この規格ページの目次
JIS S 1033:2015 規格概要
この規格 S1033は、オフィス用収納家具について規定。
JISS1033 規格全文情報
- 規格番号
- JIS S1033
- 規格名称
- オフィス家具―収納家具
- 規格名称英語訳
- Office furniture -- Storage furniture
- 制定年月日
- 1960年1月1日
- 最新改正日
- 2015年9月24日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 97.140
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1960-01-01 制定日, 1963-01-01 確認日, 1963-03-01 改正日, 1966-06-01 改正日, 1969-06-01 確認日, 1971-04-01 改正日, 1974-04-01 確認日, 1977-08-01 改正日, 1982-08-15 確認日, 1987-07-01 確認日, 1991-05-01 改正日, 1999-02-20 改正日, 2004-04-20 確認日, 2004-09-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2015-09-24 改正
- ページ
- JIS S 1033:2015 PDF [15]
S 1033 : 2015
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 寸法・・・・[3]
- 5 品質・・・・[3]
- 5.1 外観・・・・[3]
- 5.2 性能・・・・[3]
- 6 構造・・・・[5]
- 7 試験条件・・・・[6]
- 8 試験・・・・[6]
- 8.1 安定性試験・・・・[6]
- 8.2 強度及び耐久性試験・・・・[6]
- 8.3 表面処理試験・・・・[9]
- 9 検査方法・・・・[10]
- 10 表示・・・・[10]
- 11 取扱い上及び維持管理上の注意事項・・・・[11]
- 附属書A(参考)オフィス用収納家具の寸法・・・・[12]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS S 1033 pdf 1] ―――――
S 1033 : 2015
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
オフィス家具協会(JOIFA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。これによって,JIS S 1033:2004は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成28年9月23日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS S 1033:2004によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS S 1033 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
S 1033 : 2015
オフィス家具−収納家具
Office furniture-Storage furniture
序文
この規格は,1960年に制定され,その後8回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2004年に
行われたが,その後の使用状況の多様性及び品質の向上に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,オフィス用収納家具(以下,収納家具という。)について規定する。
収納家具とは,主にオフィスでの使用を目的とし,天板,地板,側板,背板などの主要部材を組み合わ
せて箱形構造の家具を構成し,用途に応じて,棚板,引出し,戸(開き戸,引き戸,フラップ,巻戸,巻
上げ戸)などを組み合わせて,書類,物品などの収納に用いるものをいう。また,収納家具は,組立式の
もの,建築物又は他の構造物に取り付けて使用するものを含む。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 1531 家具−常温液体に対する表面抵抗の試験方法
JIS A 5549 造作用接着剤
JIS A 5905 繊維板
JIS A 5908 パーティクルボード
JIS H 8610 電気亜鉛めっき
JIS H 8617 ニッケルめっき及びニッケル−クロムめっき
JIS K 5600-5-6 塗料一般試験方法−第5部 : 塗膜の機械的性質−第6節 : 付着性(クロスカット法)
JIS K 5961 家庭用屋内木床塗料
JIS K 5962 家庭用木部金属部塗料
JIS S 1200 家具−収納ユニット−強度及び耐久性試験方法
JIS S 1201 家具−収納ユニット−安定性の試験方法
JIS Z 1522 セロハン粘着テープ
JIS Z 2101 木材の試験方法
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
日本農林規格(JAS) 製材
日本農林規格(JAS) 合板
――――― [JIS S 1033 pdf 3] ―――――
2
S 1033 : 2015
日本農林規格(JAS) 集成材
日本農林規格(JAS) 単板積層材
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
フラップ
上方又は下方に開く,ヒンジが水平に付いた戸。
3.2
巻戸及び巻上げ戸
スラットなどで面を構成し,曲面にも可動する扉。
3.3
ハンガー用レール
更衣ロッカーなどのコートハンガーを引っ掛け,ぶら下げるためのレール。
3.4
ランナー
引出しの出し入れをスムーズにしたり,引出しの横揺れを防止するためのレール。
3.5
棚板
収納を目的とする板状の部材。固定式及び調節式の部材の2種類がある。
3.6
引出し
引き出したり押し込んだりできる部位で収納を目的とする部材。
3.7
天板
箱形構造の最上部の水平部材。
3.8
地板
箱形構造の収納を目的とした最下部の水平部材。
3.9
二重引出し防止装置
複数の引出しを同時に開けることを制限する装置。
3.10
ラッチ機構
引出し又は戸を閉じた位置に簡易的に維持する機構。
注記 この機構を解除するためには,操作を必要とする。
3.11
ロック機構
収納ユニット又は収納要素の内側への接近を制限する機構。
注記 この機構は,作動させるためのキー又は作動させるための組合せ行為を必要とする。
――――― [JIS S 1033 pdf 4] ―――――
3
S 1033 : 2015
4 寸法
収納家具の寸法は,受渡当事者間の協定による。
注記 収納家具の寸法を,附属書Aに示す。
5 品質
5.1 外観
外観は,次による。
a) 外観は,製品特性上大きな欠点がなく,きず,へこみなどがあってはならない。
b) 人体及び衣類の触れる部分には,鋭い角,突起及びささくれがあってはならない。
c) 塗装面の見えがかり部分は,塗りむら,たれなどがなく,光沢及び色調にばらつきがない。
5.2 性能
a) 製品及び部材の性能は,箇条8に規定する試験を行ったとき,表1−性能(1)に適合しなければなら
ない。
b) 表2−性能(2)に該当する材料は,それぞれの性能を満たしたものを使用しなければならない。
表1−性能(1)
項目 性能 適用試験箇条
安定性a) 力を加えない状態での安定性試験転倒しない。 8.1 a)
可動部分に力を加えたときの安定 8.1 b)
性(垂直力)試験
オープン棚部の棚板に力を加えた 8.1 c)
ときの安定性(垂直力及び水平力)
試験
強 非可動部分 棚板保持試験 8.2 a) 1)
使用上支障のある破損,変形及び外れがない。
度 への荷重 棚板のたわみ試験b) 負荷時のたわみ率は0.5 %以下で,使用上支 8.2 a) 2)
及 障のある破損及び変形がない。
び 棚板支持具の強度試験c) 8.2 a) 3)
使用上支障のある破損,変形及び外れがない。
耐 天板及び地板の長期荷重試験d) 使用上支障のある破損及び変形がない。 8.2 b) 1)
久 天板及び地板の静荷重試験 8.2 b) 2)
性 ハンガー用レール支持具の強度試 8.2 c) 1)
使用上支障のある破損,変形及び外れがない。
験
ハンガー用レールのたわみ試験 負荷時のたわみ率は0.4 %以下で,使用上支 8.2 c) 2)
障のある破損及び変形がない。
構造及び骨組の強度試験 変位量は15 mm以下で,使用上支障のある破 8.2 d) 1)
損及び変形がない。
落下試験 8.2 d) 2)
使用上支障のある破損,変形及び外れがない。
キャスター又はホイール付き収納 8.2 d) 3)
ユニットの試験
――――― [JIS S 1033 pdf 5] ―――――
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JIS S 1033:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.140 : 家具
JIS S 1033:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA1531:1998
- 家具―常温液体に対する表面抵抗の試験方法
- JISA5549:2003
- 造作用接着剤
- JISA5905:2014
- 繊維板
- JISA5908:2015
- パーティクルボード
- JISH8610:1999
- 電気亜鉛めっき
- JISH8617:1999
- ニッケルめっき及びニッケル-クロムめっき
- JISK5600-5-6:1999
- 塗料一般試験方法―第5部:塗膜の機械的性質―第6節:付着性(クロスカット法)
- JISK5961:2003
- 家庭用屋内木床塗料
- JISK5962:2003
- 家庭用木部金属部塗料
- JISS1200:2012
- 家具―収納ユニット―強度及び耐久性試験方法
- JISS1201:1998
- 家具―収納ユニット―安定性の試験方法
- JISZ1522:2009
- セロハン粘着テープ
- JISZ2101:2009
- 木材の試験方法
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態