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JIS K 9798:2006 規格概要
この規格 K9798は、屋内の無圧の排水配管に用いるリサイクル硬質ポリ塩化ビニル発泡三層管について規定。
JISK9798 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K9798
- 規格名称
- リサイクル硬質ポリ塩化ビニル発泡三層管
- 規格名称英語訳
- Unplasticized poly (vinyl chloride) (PVC-U) three layer pipes with recycled foamed core
- 制定年月日
- 2006年3月25日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 83.080.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 配管 II(製品) 2021
- 改訂:履歴
- 2006-03-25 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS K 9798:2006 PDF [9]
K9798:2006
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,塩化ビニル管・継手協会(JPPFA)/日本プラ
スチック工業連盟(JPIF)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定す
べきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
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――――― [JIS K 9798 pdf 1] ―――――
K9798:2006
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 材料・・・・[2]
- 4.1 外層及び内層・・・・[2]
- 4.2 中間層・・・・[2]
- 5. 管・・・・[2]
- 5.1 種類及び記号・・・・[2]
- 5.2 外観,形状及び構造・・・・[2]
- 5.3 寸法及び許容差・・・・[3]
- 5.4 性能・・・・[3]
- 6. 試験方法・・・・[3]
- 6.1 性能試験・・・・[3]
- 6.2 発泡倍率試験・・・・[4]
- 6.3 外観及び形状・・・・[4]
- 6.4 寸法・・・・[4]
- 6.5 試験結果の数値の表し方・・・・[4]
- 7. 検査・・・・[5]
- 8. 表示・・・・[5]
- 8.1 管の色・・・・[5]
- 8.2 管の表示・・・・[5]
- 9. 取扱い上の注意事項・・・・[5]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 9798 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 9798 : 2006
リサイクル硬質ポリ塩化ビニル発泡三層管
Unplasticized poly(vinyl chloride)(PVC-U) hree layer pipes with recycled foamed core
1. 適用範囲
この規格は,屋内の無圧の排水配管に用いるリサイクル硬質ポリ塩化ビニル発泡三層管(以
下,管という。)について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメ−タ
JIS B 7507 ノギス
JIS K 6739 排水用硬質塩化ビニル管継手
JIS K 6815-1 熱可塑性プラスチック管−引張特性の求め方−第1部 : 一般試験方法
JIS K 6815-2 熱可塑性プラスチック管−引張特性の求め方−第2部 : 硬質塩化ビニル(PVC-U)管,耐
熱性硬質塩化ビニル(PVC-C)管及び耐衝撃性硬質塩化ビニル(PVC-HI)管
JIS K 6900 プラスチック−用語
JIS K 7112 プラスチック−非発泡プラスチックの密度及び比重の測定方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
ISO 2507-1 Thermoplastics pipes and fittings−Vicat softening temperature−Part 1 : General test method
ISO 2507-2 Thermoplastics pipes and fittings−Vicat softening temperature−Part 2 : Test conditions for
unplasticized poly (vinyl chloride) (PVC-U) r chlorinated poly (vinyl chloride) (PVC-C) ipes and fittings
and for high impact resistance poly (vinyl chloride) (PVC-HI) ipes
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 6900によるほか,次による。
a) 材料の定義
1) ポリ塩化ビニル 塩化ビニルの単量体の重合によって製造される樹脂。
2) 未使用ポリ塩化ビニル 使用されていないか又はその最初の樹脂製造に必要な工程以外の加工工程
を受けていないペレット,粉末などの形状のポリ塩化ビニル。
3) 再生ポリ塩化ビニル 管の製造業者の工場において,未使用ポリ塩化ビニルを使用して,あらかじ
め成形,押出しなどによって加工された後に,その同じ工場内で再加工されている裁ち落とし又は
不合格となった成形品のリサイクルに良好な部分から調製したポリ塩化ビニル。
備考 この再生ポリ塩化ビニルは,未使用ポリ塩化ビニルに対して特定された要求事項を満たし,未
使用ポリ塩化ビニルだけによって製造した製品と本質的に同等の品質の製品を生じる良好なも
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のに限る。
4) 再利用ポリ塩化ビニル 清浄にして,かつ,粉砕した廃棄物品から調製したポリ塩化ビニル。
b) 管の定義
1) 三層管 外層,中間層及び内層の三層によって形成される管。
c) 検査の定義
1) 形式検査 管の品質が,設計過程で示す,すべての性能に適合しているかどうかを判定する検査。
2) 受渡検査 管の受渡しのとき,必要と認められる性能に適合しているかどうかを判定する検査。
d) その他の定義
1) 常温 JIS Z 8703に規定する標準状態の温度を20 ℃とし,その許容差をJIS Z 8703の3.1(標準状
態の温度の許容差)の温度15級(±15 ℃)とした温度状態で,20 ℃±15 ℃。
2) 呼び径 管の口径を特定する呼称。
4. 材料
4.1 外層及び内層
a) 管の外層及び内層の材料は,未使用ポリ塩化ビニルを主体とし,管の性能に悪影響を及ぼさない良質
な安定剤,顔料などを加える。ただし,再生ポリ塩化ビニルを用いることもできる。
なお,可塑剤は添加しない。また,可塑剤を含む再生ポリ塩化ビニルを用いてはならない。
b) 管の外層及び内層の材料の性能は,表1に示す性能項目の規定に適合しなければならない。
なお,表1の性能の試験は,同表の適用箇条による。
表 1 外層及び内層の材料の性能
性能項目 性能 適用箇条
引張降伏強さ MPa 23 ℃における引張降伏強さが45以上 6.1.1
ビカット軟化温度 ℃ 76以上 6.1.2
4.2 中間層
a) 管の中間層の材料は,硬質塩化ビニル管・継手類から作られた再利用ポリ塩化ビニルを主体とする。
なお,可塑剤は添加しない。また,可塑剤を含む再利用ポリ塩化ビニルを用いてはならない。
5. 管
5.1 種類及び記号
管の種類及び記号は,表2による。
表 2 管の種類及び記号
種類 記号
発泡三層管 RF-VP
5.2 外観,形状及び構造
5.2.1 外観 管の外観は,内外面が滑らかで,使用上支障となるきず,割れなどの欠点があってはならな
い。
5.2.2 形状 管の形状は,実用的に真っすぐで,かつ,正円とみなすことができ,その両端面は管軸に対
して直角でなければならない。
5.2.3 構造 管の断面構造は,付図1のとおりとし,中間層は発泡層とする。
管の中間層の発泡倍率は,2.0±0.3とする。
なお,発泡倍率は,6.2によって算出する。
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5.3 寸法及び許容差
管の外径,厚さ,及びその許容差は,付表1による。
5.4 性能
管の性能は,6.1.3,6.1.4及び6.1.5によって試験したとき,表3に示す性能項目の規定に適合
しなければならない。
表 3 管の性能
性能項目 性能 適用箇条
耐圧性(1) 破損があってはならない。 6.1.3
偏平性 割れ及びひびがあってはならない。 6.1.4
管体曲げ強さ 呼び径 変位量 mm 力N 6.1.5
40 15 13以上
50 15 20以上
65 15 34以上
75 15 45以上
100 10 790以上
125 10 1 230以上
150 10 1 680以上
注(1) 試験温度は,常温とする。
6. 試験方法
6.1 性能試験
6.1.1 引張試験 管の外層及び内層の材料の引張降伏強さの試験は,JIS K 6815-1及びJIS K 6815-2によ
る。ただし,試験は,同一材料で成形した管(1)又は同一材料で成形した板(2)から試験片を作製して行う。
なお,同一材料で成形した管(1)から試験片を作製して行う場合は,JIS K 6815-1の5.(試験片)及び6.
(状態調節)については,次の6.1.1.1(試験片)及び6.1.1.2(状態調節)によっても良い。
注(1) 同一材料で成形した管とは,管の外層及び内層の材料と同一材料で成形した単層の管をいう。
注(2) 同一材料で成形した板とは,管の外層及び内層の材料と同一材料で成形した単層の板をいう。
6.1.1.1 試験片
1) 同一材料で成形した管(1)からの短冊の採取は,JIS K 6815-1の5.2.1(管からの短冊採取)によって
行い,試験片の数は2個以上とする。ただし,同一材料で成形した管(1)の色は灰色でも良い。
2) 試験片は図4に示す寸法に機械加工により作製する。
単位 mm
呼び径 L l B b R
40150 100 35 15 10±0.5 25
図4 機械加工による試験片の形状及び寸法
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JIS K 9798:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.080 : プラスチック > 83.080.20 : 熱可塑性材料
JIS K 9798:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JISK6739:2016
- 排水用硬質ポリ塩化ビニル管継手
- JISK6815-1:2002
- 熱可塑性プラスチック管―引張特性の求め方―第1部:一般試験方法
- JISK6815-2:2002
- 熱可塑性プラスチック管―引張特性の求め方―第2部:硬質塩化ビニル(PVC-U)管,耐熱性硬質塩化ビニル(PVC-C)管及び耐衝撃性硬質塩化ビニル(PVC-HI)管
- JISK6900:1994
- プラスチック―用語
- JISK7112:1999
- プラスチック―非発泡プラスチックの密度及び比重の測定方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態