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3) ロック及びラッチ機構の耐久性試験 JIS S 1200の7.6.4(ロック及びラッチ機構の耐久性試験)に
従い,5 000サイクルだけロック及びラッチ機構を開閉する。
k) 床で支持しない収納ユニット(建築物及びその他の構造物に取り付ける収納ユニット)
床で支持しない収納ユニットは,次による。
1) 可動部分,棚板支持具,天板及び地板の試験 JIS S 1200の表1(試験対象部分以外の部品に加える
荷重)によって収納ユニットに荷重を加え,壁取付けに破損をもたらす可能性が最も高い部位に対
し,次の試験を実施する。
− 棚板支持具の強度試験[8.2 a) 3)]
− 天板及び地板の静荷重試験[8.2 b) 2)]
− 開き戸への垂直荷重試験[8.2. e) 1)]
− 引違い戸及び水平巻戸の急速開閉試験[8.2 f) 1)]
− 地板ヒンジ取付けフラップの強度試験[8.2 g) 1)]
− 上下巻上げ戸の急速開閉試験[8.2 h) 1)]
− 引出しの強度試験[8.2 i) 1)]
2) 長期荷重試験(過荷重) 1) に規定する試験を実施した後,JIS S 1200の8.1.3[長期荷重試験(過
荷重)]に従い,全ての収納可能な部分に2.5 kg/dm2の荷重を加えて行う。
3) 強度試験 JIS S 1200の8.1.4(強度試験)に従い,100 Nの荷重を加えて行う。
l) 床に支持される収納ユニットの強度試験(建築物及びその他の構造物に取り付ける収納ユニット) 床
に支持される収納ユニットの強度試験は,JIS S 1200の8.2(床に支持される収納ユニットの強度試験)
に従い,200 Nの力を加えて行う。
8.3 表面処理試験
表面処理試験に用いる試験片は,試験体から木質系,鋼板の場合は共に長さ約150 mm,幅約50 mm,
鋼管の場合は原形のまま,長さ150 mmの大きさのものをとり,次による。また,試験片は,試験体と同
一生産条件で製作されたものでよい。
a) 常温液体に対する表面抵抗性試験 常温液体に対する表面抵抗性試験は,JIS A 1531の規定に従い,
酢酸4.4 %溶液,アンモニア10 %溶液,中性洗剤及び事務用インクの4種類の試験液を用いて,6時
間放置した後,試験液を拭き取り,塗装面の異常の有無を調べる。
なお,JIS A 1531において,試験体の調製及び予備処理として,試験体は気温15 ℃以上で通風の
よい室内に4週間以上放置となっている。金属の焼付け塗装の場合は,この限りではない。また,洗
浄溶液は,JIS A 1531で規定している溶液のほか,同等の性質の溶液とする。
b) 金属部・木部塗膜密着性試験 金属部・木部塗膜密着性試験は,試験片が金属の場合は,試験片に鋭
利な刃物で,刃が素地に達するように1 mm間隔で,相互に直交するようにけがき線を11本ずつ引き,
100個の升目を作る。試験片が木の場合は,2 mm間隔で相互に直交するように,けがき線を11本ず
つ引き,100個の升目を作る。その上に,JIS Z 1522又は同等以上の性能をもつ粘着テープを張り付
けた後,すぐにがし,塗膜のがれの有無を調べ,JIS K 5600-5-6に規定する分類2以上の性能で
あることを確認する。けがき線を引く段階で,升目の角の損傷などの不都合が生じる場合は,JIS K
5600-5-6の7.1.4(カットの間隔)に従ってもよい。
c) 金属部塗膜防せい性試験 金属部塗膜防せい性試験は,試験片に鋭利な刃物で,刃が金属素地に達す
るように,各対角線にきずを付け,図1に示すように3 %食塩水(1525 ℃)をビーカに深さ約70 mm
入れたものに,きずを付けた試験片を約半分浸し,100時間経過後,浸せきしたままで,きずの両側3
――――― [JIS S 1033 pdf 11] ―――――
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mmの外側の膨れの有無,及び引き上げて静かに水洗した後,乾燥させ,きずの両側3 mmの外側の
さびの有無を調べる。
単位 mm
図1−金属部塗膜防せい性試験
d) 金属部めっき厚さ試験 金属部めっき厚さ試験は,JIS H 8610の9.3(厚さ試験)又はJIS H 8617の
9.4(厚さ試験)によって行う。
9 検査方法
収納の製品検査は,形式検査2)と受渡検査3)とに区分し,検査の項目はそれぞれ次のとおりとして,箇
条4箇条6及び箇条10に適合したものを合格とする。
なお,形式検査及び受渡検査の抜取検査方式は,受渡当事者間の協定による。
a) 形式検査項目
1) 外観
2) 性能
3) 構造
4) 寸法
b) 受渡検査項目
1) 外観
2) 表示
注2) 製品の品質が設計で示した全ての特性を満足するかどうか判定するための検査。
3) 既に形式検査に合格したものと同じ設計・製造による製品の受渡しをする場合,必要と認める
特性を満足するものであるかどうかを判定するための検査。
10 表示
製品には,次の事項を表示しなければならない。
a) 製品の寸法 間口(W)×奥行き(D)×高さ(H)
――――― [JIS S 1033 pdf 12] ―――――
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b) 製造年又はその略号
c) 製造業者名又はその略号
11 取扱い上及び維持管理上の注意事項
製品には,次の注意事項を添付しなければならない。
a) 取扱い上の注意事項
b) 維持管理上の注意事項(手入れ方法など)
――――― [JIS S 1033 pdf 13] ―――――
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附属書A
(参考)
オフィス用収納家具の寸法
A.1 寸法
寸法は,受渡当事者間の協定によることとしているが,流通の目安とするために寸法及び寸法設定の関
連事項を,次に示す。
A.2 寸法の表示
寸法の表示は,次による。
a) 寸法は,mmで表示する。
b) 寸法の表示は,呼び寸法を用いる。呼び寸法は,主に分類上使用する代表寸法として使用する。
c) 寸法の表示は,間口(幅)寸法,奥行き寸法及び高さ寸法の順で表し,略記号は,間口寸法をW,奥
行き寸法をD,及び高さ寸法をHで表す。
d) 間口寸法及び奥行き寸法は,収納家具の前後左右のそれぞれの垂直面同士における,最大外形寸法と
し,高さ寸法とは,床に接する面及び天板の上面までの寸法とする。
なお,丁番,取っ手,引手,錠前などの突起部分は含まない。
e) ファイルを収納する場合の引出しは,用紙のサイズを基に定め,その引出しの内のり寸法は,表A.1
の引出しの内のり寸法による。その引出しによって構成されるファイルリングキャビネットの呼称(用
紙寸法及び種類記号)寸法を,表A.1に示す。
――――― [JIS S 1033 pdf 14] ―――――
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表A.1−用紙寸法及びファイリングキャビネットの寸法
単位 mm
用紙寸法 引出し内のり寸法 外形寸法
及び 間口(幅) 奥行き 高さ 間口(幅) 奥行き 高さ
種類記号 W D H W D H
A3−3 440以上 560以上 345以上 500550 620 1 335
A4−2 317以上 560以上 270以上 380400 620 700,720,740
A4−3 1 050
A4−4 1 335
A5−13 230以上 560以上 183以上 285310 620 700,720,740
A5−23 515600 700,720,740
A5−26 515600 1 335
A6−24 158以上 560以上 125以上 380465 620 700,720,740
A6−28 1 335
B4−2 384以上 560以上 297以上 448468 620 700,720,740
B4−3 1 050
B4−4 1 400
B5−5 277以上 560以上 222以上 340360 620 1 400
B6−13 205以上 560以上 165以上 260285 620 700,720,740
B6−23 460545 700,720,740
B6−26 460545 1 335
B6−14 192以上 560以上 148以上 250275 620 740
B6−24 440525 740
B6−27 440525 1 335
注記1 用紙寸法及び種類記号の左側のA3,A4,A5,A6,B4,B5,B6は,引出しに入る用紙のサイズを
表し,ハイフン(−)から右側の1桁の数値は,段数(配列は1列)を表し,2桁の数値は,10の
位が列で1の位が段数を表す。
注記2 引出し1個の横幅を,更に幾列かの指定内のり幅に仕切って使用できる場合,その数を列数とする。
JIS S 1033:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.140 : 家具
JIS S 1033:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1531:1998
- 家具―常温液体に対する表面抵抗の試験方法
- JISA5549:2003
- 造作用接着剤
- JISA5905:2014
- 繊維板
- JISA5908:2015
- パーティクルボード
- JISH8610:1999
- 電気亜鉛めっき
- JISH8617:1999
- ニッケルめっき及びニッケル-クロムめっき
- JISK5600-5-6:1999
- 塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第6節:付着性(クロスカット法)
- JISK5961:2003
- 家庭用屋内木床塗料
- JISK5962:2003
- 家庭用木部金属部塗料
- JISS1200:2012
- 家具―収納ユニット―強度及び耐久性試験方法
- JISS1201:1998
- 家具―収納ユニット―安定性の試験方法
- JISZ1522:2009
- セロハン粘着テープ
- JISZ2101:2009
- 木材の試験方法
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態