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べる。規定温度以外の場合は,試験条件を試験報告書に記載する。
8.10 染色堅ろう度
染色堅ろう度は,次による。ただし,試験の種類及び条件を試験報告書に記載する。
a) 洗濯堅ろう度 JIS L 0844による。
b) 汗堅ろう度 JIS L 0848による。
c) 摩擦堅ろう度 JIS L 0849による。
d) 耐光堅ろう度 JIS L 0841,JIS L 0842及びJIS L 0843による。
e) ドライクリーニング堅ろう度 JIS L 0860による。
注記 汚染の判定は,添付白布に付着したパイルを除去した後に行う。
8.11 寸法変化率
寸法変化率は,次のA法(石けん液浸漬法)及びB法(低温ワッシャ法)の2種類とする。
a) 法(石けん液浸漬法)
1) 試験片の作製 箇条5の試料から,約300 mm×300 mmの試験片を2枚採取し,四辺を約25 mm折
り曲げ,折り目から10 mmの所を縫い合わせる。図6のように中央に200 mm×200 mmの正方形を
描いて測定面とする。次に,測定面の各四辺の長さ及び対応する二辺の中点を結び,その長さを
mm単位まで測定して測定基準長とする。
注記1 各交点に相当する場所に,規定の間隔で点を打つことによって,測定基準長とすること
ができる。
2) 操作 試験片をそれぞれJIS K 3302に規定する無添剤固形洗濯石けんの0.5 %を含む50 ℃±2 ℃
の水溶液(浴比1 : 50)の中に20分間浸せきする。次に,50 ℃±2 ℃の温水で20分間水洗した後,
遠心脱水機にかけるか又は軽く押さえて水を切り,紙又は布の間に挟み,押さえて脱水し水平に置
いた金網,すだれ又はこれに類するものの上で自然乾燥する。
単位 mm 単位 mm
図6−A法(石けん液浸漬法) 図7−B法(低温ワッシャ法)
――――― [JIS L 1084 pdf 11] ―――――
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b) 法(低温ワッシャ法)
1) 試験片の作製 箇条5の試料から,約500 mm×500 mmの試験片を2枚採取し,四辺を約25 mm折
り曲げ,折り目から10 mmのところを縫い合わせる。図7のように400 mm×400 mmの正方形を描
いて測定面とする。次に,測定面の各四辺の長さ及び対応する二辺の中点を結び,その長さをmm
単位まで測定して測定基準長とする。
注記2 各交点に相当する場所に,規定の間隔で点を打つことによって,測定基準長とすること
ができる。
2) 操作 洗濯機7) に約40 ℃の温水を試験片が覆われるのに十分な量を入れ,試験片と負荷布8) とを
含めて1.4 kgになるように投入し,同時にJIS K 3303に規定する無添剤の粉末洗濯石けんを約0.1 %
溶液になるように加えて運転を開始する。15分間処理した後,運転を止め,新しい約40 ℃の温水
と替えて引き続き5分間処理する。再び,新しい約40 ℃の温水で10分間すすぐ。水を排除した後
試験片を取り出し,遠心脱水機にかけて水分を除去し,水平に置いた金網,すだれなどの上で自然
乾燥させる。
c) 測定 試験片を平らな台の上に置き,不自然なしわ及び張力を除いて,たて方向及びよこ方向,それ
ぞれ3線の長さを測定し,それぞれ3線の平均値を求め,次の式によって寸法変化率を算出し,たて
方向及びよこ方向,それぞれ2枚の平均値を小数点以下1けたに丸める。
L −L
ΔL 100
L
ここに, ΔL : 寸法変化率 (%)
L : 処理前の長さ (mm)
L : 処理後の長さ (mm)
8.12 通気性
箇条5の試料から,約200 mm×200 mmの試験片を5枚採取し,図8のようなフラジール形試験機を用
い円筒の一端に試験片を取り付けた後,加減抵抗器によって傾斜形気圧計が水柱125 Paの圧力を示すよう
に吸込みファン及び空気孔の種類を調整し,そのときの垂直形気圧計の示す圧力を測る。測定した圧力と
使用した空気孔の種類とから,試験機に附属の換算表によって試験片を通過する空気量 (cm3/cm2・s) を求
める。測定は5回とし,その平均値を小数点以下1けたに丸める。
図8−フラジール形試験機の一例
――――― [JIS L 1084 pdf 12] ―――――
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9 試験報告書
試験報告書は,次の事項を記載する。
a) 試験年月日
b) 規格番号
c) 試験の種類
d) 試験条件
注記 標準状態以外の試験条件,規定されている条件以外等で試験したときにその条件を記述する。
e) 試験結果
参考文献 摩擦強さ JIS L 1096の8.17.1[A法(ユニバーサル形法)]又は8.17.3[C法(テーパ形法)]
引張強さ及び伸び率 JIS L 1096の8.12.1 a)[A法(ストリップ法)]
伸長弾性率 JIS L 1096の8.13(伸長弾性率)
保温率 JIS L 1096の8.28(保温性)
破裂強さ JIS L 1096の8.16(破裂強さ)
混用率 JIS L 1030-1 繊維製品の混用率試験方法−第1部 : 繊維鑑別
JIS L 1030-2 繊維製品の混用率試験方法−第2部 : 繊維混用率
JIS C 9606 電気洗濯機
JIS G 4401 炭素工具鋼鋼材
JIS L 1084:2009の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 1084:2009の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK1501:2005
- メタノール
- JISK1521:1982
- パークロロエチレン(テトラクロルエチレン)
- JISK2201:1991
- 工業ガソリン
- JISK3302:1985
- 固形洗濯石けん
- JISK3303:2019
- 粉末洗濯石けん
- JISK3371:2019
- 洗濯用合成洗剤
- JISL0105:2020
- 繊維製品の物理試験方法通則
- JISL0207:2005
- 繊維用語(染色加工部門)
- JISL0208:2006
- 繊維用語―試験部門
- JISL0803:2011
- 染色堅ろう度試験用添付白布
- JISL0841:2004
- 日光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0842:2004
- 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0843:2006
- キセノンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0844:2011
- 洗濯に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0848:2004
- 汗に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0849:2013
- 摩擦に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0860:2020
- ドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法
- JISL1096:2010
- 織物及び編物の生地試験方法
- JISR6253:2006
- 耐水研磨紙
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方