JIS K 4810:2019 火薬類性能試験方法

JIS K 4810:2019 規格概要

この規格 K4810は、火薬類の性能試験について規定。

JISK4810 規格全文情報

規格番号
JIS K4810 
規格名称
火薬類性能試験方法
規格名称英語訳
Testing methods of explosives
制定年月日
1951年7月30日
最新改正日
2019年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.100.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1951-07-30 制定日, 1954-07-30 確認日, 1957-07-20 確認日, 1960-07-20 確認日, 1963-10-01 確認日, 1966-08-01 確認日, 1968-08-01 改正日, 1971-07-01 確認日, 1974-11-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1979-03-01 改正日, 1984-08-01 確認日, 1989-06-01 確認日, 1996-08-01 改正日, 2001-03-20 改正日, 2003-03-20 改正日, 2007-11-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2019-03-20 改正
ページ
JIS K 4810:2019 PDF [32]
                                                                                   K 4810 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 試験の種類及び項目・・・・[2]
  •  5 試験方法・・・・[2]
  •  5.1 安定度・・・・[2]
  •  5.2 感度・・・・[8]
  •  5.3 発熱量・・・・[15]
  •  5.4 ガス量・・・・[20]
  •  5.5 爆速・・・・[22]
  •  5.6 爆力・・・・[25]
  •  5.7 仮比重・・・・[28]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 4810 pdf 1] ―――――

K 4810 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。
これによって,JIS K 4810:2003は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 4810 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 4810 : 2019

火薬類性能試験方法

Testing methods of explosives

1 適用範囲

  この規格は,火薬類の性能試験について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 1506 転がり軸受−ころ
JIS B 7414 ガラス製温度計
JIS B 7507 ノギス
JIS G 3452 配管用炭素鋼鋼管
JIS K 0804 検知管式ガス測定器(測長形)
JIS K 4800 火薬用語
JIS K 4806 工業雷管及び電気雷管
JIS K 4813 トリニトロトルエン
JIS K 4822 火薬類安定度試験用試薬類
JIS K 8073 安息香酸(試薬)
JIS R 1302 化学分析用磁器蒸発ざら
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS T 3201 ガラス注射筒
JIS T 3210 滅菌済み注射筒
JIS Z 2246 ショア硬さ試験−試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部 : 金属製網ふるい

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 4800によるほか,次による。
3.1
耐熱試験時間
安定度試験の一つである耐熱試験(アーベル耐熱試験)において,一定温度に加熱した試料の保持時間。

――――― [JIS K 4810 pdf 3] ―――――

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K 4810 : 2019

4 試験の種類及び項目

  試験の種類及び項目は,表1による。
表1−種類及び項目
種類 試験項目
安定度 耐熱試験,遊離酸試験,加熱試験
感度 落つい感度試験,砂上殉爆試験,摩擦感度試験,起爆感度試験C,
点火電流試験
発熱量 発熱量測定試験
ガス量 燃焼発生ガス量測定試験
爆速 イオンギャップ法,光ファイバ法,ドートリッシュ法
爆力 弾動きゅう砲試験,弾動振子試験
仮比重 仮比重法A,仮比重法B,仮比重法C

5 試験方法

5.1 安定度

5.1.1  耐熱試験
5.1.1.1 よう化カリウムでんぷん紙を用いた耐熱試験
よう化カリウムでんぷん紙を用いた耐熱試験は,次による。
a) 要旨 試験管に入れた試料を一定温度に加熱し,試料の分解によって発生する酸化性ガス(主として
一酸化窒素)をよう化カリウムでんぷん紙と呈色反応させ,これが一定の標準色に変色するまでの時
間を計って,この時間の長短によって安定度を調べる。
b) 装置及び器具 装置及び器具は,次による。
1) 耐熱試験器 耐熱試験用試験管が恒温槽内の規定の位置に確実に固定でき,恒温槽の温度が一定で,
槽内の温度を65±0.5 ℃に保持できる構造のもの。例を,図1に示す。
1 耐熱試験用試験管 4 恒温槽
2 温度計 5 加熱装置
3 恒温槽の蓋
図1−耐熱試験器(例)
2) 耐熱試験用試験管 外径約20 mm,長さ約165 mm,内容積3840 mLで,規定の位置4か所に刻

――――― [JIS K 4810 pdf 4] ―――――

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K 4810 : 2019
線があり,上部をゴム栓で密閉できる構造のもの。図2に例を示す。
単位 mm
1 : 耐熱試験用試験管(内容量3840
mL)
2 : ゴム栓
3 : ガラス棒
4 : 白金線かぎ
5 : よう化カリウムでんぷん紙
6 : 試料
7 : 刻線-1(試験管高さの1/3)
8 : 刻線-2(湯に浸す位置)
9 : 刻線-3(恒温槽の蓋の位置)
10 : 試験紙下端
11 : 試験紙上端
12 : 刻線-4(ゴム栓下端)
図2−耐熱試験用試験管(例)
3) 温度計 温度計は,規定の温度65±0.5 ℃が測定できるもの。
c) 材料 材料は,次による。
1) よう化カリウムでんぷん紙 耐熱試験に使用するよう化カリウムでんぷん紙は,製造後2年以内の
もので,かつ,JIS K 4822によるものとし,その大きさは,縦25 mm,横10 mmとする。
2) 標準色紙及び精製滑石粉 耐熱試験に使用する標準色紙及び精製滑石粉は,JIS K 4822によるもの
とし,標準色紙の大きさは,縦25 mm,横10 mmとする。
d) 試料の調製 試料の調製は,次による。
1) こう(膠)質状ダイナマイト 3.5 gをとり,米粒大に細かく切り,乳鉢に入れ,精製滑石粉7 gを
加え,乳棒で静かに軽くすり混ぜ粉末状にしたものを用いる。
2) 1)以外のダイナマイト 乾燥しているものはそのままのものを,吸湿しているものは45 ℃で約5
時間乾燥したものを,3.5 g用いる。
3) 硝酸エステルを含有する1)及び2)以外の爆薬 乾燥しているものはそのままのものを,吸湿してい
るものは,常温で真空乾燥器などによって十分に乾燥したもの,又は45 ℃で約5時間乾燥したも
のを,3.5 g用いる。
4) ニトロセルロース 乾燥しているものはそのままのものを,吸湿しているものは常温で真空乾燥器
などによって十分に乾燥したもの,又は4045 ℃で45時間乾燥したものを,試験管の高さの3
分の1に相当する量を用いる。
5) 硝酸エステルを含有する火薬 粒状のものはそのままのものを,その他のものは細片状にしたもの
を,試験管の高さの3分の1に相当する量を用いる。
e) 操作 操作は,次による。
1) よう化カリウムでんぷん紙の着色の判定を容易にするため,試験を行う試験室全体を明るくするか
又は試験管(よう化カリウムでんぷん紙の部位)を昼白色の蛍光灯で明るくすることが望ましい。
2) 試験管の裏に設置する色紙又は板の色は,白とするのが望ましい。
3) 試料準備及び試験を行う室温は,23±3 ℃とするのが望ましい。

――――― [JIS K 4810 pdf 5] ―――――

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JIS K 4810:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 4810:2019の関連規格と引用規格一覧