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4) 標準色紙は,同質の他の試験管に入れ,試料と同一高さの見やすい位置に置く。
5) 試料の入った試験管を恒温槽に差し入れたときから,試料及び比較試験用よう化カリウムでんぷん
紙の乾湿境界部が,標準色紙と同一濃度に着色するまでのそれぞれの耐熱試験時間T'及びTを計る。
6) が10分未満又は17分以上のときは,試薬を交換し,Tが範囲内に収まるまで,繰り返し測定を
行う。
5.2.2 校正用ガスを用いた試験方法
5.2.2.1 材料
材料は,次による。
a) 比較試験用よう化カリウムでんぷん紙
b) 標準色紙
c) 校正用ガス 100 ppm以下の一酸化窒素(NO)(窒素希釈)標準ガス又はその同等品。
注記 標準ガスは,計量法トレーサビリティー制度(JCSS)で規定されている。
d) 体積分率50 %グリセリン溶液 5.2.1.1 e)に規定するもの。
5.2.2.2 装置及び器具
装置及び器具は,次による。
a) 耐熱試験用試験管 JIS K 4810の図3[耐熱試験用試験管(ガス導入管付)の寸法例]に示すもの。
b) ストップウォッチ
c) 注射筒 JIS T 3201又はJIS T 3210に規定する注射筒で,図2に示す100 mLのもの。
d) サンプリングバッグ 自動車用排ガスを集めるためのサンプリングバッグ(例えば,ポリビニルアル
コール製又はポリふっ化ビニリデン製のもの)で,図2の20に示すもの。
e) チューブ類 外径が6 mm,内径が4 mmの校正用ガスの導入に適切で,柔軟性に優れたシリコンチュ
ーブなどを使用する。ガス導入管に使用するチューブは,外径が5 mm,内径が3 mmの一定の強度を
もち,劣化しにくいポリテトラフルオロエチレン製チューブ(以下,PTFEチューブという。)を使用
する。
――――― [JIS K 4822 pdf 6] ―――――
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単位 mm
19 17
18
16 15
20
14 13
3 2
12
4
11
5
10
9
6
8
7
1
1 : 耐熱試験用試験管(内容量3840 mL) 12 : 刻線-4(ゴム栓下端)
2 : ゴム栓 13 : PTFEチューブ(長さ60)
3 : ガラス棒 14 : PTFEチューブ(長さ80)
4 : 白金線かぎ 15 : シリコンチューブ(長さ370)
5 : よう化カリウムでんぷん紙 16 : シリコンチューブ(長さ130)
6 : NOガス 17 : PTFEチューブ(長さ35)
7 : 刻線-1(試験管高さの1/3) 18 : シリコンチューブ(長さ30)
8 : 刻線-2(湯に浸す位置) 19 : サンプリングバッグコック
9 : 刻線-3(恒温槽の蓋の位置) 20 : サンプリングバッグ(1 000 mL)
10 : 試験紙下端 : 注射筒(100 mL)
11 : 試験紙上端 : ピンチコック(PTFEチューブから50)
図2−注射筒,サンプリングバッグ,チューブ類の接続例
5.2.2.3 試料の採取方法
試料の採取方法は,5.2.1.3による。
5.2.2.4 操作
操作は,次による。
a) 外観 外観は,目視によって製品原紙全数を試験する。
b) 鋭敏度 次の手順による。
1) 試験に使用するサンプリングバッグは,あらかじめ真空ポンプ等で十分に吸引し,余分なガスを除
去するとともに,ピンホール等がないことを確認する。
2) 試料準備及び試験を行う温度は,23±3 ℃とするのが望ましい。装置及び器具も同様とする。
3) 図2の注射筒に一定量(100 ppmの場合は,約3070 mL)の校正用ガスをはかりとり,続いて
空気を校正用ガスとの合計が100 mLになるまで吸入する。校正用ガスの濃度は,系内で均一とな
った後の濃度が3050 ppmの範囲に収まるように調製する。注射筒には15シリコンチューブを
――――― [JIS K 4822 pdf 7] ―――――
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吸入完了後に接続し,ガス封入後にピンチコックで止め,ガスが漏れないようにする。
4) 1耐熱試験用試験管に,それぞれ縦に二分した試料及び比較試験用よう化カリウムでんぷん紙1枚
ずつを,2ゴム栓に付けた4白金線かぎにそれらの面が横一線にそろうようにつるし,それらの上
部をマイクロピペットを用いて体積分率50 %グリセリン溶液で湿らし,試験管口を2ゴム栓で覆う。
5) 1耐熱試験用試験管に注射筒及び20サンプリングバッグを図2に示すように接続する。ピンチ
コックを外し,19コックを開けると同時に,注射筒を5往復させ,校正用ガスをかくはん(撹拌)
する。かくはん開始と同時にストップウォッチをスタートさせる。かくはん後,ピンチコックを
閉め,20サンプリングバッグ及び注射筒を取り外す。1耐熱試験用試験管を試験管立てに立てる。
6) 標準色紙は,同質の他の試験管に入れ,試料と同一高さの見やすい位置に置く。
7) 校正用ガスをかくはんしたときから,試料及び比較試験用よう化カリウムでんぷん紙の乾湿境界部
が,標準色紙と同一濃度に着色するまでのそれぞれの耐熱試験時間T' 及びTを計る。
5.3 判定方法
外観試験結果及び鋭敏度試験結果に基づき,次によって,適合,不適合の判定を行う。
a) 外観 製品原紙1枚ごとに,表1の品質を満足するものは,適合と判定する。
b) 鋭敏度 次の手順による。
1) 試料2枚の測定結果が2枚とも表1の品質を満足する場合,それに対応する製品原紙は適合と判定
する。
2) 試料2枚のうち1枚が表1の品質を満足しない場合は,試料1枚について追加試験を実施し,累計
試験枚数3枚のうち2枚が表1の品質を満足した場合を適合と判定する。
5.4 容器及び表示
容器及び表示は,次による。
a) 適合品は,遮光した気密容器に収納する。
b) 容器には,次の項目を表示する。
1) 品名
2) この規格の番号(JIS K 4822)
3) 製造年月日及び有効期間,又は製造番号及び有効期限
4) 製造業者名
5) 数量
6 標準色紙
6.1 品質
品質は,6.2によって試験し,表2に適合しなければならない。
表2−標準色紙の品質
項目 品質
外観 色は白で,きず及び汚れがない。
二長辺の中心を通って標準色線を引いたもの。
標準色線 標準色線は,幅約0.5±0.1 mmの黄褐色で比較試験用
標準色紙の色調・濃度と差がない。
――――― [JIS K 4822 pdf 8] ―――――
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6.2 試験方法
6.2.1 材料
比較試験用標準色紙。
6.2.2 器具
JIS B 7507に規定するノギス。
6.2.3 試料の採取方法
外観試験及び標準色線試験は,全数を試料とする。
6.2.4 操作
操作は,次による。
a) 外観 外観は,目視によって試料全数を試験する。
b) 標準色線 標準色線は,次による。
1) 試料の標準色線の幅をノギスで0.1 mmまで測る。
2) 白い紙を背景とし,目視で試料の標準色線の色調・濃度を比較試験用標準色紙の色調・濃度と比較
する。
6.3 判定方法
外観試験結果及び標準色線試験結果に基づき,試料1枚ごとに,表2の品質を満足するものは,適合と
判定する。
6.4 容器及び表示
容器及び表示は,次による。
a) 適合品は,遮光した気密容器に収納する。
b) 容器には,次の項目を表示する。
1) 品名
2) この規格の番号(JIS K 4822)
3) 製造年月日及び有効期間,又は製造番号及び有効期限
4) 製造業者名
5) 数量
注記 適合品は,よう化カリウムでんぷん紙の容器中に同封する場合,よう化カリウムでんぷん紙と
共通して表示してもよい。
7 精製滑石粉
7.1 品質
品質は,7.2によって試験し,表3に適合しなければならない。
表3−精製滑石粉の品質
項目 品質
外観 白い粉末で,異物の混入がない。
乾燥減量(105 ℃) 0.3 %以下
可溶性アルカリ量 CaCO3として0.1 %以下
――――― [JIS K 4822 pdf 9] ―――――
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7.2 試験方法
7.2.1 材料
材料は,次による。
a) ブロモフェノールブルー溶液 JIS K 8001の指示薬に規定するもの。
b) 0.1 mol/L塩酸 JIS K 8001の5.8 c)に規定する二酸化炭素を除いた水を加えて,0.1 mol/L塩酸にする。
7.2.2 装置及び器具
装置及び器具は,次による。
a) 平形はかり瓶
b) 乾燥器
c) 全量フラスコ500 mL
d) ろ過器
e) ろ紙 JIS P 3801の5種B
f) 滴定装置
7.2.3 試料の採取方法
外観試験(異物)の試料は,同一生産単位の製品全数とする。外観試験(異物)以外の試料は,外観試
験(異物)に適合した製品から必要量を採取する。
7.2.4 操作
操作は,次による。
a) 外観 色は,JIS K 8001のJB.2.1.1(固体試料の場合)による。異物の混入は,無色透明な容器によ
って内容物を少しずつ移動させて調べる。
b) 乾燥減量 試料5 gを平形はかり瓶にとり,JIS K 0067の4.1.4(1)(第1法 大気圧下で加熱乾燥す
る方法)による。ただし,乾燥時間は,105 ℃で5時間とする。
c) 可溶性アルカリ量 試料10 gにJIS K 8001の5.8 c)に規定する二酸化炭素を除いた水約250 mLを加
え1分間煮沸し冷却した後,全量フラスコ500 mLに入れ,二酸化炭素を除いた水を標線まで加える。
これを乾いたろ紙でろ過し,初めのろ液約25 mLを捨てた後,ろ液10 mLをとりブロモフェノールブ
ルー溶液を指示薬として,0.1 mol/L塩酸で滴定する。
注記 0.1 mol/L塩酸1 mLは,CaCO3 0.005 0 gに相当する。
7.3 判定方法
外観試験,乾燥減量試験及び可溶性アルカリ量試験の結果に基づき,次によって,適合,不適合の判定
を行う。
a) 外観 表3の品質を満足するものは,適合と判定する。
b) 乾燥減量,可溶性アルカリ量 品質項目ごとにそれぞれ2回の測定結果が2回とも表3の品質を満足
する場合,適合と判定する。
7.4 容器及び表示
容器及び表示は,次による。
a) 適合品は,遮光した気密容器に収納する。
b) 容器には,次の項目を表示する。
1) 品名
2) この規格の番号(JIS K 4822)
3) 製造年月日
――――― [JIS K 4822 pdf 10] ―――――
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