JIS K 5669:2008 合成樹脂エマルションパテ

JIS K 5669:2008 規格概要

この規格 K5669は、合板,繊維強化セメント板,せっこうボード,モルタル,コンクリートなどの表面を合成樹脂エマルションペイントなどで仕上げる場合の,下地ごしらえに用いる合成樹脂エマルションパテについて規定。

JISK5669 規格全文情報

規格番号
JIS K5669 
規格名称
合成樹脂エマルションパテ
規格名称英語訳
Synthetic resin emulsion putty
制定年月日
1982年3月1日
最新改正日
2018年10月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

83.140.99, 87.040, 91.180
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
塗料 2020
改訂:履歴
1982-03-01 制定日, 1987-07-01 確認日, 1992-03-01 確認日, 1995-01-01 改正日, 2002-03-20 改正日, 2003-03-20 改正日, 2008-12-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS K 5669:2008 PDF [11]
                                                                                   K 5669 : 2008

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 種類及びホルムアルデヒド放散等級区分・・・・[2]
  •  4.1 種類・・・・[2]
  •  4.2 ホルムアルデヒド放散等級区分・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 見本品・・・・[2]
  •  7 試験方法・・・・[3]
  •  7.1 サンプリング・・・・[3]
  •  7.2 試験用試料の検分及び調整・・・・[3]
  •  7.3 試験の一般条件・・・・[3]
  •  7.4 容器の中の状態・・・・[3]
  •  7.5 塗装作業性・・・・[3]
  •  7.6 硬化乾燥性・・・・[3]
  •  7.7 研磨容易性・・・・[4]
  •  7.8 上塗り適合性・・・・[4]
  •  7.9 耐水性・・・・[5]
  •  7.10 耐アルカリ性・・・・[5]
  •  7.11 加熱残分・・・・[6]
  •  7.12 付着性・・・・[6]
  •  7.13 低温安定性・・・・[6]
  •  8 検査・・・・[7]
  •  9 表示・・・・[7]
  •  附属書A(参考)試験手順・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 5669 pdf 1] ―――――

K 5669 : 2008

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本塗料
工業会(JPMA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これに
よって,JIS K 5669:2003は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 5669 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 5669 : 2008

合成樹脂エマルションパテ

Synthetic resin emulsion putty

1 適用範囲

  この規格は,合板,繊維強化セメント板,せっこうボード,モルタル,コンクリートなどの表面を合成
樹脂エマルションペイントなどで仕上げる場合の,下地ごしらえに用いる合成樹脂エマルションパテ(以
下,パテという。)について規定する。ただし,パテには,ユリア樹脂,メラミン樹脂,ユリア・メラミン
共縮合樹脂,フェノール樹脂,レゾルシノール樹脂及びホルムアルデヒド系防腐剤のいずれをも含まない
ものとする。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 5430 繊維強化セメント板
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯
JIS H 3100 銅及び銅合金の板並びに条
JIS K 2235 石油ワックス
JIS K 5500 塗料用語
JIS K 5600-1-1 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第1節 : 試験一般(条件及び方法)
JIS K 5600-1-2 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第2節 : サンプリング
JIS K 5600-1-3 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第3節 : 試験用試料の検分及び調整
JIS K 5600-1-6 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第6節 : 養生並びに試験の温度及び湿度
JIS K 5600-1-8 塗料一般試験方法−第1部 : 通則−第8節 : 見本品
JIS K 5600-4-3 塗料一般試験方法−第4部 : 塗膜の視覚特性−第3節 : 色の目視比較
JIS K 5600-5-7 塗料一般試験方法−第5部 : 塗膜の機械的性質−第7節 : 付着性(プルオフ法)
JIS K 5600-6-1 塗料一般試験方法−第6部 : 塗膜の化学的性質−第1節 : 耐液体性(一般的方法)
JIS K 5601-1-2 塗料成分試験方法−第1部 : 通則−第2節 : 加熱残分
JIS K 5663 合成樹脂エマルションペイント及びシーラー
JIS K 8575 水酸化カルシウム(試薬)
JIS R 1302 化学分析用磁器蒸発ざら
JIS R 6252 研磨紙
JIS Z 8401 数値の丸め方

――――― [JIS K 5669 pdf 3] ―――――

2
K 5669 : 2008

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 5500による。

4 種類及びホルムアルデヒド放散等級区分

4.1 種類

  種類は,用いる場所の条件及び用いるときの膜厚によって,表1による。
表1−種類
種類 内容
耐水形薄付け用 耐水性が要求される場所に用い,1回の塗付け膜厚が最大0.5 mmになるように作ったもの。
耐水形厚付け用 耐水性が要求される場所に用い,1回の塗付け膜厚が最大1.5 mmになるように作ったもの。
一般形薄付け用 耐水性が要求されない場所に用い,1回の塗付け膜厚が最大0.5 mmになるように作ったもの。
一般形厚付け用 耐水性が要求されない場所に用い,1回の塗付け膜厚が最大1.5 mmになるように作ったもの。

4.2 ホルムアルデヒド放散等級区分

  パテのホルムアルデヒド放散等級区分は,F☆☆☆☆とする。
注記1 ホルムアルデヒド放散等級区分は,建築基準法による。
注記2 F☆☆☆☆は,7.5 b) による塗装から7日後におけるJIS K 5601-4-1の3.(デシケータ法)に
よる放散量が,0.12 mg/L以下であることを示す。

5 品質

  品質は,箇条7によって試験したとき,表2に適合しなければならない。
注記 表2に示す項目の試験に必要な試験板の材質,寸法及び枚数並びに試験日数は,附属書Aに示
す。また,この試験には,試料が約1 kg必要である。
表2−品質
種類 箇条
項目
耐水形薄付け用 耐水形厚付け用 一般形薄付け用 一般形厚付け用 番号
容器の中の状態 塊がなくて一様になる。 7.4
塗装作業性 支障がない。 7.5
硬化乾燥性 5 時間以内に硬 24 時間以内に硬化 5 時間以内に硬 24 時間以内に硬化
7.6
化乾燥する。 乾燥する。 化乾燥する。 乾燥する。
研磨容易性 容易である。 7.7
上塗り適合性 支障がない。 −a) 支障がない。 −a) 7.8
耐水性 異常がない。 −a) 7.9
耐アルカリ性 異常がない。 −a) 7.10
加熱残分 % 60 以上 7.11
付着性 N/cm2 49 以上 −a) 25 以上 −a) 7.12
低温安定性 変質しない。 7.13
注a) ダッシュ(−)は,試験を適用しないことを示す。

6 見本品

  見本品は,JIS K 5600-1-8の4.1.2 a)(見本品の区分)によって,表3とする。

――――― [JIS K 5669 pdf 4] ―――――

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K 5669 : 2008
表3−見本品
見本品の区分
試験項目 観察項目
形態 設定方式 品質水準
研ぐ操作,目詰まり,
研磨容易性 からみ,研いだ面の平 塗料見本 社内見本品 限度見本品
滑性

7 試験方法

7.1 サンプリング

  サンプリングは,JIS K 5600-1-2による。

7.2 試験用試料の検分及び調整

  試験用試料の検分及び調整は,JIS K 5600-1-3による。

7.3 試験の一般条件

  試験の一般条件は,次による。
a) 養生及び試験を行う場所は,JIS K 5600-1-6の4.1(標準条件)に規定する標準条件[温度23±2 ℃,
相対湿度(50±5)%]で,直射日光を受けず,養生及び試験に影響を与えるガス,蒸気,ほこりなど
がなく,通風が少ない室内とする。
b) 観察のときの光源は,JIS K 5600-4-3の5.2(自然昼光照明)の拡散昼光による。また,JIS K 5600-4-3
の5.3(色観察ブースの人工照明)に規定する色観察ブースを用いてもよい。
c) 試験板は,表面調整を行ったJIS A 5430に規定するフレキシブル板とする。試験板の表面調整は,周
辺をやすりで削って平らにし,次に角を丸め,全面を流水で洗ってから互いに重なり合わないように
立て掛けて,JIS K 5600-1-1の3.1.1(一般状態)の一般状態で7日間以上乾燥する。乾燥した試験板
は,乾いたガーゼで表面をふく。

7.4 容器の中の状態

  容器の中の状態の試験は,JIS K 5600-1-1の4.1.2 b)(ペースト状塗料の場合)による。

7.5 塗装作業性

  塗装作業性の試験は,次による。
a) 塗装器具及び試験板
1) 塗装器具 塗装器具は,刃先の幅が約120 mmの鋼製へらとする。
2) 試験板 試験板は,大きさ500 mm×200 mm×6 mmのフレキシブル板を用いる。
b) 操作 試験板の平滑な片面を上向きにして水平に置き,塗付け厚さが,薄付け用は約0.5 mm,厚付け
用は約1.5 mmになるようにへら付けを行い,塗装作業に支障がないかを調べる。同じ操作によって
研磨容易性(7.7)の試験に用いる見本品を同時に作製しておく。見本品は,箇条6による。
c) 判定 へら付けの作業が容易で,平らな塗膜が得られたとき,“支障がない。”とする。

7.6 硬化乾燥性

  硬化乾燥性の試験は,JIS K 5600-1-1の4.3(乾燥時間)による。
a) 試験片 試験片は,7.5の試験に適合したものを用いる。
b) 操作 JIS K 5600-1-1の4.3.4 a)(常温乾燥)によって,試料を薄付け用では,へら付けをしてから5
時間,厚付け用では,へら付けをしてから24時間7.3 a) に示す場所で乾燥した後,乾燥の程度を調
べる。
c) 判定 JIS K 5600-1-1の4.3.5 c)(硬化乾燥)によって,塗面に指紋によるへこみが付かず,塗膜の動

――――― [JIS K 5669 pdf 5] ―――――

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JIS K 5669:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 5669:2008の関連規格と引用規格一覧