス鋼の65 %硝酸腐食試験方法
JIS G 0575 ステンレス鋼の硫酸・硫酸銅腐食試験方法
JIS G 0582 鋼管の自動超音波探傷検査方法
JIS G 0583 鋼管の自動渦電流探傷検査方法
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 種類及び記号

  管の種類は19種類とし,その分類,種類の記号及び製造方法を表す記号は,表1による。

――――― [JIS G 3467 pdf 3] ―――――

2
G 3467 : 2013
表1−分類,種類の記号及び製造方法を表す記号
分類 種類の記号 製造方法を表す記号
製管方法 仕上方法 表示
炭素鋼鋼管 STF410 継目無し : S 熱間仕上げ : H 製造方法を表す
合金鋼 モリブデン鋼鋼管 STFA12 冷間仕上げ : C 記号の表示は,箇
鋼管 クロムモリブデン STFA22 条13 b)による。
鋼鋼管 STFA23
STFA24
STFA25
STFA26
SUS304TF
オーステナイト系ステンレス
鋼鋼管 SUS304HTF
SUS309TF
SUS310TF
SUS316TF
SUS316HTF
SUS321TF
SUS321HTF
SUS347TF
SUS347HTF
ニッケルクロム鉄合金管 NCF800TF
NCF800HTF

4 製造方法

  製造方法は,次による。
a) 管は,表1に示す製管方法及び仕上方法の組合せによって製造する。
b) 炭素鋼鋼管及び合金鋼鋼管は,表2の熱処理を行う。オーステナイト系ステンレス鋼鋼管及びニッケ
ルクロム鉄合金管は,表3による熱処理を行い,酸洗又はこれに準じる処理を行う。ただし,表2又
は表3以外の熱処理を行う場合は,受渡当事者間の協定による。
c) 管端形状は,特に指定のない場合はプレンエンドとする。
表2−炭素鋼鋼管及び合金鋼鋼管の熱処理
分類 種類の記号 熱処理
炭素鋼鋼管 STF410 熱間仕上げ 製造のまま,ただし,必要に応じ,低温焼なまし又は焼ならしを
行ってもよい。
冷間仕上げ 低温焼なまし又は焼ならし
合金鋼鋼管 STFA12 低温焼なまし,等温焼なまし,完全焼なまし,焼ならし又は焼ならし後焼戻し
STFA22 低温焼なまし,等温焼なまし,完全焼なまし又は焼ならし後焼戻し
STFA23 等温焼なまし,完全焼なまし又は焼ならし後焼戻しa)
STFA24
STFA25
STFA26
注a) TFA23,STFA24,STFA25及びSTFA26の焼戻温度は650 ℃以上とする。

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G 3467 : 2013
表3−オーステナイト系ステンレス鋼鋼管及びニッケルクロム鉄合金管の熱処理
種類の記号 固溶化熱処理条件 焼なまし条件
オーステナイト系 SUS304TF 1010 ℃以上,急冷 −
ステンレス鋼鋼管 SUS304HTF 1040 ℃以上,急冷 −
SUS309TF 1030 ℃以上,急冷 −
SUS310TF 1030 ℃以上,急冷 −
SUS316TF 1010 ℃以上,急冷 −
SUS316HTF 1040 ℃以上,急冷 −
SUS321TF a) 920 ℃以上,急冷 −
SUS321HTF 冷間仕上げ 1 095 ℃以上,急冷 −
熱間仕上げ 1 050 ℃以上,急冷
SUS347TF a) 980 ℃以上,急冷 −
SUS347HTF 冷間仕上げ 1 095 ℃以上,急冷 −
熱間仕上げ 1 050 ℃以上,急冷
ニッケルクロム鉄 NCF800TF − 950 ℃以上,急冷
合金管 NCF800HTF 1 100 ℃以上,急冷 −
オーステナイト系ステンレス鋼の熱間仕上継目無鋼管は,特に注文者の指定のない限り,この表の温
度にて熱間加工した後に急冷した場合,固溶化熱処理を省略してもよい。
注a) US321TF及びSUS347TFは,安定化熱処理を指定してもよい。この場合の熱処理温度は850
930 ℃とする。

5 化学成分

  管は,11.1によって試験を行い,その溶鋼分析値は,表4による。注文者の要求によって製品分析を行
う場合は,11.1によって試験を行い,表4に対する製品分析の許容変動値は,炭素鋼鋼管は,JIS G 0321
の表3を適用し,ニッケルクロム鉄合金管は,受渡当事者間の協定による。また,合金鋼鋼管及びオース
テナイト系ステンレス鋼鋼管の製品分析値は,表4の化学成分を適用する。

――――― [JIS G 3467 pdf 5] ―――――

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JIS G 3467:2013の関連規格と引用規格一覧