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12. 検査 検査は,次による。
a) めっきは11.によって試験を行い,5.の規定に適合したものを合格とする。
b) 試験片は,同一部品のロットからJIS Z 9031によって抜き取る。
備考1. 検査項目及び試験方法の選択に関しては,受渡当事者間の協定による。
2. 試験片の数,検査順序及び検査対象箇所並びに試験片の代替使用は,受渡当事者間の協定に
よる。
13. めっきの呼び方 めっきの呼び方は,めっきの種類,素地金属及びめっきの最小厚さ又は等級の順に
表す。
例 : 鉄鋼素地上,無電解ニッケル−りんでニッケル (90%) −りん (10%),20 又は5級)のめっ
き
例 : 鉄鋼素地上,無電解ニッケル−りんでニッケル (90%) −りん (10%),5級(又は20 のめっ
き
14. 表示 送り状又は納品書に,次の事項を表示する。
a) めっきの記号
b) 加工年月日
c) 加工業者名
d) 発注書,加工仕様書などに記載されためっき品質の試験結果
15. 発注書又は加工仕様書への記載事項 発注者は,発注書又は加工仕様書に次の事項を記載しなければ
ならない。ただし,付記事項については,受渡当事者間の協定によって省略してもよい。
a) 基本事項
1) 素地材料の性質・状態
2) めっきの記号
3) めっきの有効面
――――― [JIS H 8645 pdf 6] ―――――
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参考 図面に指示するか,又は印を付けた実物見本を提出するとよい。
4) めっきの外観
参考 限度見本を提出するとよい。
5) 検査方法(用いられる密着性試験方法など)
b) 付記事項
1) 必要な熱処理
参考 めっき前の応力除去処理及び/又はめっき後の水素ぜい性除去のための要求事項
2) 圧縮応力を誘導する処理のための要求事項
参考 例えば,めっき前のピーニング処理
3) めっき前処理のための要求事項又は制約
4) めっきの最大厚さ
5) めっきの最終表面粗さ
6) 必要とするめっき品質とその試験方法
参考 例えば,硬度,化学組成,耐食性,多孔性,耐磨耗性,はんだ付け性。
7) 許容できるめっき表面の欠陥の種類,大きさ,範囲及び場所。
8) めっきされた部品に対する特別な包装の必要条件
9) 特別なめっき後処理
――――― [JIS H 8645 pdf 7] ―――――
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附属書1(規定) ピーニング条件の設定方法
1. 適用範囲 この附属書は,疲労強度を向上させる目的でショットピーニング処理を施す場合,そのピ
ーニング強度を設定する方法について規定する。
2. 試験片及び操作 試験片及び操作は,次による。
a) 硬さ400 HV30500 HV30,厚さ1.6mmの炭素鋼板から,75mm× (20+0.2) mに切り出し,1.3±
0.02mmの厚さに研削する。
b) 試験片の反りは,次の方法で測定したとき,反りの高さは38 下でなければならない。
c) 試験片は,附属書1図1に示した固定台にしっかりと固定し,製品に施す場合と同じ条件及び時間で
試験片の表面にピーニングを行う。
d) ピーニング後,固定台から試験片をはずし,深さ計でピーニングを施さない面の曲率を測定(1)し,必
要とする反りを与えるピーニング条件を求める。
注(1) 曲率の測定方法は,次による。
直径5mmの4個のボールを32mm×16mmの長方形の角に置き,その上に試験片を載せる。
試験片の中心,すなわち32mmの基準長の中心に,深さ計の針の中心がくるよう深さ計を試験
片と対称に並べ,その中心の反りの高さを25 度で測定する。
3. 必要な反りの高さ ピーニング強さについて,特に指定がなければ,反りの高さは,次に示す値以上
であることが必要である。
引張強さが1 100MPaより小さい鋼 0.3mm
引張強さが1 100MPaより大きい鋼 0.4mm
附属書1図1 ピーニング試験片の取付け具
――――― [JIS H 8645 pdf 8] ―――――
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附属書2(規定) ぜい性減少測定のための静荷重試験方法
1. 適用範囲 この附属書は,めっき後の水素ぜい性除去のための熱処理の後,ぜい性減少を測定するた
めの静荷重試験方法について規定する。
2. 試験片 試験片は,次による。
4個の試験片は,各ロットから任意に選択する。しかし,4個の試験片は,各ロットを代表するように作
製してもよい。
3. 操作
a) 穴やロッドに取り付けられるスプリングピンやロックリングのような部品は,仕様書(めっきされた
部品に最大の持続性引張応力がかかる箇所を示すもの)又は図面の公差を基準に組み立てる。
備考 部品は,特に指定のない限り,20±1℃で最短でも200時間,指定荷重を加えた後でき裂の検査
を行う。
b) 使用する際,仕様書で最小引張降伏強度を25%超過する持続性の静的引張荷重が加えられている圧力
容器,ファスナー,スプリングロッドのような部品は,仕様書の最小引張降伏強度の75%に等しい荷
重を持続して加える。
備考1. これらの要求事項に対応するために特別の取付け具や異常な荷重を必要とする部品は,仕様
書の最小引張降伏強度の50%を超える持続性のある静的引張荷重が使用中に加えられている
場合を除き,指定どおりの試験を行う必要はない。
2. これらの要求事項に対応するために特別の取付け具や異常な荷重を必要とし,使用中に仕様
書の最小引張降伏強度の2550%の持続性のある静的引張荷重を加えられる部品は,別の試
験片で代用してもよい。
c) 4個の試験片は各ロットを代表するよう作製する。それらの寸法は,附属書2図1に準拠するものと
する。試験片はゲージの長さのほぼ中央の位置に,60゜Vノッチをもつものとする。Vの根本の断面
積は,試験片の減少部分の全断面積の半分にほぼ等しいものとする。
d) ノッチのベースのVの曲率半径は0.25±0.13mmとする。試験片の軸(荷重方向)は,短い横断グレ
ーン荷重方向に垂直でなければならない。これらの試験片は,同一の化学的組成(合金)で,同一の
要求硬度に合わせた熱処理を受け,めっきの前後処理を含めた全めっき工程を終えたものでなければ
ならない。
――――― [JIS H 8645 pdf 9] ―――――
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附属書2図1 試験片
――――― [JIS H 8645 pdf 10] ―――――
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JIS H 8645:1999の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4527:1987(MOD)
JIS H 8645:1999の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.220 : 表面処理及び被覆加工 > 25.220.40 : 金属被覆
- 25 : 生産工学 > 25.220 : 表面処理及び被覆加工 > 25.220.20 : 表面処理
JIS H 8645:1999の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0651:2001
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―触針式表面粗さ測定機の特性
- JISC60068-2-20:2010
- 環境試験方法―電気・電子―第2-20部:試験―試験T―端子付部品のはんだ付け性及びはんだ耐熱性試験方法
- JISG1204:1978
- 鉄及び鋼のけい光X線分析方法通則
- JISH0400:1998
- 電気めっき及び関連処理用語
- JISH0404:1988
- 電気めっきの記号による表示方法
- JISH8501:1999
- めっきの厚さ試験方法
- JISH8502:1999
- めっきの耐食性試験方法
- JISH8503:1989
- めっきの耐磨耗性試験方法
- JISH8504:1999
- めっきの密着性試験方法
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK0119:2008
- 蛍光X線分析通則
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISZ2251:2009
- ヌープ硬さ試験―試験方法
- JISZ3282:2017
- はんだ―化学成分及び形状
- JISZ9031:2012
- 乱数生成及びランダム化の手順