JIS K 6348:2017 ガス用ゴム管 | ページ 3

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K 6348 : 2017
図6−引抜き試験装置の例

7.16 耐圧試験

  ゴム管の耐圧試験は,JIS K 6330-2の7.1(耐圧試験)に規定する方法によって行う。この場合,試験圧
力は200 kPa,保持時間は30秒間とする。

7.17 ゴム管の引張試験

  ゴム管の引張試験は,長さ約500 mmのゴム管を試験片として用い,一端を固定し,他端に質量50 kg
のおもりを5分間加えた後,おもりを取り除き,室温で30分間保持する。次に,7.12の気密試験を行い,
ゴム管の機能及び構造の欠陥の有無を調べる。

7.18 低温ねじり試験

  ゴム管の低温ねじり試験は,ゴム管から幅3.0 mm±0.2 mm,長さ38.0 mm±2.5 mmの寸法に打ち抜いた
ものを試験片として用い,JIS K 6261-3に規定する方法によって,各温度におけるねじり角度を測定し,
比モジュラスが5を示す温度t5を求め,2個の試験片の平均値で表す。

7.19 低温曲げ試験

  ゴム管の低温曲げ試験は,長さ約800 mmのゴム管を試験片として用い,温度−2540     ℃の恒温槽中に1
時間静置した後,取り出し,直ちに呼び9.5については半径150 mmの円筒に沿って,呼び13については
半径200 mmの円筒に沿って少なくとも,接触角45°以上に曲げ,ひび割れ,その他の異常の有無を調べ
る。さらに,7.12の気密試験を行い,漏れの有無を調べる。

8 表示

  ゴム管には,次の事項を少なくとも長さ300 mmごとに表示しなければならない。
a) ガス用である旨の表示
b) 製造年又はその略号
c) 製造業者名又はその略号

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附属書A
(参考)
耐ガス透過試験の試験装置及び試験方法
A.1 試験装置
恒温水槽は,35.0 ℃±0.2 ℃に調節し,ガスボンベ(プロパン)4及び配管ともに恒温水槽中に置くこ
とが望ましい。この場合,ガスボンベ及び配管部は,35.0 ℃±0.5 ℃に調節された恒温室中に置いてもよ
い。試験装置の例を,図A.1に示す。
図A.1−耐ガス透過試験装置の例
A.2 試験方法
試験方法は,次による。
a) 長さ約900 mmのゴム管を試験片として用い,端を栓で止め,他端を平底フラスコ1内のゴム栓に通
したガラス管に取り付ける。200 kPaの空気圧力で連結部及び栓部のガス漏れの有無を水中で調べた後,
試験片表面その他の部分の水分を十分に拭き取り,平底フラスコ1内に入れ,図A.1に示すように組
み立てる。このとき,試験片が折れないようにする。
b) アスピレータ2を質量分率20 %の食塩水で満たし,水柱圧力計3には,あらかじめガスを飽和させた
蒸留水を入れておく。恒温水槽を35.0 ℃±0.2 ℃に調節した後,少なくとも2時間経過してから試験
片内部の空気を真空ポンプで抜き取り,次に,ガスボンベ(プロパン)4からプロパンガスを供給し,
試験片内部の圧力を水銀圧力計5で60 kPa±1 kPaに保つ。バルブ6を閉じた状態では,ガスの透過に
伴い水柱圧力計3の水準が変化するので,バルブ7を開き,アスピレータ2内の食塩水をメスシリン
ダ8に流出させることによって,水柱圧力計3の水準を等しくなるようにする。
c) メスシリンダ8で計測される食塩水の体積は,試験片内から透過したガス体積の尺度となる。試験開
始後22時間まではバルブ6を開放しておき,その後はバルブ6を閉じ,24時間から30時間までの6
時間のガス透過量を測定し,1時間当たりの透過量(mL)で表す。

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