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K 0071-2 : 1998
5.4.2 ガードナー色数標準液の9番18番までの調製 ビュレットを用い,表3に記載された容量の塩
化鉄 (III) 溶液と塩化コバルト (II) 溶液を全量フラスコ100mlに取り,塩酸 (1+17) を標線まで加え,振
り混ぜる。
5.5 校正 標準色ガラス及びガードナー色数標準液の校正はJIS Z 8722によって行い,透過光を測定し
たときの色度座標はそれぞれの表1及び表4に規定する数値に適合しなければならない。溶液については
10mmの吸収セルを用いる。
表4 ガードナー色数標準液の色度座標
ガードナー色数 色度座標
標準液の番号 x y
1 0.319 0 0.327 1
2 0.324 1 0.334 4
3 0.331 5 0.345 6
4 0.343 3 0.363 2
5 0.357 8 0.382 0
6 0.375 0 0.404 7
7 0.402 2 0.436 0
8 0.417 9 0.453 5
9 0.433 8 0.464 8
10 0.449 0 0.477 5
11 0.483 6 0.480 5
12 0.508 4 0.463 9
13 0.539 5 0.445 1
14 0.565 4 0.429 5
15 0.587 0 0.411 2
16 0.606 0 0.393 3
17 0.627 5 0.372 5
18 0.647 5 0.352 5
5.6 操作 操作は,次のとおり行う。
5.6.1 試料(3)をガードナー・ホルト試験管に,気泡の入らないように注意して入れる
注(3) 試料に水分,きょう雑物などが存在するため濁っているときは,乾燥ろ紙でろ過する。
5.6.2 比色計を用いる場合は,試験管を比色計の所定の場所に納め,光源を点灯し,標準色ガラスと試験
管の色を比較し,試験管の色と一致する標準色ガラスの番号を読み取る。正確に一致しない場合は,前後
の標準色ガラスの番号を読み取る。
5.6.3 ガードナー色数標準液を用いる場合は,試料とガードナー色数標準液とを接して並べ,拡散昼光の
下で側面から透かして見て色を比較する。
5.6.4 固体試料の場合は,必要量を試験管に入れ,ふたをして,試験温度に調節した溶融装置で溶融させ,
直ちに比色する。
5.7 結果の記録 結果の記録は,次による。
5.7.1 試料の色が一致した場合の標準色ガラス番号又はガードナー色数標準液の番号を記録する。
5.7.2 試料の色が二つの標準色ガラス又は二つのガードナー色数標準液の間にある場合は,試料に最も近
似したガードナー色数を決定し,その色数番号より“明るい”,“暗い”,という表現で記録する。
ガードナー色 数56の場合には,次のように表示する。
記録例 ガードナー色数 5,5より暗い,6より明るい,6
――――― [JIS K 0071-2 pdf 6] ―――――
6
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5.7.3 ガードナー色数で表示された結果(記録)と標準色ガラス又はガードナー色数標準液が用いられた
か否かを付記する。
記録例 ガードナー色数 5 標準色液体
5.7.4 試料をろ過した場合は“ろ過試料”と付記する。
記録例 ガードナー色数 5 ろ過試料
5.8 試験報告は下記の内容を含めること。
a) 試験した製品の確認に必要なすべての情報
b) 使用した規格名の明示
c) 標準色ガラス又は標準液のいずれを使用したか
d) ろ過した試料液を使った結果であるか否か
e) 5.7に示した結果
f) 指定した試験方法からの差の有無
g) 試験日
図1 溶融装置の一例
――――― [JIS K 0071-2 pdf 7] ―――――
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化学製品の色及び硫酸着色試験方法 原案作成委員会・分科会 構成表
氏名 所属 委員会 分科会
(委員長) 荒 木 峻 東京都立大学名誉教授 ◎
増 田 優 通商産業省基礎産業局 ○
大 嶋 清 治 工業技術院標準部 ○
橋 本 繁 晴 財団法人日本規格協会 ○
堀 本 能 之 工業技術院物質工学工業技術研究所 ○
政 岡 進 製品評価技術センター ○
嶋 貫 孝 社団法人日本分析化学会 ○
神 代 啓 社団法人日本化学工業協会 ○
並 木 昭 財団法人化学品検査協会 ○
平 井 敏 夫 財団法人日本色彩研究会 ○ ◎
竹 内 幸 夫 和光純薬工業株式会社大阪工場 ○ ○
大 森 道 昭 株式会社融合社浦和工場 ○ ○
檀 上 秀 夫 日本化薬株式会社化学品研究所 ○ ○
岡 田 憲 治 社団法人日本芳香族工業会 ○ ○
近 藤 暁 弘 株式会社村上色彩技術研究所 ○ ○
伊 藤 尚 美 社団法人日本分析機器工業会 ○ ○
(事務局) 三 須 武 社団法人日本化学工業協会 ○ ○
内 田 幹 雄 社団法人日本化学工業協会 ○ ○
備考 ◎委員長,分科会主査を示す。
○委員会,分科会委員を示す。
JIS K 0071-2:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/DIS 4630.2:1996(MOD)
JIS K 0071-2:1998の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 0071-2:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK0211:2013
- 分析化学用語(基礎部門)
- JISK8129:2016
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- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8517:2006
- 二クロム酸カリウム(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISR3505:1994
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- 表面色の比較に用いる常用光源蛍光ランプD65―形式及び性能
- JISZ8720:2012
- 測色用の標準イルミナント(標準の光)及び標準光源
- JISZ8722:2009
- 色の測定方法―反射及び透過物体色