JIS K 6267:2006 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―汚染性の求め方 | ページ 4

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温度,照射方法など)
d) 試験結果
1) 目視による方法 (グレースケールの号数及び色変化の種類)
2) 測色計による方法
2.1) 法 (色差及び色差の成分)
2.2) 法 (測定波長,反射率の最大値,汚染の度合いなど)
e) 試験年月日
f) その他必要事項

8. 溶出汚染試験(浸せき法)

8.1 目的

 この試験は,加硫ゴム片を浸せきさせた液体に溶出された成分が,被汚染材に及ぼす汚染を
調べるために行う。

8.2 試験装置

 試験装置は,試験片を浸せきさせるビーカ,二次暴露を行うための耐候性試験装置,耐
候性試験装置の照射時間の目安となるブルースケール及び汚染を測定する測色計又は変退色用グレースケ
ールからなる。
8.2.1 ビーカ 試験液体50 mLが入るビーカとする。
8.2.2 耐候性試験装置 耐候性試験装置は,5.2.3による。
8.2.3 ブルースケール ブルースケールは,5.2.4による。
8.2.4 測色計 測色計は,5.2.5による。
8.2.5 変退色用グレースケール 変退色用グレースケールは,5.2.6による。

8.3 試験片

8.3.1  試験片の形状及び寸法 形状及び寸法の規定はないが,厚さ2.0±0.2 mmの加硫ゴム板で,1組3
片の総質量が,5.0±0.2 gとする。
8.3.2 試験片の採取・作製 試験片の採取・作製は,5.3.2による。
8.3.3 試験片の数 試験片の数は,二組とする。
8.3.4 試験片の厚さ測定 試験片の厚さ測定は,5.3.4による。

8.4 被汚染材

8.4.1  被汚染材の形状及び寸法 被汚染材の形状及び寸法は,長さ150200 mm,幅70100 mmの長方
形を標準とするが,ビーカの寸法に合わせて変更してもよい。
8.4.2 被汚染材の採取・作製 被汚染材の採取・作製方法は,5.4.2による。
8.4.3 被汚染材の数 被汚染材の数は,2枚とする。

8.5 比較試料

 比較試料は,5.5による。

8.6 試験液体

 試験液体,7.6による。

8.7 試験方法

8.7.1  試験条件 試験条件は,7.7.1による。ただし,浸せき時間は 240 0.5時間で,流下条件d)は除く。
8.7.2 操作方法 操作方法は,次による。
a) 汚染の発生 次の操作によって,被汚染材に汚染を発生させる。
1) 試験液体50±1 mLが入ったビーカに,試験片を室温で 240 0.5 時間浸せきする。
0
2) 規定時間後,試験片を取り出し,代わりに被汚染材を室温で 24 0.5 時間浸せきする。
3) 規定時間後,被汚染材を取り出し,蒸留水又は2 %非アルカリ性石けん水で洗い,汚染の状態を調

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べる。
b) 二次暴露 二次暴露は,5.6.2のb)による。

8.8 汚染度合の測定

 汚染度合の測定は,5.7による。

8.9 試験結果のまとめ方

 試験結果のまとめ方は,5.8による。

8.10 記録

 試験成績表には,次の事項を記録する。
a) 適用規格番号
b) 試料の詳細
1) 試験片の明細 (採取・作製方法)
2) 被汚染材の明細 (材質,採取・作製方法,形状,寸法など)
3) 比較試料の明細 (種類,作製方法など)
c) 試験の詳細
1) 汚染試験の種類
2) 試験装置の種類及び形式
3) 汚染条件 (試験液体の種類,試験片浸せき時間,被汚染材浸せき時間など)
4) 二次暴露の有無
5) 二次暴露条件(放射照度又は分光放射照度,照射時間又は使用したブルースケールの等級,表面温
度,照射方法など)
d) 試験結果
1) 目視による方法 (グレースケールの号数及び色変化の種類)
2) 測色計による方法
2.1) 法 (色差及び色差の成分)
2.2) 法 (測定波長,反射率の最大値,汚染の度合いなど)
e) 試験年月日
f) その他必要事項

9. 浸透汚染試験(積層法)

9.1 目的

 この試験は,加硫ゴムの成分が加硫ゴムを覆っている被汚染材の層(加硫ゴム)を浸透して,
被汚染材の表面に現れる汚染を調べるために行う。

9.2 試験装置

 試験装置は,5.2による。

9.3 試験片

9.3.1  試験片の概要 未加硫状態で試験片と被汚染材を重ね合わせた後,加硫を行い,切り取ったものを
試験片とする。
9.3.2 試験片の形状及び寸法 試験片の形状及び寸法は,長さ25 mm以上,幅12 mm以上及び厚さ2.0
±0.2 mmの長方形とする。
9.3.3 試験片の作製 試験片の作製は,次による。
a) 試験片作製に使用する練りロール機及び加硫装置は,JIS K 6299に規定するものを使用する。練りロ
ール機を使用する場合は,使用前に十分に清掃しておく。
b) 未加硫の試験片を厚さ2.0±0.2 mmに分出し,両面をポリエチレンシートなどの不活性な材料で覆っ
て保管する。
c) 未加硫の被汚染材を厚さ0.50±0.05 mmに分出し,厚さの均一性を損なわないように,少なくとも片

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面をアルミはくで覆って補強する。
d) 加硫金型の寸法に合わせて両者を切り取り,それぞれ保護層を取り除き,露出面を互いにしっかりと
圧着する。この場合,ローラを用いて圧着を行ってもよいが,被汚染材は,アルミはくで覆われてい
るようにする。
e) 被汚染材が,金型の底面側となるように,アルミはくで覆ったまま金型に仕込み,加硫を行う。
f) 加硫条件は,加硫ゴムの加硫状態が製品の加硫状態と同じになるようにする。
9.3.4 試験片の数 試験片の数は,2個とする。

9.4 被汚染材

 被汚染材は,白色又は淡色の非退色性ゴムを用いる。配合内容の例を,表4に示す。
表 4 被汚染材用配合の例
ゴム及び配合剤 質量部
天然ゴム 100.0
酸化亜鉛(6) 70.0
二酸化チタン(7) 25.0
ゴム用ステアリン酸 1.5
加硫促進剤 ZnMBT(9) 0.7
加硫促進剤 DOTG(8)(10) 0.3
硫黄(8) 2.5
200.0
注(6) IS K 1410に規定する品質のもの。
(7) IS K 5116に規定する品質のもの。
(8) IS K 6222-2に規定する品質のもの。
(9) inc salt of 2-mercaptobenzothiazole
(10) i-o-tolylguanidine
備考 受渡当事者間の協定によって,他の配
合を用いてもよい。

9.5 比較試料

 比較試料は,試験片ゴムの代わりに厚さ約2 mmのアルミ板などの不活性な材料を用い,
9.3.3の手順に従って,被汚染材のシートを加硫して作製する。この一部を切り取り,試験片と同時に暴露
を行う。これを比較試料とする。
備考 受渡当事者間の協定によって,他の比較試料を用いてもよい。

9.6 試験方法

9.6.1  試験条件 試験条件は,次による。
a) 試験室の標準温度は,JIS K 6250の5.1による。
b) 試料及び試験片の保管は,JIS K 6250の8.2による。
c) 試験片の状態調節は,JIS K 6250の8.3による。
d) 汚染を発生させるための汚染条件は,5.6.1のd)による。
e) 耐候性試験装置の二次暴露条件は,5.6.2のb)による。
9.6.2 操作方法 操作方法は,次による。
a) 汚染の発生 次の操作によって,被汚染材に汚染を発生させる。
1) 被汚染材面をアルミはくで覆ったまま,試験片を恒温槽に入れる。このとき試験結果に影響を及ぼ
す揮発性物質,汚染性物質又はこれらを含む物質を同時に恒温槽に入れてはならない。
2) 規定時間経過後,試験片を恒温槽から取り出し放冷後,被汚染材面を覆っているアルミはくを取り

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除いた後,被汚染材側の汚染の状態を調べる。
b) 二次暴露 次の操作によって,二次暴露を行う。
1) 汚染に影響を及ぼさない材質でできた長さ150 mm,幅70 mmの板に,試験片の被汚染材側を表に
向けた状態で,図4に示すように固定する。
2) 試験片を固定した板を試験片ホルダに取り付けた後,条件の設定された耐候性試験装置に取り付け,
二次暴露を行う。このとき,試験結果に影響を及ぼす揮発性物質,汚染性物質又はこれらを含む物
質を同時に耐候性試験装置に入れてはならない。規定時間経過後,耐候性試験装置から取り出す。
試験片を取り外した後,試験片を蒸留水又は2 %非アルカリ性石けん水で洗い,被汚染材側の汚染
の状態を調べる。
単位 mm
図 4 試験片取付方法の例

9.7 汚染度合いの測定

 汚染度合いの測定は,5.7による。

9.8 試験結果のまとめ方

 試験結果のまとめ方は,5.8による。

9.9 記録

 試験成績表には,次の事項を記録する。
a) 適用規格番号
b) 試料の詳細
1) 試験片の明細 (採取・作製方法,形状,寸法,加硫条件など)
2) 被汚染材の明細 (配合及び材質,採取・作製方法,形状,寸法,加硫条件など)
3) 比較試料の明細 (種類,作製方法など)
c) 試験の詳細
1) 汚染試験の種類
2) 試験装置の種類及び形式
3) 汚染条件(加熱条件,暴露条件など)
4) 二次暴露の有無
5) 二次暴露条件(放射照度又は分光放射照度,照射時間又は使用したブルースケールの等級,表面温度,

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照射方法など)
d) 試験結果
1) 目視による方法 (グレースケールの号数及び色変化の種類)
2) 測色計による方法
2.1) 法 (色差及び色差の成分)
2.2) 法 (測定波長,反射率の最大差,汚染の度合いなど)
e) 試験年月日
f) その他必要事項

10. 浸透汚染試験(塗膜法)

10.1 目的

 この試験は,加硫ゴムの成分が加硫ゴムを覆っている被汚染材(ラッカーエナメル又はペー
スト)の層を浸透して,被汚染材の表面に現れる汚染を調べるために行う。

10.2 試験装置

 試験装置は,5.2による。

10.3 試験片

10.3.1 試験片の概要 試験片は,加硫ゴムの表面を被汚染材である白色ラッカーエナメル又は白色ペース
トで覆ったものとする。
10.3.2 試験片の形状及び寸法 試験片の形状及び寸法は,長さ25 mm以上,幅12 mm以上及び厚さ2.0
±0.2 mmの長方形とする。
備考 受渡当事者間の協定によって,他の形状及び寸法の試験片を用いてもよい。
10.3.3 試験片の作製 試験片の一端を,被汚染材である白色ラッカーエナメル又は白色ペーストの中に約
25 mmの深さまで浸せきを行う。適切なラックにつり下げ,約5分間乾燥した後,再度被汚染材に浸せき
し,表面の粘着がなくなるまで乾燥する。被汚染材の厚さは,1 mmを目安とする。
10.3.4 試験片の数 試験片の数は,2個とする。

10.4 被汚染材

 被汚染材は,白色ラッカーエナメル又は白色ペーストとする。
備考 使用する白色ラッカーエナメル又は白色ペーストの銘柄・等級については,受渡当事者間の協
定によって取り決める。また,他の被汚染材を用いてもよい。

10.5 比較試料

 比較試料は,長さ25 mm以上,幅12 mm以上及び厚さ約0.5 mmのアルミニウム板を試
験片の代わりに用い,10.3.3に従って作製する。これを,試験片と同時に暴露を行う。
備考 受渡当事者間の協定によって,他の比較試料を用いてもよい。

10.6 試験方法

10.6.1 試験条件 試験条件は,9.6.1による。
10.6.2 操作方法 操作方法は,次による。
a) 汚染の発生 次の操作によって,被汚染材に汚染を発生させる。
1) 試験片を適切なラックにつり下げたまま恒温槽に入れる。このとき試験結果に影響を及ぼす揮発性
物質,汚染性物質又はこれらを含む物質を同時に恒温槽に入れてはならない。
2) 規定時間経過後,試験片を恒温槽から取り出し放冷後,被汚染材側の汚染の状態を調べる。
b) 二次暴露 次の操作によって,二次暴露を行う。
1) 汚染に影響を及ぼさない材質でできた長さ150 mm,幅70 mmの板に,試験片を図4に示すように
固定する。
2) 試験片を固定した板を試験片ホルダに取り付けた後,条件の設定された耐候性試験装置に取り付け,

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JIS K 6267:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3865:1997(MOD)

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