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R 3212 : 2021
表2−落下高さ
単位 m
種類 使用される部位 呼び厚さ 落下高さ
(mm) 40 ℃ −20 ℃ 23 ℃
ただし,有機 ただし,有機
ガラスの場合 ガラスの場合
は−18 ℃ は20 ℃
合わせガラスA 前面窓 任意 9 8.5 −
ガラス−プラスチック
有機ガラス 前面窓 任意 − 8.5 8.5
合わせガラスB 最高速度40 km/h未満の 任意 − − 9
自動車などの前面窓
合わせガラスA 前面以外の窓 任意 − − 9
ガラス−プラスチック
合わせガラスB 前面以外の窓 t≦5.5 − − 5
5.56.5 強化ガラス 前面以外の窓及び最高速 任意 − − 2
度40 km/h未満の自動車
などの前面窓
有機ガラス 前面以外の窓及び最高速 <3 − 2 2
度40 km/h未満の自動車 4 − 3 3
などの前面窓 5 − 4 4
6> − 5 5
前面以外の窓及び大型特殊自動車などの前面窓の有機ガラスでは,供試体の呼び厚さの中央値が3 mmから6 mm
間の場合,落下高さは,内挿法によって求める。
4) 前面ガラスに合わせガラス及びガラス−プラスチックを用いる場合,及び前面ガラス以外の窓に合
わせガラスBを用いる場合,供試体に対する貫通の有無を調べ,膜に裂け目を生じなかった場合は,
衝撃面の反対側からの離破片の総質量を測定する。
前面ガラス以外の窓に合わせガラスAを用いる場合,供試体に対する貫通の有無を調べ,膜に裂
け目を生じなかった場合は,破片の脱落した部分の露出面積及び離面積を測定する。強化ガラス
の場合は,供試体の破壊の有無を調べる。有機ガラスの場合,供試体の貫通の有無を調べる。
5.5 耐貫通性試験
耐貫通性試験は,次によって行う。
a) 目的 前面窓に使用する合わせガラスA及びガラス−プラスチックが最低限必要な耐貫通性をもって
いるかを調べるために行う。
b) 供試体 製品と同じ方法で製造した約300 mm×300 mmの平面の合わせガラス及びガラス−プラスチ
ック,又は製品から切り取った約300 mm×300 mmの平面の合わせガラス及びガラス−プラスチック
を6枚供試体とする。
なお,製品が曲面合わせガラス及びガラス−プラスチックの場合は,最も平面に近い約300 mm×
300 mmの部分を供試体にしてもよい。
c) 装置及び使用器具 装置及び使用器具は,次による。
1) 鋼球 質量2 260 g±20 gで直径約82 mmの表面が滑らかな鋼球を用いる。
2) 落球装置 少なくとも4 mの高さから自然に鋼球を落下させることができる装置を用いる。
――――― [JIS R 3212 pdf 11] ―――――
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3) 支持枠 図3に示す鋼製の枠を用いる。
d) 手順 手順は,次による。
1) 供試体を試験の直前まで少なくとも4時間,23 ℃±2 ℃の室内に保持する。
2) 水平に支持された支持枠に,車の内側になる面が上になるように供試体を置く。
3) 鋼球を4 mの高さから,静止の状態で力を加えずに供試体面の中心部分に落下させる。落下点は,
供試体面の中心点から25 mm以内とする。また,1枚の供試体に対する衝撃は,1回限りとする。
4) 衝撃後,5秒間以内に鋼球が貫通するか否かを調べる。
5.6 ヘッドフォーム(人頭模型)衝撃試験
ヘッドフォーム衝撃試験(以下,ヘッドフォーム試験という。)は,次によって行う。
a) 目的 ヘッドフォームによる衝撃に対し,合わせガラスA,ガラス−プラスチック及び有機ガラスが
どの程度の耐貫通性1) をもっているか,また,中間膜又はプラスチックの接着性能が十分であるかを
確認するために行う。
なお,部分強化ガラスは,頭部への衝撃が大き過ぎないかどうかを確かめるために行う。
注1) 車の衝突事故時に頭部が前面窓を貫通するのを防ぐ度合いを示す。製品としては,裂傷の軽
減を狙いとしている。
b) 供試体 前面窓に使用する合わせガラスA,ガラス−プラスチック及び部分強化ガラスの場合,製品
と同じ方法で製造された約1 100 mm×500 mmの平面若しくは曲面の試験片を6枚又は製品を4枚供
試体とする。
前面窓に使用する有機ガラスの場合,製品を6枚供試体とする。
前面窓以外に使用する有機ガラスの場合,表3に従い製品と同じ方法で製造された約1 170 mm×570
mmの平面若しくは曲面の試験片を6枚又は製品を6枚供試体とする。
c) 装置及び使用器具 装置及び使用器具は,次による。
1) 減速度を測定しないヘッドフォーム試験の場合
1.1) ヘッドフォーム 質量は10 kg±0.2 kgとし,構造は,図4による。
単位 mm
図4−減速度を測定しないヘッドフォームの装置及び使用器具
――――― [JIS R 3212 pdf 12] ―――――
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1.2) 落下装置 ヘッドフォームを表5の高さから自然に落下させることができる装置とする。
1.3) 供試体の支持台
1.3.1) 試験片を供試体とする場合は,図5に示す鋼製の上下に組み合わされる枠2個から成り,上枠を
少なくとも8個のボルトなどで下枠に締め付ける。この場合,供試体と床面との距離は,300 mm
以上とする。
単位 mm
図5−ボルト締めの例図
1.3.2) 製品を供試体とする場合は,硬さ70 IRHD 2) で厚さ3 mmのゴム板を貼り付けた木製又は樹脂製
などの支持台で,供試体との接触幅が約15 mmのものとする。固い床の上に硬さ70 IRHDで厚
さ3 mmのゴム板を介しておく。
注記 IRHDとは,JIS K 6253-2に規定する国際ゴム硬さ(International Rubber Hardness Degrees)
の略号である。
注2) IS K 6253-3のデュロメータ硬さA70に相当する。
2) 減速度を測定するヘッドフォーム試験の場合
2.1) ヘッドフォーム 質量は10 kg±0.2 kgとし,構造は図6,構成部品は表3による。
――――― [JIS R 3212 pdf 13] ―――――
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図6−減速度を測定するヘッドフォームの装置及び使用器
表3−ヘッドフォーム用構成部品のリスト
位置番号 個数 基準表記 材料 注記
1 1 磁気支持装置 スチール −
2 1 振動ダンパ ゴム/スチール 直径 : 50 mm
厚さ : 30 mm
ねじ : M10
3 a) 4 HFコネクタBNC − カプラー
4 1 六角頭ナット −
5 6 ディスク − −
6 a) 3 トランジションピース − −
7 6 シリンダねじ − トルク約12 Nm
8 3 六角頭ナット − トルク約4 Nm
9 3 ディスク スチール 穴径 : 8 mm
外径 : 35 mm
厚さ : 1.5 mm
10 3 ラバーリング ゴム,硬度60 IRHD 穴径 : 8 mm
外径 : 30 mm
厚さ : 10 mm
11 1 ダンピングリング ガスケット紙 穴径 : 120 mm
外径 : 199 mm
厚さ : 0.5 mm
12 − − −
――――― [JIS R 3212 pdf 14] ―――――
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表3−ヘッドフォーム用構成部品のリスト(続き)
位置番号 個数 基準表記 材料 注記
13 1 中間リング 穴径 : 129 mm
ブタジエンゴム,硬度約60
IRHD 外径 : 192 mm
厚さ : 約6 mm
14 3 ガイドチューブ ポリテトラフルオロエチ 内径 : 8 mm
レン(PTFE) 外径 : 10 mm
長さ : 40 mm
15 3 六角頭ナット − −
16 3 ねじ付きボルト − −
17 3 ねじ込みインサート 鋳造合金 寸法M8x12
18 1 皿 ポリアミド12 −
19 1 カバー ブタジエンゴム 厚さ : 6 mm
一方の側にリブ
20 1 ガイドブッシュ スチール −
21 4 皿頭ボルト − −
22 1 ダンピングディスク ガスケット紙 直径 : 65 mm
厚さ : 0.5 mm
23 − − − −
24 1 ベースプレート スチール −
25 1 六角頭付きセットボルト 強度等級45H −
26 1 三軸取付け台 − −
27 3 加速度計 − −
28 1 木製コンポーネント −
ホーンビーム,複数層に接
着
29 1 カバープレート 合金 −
30 1 保護キャップ ポリアミド12 −
注a) 無線データ送信の場合は,これらの構成部品は不要である。その場合,データ送信用の他の構成部品をヘ
ッドフォームに取り付ける。
――――― [JIS R 3212 pdf 15] ―――――
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JIS R 3212:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 15082:2016(MOD)
- ISO 3537:2015(MOD)
- ISO 3538:1997(MOD)
- ISO 3917:2016(MOD)
JIS R 3212:2021の国際規格 ICS 分類一覧
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.040 : ガラス > 81.040.30 : ガラス製品
- 43 : 自動車工学 > 43.040 : 自動車システム > 43.040.65 : 窓ガラスに関わるシステム
JIS R 3212:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7754:1991
- キセノンアークランプ式耐光性及び耐候性試験機
- JISD0205:1987
- 自動車部品の耐候性試験方法
- JISK2202:2012
- 自動車ガソリン
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8891:2006
- メタノール(試薬)
- JISR3211:2015
- 自動車用安全ガラス
- JISR3211:2021
- 自動車用安全ガラス
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態
- JISZ8722:2009
- 色の測定方法―反射及び透過物体色
- JISZ8781-3:2016
- 測色―第3部:CIE三刺激値
- JISZ8801-1:2019
- 試験用ふるい―第1部:金属製網ふるい